日曜山行会活動記録


日曜山行会



枝折峠トピックス

滝 雲

滝雲は夜間、山あいにたまった大量の雲海が、日の出とともに峰を越えて、滝のように流れ落ちる現象。秋がシーズンで前夜からの気温差が大きい晴れの日の早朝に出現する。
今回10月のの山行で見ることが出来ました。




水ノ塔山・篭ノ登山


上から マツムシソウ(松虫草)
キオン(黄苑)
イワインチン(岩茵陳)

枝折峠 (1065m)〜銀の道・銀山平


2018年10月21日(日)・22日(月)

 天候: 晴れ

二日間ともこれ以上望めないと言うほどのお天気に恵まれ、奥只見の秋を存分に楽しむことが出来ました。

一日目は銀の道をひたすら約4時間下りました。その昔、銀を運びこの峠を越えたのかと思うと苦労がしのばれます。越後の山々がくっきりと姿を見せ、ブナやナナカマドの色づいた木々が陽の光で輝いていました。
二日目の早朝は枝折峠に滝雲と雲海を見に。予想もできないほどの規模と迫力には一同感動しました。
奥只見の遊覧船からの紅葉も素晴らしく、秋を満喫した山行でした。



10月21日 快晴の枝折峠を出発



青空と紅葉のコントラストが素晴らしい



展望台で昼食



滝雲・雲海のポイント 明朝がが楽しみだ



いよいよ「銀の道」へ



この花(実)は何だろう?



銀の道 10合目〜1合目に向かって下る



黄色に染まりそう



倒木をくぐる パズルのよう



翌22日 早朝の雲海 期待通り滝雲が現れた


------ 以上10月定例山行、無事終了しました。 ------



水ノ塔山 (2202m) ・篭ノ登山 (2227.9m)


2018年8月19日(日) 天候: 晴れ

今回はコースをA班・B班に分け、東篭ノ登山の山頂で合流する計画とした。
A班の出発点は高峰温泉。体操を済ませ、クマザサ茂るカラマツ林の中を登って行く。道に岩も現れて、うぐいす展望台からは視界が開け、目指す東篭ノ登山に池ノ平なども見渡す。足元に花も見られ、マツムシソウやイブキジャコウソウなどが迎えてくれた。砂礫地を登るとスリルの岩場!慎重に登り終えると水ノ塔山に到着。
山頂は狭いが絶景だ。一息入れ、さぁ、次は篭ノ登山!急な灌木林の中を下ると、赤ゾレの稜線に。
展望が広がるが足元は切れ落ちている。怖い!慎重に通過。景色を眺め、アップダウンを繰り返す。目前に東篭ノ登山が大きく見え、先に着いているだろうB班のメンバーに向かい、それぞれが呼び掛けた。最後は針葉樹とシャクナゲが混じった急斜面に挑む。ちょっとキツイ。
「着いたぞ〜!」山頂は雄大な展望だ。池ノ平(兎平)から登り着いたB班を交え全員で記念撮影。
360度の展望をおかずに昼食タイム。時折、霧が立ち込め、雲が山々を隠したが十分な展望を満喫した。



高峰温泉前の登山口少し登ると岩ゴロの道になる



天気は上々 気分は最高



ウグイス展望台と称する場所でひと休み 展望が開けていた



マツムシソウ(松虫草)  ハナアブが盛んに蜜を吸う



水ノ塔山に向い岩場の登り


あと一息 ここを登り切ると山頂だ



水ノ塔山を過ぎ「赤ゾレ」の上を歩く 前方は目指す東篭ノ登山



一等三角点の東篭ノ登山 記念の一枚



東篭ノ登山から兎平に下る 山頂直下の岩場を下り ホッとする



あとはルンルン美林の遊歩道



あっさりとバスが待つ兎平に着きました


------ 以上8月定例山行、無事終了しました。 ------



日光 半月山 (1753.2m)


2018年7月22日(日) 天候: 快晴

連日の猛暑の続く中、涼しさを求めて日光・半月山へ行きました。

中禅寺湖と男体山の景色を楽しみに。登山口から急登が始まり距離が短いながらも、汗だくになりながら、途中道が少々崩れていた箇所もあったが、皆の話声と笑声が心地よく頂上へと向った。
半月山の頂は樹林に囲まれ見晴らしはない。10分ほど休んでから、少し先の展望台へ。
我が会で展望台は満杯に。眼下に中禅寺湖が広がっていた。湖面に、小さな、小さな「上野島」を見つけ「かわいい〜」を連発。すがに標高が高く、涼しい風に身体も癒され素晴らしいハイキングになりました。
たっぷり雄大な眺望を楽しんでから登山口の駐車場に戻り、バスで立木観音駐車場へ。
昼食のため、英・伊大使館別荘記念公園に立寄り、湖畔の涼しい場所で昼食タイムをとってから帰路につきました。



雄大な男体山を望む



広い駐車場で準備体操



登山口より いざ出発



笹の中 グリーン一色



急登の連続 (ハァハァフゥフゥ)



花の下をくぐって 花はアジサイの仲間ノリウツギ



至福の一服



展望台で 笑顔いっぱい



小さな島 「上野島」を見つける



------ 以上7月定例山行、無事終了しました。 ------



奥多摩 海沢三滝


2018年6月17日(日) 天候: 曇り

梅雨の晴れ間、との予報だったが現地では、霧が晴れず、足元もをちょっと心配しての出発だった。

大楢峠を越えて海沢へ入るルートをとる。雲仙橋を渡り、しばらく林道歩き、やがて山道へ。途中に崩れかけたり、滑りやすい箇所もあり慎重に登る。道の脇に、白い可愛いヤマアジサイ、めずらしいクモキリソウを見つけ癒されながら大楢峠に到着。大きなナラの木がある峠でひと休み。
峠から海沢園地までは林道の下り、崩れた土砂や落石がやたらに転がっていてちょっと不気味?な道をどんどん下る。わさび田を見ると海沢園地に到着した。昼食後、ザックをデポしていよいよ三滝巡り。まずは三ツ釜の滝へ。砂防えん堤を越え木橋を渡り、大小の岩がゴロゴロの道を進むと三段に落ちる三ツ釜の滝が現れた。水量豊富で気持ち良く流れ落ちている。涼しげな光景だ。
次はネジレの滝だが、道はかなり荒れて通行は危険なため割愛して大滝へ向う。滝横の急な階段で尾根に取りつき、木の根っこだらけの滑りやすい箇所を慎重に進むと補助ロープ出現。こちらをクリアしてホッとしたのもつかの間、次は岩のよじ登り、一枚岩の乗り越えと本当にスリル満点。最後には大滝への急な下りが待っていた。すべり降りるように下った先には、水量が増して豪快に流れ落ちる大滝がマイナスイオンいっぱいに迎えてくれた。しばし大滝を堪能し、再び来た道を海沢園地に戻った。



海沢園地で記念写真


ザック護り隊の方々に大いに感謝し、帰路は、達成感と濃い緑のコケの美しさをご褒美に、難所に果敢に挑み無事に帰還できたことに胸を張って、奥多摩駅までの長い長い林道と一般道歩きを耐え抜いた。

*海沢三滝は多摩川の支流、海沢の上流にある。下から三ツ釜の滝、ネジレの滝、大滝の三滝を言う。

*登山途中に珍しいクモキリソウを見つけたのにカメラに納めることも出来ずこの点は残念でした。
 また、行動中のスナップ写真もなかったため、画像の集合写真のみでした。



------ 以上6月定例山行、無事終了しました。 ------



十文字峠 (2020m)


2018年5月20日(日) 天候: 晴れ

登山口から15分千曲川源流挟霧橋に出る。沢沿いの道を清流の音を聞きながら川を三度ほど渡りその後苔むした急斜面をジグザグに登る。途中ヤマツツジと咲き始めのシャクナゲが我々を励ましてくれる。
八丁坂を登りきると、稜線わきの緩斜面を辿り十文字峠へ。豪華に咲いているアズマシャクナゲを見ながら昼食となりました。その後、展望台のある「乙女の森」へ。見事な大群落のシャクナゲを見ることが出来ました。



眩しい新緑の中で準備体操 見上げる青空が深い



出発! 良い気持ちだ



千曲川源流のせせらぎ



辛い八丁坂の始まり 頑張って行くよ〜



八丁の頭で休憩



十文字峠へあと30分



小屋まで跡少し ガンバレ!



乙女の森展望台



アズマシャクナゲは見事でした



下山の急降下もちょっと辛い 慎重に



------ 以上5月定例山行、無事終了しました。 ------





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