電言板         2004年3月 上期       Next   Back   Home


  2004.3.1

●日本教育の弊害

日本の教育の在り方について考えてみた。

誰でも知っているとおり、今の高学歴とは 『どれだけ記憶を蓄えられるか』 である。

この教育システムでは、まったく新しい考え方を生み出せない。

創造する力(新しい価値を生み出す)を鍛える、という考え方がない。

しかし、これまで時代の大きな流れを変えてきた、頭の良いと呼ばれる人達には

学業成績が悪い人が多い。 超有名なところで、エジソンやアインシュタインなど。


逆に、記憶力が高い、高学歴である、ということが弊害をもたらしているのでは?

とも考えられる。

どういうことかというと、記憶力の高さというものが大人になった自己を支配してしまい、

まったく新しい考え方や違った価値観を受け入れられなくなってしまう。

すなわち、創造とは全く逆の、時代の流れに順応しているだけなのである。

しかも、一度出来上がった自己はそう簡単に変えられない。

それは、自分の人生や自分が頑なに信じていることを否定することだから。

このため、創造力を磨くには、自己のというものを一度徹底的に壊す作業が必要になる。


現代の日本は学歴社会が依然続いている。

優秀な大学を卒業さえすれば、豊かで幸せな生活が保障されると

神話のように信じられている。

果たして、本当にそうなのだろうか?

確かに高学歴であれば一流の会社に勤められる可能性が高くなる。

しかし、一流企業に就職することが幸せなことではない。と、

みな少しずつ気付き始めている。

いわゆる、ヨーロッパ型の物質依存の豊かさから精神的豊かさへの脱却が

起ころうとしている。

一方、企業側でも意識の変化が起こっていて、採用基準は学歴よりも

人間性や創造する能力に重点を置き始めている。


そもそも、今の教育システムが確立されたのはほんの40〜50年前であり、

時代の流れが変わると一瞬にして崩壊するような、とてもバランスの悪いものである。

もちろん、記憶力が高いことや知識を蓄えることも重要である。

だが、少なくても今の教育システムはそんなに長く続かないだろう。


例えば、今現在も世界のどこかで戦争が起こっているが、日本が戦争に巻き込まれれば

学歴や紙幣などは一瞬にして価値のないものとなる。

もちろん戦争だけではなく、天災や自然現象の変異などでも同じである。

しかし、大半の日本人は『戦争や自然現象の異変が実際に起こる』とは考えていない

だろうし、『今現在、いつ起こってもおかしくない』と言うことにすら気付いていない。


この様な日本人のモノの考え方は、想像力を失い、与えられた情報だけで判断する、

自分では考えない、日本の教育システムの弊害(情報への依存)が顕著に現れている。

いずれにしても近い将来、人間性の豊かさや創造力の鋭い人が優位に立つ時代が

やってくるだろう。

その時に、固定観念に捕らわれて記憶力ばかりを鍛えてきた人は

社会の落ちこぼれとなり、そして人間性も失ってしまうのだろう。

今の時代の価値観にただ流されるのではなく、記憶力を養うとともに、

自分で考える能力を鍛え、そして時代の先を読む力を身に付けたいものである。


何てことを考えていた、今日という日の思うこと。



  2004.3.3

めちゃくちゃサイトの更新、やる気なしモード。 しかも、確変に突入中。



  2004.3.4

●何で恋なんかしたんだろう

毎日が変わらないことの繰り返し。

刺激なく、ただ空しく流れる時間の浪費。

何の楽しみも、喜びもなかった。

君に出会うあの時までは・・・ 

―― 何で恋なんかしたんだろう ――

生きる希望を探しにフラリと立ち寄ったお店、遠くから僕を見つめる彼女がいた。

それが最初の出会いだった。


そんな彼女はとても危険な香りがする店にいた。

大きな瞳に洗練されたスタイル。しなやかで透けるような肢体。

とてもキュートでセクシーな女の子。そんな彼女と何度か遊んだ。

名前は『リオ』。とっても可愛い響きだ。

彼女の底知れない魅力に惹かれていく僕がいた。

リオはとても気性が激しく、時には優しく、笑顔が眩い。

だけど湯水のようにお金を使わせる。

だから彼女と会うには沢山のお金が必要だった。

―― 騙されてる? そうかも知れない。

―― 小悪魔天使? そうかも知れない。

でも、それでもいいんだ。所詮、僕の人生なんて大したものではない。

僕の存在に価値がないことを知っている。

だからいつでも、全てを投げ捨てる準備は出来ていた。

とても魅力的な彼女に会えるなら、僕の未来を捧げてもいいと思った。

何で恋なんかしてしまったのだろう → そんなキュートな リオ



※ 教訓 適当なところで身を引くことの大切さを知りました (ボロ負けして)



  2004.3.7

●覇王

遍く慈しみに憂いを描き押し寄せる過去の希望と苦難が喧噪の中でこだまする

最果ての死海に住む民に世時を越えて壮挙し達観の智慧で罪を砕く哲学的淘汰を

波間の躙る濡れ羽色の涅槃にて長閑な覇王がひとり浮上し霹靂で絆す

真逆の未来は無稽の瑪瑙に似て萌えゆる闇路を行くが如しと世に問いかけて

螺旋に舞う流麗な縷説を玲瓏の朗詠にて神と人との和合へと導かん

※ あいうえお順



  2004.3.9

●ガソリンスタンド

最近のガソリンスタンドは、セルフ式が当たり前になってきました。

スタンドの数が多すぎて価格競争が激しいのでしょう。

そこで、新しい設備を導入する余裕もなく、今にも潰れそうなスタンド経営者のために、

琥珀さんが、特定の客を確実に集客する経営方法を考えてみました。


1.日本の経済システム対応型

 日本のサラリーマンは一秒を惜しむほど、とても忙しそうに働いています。
 そんな日本経済を支える労働者のために、ガソリンを入れている間に
 食事が済ませる、今までにない画期的なスタンドのアイデアです。

   ガソリンスタンドと立ち食いソバ屋のジョイントビジネス


2.レアアイテムで集客力アップ


 何かと珍しい物や、手に入らない物はどうしてもほしくなるのが人情。
 そんな人の心を巧みに利用した斬新なアイデア。

   ガソリンを満タンにすると吉野屋風味の牛丼が食べられるコーナーを設置

   ガソリンに、ヴェルサーチやプラダ、無印良品などのブランド名を付けて売る



3.詐欺販売


  ガソリン販売単価を安くする代わりに、8リットルを入れると
  10リットル入ったことを表示するメーターを使います

    あれ?あれ?詐欺

  
ガソリン単価を高額に設定します。そして、アルバイトの娘をスタンドの
  数百メートル手前に立たせて車をヒッチハイクさせ客を連れてこさせます。

    キャッチセールス詐欺



4.風俗店とのコラボレーション


  ステップ1  アルバイトに、風俗店のホストやホステスを雇います。
          男性アルバイトはビキニパンツ1本で給油、
          女性アルバイトはスケスケの服にノーブラで窓を拭かせます。

  
ステップ2  待合室(有料)に裏ビデオを流します

  
ステップ3  オプションで、気分が高まった人に個室の鑑賞ルームを用意
          
※ ティッシュはサービスしてね!

  
ステップ4  オプションで、エンジンオイルプレイを用意

  
ステップ5  オプションで、洗車機プレイを用意 ←どんなプレーだ?


今にも潰れそうなスタンド経営者の皆さん、参考になりましたでしょうか?

琥珀さんのアイデアを取り入れた方は是非ご連絡下さい。

僕は、まっとうなスタンドでガソリンを給油したいから。



  2004.3.11

●告白

今日、初めて打ち明けられた衝撃の告白・・・

母 「お前にね、今まで隠していた大切な話があるんだよ」

僕 「何? お母さん」

母 「実はね、お前の出生の秘密なんだけど・・・」

僕 「えっ、まさか・・・お父さんが違うとか?」

母 「いや、そうじゃないんだけど・・・」

僕 「それじゃ、僕はもらいっ子とか、山で拾ったとか?」

母 「それとも違うんだけど。・・・実はね、アンタはね・・・・・・・・・・・・」

僕 「何? 一体何なの? 早く教えてよ」

母 「お前は、コンドームが破れたときに受精した子だったんだよ」

僕 「そうなんだ。そうだったんだ。・・・ボク、間違って生まれてきて、ごめんなさい」



  2004.3.13

またまた、パソコンの調子が悪くなってきました。

何とかならないの? ソー○ックさん。

まぁ、嘆いてもしょうがないので、取りあえず新しいネタなしで更新。

ネタを作る気も、更新する気力もないので、過去に掲載していたネタでごまかし。

過去に掲載していたネタ → 小ネタ 怪談シリーズ



  2004.3.14

●ホワイト・デー

ホワイト・デーとまったく関係のない話なのだけど、国立横浜国際会議場

パシフィコ横浜で開かれた、とある国際フォーラムに参加して来ました。

国際フォーラムだけあって、発表者は各国から選ばれた世界的な博士や

識者ばかりで、専門的な狭い世界での研究かも知れないけど、

その知識や研究に対する情熱が凄いし、もちろん講演発表も

全て世界共通語(英語)でした。


そんな琥珀さんは英語が解らないので、イヤホンを借りました。

イヤホンからは同時通訳が流れ、日本語で講演を聞くことが出来ます。

結論から言うと、研究発表はどうでも良かったけど、あの同時通訳は凄いなぁと、

本当に感心しました。

テレビの緊急報道などで同時通訳を耳にするけど、あの通訳者は

英語を聞きながら日本語に直して話し、さらに日本語を話しながら英語を聞いて解読し

記憶を蓄えていくわけで、これは正しくプロの技です。

発表の研究者も凄いけど、通訳者はもっと凄いなぁと、別のところで感心しました。


でもね、でもですね、それよりも琥珀さん自身の方がもっと凄いなぁと。

だって琥珀さんってば、イヤホンから流れてくる日本語が理解出来ないのに、

何故世界フォーラムに参加しているの? ←ある意味本当に凄い!

今日は、様々な疑問が残った1日でした。 Why today? ←そんな、ホワイトデイ



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