久二男さんの木尽くし日記 その81



可憐なゆり科の花たち
05/5/12

ちょっぴりとひんやり、緑が一層際立ちいい気候。植物と風が、ちょうどよくバランスが取れていて、いいねー。

ナルコユリ(ユリ科)

花期は5〜6月山地の林下に生える。緑白色で、長さ2aほどの花を3〜5個垂らします。ほぼ等間隔に。鳴子ユリの意味ですから、曲者を側に近づけないよう、この花を家の周りに植えておこう。間違いなく悪が近づいたら鳴らなくとも、風によって音を出すよ。オオナルコユリならもっと迫力あるなあー。しかし都会では、生育できないのが玉に瑕。

ユキザサ(ユリ科)「雪笹」

5〜7月、白い小さな花を雪のように茎の先につける。葉は本当に笹のようだよ、秋実は真っ赤になります。

ホウチャクソウ(ユリ科)「宝鐸草」

漢名は淡竹花。花の格好が寺院や、五重塔の軒に下がっている宝鐸に似ていることによる名。

アマドコロ(ユリ科)

地下茎がトコロ(ヤマイモ科)に似てしかも甘味がある。4〜5月に茎は高さ30〜80a、葉の脇から1本あるいは基部で二つに分かれた花柄を出し、その先に長さ2aほどの緑白色の花を垂らす。

ほかにスズラン、タケシマランのようにランと言いながらユリ科なんだよーとか?ほんとうに紛らわしいよね。どなたか言っていましたよ、名前などどうでもいいのです。見て感じたまま、ありのまま。あ、いいなーでいいんですって。自分も樹木、花の名前を聞かれてわからなくなるといつもこの手でしたよ。コノテガシワ(児の手柏)。

頭でっかちのユリは、風にユリ揺られ、ゆーらゆら振り振られ。





続きは豆(科)か?合歓の木(科)か?  メニューはこちら   りっちゃんちはこちら