樂の音その35

樂の音その35



たこ踊りと大汗
06/2/12
 りっちゃん

今夜は久しぶりに高橋先生。5人いる指導陣の筆頭なんだけど、ソリストとしても活躍しているし、故障もあったりして、しばらくぶりの指導でした。もう笑いの連続。

まずは「ぼく一人にたこ踊りをさせないで、みんな出してくださいよ」。たこ踊りって言っても、音楽性を引き出そうと、一生懸命指揮をし、指導をしているので、そう見えちゃうだけなのだけれど、ご自分でわかっているんだぁ。私たちも、たこ踊り、いや表現をいっぱい出さないとね。

フレーズの途中で気を抜かずに最後までちゃんとテンションを保って歌ってくださいという例えに、「だんなにご飯をよそって「ハイ!」って横向いちゃ駄目ですよ。食べ終わるまでみてあげなくちゃ」ですって。身の覚えのあるおばちゃんたちみんなで大笑い。「音楽での粉飾決算は許しません」って。

他にも、「細いところから入ればクレッシェンドも楽にできます。みんな大きくしようと声を集めるところをズラしてしまうから大騒ぎになってしまう。同じチューブですよ。」「発音は確実にして下さい。「christe」と「くりすて」。違いがわかりますか?cにuをつけてcuとしてはいけませんよ」等など。とってもわかりやすく具体例を挙げて説明してくれる。私たちは笑いながら学べるのだ。

Sanctus e Benedictus、Agnusu Deiの練習の後にKyrieに戻って、これで終わりかと油断したら、時間ぎりぎりでGloriaを通した。難関でもあり、いつもより早いので、みんな落ちながらも必死で食いついていった。大汗を書き、外に出たら、髪が冷えて寒いこと。みんなで、「大汗かいた」「まさか通すとは」「落ちちゃったよ」「練習しなきゃ」とおしゃべりも花が咲く。(道の桜はもう芽が膨らみだしている)そろそろ本気出さなくっちゃ。

お笑いの才能もある高橋先生を始め、若いソリストたちが一生懸命指導してくれるから、ここ、イン西東京が楽しいし、来れば元気がもらえる。そういう団に入れてもらえて、私は幸せ者だぁ。

初心者は難しいけれど、もとメンバー、経験者なら、今からでも間に合います。詳細は浜中団長に聞いてね。






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