02.03.30(SAT)            尼ヶ禿山              玉原
  尼ヶ禿山とは面白い名前をつけたものである。どんな由来があるのだろうか。山渓の付録のスノーシュ-イングブックに鹿俣山と共に紹介されていたので、偵察がてら尼ヶ禿山だけ歩いてみることにした。
コース:駐車場11:00→玉原湿原11:20→玉原越え11:55→林道トンネル入り口→朝日の森分岐12:30→山頂13:00(昼食)→朝日の森分岐13:30→玉原湖畔13:50→駐車場14:35 (所要時間3時間35分)

ほとんどがなだらかな斜面の登りなので視界があれば安全なスノーハイクコースだと思う。山頂部は雪庇がある。

駐車場:玉原スキーパーク第一駐車場
尼ヶ禿山山頂1466m、下に玉原湖面が見える。
玉原スキーパーク第一駐車場から見た尼ヶ禿山
  玉原湿原へは除雪された駐車場の一番奥の雪壁を越えて林の中を行く。僅かで道路を横断し広い雪原を渡りセンターハウスから林道を歩いて玉原湿原に入る。玉原湿原を抜けると踏み跡はほとんどなかったが、尾根には送電鉄塔はあるし林道もあるのが解ってるのであまり心配せず、まっすぐ尾根を目指す。
  玉原越えの尾根には案内板がある。雪の積もった林道をしばらく登ると三差路とトンネル入り口がありトンネル入り口の左の小さな沢を越えると尼ヶ禿山の尾根である。広いなだらかな尾根を登りきると山頂で雪庇が張り出している。3月の末ではあり雪庇には山頂標柱を境にクラックが入り今にも落ちそうだった。
山頂への尾根道:ブナの森が続く
玉原越え:案内板
朝日の森分岐から支尾根を玉原湖畔まで下る。この尾根もブナの大木の中の広くなだらかな尾根である。
朝日の森から駐車場への林道
  帰りは同じ道を避けて、案内板のある朝日の森への分岐点から玉原湖畔へ下った。この湖畔から駐車場へは林道をかなり登り返さなくてはならず、思ったより大変だった。だらだらと登りきった所から左手の土手を登るとセンターハウス前の雪の広っぱへ出た。
 
  尼ヶ禿山はなだらかな雪の中を歩き、しかも山頂では登った実感が得られるスノーハイク向きの山である。今回は残念ながら曇りでガスっており余り展望が得られなかったので来シーズンは天候を見定めてまた来たいと思う。スキー場までは除雪されており前橋からは車で1時間30分であった。
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