土曜山行会活動記録


土曜山行会

TOPICS



秩父御嶽山
2022/9

きのこ


タマゴダケ




御岳山奥の院・鍋割山  1084m


2023年1月14日(土)
天候:曇り一時微雨

2023年の初詣登山、天気はいま一つだが張り切っていた。

御岳平で登山準備後出発。御嶽神社隋神門、さらに天狗の腰掛杉で衣類調整、登山準備。静かな山道に入り杉の大木の並ぶ植林帯を登っていくと奥多摩の山々が見え始める。途中ちょっとした鎖場がありやがて社殿が現れる。この左手をひと登りして奥の院山頂1077mとなる。


御嶽神社境内へ



奥の院への登りはけっこう急だ



(左)社殿に登り着く           (右)山頂はひと登りだ


今年1年の安全登山を祈願して祠の前にて集合記念写真撮影、エネルギー補給。ここで、下山路をロックガーデン経由とするA班(10名)と上高岩山経由とするB班(8名)を編成、鍋割山へと向かう。鍋割山の地味な静かな山頂で昼食休憩。


奥の院 背後に鍋割山を望む



鍋割山で昼食休憩


出発時には明るい兆しを見せていた空だが、次第に雲が厚くなり雨がぱらついてきた。再びB班より出発しすぐに芥場峠に到着。ここまではAB班共通のルートである。両班とも途中で雨具の着脱で到着時間差は10分ほどであった。

<A班>芥場峠からは長い霜柱を踏んでの歩きにくい道で、ロックガーデンも岩が濡れていて足元には常に注意が必要だった。綾広の滝で一息入れて、ロックガーデン休憩所でB班と交信。休息後、合流地点に向かいB班を待ったがこの時すでにB班は出発した直後と判明。B班を追って長尾平へ向った。

<B班>上高岩山の急斜面を登り切ると狭い山頂、ここから岩場の急下降が始まる。足元には落ち葉の集積の下に岩や木の根、ロープ・鎖と続き、最後にはハシゴが待っている。注意深く下りていく。山腹トラバースを過ぎた頃、A班から連絡が入る。合流地点では時間的にA班が先着先行と思い込み、長尾平に向った。

 両班とも事故なく無事予定通りの行動ができたことは何よりだが、トランシーバーについては山中、特に谷間では携帯電話を含め交信不能となり、交信できても音声不明瞭、十分な意思疎通は難しいとの認識が不足していた。
効果的な使い方に工夫すべき点が反省点。


コース:  (時間概算表示)
ケーブル御岳山駅9:50…長尾平9:15…天狗の腰掛け杉…奥の院峰10:00/10:25

A班 鍋割山10:45/11:10…芥場峠11:35…ロックガーデン(休憩所)12:15/12:30…分岐…天狗岩12:50…長尾平13:15

B班  鍋割山10:35/11:05…芥場峠11:25…上高岩山11:35/11:40…ロックガーデン分岐12:30…天狗岩12:40/12:50…長尾平13:05




日の出山  902.0m


2022年12月10日(土)
天候:快晴

令和 4 年最後の山行は、奥多摩の日の出山。登山コースは青梅線側の吉野梅郷から入る普段は馴染みがないコース。登りに3時間、危険個所はないが山頂まではあちょっと長い。巻道もいくつかある。参加者は久々に21人。途中、集団が離れる事もありトランシーバーを活用して連絡しながら歩くことにした。


日向和田駅前に集合 コースの説明をする



吉野梅郷登山口


琴平神社までは、霜で滑りやすいところもあるが、冬イチゴを見つけたり、和気あいあい、おしゃべりをしながら、途中眺めのいいところでは、斜面に広がる薄の初冬の風景を満喫した。

         


三室山の手前のまき道で、直登組と巻道組の二班に分かた。さらに、最後の日の出山手前での巻道は直登のつもりだったが、数人が巻道に入ってしまったため、そのフォローをベテランの先輩に後追いをやっていただいた。
山中では隊列も次第に長くなり、トランシーバー通話範囲も狭まり、メンバーの誘導には注意していたのだが・・・・



時間差はあったが日の出山山頂に全員無事到着。集合写真を撮影後、皆で楽しく昼食タイムを過ごした。




   

日出山山頂


下山はスタンダートコースをつるつる温泉に下山。バス停近くで解散。
希望者は温泉に入浴とビールで本年最後の山行を締めくくった。


コース:  (時間概算表示)

日向和田駅 8:25…吉野梅郷登山口 8:55…琴平神社 9:47…三室山 10:22… 要害山 10:46…高峰山 11:15…竜のひげ 11:39…日の出山 12:08〜13:00…つるつる温泉 14:35(解散)




高川山  975.7m


2022年11月12日(土)
天候:晴れ

連日の晴天続きで気持ち良く家を出る。登山客の少ない禾生駅からのシラノサワコースを選んだ。禾生駅から古宿集落まで車道を歩き、大棚を経てシラノサワコースと古宿コースの道標に着く。下見の時にはわかりやすかったが、倒木で道標が見にくかった。沢を渡り、沢沿いの道から斜めで狭く急な道を気をつけて登り尾根に出る。




山頂までは人に会うことはないと思っていたが、2人連れ、15人パーティーの二組とすれ違った。徐々に周りの山や街が見えてくる。山頂直下の大岩の下に到着する。ストックをしまい、ロープの結び目をつかみ、慎重に登り、山頂に着く。一人一人登るので15人で20分かかった。先についた人から休憩し、富士山を眺めながらの昼食を楽しんだ。予想どうり、山頂は多くの人で混雑していた。






人の流れを見て集合写真を撮影し、下山にかかる。男坂・女坂の分岐で女坂コースを選び下るが、登ってくる人が多くすれ違いに時間がかかった。中央線で事故があり、遅くなったようだ。私たちは事故前に出発することができ、予定変更がなく良かった。男坂と合流し、沢コース入口で道が広くなる。予定よりも早く下山することができ、1時27分の列車に急げば間に合いそうだったので、急ぐ人とトイレに行ってゆっくりする人と登山口で解散するが、全員同じ列車に乗り帰った。


コース:  (時間概算表示)
禾生駅8:42・・・大棚9:23/9:27・・・シラノサワコース入口9:40・・・尾根10:00/10:05・・・大岩10:50・・・高川山11:13(昼食)11:45・・・男坂分岐12:31・・・沢コース入口12:50・・・登山口12:54(解散)・・・初狩駅13:15 (13:27高尾行き乗車) 参加者15名



秩父御嶽山 1080m


2022年9月10日(土)
天候:曇り

三峰口駅から白川橋を渡り、贄川宿の案山子を見ながら登山道へ進む。数日来雨模様だったそうで落ち葉と泥で滑りやすい急登をゆっくり登っていく。一番高岩からは少し眺望があるが、あとは静かな樹林帯で他に登山者も見ない。歩く途中、ザルが何頭かまとまっているのを見かけた。

 



タツミチでちょうど12時。昼食タイム。昼食後、御嶽山への最後の急登をジグザグに登る。霧の中に木漏れ日が射し、幻想的な雰囲気が漂い苦しい中で少しほっとした瞬間だった。山頂手前でザックをデポして山頂へ行き写真撮影。雲取山、両神山は雲に隠れて見えず残念。



 
     秩父御嶽山山頂


下りのやせ尾根は滑りやすく、前との間隔をあけて慎重に下る。見たこともないキノコがたくさんありワイワイと写真を撮ったりしながら下り、途中の鉄塔では登ってきた御嶽山を間近に眺め、眼下には秩父湖が望めた。
16時22分までバスがないのでのんびりしていたら思いの外時間がかかり、杉ノ峠からはみな黙々と山を下った。

 

     秩父御嶽山を振り返る


何とか無事にバスに乗れて三峰口駅で解散となった。
O会員が朝に三峰口駅名物の草餅を注文してくれていた。皆さんに振舞われて疲れた体に沁みわたるおいしさだった。ごちそうさまでした。


コース:  (時間概算表示)
三峰口駅9:40…登山口9:55/10:00…一番高岩10:15/10:20…タツミチ12:00/12:30(昼食)…秩父御嶽山山頂13:15/13/30…杉ノ峠15:20…強石バス停16:19/16:22=三峰口駅16:29(解散)
参加者12名



棒ノ折山 963m


2022年8月27日(土)
天候:曇り

白谷沢登山口にあるポストに登山届を投函し、沢沿いの樹林の中を登っていく。時折現れる滝を眺めながらゴルジュも無事通過して林道分岐の広場でアンパンタイムをとった。急登で岩茸石、権次入峠を経て棒ノ折れ山頂に到着。曇り空と生い茂る草木で展望はあまりよくなかったが大勢の人がいた。
写真撮影後、下山開始。リーダーからは「前の人と3m位空けて下るように」との指示が出た。岩茸石からは尾根コースを下る。急な下りが続き、両太腿が攣った会員もでた。
14時45分頃、会員の一人が転んだ際に左腕を痛めるアクシデントが発生。持ち合わせの三角巾で応急処置を施した。骨折の恐れもあり状況判断の結果、林道に出て救急搬送を依頼する事態となった。(後の診断の結果、骨折はなくひとまず安堵)
急傾斜で木の根が蔓延る滝ノ平尾根の下りは十分注意していたのだが残念。救援いただいた方々に感謝申し上げ一層の安全登山を誓う次第です。
始末の後、より慎重に足を運び、さわらびの湯バス停に下山。

白谷沢を登る











コース:  (時間概算表示)
さわらびの湯バス停8:21/8:47…白谷沢登山口9:12/9:18…林道分岐10:50/11:00…岩茸石11:15/11:20…権次入峠11:55/12:05…棒ノ折山山頂12:20/12:50…岩茸石13:50/14:05…アクシデント発生14:45/15:10…白地平15:45/15:50…さわらびの湯バス停16:45  参加者15名



金剛の滝〜今熊山 505m


2022年7月9日(土)
天候:晴れ


「曇天」との予報が外れて「晴天」となり、ラッキー!集合場所の武蔵五日市駅前は案の定、バス待ちの個人・グループの人たちで混雑していた。我々は徒歩で 山に向かうのでホッとする。

駅前の檜原街道を右へ上町交差点、小和田橋で秋川を渡り広徳寺へ。ひまわり、カンナ、ノカンゾウなどの花が清々しい。広徳寺参道脇では、大輪のやまゆりがいくつも咲き誇り、紫陽花の濃い色合いがまぶしい。かやぶきの山門をくぐると対の大銀杏に圧倒される。タラヨウ、カヤの大木もあり、境内は掃き清められ心静まる臨済宗の古拙である。

金剛の滝へは、急な上り下りの山道、そして広い河原に出る。小さな雌滝の脇の手彫りトンネルをくぐると落差14mの雄滝の前に。滝の中段に金剛像がある。これからの時期には、滝周辺のイワタバコの花が岸壁にしがみつくように咲くとのことだが、雌滝の脇にほんの数輪しか確認できず残念だった。清涼感を満喫。

今熊山へは今日一番きつい山道を登る。何回か休憩の後、山頂に到着。昼食休憩後、春にミツバツツジが咲き賑わう今熊神社(下社)へ下る。

終着の小峰公園へは変電所分岐から変電所脇を行き、小さな階段を上り園内に導かれる。木陰に日差しが遮断され思いのほか暑さを感じない。道桜尾根を進み八坂神社を経て、ビジターセンターに着き解散となった。

歩程3時間余りのコースですが、広徳寺や金剛の滝等の見どころ、今熊山へのきつい登りの数回の休憩、皆さんの歩行状況等を勘案して、安全で楽しい山行に心がけて時間をかけました。


コース:  (時間概算表示)
武蔵五日市駅8:40…上町交差点…広徳寺9:10/9:30…金剛の滝10:15/10:40…今熊山(昼食)11:10/11:50…今熊神社(下社)12:10…変電所への分岐12:20 …小峰公園への分岐12:40…小峰公園最高地点13:00…ビジターセンター 13:40 (解散)   参加者17名



高水三山 (高水山759m・岩茸石山793m・惣岳山756m)


2022年6月4日(土)
天候:晴れ

上成木から高水三山 下山は沢井駅へ

高水山の表参道は、青梅市上成木から頂上の常福院へ登る道です。今回はこのコースをたどり高水三山を歩きました。

常福院の参道は杉の大木や石の道標が続き、タツナミソウや開き始めたコ アジサイが目を楽しませてくれた。常福院でトイレとアンパンタイムで一休み。
高水山から岩茸石山への道ではトレランのレースの人たちに道を譲りつつ登った。

岩茸石山山頂は登山者が多かったので、眺望を少しの間楽しみ写真撮影だけで退去。山頂からの急坂を慎重に下り惣岳山へ向う。途中、普通は素通りする馬仏山(まぼとけやま)のピーク723mに立ち寄りO会員が付けた標識を確認して惣岳山への道に戻った。

惣岳山手前の適地で昼食タイム後、岩場の登りを山頂に。惣岳山からはノーマルな御嶽駅ではなく、沢井駅に下る道をとる。地図上では破線ルートで山道も交錯しているが登山道はしっかり、迷うことなく下山できた。沢井駅で解散し無事山行を終えた。

高水三山の登り・下りをあまり知られていないコースで体験。特に下りのルートでは他の登山者に会うこともなく、それぞれのペースで歩くことができて満足な山行でした。

 


 


コース:  (時間概算表示)
上成木バス停8:30…常福院9:45/9:55…高水山10:00/10:03… 岩茸石山10:35/10:45…馬仏山11:00/11:05…惣岳山下11:35/12:05…惣岳山山頂12:10/12:15…登山口13:20/13:25…沢井駅13:45 (解散)   参加者15名



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