久二男さんの木尽くし日記 その63



ヨシ、アシ(イネ科)
04/09/21

物事のヨシ(善し)、アシ(悪し)の分別も解からず、突っ走る小泉首相、日本の頂点に絶対居て欲しくない人ですね。

今度聞いてみたいんだけど、「ヨシ」「アシ」を区別できますか?
絶対に解からないよ。
ヨシの原っぱに放り込んで、しばらく何年か考えさせて反省させ、出直していただきましょう。

ヨシ(イネ科)

大型の多年草、ヨシ属は世界に4種が分布する。ヨシは体の一部を大気中に出している「抽水植物」の代表的なもの、地下茎は深さ1bほどの地中を横に這って節から数本の茎を地上1〜4bまで伸ばしている。日本全土の湿地、河川、池沼などの止水域で大群落をつくります。近来、その役割が再認識されているんだと。滋賀県では、ヨシ条例を制定し、水質浄化のため湖岸のヨシを保護し繁殖を助けています。しかし玉原湿原ではこれがはびこり、小さな「モウセンゴケ」、「ツルコケモモ」といった植物が埋没し、なくなってしまいますよ。ヨシアシです。

初生のヨシは柔らかく食用になり、役立つので「葭(ヨシ)」、穂を出さない長大なものは役に立たないので「蘆(アシ)」、葉が枯れ茎も硬くなると葦簀(ヨシズ)などとして利用できるので「葦(ヨシ)」。

植物は、善しも悪しも無いのです。

実は「ヨシ」も「アシ」も同じ植物だったのです。どうだ小泉めまいったか。

それでは。





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