久二男さんの木尽くし日記 その80



芽から鱗を落とし、あさ緑へそしてふか緑へ
05/5/1

今、木々があの激しい形相の芽鱗を落とすときと明らかに違って、人にやさしい頃となってきました。しかし、それは太平洋側型気候のところのみです。日本海側はこれからがサクラの見ごろを迎えます。日本っていいなー、しかし小泉には味わせてはいけません。最も自然が自然に拒否しますけどね。問題は、彼がそのことに罪の意識を感じられていないことです。

ブナ嵐

かつて、今は亡き「山中寅文先生(森林文化協会技術顧問)」が幸田文さんと「月山」を訪れたとき、まだたっぷりと雪も残っているブナの森。そこで目にし、聴いたのはまさに厳しい冬の寒さから「芽」をしっかり守っていた固い芽鱗、その芽鱗が、春の訪れに呼応してはちきれる様に膨らみ、やがて耐え切れずに鱗片がはらはらと舞い落ちる。まさに芽から鱗をいっせい(一成)に落とします。半端な数ではありません、何億という「芽鱗片」が真っ白い雪の上に舞います。嵐のようです。「ブナ嵐」と名付けたそうです。観たことも、聴いたことも本当はないのですが。「ブナ嵐」って本当にあると思いますよ。決して、自然災害は起こしません。自然災害を起こすのは、「花粉症」も含めて「人」ですよね。

列車事故、あるいは日常発生している自動車事故。ガードレール代わりに2b間隔で大きな木を植えようよ。側に大木があったら絶対人はよけるぞ。大木にぶつかって事故があったなど聴いたことがないよ。最も木が植えられていないか?。

それでは、また。今回「諸葛菜」(ハナ大根)オオアラセイトウの話をしようと思ったのですが、脱線しました。この脱線は許されるかな?。健康にはご自愛をお願いします。お手伝いはやりますが、益々行動力も微弱になってきますので。

停年、今「お手伝い」に絞ってやっていこうと思っています。車も山道、雪国対応車(者)、頑丈なのに替えます。





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