03.06.12(THU)            尾瀬ヶ原               尾瀬
  20年も群馬の山を歩いていて尾瀬の水芭蕉を見たことが無いなんてやっぱり”もぐり”かも。Tさん御夫妻からも素敵な写真添付のメールが届いたし、高崎スズランの山やさんに行ったらアドバイザー?の小母さんに、小雨にけぶる尾瀬なんかもいいですよなんて言われて、とうとうその気になって曇天だけど二人で出掛けた。
山ノ鼻田代の水芭蕉とリュウキンカ
コース:鳩待峠 9:25→山ノ鼻 10:25→大堀川の水芭蕉撮影ポイント 11:40→竜宮小屋手前の浮島の休憩ポイント12:00→山ノ鼻 13:05→鳩待峠 14:05
(所要時間4時間40分)

沼田から戸倉の国道120号、401号は渋滞も無く戸倉の駐車場も空いていました。鳩待峠からの下りの濡れた木道は滑りやすく、足を挫いた人が居て救急車が来ていました。要注意です。
  いくらなんでも6月も10日を過ぎたら水芭蕉も終わりでしょう。でもその分芽吹きの緑に覆われて尾瀬ヶ原は初々しく装っています。水芭蕉もちゃんと残っていてくれましたよ。戸倉の駐車場でシャトルバスを待つ間ご一緒した品のいい老婦人は、前の日に四国の香川県から御主人と車で来て小田原の息子さんの家に泊まり、今日は息子さん達と一緒に2度目の尾瀬だそうです。もう嬉しくて嬉しくてすぐにも歩き出したいような様子でした。信じられないよ!尾瀬ってそんなにいいのかなあ。・・・遥かな尾瀬・・・は昔のことかと思っていたよ。
山ノ鼻付近の水芭蕉:至仏山が見えないのはやはり残念です
花のアルバム
川上川畔のムラサキヤシオ
サンカヨウ
ニリンソウ
シナノキンバイ
タテヤマリンドウ
ミツガシワ
  尾瀬の水芭蕉ちゃんと見てきました。もう”もぐり”とは言わせません。水芭蕉以外のお花も豊富で充分楽しめます。お花の撮影はピーカンより曇りの方が綺麗に撮れるようです。山ノ鼻まで下るとやはりかなり沢山の人達が居ます。50人単位くらいのバスツアーの名札をつけた団体さんの多いのが特徴です。それも少し心配なくらい、私から見てもかなりの高齢の方が沢山居ます。黄色いおそろいの帽子の小学生の団体さんも居ます。人の少ない山ノ鼻田代のほうに入って少しタイミングを見ましたが、結局人が増えるだけなので行列について竜宮小屋へ向かいました。行列の中にいるともう写真を撮る暇はありません。三叉路を過ぎると少しばらけて楽に歩けるようになりました。大堀川の水芭蕉の撮影ポイントでは自由に撮影できましたが、至仏山が見えず緑の水芭蕉の葉ばかりではやはり物足りません。竜宮小屋からヨッピの吊橋を回って帰るつもりでしたが、燧ヶ岳も見えず木道歩きに飽きてしまい、12時になったのを幸いに、竜宮小屋の手前の浮島の案内の休憩ポイントでのんびり食事をして帰ってきました。雨が似合うとは言えやはり前と後に至仏山と燧ヶ岳が見えて始めて尾瀬の様な気がします。
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