水曜山行会活動記録


水曜山行会
トピックス


石割山山行


富士山は雲の中でしたが素晴らしい紅葉をたっぷり楽しみました。




木曽駒ヶ岳山行トピックス


ベニテングダケ 成長後の形

主に白樺、ダケカンバ、コメツガなどの林内に発生する。毒性あり。

石割山 1413m  (山梨県)


2018年11月7日(水)
天候: 晴れ/曇り


前日の雨も上がり薄日の射す良い天気に期待が膨らむ。石割神社登山口の鳥居までバスで入った。
27名を2班に分け、403段ある階段ををゆっくり登り富士見平を通過。30分ほどで二つに割れた大岩を御神体とするパワースポット、石割神社に到着した。
ここから急峻なコースとなり、足元には露出した岩や木の根があり苦戦しながら石割山山頂へ。
今日は「立冬」にもかかわらず10月上旬の温かな気温。高温・高湿で、無風の中、雲がもくもく湧き、富士山も山中湖も見えなかった。それでも眼下には紅葉、黄葉の見事な色彩が広がっていた。
石割山からは尾根を西へ下るように辿る。前日の雨の影響で足元が滑る危険が続いたが無事、平尾山に到着。ようやく山中湖の絶景と素晴らしい紅葉が一望でき大満足。しかし眼前の富士山は最後まで姿を表わさず残念。昼食後、爽やかな高原散策。大平山、飯盛山、長池山へと少しずつ標高が下がる尾根道を歩く。日当たりも良く植生も大変豊かで様々に色づいた山野草を見ながら山歩きを楽しめた。



登山口 紅葉を観ながら準備体操



真っ直ぐ登るなが〜い石段403段  ゆっくり登る



石割神社 御神体の天戸岩



高さ15Mほどの天戸岩の割れ目をくぐる



石割山頂は一面霧の中だった



つづく平尾山でも記念の一枚



雲多く富士山は見えず 山中湖の眺望を楽しみ下る



快適なカヤトの尾根



大平山でひと休み 山中湖が広がる



紅葉の中、気持良く下る

帰路は平野温泉「石割の湯」でゆっくり疲労回復と懇親を深めた。
今年最後の水曜会バスツアーは全員揃って登山することで充実した一日となった。



=== 2018.11 石割山 End ===



足尾銅山跡・渡良瀬渓谷  (栃木県)


2018年10月10日(水) 天候: 薄曇り


わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車で渡良瀬渓谷を巡り足尾へ。「足尾銅山観光」で産業歴史遺産、坑道内を見学した。
ハイキングは草木ダムまでバスで行き不動の滝を経て神戸駅まで歩いた。


トロッコ列車の車窓から望む風景 1    のどかな流れ



トロッコ列車の車窓から望む風景 2 渡良瀬川渓流



トロッコ列車 う〜ん いい雰囲気だ



足尾銅山跡



坑道見学



記念撮影



不動の滝



神戸駅までの道



=== 2018.10 わたらせ渓谷 End ===



木曽駒ヶ岳 2956m  (長野県)


2018年9月19日(水)〜20日(木) 
天候: 19日 晴れ・20日 雨


9月に入り台風、秋雨前線の活発化などで、晴天が望めない日々が続いた。
出発の日も雲が多く不安がよぎったが、菅ノ台からバス、RWを乗り継いで一気に標高2611.5mの千畳敷駅に着くと快晴の青空。宝剣岳を望む千畳敷カールが一面に拡がり見事な大パノラマが展開し皆で大感激。
早速体操、昼食を済ませ、2組に分け乗越浄土(2858m)まで標高差約250mをゆっくりと登り始めた。
八丁坂を登る。オットセイ岩辺りから気圧差の影響もあってか喘ぎ喘ぎ乗越浄土に登り着く。ひと休み後、東へ向かい伊那前岳(2883m)へ。アップダウンの少ない稜線である。東に八ヶ岳、南アルプスの絶景、北面は遠目に北アルプスの峰々と展望抜群。眼下には明日歩く濃ヶ池の道程を望み、のんびりアルプスの尾根歩きが楽しめた。その後、宿のの宝剣山荘に戻り忙しく夜のイベントも楽しんだ。


快晴の千畳敷で記念撮影



八丁坂を登る途中で望む 赤い屋根の千畳敷駅



乗越浄土で望む宝剣岳



夕暮れ時の伊那前岳


2日目は前日と様変わり厚い雲が覆い、朝方はポツリ、ポツリであったが10時30分頃から本降りとなった。
Aコースは6:00から歩き始め、予定通り濃ヶ池に到着。水面に写る逆さ宝剣岳、ナナカマド、ダケカンバ、チングルマなど紅葉に染まった山並みの景色を味わうことが出来た。馬の背の直登は大変厳しかったが一人も遅れる事なく順調に木曽駒ケ岳に登頂を果たした。中岳を経て宝剣山荘に下る途中で風雨に見舞われた。



濃ヶ池 中央奥の宝剣岳を水面に映す



Aコースのメンバー



既に紅葉が始まっていた



木曽駒ヶ岳山頂へ 馬の背を登る


Bコースは7時30分から木曽駒ヶ岳往復に挑戦。山頂ではハイマツの間からウラシマツツジ、チングルマ、草紅葉など見ることが出来た。
AとBは其々乗越浄土から雨天と急坂の下山には余裕と安全を基本に無事千畳敷で合流した。

今回は快晴と雨天の両面を経験した。アルプス・100名山の雄大なスケールは想像以上の絶景を鑑賞出来て大満足な山旅となった。

・休憩含む行動時間(2日間) Aコース 約12 時間 Bコース 約3時間


=== 2018.09 木曽駒ヶ岳 End ===



金峰山 2599m  (山梨県・長野県)


2018年8月1日(水) 天候: 晴れ


奥秩父山系の日本百名山の一つ金峰山に最短ルートの大弛峠からピストン登山をした。

いつものバスで中央道、勝沼ICを経て、R140の道の駅「花かげの郷まきおか」に。予約しておいたタクシーに分乗、峰越林道を走り標高2360mの大弛峠に到着。


登山口とした大弛峠で記念の一枚


大弛峠から西へ伸びる尾根に取り付き、朝日岳・鉄山の巻き道を越え金峰山を目指す。
静寂な樹林帯の登山道をゆっくり登る。朝日峠を過ぎると徐々に視界が開け、朝日岳に到着。南アルプス・富士山の眺めを楽しめるが雲が多かった。正面には金峰山の五丈岩が見えていた。


朝日岳の手前、朝日峠



金峰山のシンボル五丈石を望む


朝日岳でAコース(12名)、Bコース(5名)に分かれて行動を開始する。金峰山を目指す12名は時間の制約もあって即出発。朝日岳の次、鉄山は北側を巻きハイピッチで行く。森林限界を越えるとハイマツが現れ、白い花崗岩砂に覆われた尾根となり高山植物が見られる「賽ノ河原」に到着。ここで忙しく昼食とした。


森林限界を抜けハイマツ帯の尾根を行く



瑞牆山も見えた



ケルンの横で景色を眺めながら昼食


荷を置いて山頂に向う。「賽ノ河原」の先には大岩の乱雑に重なる所を通る。大岩を乗り越えたり、岩と岩の間の深さに注意しながら進み、金峰山の最高点(2,599m)に立った。ばんざ〜い。
目の前にはシンボルの五丈岩が大きく見えていた。


荷を置いて空身で山頂へ向う



山頂はこの岩場の先だ



大岩を乗り越えて行く



金峰山山頂 右の足元にあるのが三角点標柱



五丈石をバックに金峰山登頂のポーズ ヤッター

帰路は急ぎながらも慎重に歩を進め大弛峠に無事下山した。

Bコースも朝日岳から大弛峠に戻ってから東側、西国師ヶ岳山腹に広がる「夢の庭園」へ足を延ばし、素晴らしい大自然を楽しんだ。

・休憩含む行動時間 Aコース6 時間10分 Bコース 5時間45分


=== 2018.08 金峰山 End ===



車山 1925m 霧ヶ峰・八島湿原  (長野県)


2018年7月11日(水) 天候: 晴れ


アクセスのバスは高速道路の渋滞もなく順調にビーナスラインの車山肩に到着。
東京の猛暑から逃れ、車山高原は爽やかな冷気がとても気持ち良い。早速準備体操を行い、車山山頂に向う。緩やかな傾斜をのんびり登る。しばらくすると太陽が顔を出し、高原の壮大な草地に映えて、美しい緑のジュータンが一面に広がった。満開のニッコウキスゲが山頂まで続き賑やかに登ることができた。
車山山頂で記念撮影後、Aコース、Bコースに分かれて行動した。
Aコースは車山から雄大な霧ヶ峰のメインルートを行く。蝶々深山、物見石、鏡ヶ池まで約1時間。深田久弥の言葉である「遊ぶ山歩き」らしさを経験した。八島ヶ原湿原散策路に入るとちょうど花の開花時期に合致。背丈ほどあるシシウドの白い花、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオなど咲き誇る高山植物の花々に対面する喜びも味わえた。八島園地でBコースの人たちと合流して山行を終えた。
天候にも恵まれ何度も花の群生と出合い、素晴らしい山旅となった。
帰路、白樺湖畔の「すずらんの湯」で入浴、懇親を深めた。
(参加26名 歩程 約2時間30分)



車山山頂で記念撮影



車山を下る 前方に蓼科山と白樺湖を望む



雄大な空間、霧ゲ峰 なだらかな稜線は山彦尾根



ニッコウキスゲが満開 (車山湿原〜蝶々深山コース)



蝶々深山はもうすぐだ



前方に八島ヶ原湿原を望む



=== 2018.07 霧ヶ峰 End ===




高ポッチ山 1665m 鉢伏山1929m  (長野県)


2018年6月13日(水) 天候: 晴れ


新年度に入り当会の山行は4、5月と連続で雨天中止。今回は梅雨の晴れ間となり、やっと実施とできた。

国道から高ポッチへの道はクルマ1台がやっと通れる狭い、曲がりくねった坂道。新緑の小枝も垂れ下がる。
アクセスのバスはバンドル操作は見事だ。新緑のトンネルを抜け、草競馬場を見て高ポッチ展望台で下車。
高原の爽やかな冷気を感じた。眼下に松本平が広がる。北アルプスの常念岳に穂高岳も望む。山頂部分は雲で残雪の輝きは見られなかったが雄大なパノラマだ。
再びバスで鉢伏山荘前へ運ばれる。山荘前から歩いて鉢伏山を往復するに。一面に咲き広がるレンゲツツジは見事で、あたかも紅葉の山肌を見ているようだ。頂上からはアルプスの山々、八ヶ岳、蓼科山、浅間山など360度の大パノラマ。眼下に諏訪湖も望まめた。
続いて訪れた高ポッチ山も360度の展望だ。周りの景色を眺めながら気分爽快なハイキングができた。
帰路、歴史ある片倉館温泉で入浴。疲れを癒し親睦を深めて帰路に就いた。
(参加28名  歩程2時間30分)



レンゲツツジの草原 鉢伏山



鉢伏山を歩く



歩いてきた道を振り返る




高ポッチ高原で記念の一枚



高ポッチ高原から望む諏訪湖



=== 2018.06 高ポッチ・鉢伏山 End ===





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