樂の音その12

樂の音その12



ほのぼの
05/4/8
 りっちゃん

先週、友達のピアノ発表会に行ってきました。よかったよ。元気がいまいちで、お寝坊して、第3部にぎりぎりセーフでしたが・・・

彼女に自分も何かやりなよ!!といってピアノを再開させたのは私なものだから、聞きに行かなくてはという責任感みたいなものもあるのだけれど、この発表会、実にいいんだなあ。なんだかほのぼのなんですよ。

実を言うと、ピアノの音が私は好きではないんです。伴奏を弾いてくださっている人には悪いけど、ヴァイオリンやオルガンの音色の方が柔らかくて好き。さらに、それすら演奏会で聞くと眠くなる人なんです。でも、ここのはほのぼのといい気持ちでいられる。

子どもたちがのびのびしているのもいい感じ。演奏前にピアノをハンカチで拭いたり、椅子の調整をしたり、そんな動作もいかにも自然なんだなぁ。演奏中に止まっちゃうこともあるけれど、あせらず続けるところもいい。「頑張れよう」と応援したくなる動作なのだ。

曲目はそれぞれが選ぶらしい。私が聞いたので知っている曲は「むすんでひらいて」「聖者の行進」「マンハッタン」「もののけ姫」「アラベスク」かな?友だちはピアソラの「エスクアロ」。他にバルトークの「民謡」、バッハの「ラルゴ」、トンプソンの「雨さんが空から」なんていうのもあった。いろんな曲があるのもよかったし、それぞれの曲もどれもよかったよ。なんと言うか、練習したものを発表しているのではなく、演奏会になっているというのかな?演奏を楽しんでいるのを聞かせてもらっている。だから私も楽しく聞かせてもらった。そんな感じ。

これがコーラスだとついつい自分だったらこう歌うのに、なんて批判的に聞いていたりすることがある。上手下手を見極めようとしたりね。でも、音楽って、そういうものではないんだよね。楽しむものなんだ。

講師演奏「春のささやき」を聴いて、外でちょっぴり咲いた桜を眺めて、甘酒を飲んで、春をほのぼの楽しんだ日でした。今はまだ元気いっぱいというわけではなく、この更新も一週間たってしまいましたが、春爛漫。桜も満開です。私も演奏会に向けてぼちぼちやる気がでてくるかな。みなさまも春、楽しんでください。






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