ちょっぴりとひんやり、緑が一層際立ちいい気候。植物と風が、ちょうどよくバランスが取れていて、いいねー。
ナルコユリ(ユリ科)
花期は5〜6月山地の林下に生える。緑白色で、長さ2aほどの花を3〜5個垂らします。ほぼ等間隔に。鳴子ユリの意味ですから、曲者を側に近づけないよう、この花を家の周りに植えておこう。間違いなく悪が近づいたら鳴らなくとも、風によって音を出すよ。オオナルコユリならもっと迫力あるなあー。しかし都会では、生育できないのが玉に瑕。
ユキザサ(ユリ科)「雪笹」
5〜7月、白い小さな花を雪のように茎の先につける。葉は本当に笹のようだよ、秋実は真っ赤になります。
ホウチャクソウ(ユリ科)「宝鐸草」
漢名は淡竹花。花の格好が寺院や、五重塔の軒に下がっている宝鐸に似ていることによる名。
アマドコロ(ユリ科)
地下茎がトコロ(ヤマイモ科)に似てしかも甘味がある。4〜5月に茎は高さ30〜80a、葉の脇から1本あるいは基部で二つに分かれた花柄を出し、その先に長さ2aほどの緑白色の花を垂らす。
ほかにスズラン、タケシマランのようにランと言いながらユリ科なんだよーとか?ほんとうに紛らわしいよね。どなたか言っていましたよ、名前などどうでもいいのです。見て感じたまま、ありのまま。あ、いいなーでいいんですって。自分も樹木、花の名前を聞かれてわからなくなるといつもこの手でしたよ。コノテガシワ(児の手柏)。
頭でっかちのユリは、風にユリ揺られ、ゆーらゆら振り振られ。