樂の音その43

樂の音その43



合唱って難しい
06/6/12
 りっちゃん

「グローリアミサ」とにかく終わってほっとしています。目はお岩さん状態・・・

合唱中に泣いたのは久方ぶりだなぁ。涙が出たらとまらなくなった。泣きながら歌って喉を壊すのはもういやだし、「喉声」でお邪魔も悪いしね。せっかく楽しみに練習してたのに歌えないことや、せっかくみんな声が良くなってきたのにここを離れないければならないことが残念なのと、思い出し泣きと・・・楽しい曲なのだから、来ていただいたお客様には悪いから、こぼれる涙を汗と錯覚してもらうべくなるべく笑顔で、口パク。すごい努力だった。自分で自分を褒めてあげよう。いよっ!! 演技派!! 伊崎指揮者はだませただろうか。私を応援しに来てくれた友だちには、ホントだましてごめん。終わりの3曲は何とか歌ったからね。雨の中来てくれた友だちのためにと何とか心を落ち着かせてね。

自分がこんなに傷つくとは予想もつかなかったけれど、今週は仕事場でも同じような経験をして疲れ果てていたからねぇ。せっかく努力して雰囲気がいくらかよくなってきたかと思っていたら、元請からの文句で、大騒動。社員のステップアップを図ると前向きに捉えようとする人もいたけれど、上から下への順送りの悪口が嫌だねぇ。ひとりは壊れて退職。また、それが私に絡んでくるから、可哀想とは思いつつ距離を保たねばならず、偉く疲れた。

どうしてなんだろうね。上手になると合唱団の雰囲気が悪くなるのは・・・毎日新聞の記事を見て「ステップアップ」という言葉になんだか不安を覚えたけれど、その予感、的中してしまいました。元気な時なら、あるいは本番直前でなければ、無視できたかもしれない、ほんの一言二言。その中に「おまえはいらない」というメッセージが込められていたととる私が過敏すぎるのかもしれないけれど、ま、何度か経験していることだから・・・こういうときは逃げるが勝ち。合唱団は一杯あるからねぇ。

仕事の方も期日未定だけれど、退職を決めています。この年齢だとそうないので、そっちの方が心配なのだけれど、「まぁ、なんとかなるべぇ」。精神的につらいよりも、生活苦しくても、ニコニコできる環境を探そうと思う。何度でも再出発。

歌の方は、セブンスと、くさぶえから声がかかっています。小平のメサイヤも、はがきで応募済み。ひいらぎも団長が待っていてくれているから、いつ復帰か考えなくては・・・

逃げてばかりだと、仲間を置いていくことになるので、悪いなぁと思うのだけれど・・・しかし、悪口合戦とか聞かせられるのはもう嫌。人の醜さを垣間見ることも嫌。わがままですが・・・しかし、なんで、私が標的になるんだろう。そうか、出る杭は打たれるね。出過ぎる杭は打たれないともいわれるんだけれど、今は、出すぎても叩かれているからなぁ。それに私おせっかいだけれど目立つの嫌いだし。そっと静かに音楽を楽しもうっと。ひょっとしたら音楽を楽しめる人が少ないから目立つのかもしれないなぁ。みんなが楽しめれば別に目立たないんだけれど、まぁ楽しそうな顔をして歌っている人はまれだわねぇ。

うん、グローリアミサでは、合宿とオケ合わせと、至福の時間をもてたし、私の声なしの演奏もまずまず好評で、舞台で聞けて、こういう経験もまたいいや。満足。問題は目がいつ二重に戻るかだな。ヒエピタさん、頼りにしてまっせ。






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