エリミネーター400SE メンテナンス記録


2020/4/8 白化したプラスチックパーツ(26520km)



400SEの場合、経年劣化で元々黒いのが白くなってしまうプラスチックパーツは、
ほぼ以下の3か所です。あ、見える箇所という意味では、ですが。

・ガソリンタンクフロント部の下にある、ネックカバー左右






・クーラントリザーバタンクのカバー

※以前の写真の使いまわし


・ラジエター両サイドのプラスチック




一番表面の黒い長方形の部分はアルミで、白化しません。


これまでも色々と悪あがきはしてみました。
・シリコン系のスプレーで黒さを取り戻す
やら、
・メラミンスポンジでこすってみる
など。

スプレーは、確かに吹いてしばらくは綺麗ですが
もってせいぜい2~3日。また元の白に戻ります。

メラミンスポンジもほとんど効果はありません。


さてそこで。

そこで今回思い切って、ネットでちらっと見かけた方法を
試してみることにしました。


「火で炙る」


です・・・


とりあえず各部、取り外していきます。




ラジエターサイドのカバーですが、金属部品は裏側をみると、
スターワッシャーみたいな物で留められているようです。

これをコジコジとラジペンで回しながら、何とか取り外しました。




取付時にどうするかはまだ考えていませんが(笑)、
とりあえず両側とも金属板を外しました。


施工前写真↓



画像ではそれほどでもなく映ってますが、全体的に白いです。


登場!バーナー!!


これで慎重に炙ります。
もちろんその前に、パーツはひととおり洗浄しました。

やり始めて気づきましたが、炙ると表面は当然ですが
少しヌルっとした感じになります。
つまり炙ってすぐに触ると、指の跡等付いていしまいます。

ですので私はバケツに水を用意し、炙り後即、
炙った面触らぬように裏だけ持って、
すぐに冷やすため水に放り込みました。



さてどうなったかと言いますと・・・
かなりの差が出ます。これまたイマイチ映りにくいですが・・・

両方炙ってしまった写真です。比較できない!!


こちらも両方炙り後。


見た目的には文句のない出来なんですが・・・
うまく映っていませんね。


気を取り直して次!!
ネックカバーです。



これはわかりやすいですね。まだらに白くなっています。

こちらも慎重に炙り、水で締めたのち、



こうなりました。上下逆ですが。
分かりやすく黒くなっていると思います。

この後さらにシリコンスプレーもしましたが、
上の写真はスプレー前、炙ったのみの出来栄えです。

「悪くないだろう」

リザーバタンクのカバーは施工写真が残ってませんが、
こんな感じになりました。





施工前↓



まあ、上出来ではないでしょうか。



さらにネックカバー、シリコンスプレー塗布。






オーバークオリティなほどに黒光りしてしまいました(笑)


ネックカバー取り付け後、です。







ラジエターサイド、スターワッシャーを取り換えようと思い
購入到着待ちなので、まだ取り付けはしません。





結果にはまあ満足です。

ただし、やはり「焼く」という行為ですから気は使いますね。
実際ネックカバー、炙っている最中にほんのわずかに縮みました。
取付には全く問題ないレベルだったので良かったですが、
炙りすぎれば当然溶けますし燃えますし、慎重な施工が必要ですね。


その続き、のページへ続く



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