電言板         2003年4月 上期        Next   Back   Home


              2003.4.1

●エイプリルフール

前回のエッセイで、
「エイプリルフール企画をします」と宣言してしまって

かなり後悔している琥珀です。楽しみにしていた皆さん、どうもです。

で、ウソネタを考えていると
ウソを書くことは難しい、と言うことが良く分かりました。

本当のことならそのまま書けばいいのだけど、ウソは騙すための作り話だから

意外と難しいですね。

足りない頭で考え抜いた挙げ句、どうにか思いついたのがこれ

琥珀さんのウソウソ攻撃、受けてみよ → 琥珀さんのウソネタ



            2003.4.3

●ママと娘の物語 第11話 〜ぺットセメタリー〜

「うぇーん。ママぁ、ハムスターが動かなくなっちゃったよぉー」

「あら、本当だわ。お亡くなりになったみたいね・・・」

「ママぁー、そんなのヤダよー。うぇーん(泣)」

「困ったわね。そうだ、ペット霊園で供養してあげましょう」

「ママぁ、ペット霊園って・・・? ぐすん」

「ママね。こんな時のためにお墓を買っておいたの」

「ハムちゃん良かったね。ちゃんとしたお墓だって」



「さぁ、着いた。ここがペット専用のお墓よ」

「ママぁ、うちのお墓はどこ?」

「ほら、そこのタロウちゃんのお墓って書いてあるところ。そこよ」

「ママぁ。タロウちゃんっていう名前のペットなんか飼ったことないよ?」

「あなた忘れたの? タロウはあなたのお祖父さんの名前でしょ」

「あっ、お祖父さん。こんなところに・・・」



            2003.4.4

●日本の社会システム

ふと思ったのだけど、このサイトで自分の私生活を書いたことがほとんどない。
で、今日は自分が普段思っていることについて少し書いてみようかと。

琥珀さん、一応研究者と呼ばれるお仕事をしています。
研究者を目指して勉強して来たのか、と聞かれたら答えはNoです。
時の流れに任せていたら研究者になっていたと。

大体、僕は大学は行っていません。
県内でも下から数えた方が早いほどのレベルの低い高校です。
それなのに少しは権威のある一端の研究者になっています。
高卒のノータリンが国の研究者とか、大学教授などと堂々と渡り合ってる。
本当にこれでいいのかな?

で、よく聞かれます。「どこの大学をご卒業されたのですか?」と。
いつも決まって、笑ってごまかしている。
でも実際、大卒の研究者と自分との差があるか比べると全然劣っていないと思う。

日本人は、学歴とか、勤め先とかで人を判断してしまうところがあって、
もし、僕が高校しか出てないと知ったら、みんなどんな態度を示すのだろう?
突然見下すのかな? 
まあ、変えられない事実と日本社会の構造がそうだから仕方ないことだろう。

でも、僕的にはどうでも良いことであって、要は研究の目的と成果が
しっかりしていれば、学歴なんてどうでも良いと思っている。

人間は個人ごとに差があって、早いうちに高い知識を身につけた人と、
後からグングン伸びるタイプとある訳で、自分で言うのも何だけど、 
僕は大器晩成型なのだろうと思っている。

当然、出世コースからも外れている。そういう社会システムだからしょうがない。
以前は他者よりも優れていると自覚していたので出世したいと
強く思っていたけど、今は別に偉くなりたいとも思わなくなった。 
出世してもたかが知れていると理解できるようになったからだろう。

それより、もっとやらなくてはならないこともあるし。
また、別のことで喜びを得る方が遥かに価値が高いことが分かったから。

それは、心の沈んでいる人達を立ち直らせたり、感動を与えたりすること。
心が疲れたときにこのサイトを見て、笑ったり、楽しんでくれたり、
感動してくれたらそれだけで満足。

偉くなって傲慢になり、煙たがれ陰口言われているか常に気にしている身分より
今のままの方が人間としてよっぽど価値があると分かってきた。
そういう喜びをみいだせない人が自分の存在価値を見出し高めるため 
出世に命を削り、相手をけ落とし、ストレスを貯めて頑張っているんだろう。

確かに努力は大切だ。
でも、みんな間違った方向に向かって努力しているようにしか思えない。 
僕の考え方が一般的な考え方と少し違っているから仕方ないけど。
みんな社会を良くしようと本気で考えているらしいけど、
本当にそれで社会が良くなるの? 
大きな枠組みを見据えて未来予測したことあるの? と言いたい。



           2003.4.5

●選挙

公職選挙法が厳しくなり、現金ばらまき型の選挙が出来なくなった昨今、
各政党では公認候補者をどうやって当選させるか頭を悩ませていることと思います。

そこで今回は、琥珀さんが弱体政党のために斬新なアイデアを考えました。



1.インターネットでプレゼント

 現金をばらまくと選挙違反で捕まってしまいます。

 そこで、現金をプレゼントに変えて当選を勝ち取ります。

 選挙で投票してくれた全員にプレゼントする企画を選挙広報サイトで開催

 但し、当選したらという条件付きにします。
 みんなプレゼントほしさに清き1票を投じてくれるでしょう。 


2.インターネットで候補者紹介

 若くて綺麗な女性候補者を選出し、紹介サイトを立ち上げて人気を
 獲得する方法です。

 サイトでは、当人の公約紹介の他にセミヌード写真を掲載して、にちゃんねるで
 宣伝活動
を行います。

 なお、当選した暁には、ヌードを披露するというふれ込みを忘れずに。


3.有名人起用法

 無党派のおちゃらけた若い人たちの選挙票を上手に取り込む方法です。

 政治に全く興味のない若い人たちに、依然人気が高く現在の動向を見てみたい

 田代ま○し氏を立候補させれば、まちがいなく当選でしょう。

 なお、彼の所属は機密諜報委員会特別撮影班がよろしいかと。


立候補者の選出で悩んでいる弱体政党のみなさん、参考になりましたでしょうか?

この方法で出馬させた政党は是非琥珀さんまでご連絡下さい。

僕は、インチキ政党より、ちゃんと公約を守ってくれる政党を支持したいから。
そうは言っても、ちゃんと公約を守る政党はすでに存在しないんですけど・・・



           2003.4.7

●博士と助手 第9話

「おっ、ちょうど良いところにきた」

「博士、何かご用でも?」

「花見じゃよ、花見。サクラで一杯じゃよ」

「サクラですか・・・ どこへ行きますか?」

「それがな、今日、ワシはいろんな所から招待されてるんじゃよ」

「博士。タダ酒ですね。それは楽しみです。さっそく行きましょう」



「まずは、ここじゃ」

「博士。室内で花見ですか?」

「ほれ、よく見てみろ。若い女の子でいっぱいじゃ」

「博士・・・。レオタード・・・。ここは、エアロビクスのスタジオですよ」

「君はこういうのは嫌いか?」

「いえ、酒のつまみには最高です」

「わっ、はっ、はっ。素人のダンスはいいじゃろ。では、次行くぞ」



「博士。今度は体育館ですね。何を見学するんですか?」

「ほれ、窓越しに覗いて見んかね」

「博士・・・。水着・・・。ここは、スイミングスクールですね」

「どうじゃね?」

「女性インストラクターのビキニスタイルがたまりませんね」

「サクラ見物よりよっぽどいいじゃろ。では、最後行くぞ」




「博士。今度は地下室ですね。でも、ここは有料ですよ」

「大丈夫。ちゃんと招待券が2枚あるんじゃよ」

「博士。暗くて何も見えません」

「もうすぐ始まるからビールでも飲んでなさい」

「一体、何が始まるんですか?」

「ストリップじゃよ」

「博士。一つ聞いてもいいですか?」

「なんじゃね」

「今日はサクラで一杯ですよね?」

「そうじゃよ。今日はサクラ (客寄せ)で招待されているんじゃ」

「あっ、なるほど。そのサクラですか」

 つづく




           2003.4.9

●ママと娘の物語 第12話  〜 図書館 〜

「さぁ着いたわよ。図書館」

「ママぁ、何冊まで借りていいの?」

「そうね、今日は3冊よ。マンガとか借りないでね」

「はーい」

「何の本借りたの? 童話?」

「うん。これと、これと、これ」

「まぁ・・・なんて読むのかしら? (形而上学と科学の相関)」

「あのね、(けいじじょうがくとかがくのそうかん、って書いてあるの」

「他には?」

「DNAの特異的塩基配列とアイソザイム解析、それと

近代化と軍事産業における地球崩壊の相互作用の3冊」

「アナタね、こんな本読んでも普段の生活になーんの役にも立たないわよ」

「イイもん。地球の未来のために勉強してるんだから」

「あっそ。ハイ、ハイ。頑張って下さいね」

「で、ママはなんの本借りたの?」

「ママはね、日常に役立つご本よ。「マル秘・財テク 体で稼ぐ訪問販売」でしょ、

黒酢入りカスピ海ヨーグルトで健康ダイエットでしょ、それから

裏ワザ 伊藤家の寝室48手」

「ママぁ・・・・・。ママって、自分のことしか考えてないの?」



        2003.4.11

●この世の不思議なもの 第1回

 
男の人魚 (下半身どうなってるの?)

 
のび太が結膜炎 (もらいもん)

 
猫背のネコ (みんな猫背だっちゅーの)

 
猫舌のイヌ (イヌも猫舌だっちゅーの)

 
今でもタマゴっちを育ててる人 (僕です)

 
ペットがツチノコ (ブリーダーでひと儲け)

 
主食がドッグフード (オカズは ネコ缶)

 
仏壇の広告でヌケる人 (僕には無理)

 
コギャル風おやじ (おやじ風コギャルも)

 背中にナマコを入れるお仕置き (怖いです)

 
銀紙を噛ませるお仕置き (かなり怖いです)

 
新ゲーム機 木魚の達人 (お経のリズムに合わせて)

 
中古の入れ歯を売る リサイクルショップ (売ってません)

 中古のダッチワイフを売る リサイクルショップ (誰も買いません)




       2003.4.12

●ママと娘の物語 第13話  〜 恋ごころ (前編) 〜

「ママぁ、好きな子が出来ちゃった・・・」

「あら、初恋ね。クラスのお友達?」

「ちがうの・・・ちょっと前に知り合ったの」

「どんな子?」

「あのね。とってもね可愛くて、優しくて、強くて、暖かいの」

「何だかとっても素敵な人みたいね。今度会わせてね」

「ママぁ、怒らない?」

「えっ、なにが?」

「家に連れて・・・来ちゃった・・・」

「えっ、今、家にいるの?」

「うん。ベッドの中で寝てる・・・

「ちょっと、あなた・・。まさか、抱き合ったり、キスしたり してないでしょうね」

「さっきまで、抱き合ってキスしたよ。暖かくて柔らかで、でも泣いちゃった・・・」

「あなた・・・いくら優しいママでも怒りますよ」

「ママぁ・・・。ごめんなさい (泣)」

「いいから、早くその人に会わせなさい(怒)」





「ママぁ、このお布団の中に隠れてるの」

「まったく、うちの娘をたぶらかして早く出てきなさい」





「ミャオ」

「あらっ? 可愛い仔猫ちゃん・・・だったのね・・・」



      2003.4.13

●ママと娘の物語 第14話  〜 恋ごころ (後編) 〜  4/12の続編です

「ミャーオ」

「あら、可愛い仔猫ちゃんね」

「ミャオちゃんって言うのよ。ねえ、ママぁ。おうちで飼ってもいい?」

「そうねー・・・。あれ? 首輪が付いてるわ」

「うん。ついてたの最初から」

「ほら、電話番号が書いてある。この子はね、飼い猫だから持ち主に返しましょ」

「ママぁ。ヤダもん。好きになっちゃたから、ヤダもん (涙)」

「でもね、時間が経つともっと好きになっちゃうから、早く返さないとね」

「ヤダもん。絶対にヤダもん。ミャオちゃんと離れたくないもん (泣)」

「困ったわ。あのね、この子のおうちの人心配してるでしょ」

「うん。でも、ヤダもん。大好きになって、でも返さなくちゃならないなんて
 こんなに切ないならもう2度と好きになりたくないもん (涙)」

「それじゃ、返すことでいいわね」

「ヤダもん。絶対にヤダもん (泣)」

「いい加減にしなさい。運命だと思って諦めなさい」

「ママのバカ。わたし、人として生まれて来なければよかった。
 宿命とか運命なんか背負いたくなかった (大泣)」

「しょうがないでしょ。ミャオちゃんのママだって心配してるでしょ」

「ヤダもん。返したら、辛くて、悲しくて、寂しくて、もっと涙が出ちゃうもん」

「ダメよ。ママが返してきます。お家でおとなしく待ってなさい」

(ガチャ)



(ガチャ)

「ただいま。あらっ、あれだけ泣いたから・・・疲れて寝ちゃったのね」

「ミャオちゃん、むにゃむにゃ・・・ 」

(それじゃ、ここに置いてと)



「ママぁ、ママぁ。 あれ? ミャオちゃんがいない・・・」

「あっ、ミャオちゃん・・・ちょっと違う? これって夢ネコ?(本物っぽいオモチャ)」

「ミャオちゃんじゃないけどこれで我慢する。ママ、ゴメンね。そして、ありがとう(涙)」

※ サクラ咲く ココロは涙 ユメ何処   by 琥珀



       2003.4.14

●レンタルビデオ

今日は、
借りづらい レンタルビデオ屋さんについて考えてみました。

○ 半額の次の日から1ヶ月間休業し、客の延滞金が目当てだった

○ レジが異様に混雑

○ 最新作が3年前のソフト

○ レンタルするとティッシュをくれるお店

○ アダルトが日活ロマンポルノだけ

○ ビデオのタイトルを1つ1つ読み上げる

○ ビデオテープが複写の複写の複写

○ 貸し出しの袋が透明

○ ビデオテープがベタベタしていた

○ 店員が若くて可愛い女性

○ 縄と年増しか置いていない

あっ、注意書きを忘れました。

これは、アダルトビデオ専門のお店の場合です。



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