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第4部  アクセスアップ技術とテーマを先取りしたサイト作り   


インターネットが普及し始めた頃、サイト数が少なく、閲覧者が圧倒的に多かった
時代は、ただ公開していればそれだけでアクセス数を稼ぐことが出来ました。

しかし、現在は、閲覧者数に対し10倍のサイト数がある状態では、アクセスを
得ることが非常に困難な状況になっています。

現実的に見て、毎日自分が閲覧しているサイト数の倍以上、アクセス数があれば
妥当なラインではないでしょうか?
また、毎日更新しているサイトでも、その8割以上が1日15アクセス以下なのが
現状です。

それ以上のアクセス数を狙うなら、相当の努力や斬新なコンテンツ・人を引き
つける能力などが必要になってきます。

これまで述べてきたとおり、アクセスアップを図るための基本として、
閲覧者への配慮、優良情報の提供、楽しませるためのコンテンツ作りなど
閲覧者が受けるメリットがとても重要です。


さらに、アクセス数を維持すること、すなわち
リピーターを獲得することが
アクセスアップの大原則ですので、
常に更新して閲覧者の要望に添える努力が
とても重要です。

いくら宣伝しても、リピーターが付かないと、1日あたりのアクセス数が上昇せず
アクセス数はまったく伸びません。


また、どれだけ良いサイトを作っても、もちろん宣伝しなくては誰も見てくれません。


第4部は、やらないよりマシ程度のアクセスアップ技と、先取りしたサイトテーマ
(コンテンツ)についてです。


●ロボット型検索エンジンのテクニック (google・goo・infosskなど)

 閲覧者が何かを調べたいとき、独自のキーワードを入力して検索します。
 そして、検索の結果、膨大なサイト数が表示されます。
 閲覧者は、当然ですが上位表示のサイトから見ていきます。

 その機能を活用した
上位に表示されるためのちょっとしたテクニックです。

 これまでの経験では、上位に表示されるキーワードの一致順は、

   サイト名の合致
      ↓
   ページ名の合致
      ↓
   トップページ(index)の文字の合致 (最初または最後の100文字)
      ↓
   文中のキーワードの数 (同じキーワードが数多い方が優位)
    
 の順で検索結果が表示されてくるようです。

 これに、
閲覧回数や検索でアクセスされた数など別の要素が加わり
 順位が決定されるているようです。(注:エンジンの種類によって違います)

 このことから、HPの名前はとても重要になりなす。

 人気のあるキーワードは、それだけ閲覧対象者が多いと言うことです。
 
誰でも思いつくキーワードで上位に表示されれば、自然とアクセス数が増えます。

 
各ページに必ず名前を付け、検索されやすいキーワードを選びましょう。
 自分のサイトのキーワードを、検索エンジンで検索してみて、どの順位で表示され
 ているのか、確認してみましょう。


●宣伝する時間帯や曜日を考える

 僕のサイトの場合、テキスト系のお笑いエッセイなので、Read me!での更新
 報告が主な宣伝活動の場となっています。

 Read me!の場合、更新すると5〜10分だけ、トップページに更新した内容と
 サイトが紹介されます。
 常に更新を行っているサイトは、投稿時間を考えましょう。

 
いつも同じ時間帯での更新では、同じ生活行動をとっている限定された階層
 しか見てくれません。

 主婦層を狙った10時頃や14時頃とか、学生を狙った16時頃とか、
 社会人を狙った、仕事開始前やお昼休み・17時以降など、可能な限り
 
違った時間帯に報告しましょう。

 これまでの経験では、お昼休み時間帯と、17時ちょっと過ぎた頃に
 更新するとアクセスが多く、混雑している22時頃は効果が少ない、
 という結果がみられました。


 また、更新内容の紹介は、当然ですが
アクセスをしたくなるような表題
 付けると、少しですが効果はあります。

 インターネット全体のアクセスが活発になるのは、休祭日よりも平日の方が良く、
 週末が特に活発になる傾向見られます。


 検索エンジンなどに登録し、新着サイトの紹介などで紹介される日を、金曜日に
 狙うなど、ちょっとしたことですが多少の差が出てくると思います。

 祝祭日は、一般家庭でのアクセス狙いが中心、平日は社会人を対象にした
 宣伝活動の時間帯なども考えましょう。
 なお、ゴールデンウイークや盆正月は、インターネット全体が停滞する様です。


●テーマを先取りしたサイト作り

 サイトの名前など、検索されやすい名前を付けても、結局あとから参入した
 サイトは下位に表示されてくるので、いつまで経ってもアクセス数は増えません。

 では、実際には、どうしたら良いのでしょうか?

 第3章でも触れましたが、とにかく誰も目を付けていないアイドルや映画などの
 テーマを、誰よりも先にコンテンツにしておくことです。

 また、
爆発しそうな話題などをいち早くコンテンツに取り込み、検索されやすい
 ページの名前を付けてネット上に公開する方法もあります。

 検索エンジンは、初めてサイトを登録した場合、登録されるまで2週間から
 1ヶ月位かかります。
 一度登録されると、2日おきくらいに各サイトを巡回し、最新情報を
 検索(更新)してくれます。

 人より先に、ブームが来そうな話題を、
早めにネット上に公開しておくと
 閲覧される可能性が高くなります。
 常に、
話題になりそうなネタを意識する努力が実を結びます。

 また、ある日突然アクセス数が伸びる可能性もあります。
 例えば、タマちゃんブームが起こったときに、何の考えもなくアザラシ関連の
 情報を提供していたサイトが、ブームを堺にアクセス数が伸びました。

 もちろん、アザラシのキーワードで検索されてくるサイトは沢山あります。
 突然のブームが起こった時、誰もが思いつくキーワードが合致し、上位に
 表示されれば、いきなりアクセス数が伸びることもあるのです。
 それが有益な情報だったなら、感謝されたりもします。

 ですから、例えつまらないと思っているページでも、いつ爆発するか判らないので
 検索されやすいページの名前を付けておきましょう。


●最後に・・・

これまで、第1部から第4部まで、僕なりのアクセスアップ方を掲載してきました。

ホームページの作り方から、努力しても報われない宣伝方法、人気のあるジャンル、
アクセスの質とサイトの意義などを、出来るだけ分かりやすく書いたつもりですが、
まだまだいたらない部分もあると思っています。

今後も、記事の追加や修正を加えながら完成度の高いものへと近づけていきたいと
考えています。

この「アクセスアップへ道」が、皆様のサイト発展の一役を担えれば幸いです。

また、インターネット世界に、より有益な情報が提供され、さらにコミュニケーションの
場としての発展や、個人サイトの質の向上などに、少しでも役立てればと思います。


              最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 琥珀


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