久二男さんの木尽くし日記 その8

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テンナンショー
03/10/23

植物は性の転換をします。

ウリハダカエデ、見たことありますか。今の時期、真っ赤に色づいています。しかし男か女かわかりますか?簡単です。実をつけていれば雌です。

この方は、雌雄の転換を平気で行います。最初はもちろんオスです。20年ぐらいすると雌に変わります。苦難の末です。やわらかいからすぐ折れ易い、しかし雄なのです。この場面でも雌が上です。女性が上では、しかしいいかも知れません。

植物の世界では、ブナの実が春、雌花が上を見てその間に葉が1枚有。その下に雄花が垂れ下がる、自家不和合成。決して近親相姦しません。ブナは風媒花です。風任せです。人もそうなければならないかな?

テンナンショー属、ウラシマソー、マムシグサ、ホソバテンナンショー、最初はもちろんオスです。やがて大きくなって根茎が15g以上になると雌になります、実をつけて子孫を残す。やがて体力を使いますからやせます。するとオスになります。

ウラシマソーは21gが雄、雌の分岐です。ウラヤマシイ。新潟の方言で「けなりいな」。




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