チームマルイワ「会計お助け隊」の業務内容

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チームマルイワこと岩倉孝臣

1. 月次決算の早期化のお手伝い

(1) 目的
経営目標を達成するために、経営情報を迅速にキャッチして、対応する必要があります。 そのために月次決算を翌月第7営業日までには確定しなければなりません。早期化のお手伝いをします。
(2) 内容
  1. 労働保険料、固定資産税、自動車税、賞与引当金、退職給付引当金等を毎月費用配分し、月割り計上します。
  2. 製造経費、販売管理費等請求書で計上している費用は、〆日を早める方法ですべて目標の確定日に、当月分が計上できるようにします。
  3. 月次においても、当月に実現した収益とそれに対応する費用が計上されるようにします。
  4. ライン管理職を含めた全社の方が、経理の基礎知識を理解できていることが、スムーズな月次決算に結びつきます。
(3) 条件
現在は翌月のいつの時期に、確定しているのか。もし遅れているなら、どのような理由で遅れが生じているのか分析しなければなりません。

2 決算業務の進捗・早期化のお手伝い

(1) 目的
決算業務を敏速に進捗していくことにより、当年度決算の見通しも精度が高くなります。
(2) 内容
  1. 月次決算の精度
    上記の月次決算で、適正な会計処理がなされていると、本決算も早く処理できます。
  2. 経過勘定等の前倒し処理
    前払費用、未払費用等の前倒しの処理、消費税の税額計算も内容審査を事前に行います。
  3. 法人税等、税効果会計のシュミレーションソフトにより、申告書を記入したときと同じように当期純利益が算定できるようにします。
  4. 決算処理期限の厳守
    決算スケジュール、勘定科目別審査担当者を、早期に策定、決定連絡をおこなうと、モレやミスも減り、順調に処理できます。
(3) 条件
ラインを含めた事前準備、決算の基礎的な知識を共有することが重要です。

3 会計制度の構築、改善のお手伝い

(1) 目的
適切な経営情報を、経営者、管理職に適時に提供し、経営管理を有効に機能させるのが、会計制度です。会計制度の構築、改善のお手伝いを行います。
(2) 内容
  1. 経営計画の策定
    経営方針を経営計画として数字で表します。(3ケ年のP/L計画、B/S計画、C/F計画を策定)
  2. 予算制度の実施
    全部門予算で経営をコントロールします。(当年度の経営計画を踏まえて、間接部門を含めた月次部門別予算を策定)
  3. 月次決算制度
    月次決算を翌月第7営業日までに確定し、タイムリーな問題解決を図ります。
  4. 部門別業績評価制度
    セグメント(部門、商品)別の貢献利益を算定し、評価します。
  5. 原価計算
    財務会計と結びつく、原価計算制度は困難であっても、個別製品別の原価計算の算定を図りましょう。
(3) 条件
御社の現行の財務会計、管理会計を基盤に、上記の会計制度の構築、改善を図ります。第一段階として、御社の財務・管理会計の実態を分析のうえ、どのように会計制度を構築していくべきか方向性を提案します。

4 経理規定・同実施要領の策定・改訂のお手伝い

(1) 目的
御社の会計処理方法を、規定、実施要領として明文化し、仕事のやり方をライン及び経理担当とも個人のノウハウに依存する方法から脱却して、新入社員でも処理できるように標準化を図りましょう。
(2) 内容
  1. 経理規定、同実施要領
  2. 仕入・買掛金規定、同実施要領
    仕入、買掛金管理、支払サイト、支払審査、振込方法等を定めます。
  3. 棚卸規定、同実施要領
    棚卸を実施するときの基本的な考え方とその具体的なやり方を定めます。
  4. 検収規定、同実施要領
    仕入のときの検収の考え方及び検収のやり方を定めます。
  5. 現金管理規定
    小口現金の管理方法、出金のやり方を定めます。
  6. その他
    御社のニーズのある事項を、規定、実施要領にします。
(3) 条件
規定は考え方、実施要領は仕事のやり方をいいます。実際に御社の仕事のやり方を社員の皆様でフローに記入していただき、それを、商法及び法人税等の制度会計の基本的な考え方をふまえたうえで、明文化していきます

5 キャッシュ・フロー予測のお手伝い

(1) 目的
P/Lで利益が出ていても、支払資金が不足することがあります。将来のキャッシュ・フローを予測して、あらかじめ不足資金の額と時期を予測して、対応策を講じるアドバイスをします。
(2) 内容
  1. 過去の実績の分析
    過去3年間の財務諸表から、C/Fを算定し、その分析を行います。
  2. 月別、日別の実績
    預金通帳等から、日別の収入と支出の実績を過去1〜2年間データ化し、今後の予測資料とします。
  3. 今後の予測
    当期のP/L、B/S予算より、C/F予算を策定し、月別の予測をします。さらに日別の予測をします。
    当期に特別に発生しそうな取引を、聞き取り調査を行い、上記に加減算します
(3) 条件
C/Fを合理的に予測するためには、定量情報だけでなく、定性情報が重要です。御社の経験と情報(売上の動向、賞与支給の予定額、主要な投資額と支払時期等)をあらかじめお知らせください。

6 会計の基礎知識の勉強のお手伝い

(1) 目的
上記の3でご説明した会計制度も、それを理解し、予算差異等の原因分析ができ、対応策を考える人がいて始めて、その制度の導入した目的が達成できると思います。
そのためには、管理職の方が基礎的な会計の知識を知っていなければなりません。勉強のお手伝いを行います。
(2) 内容
職位別及び職場別の要求水準を明示しておくことが大事だと思います。
しかし日商簿記3級とか、2級とかではなく、御社の業務に密着した、具体的な部門P/Lの成り立ちと、それに関連するB/S科目が理解できればいいので、その現状にあわした教材を策定し、勉強していくムードを作り上げればと考えます。
(3) 条件
直接経理業務と関係しないラインの方々が、積極的に取り組んでいただくためには、トップの方より、通常の業務と同じウェイトで評価する方針を明確化していただくことが欠かせないと考えます。

7 会計システムの開発・改善についてのアドバイス

(1) 目的
会計システムは、財務会計、管理会計と密接な関係があります。
上記の会計制度の構築、改善に際しても、システム開発が並行開発しなければ、有効に機能を発揮できません。そのアドバイスを行います。
(2) 内容
  1. 処理件数及び要求レベルに応じて必要な自動仕訳の考え方をアドバイスします。
  2. システムのあるべき姿をまず明確化し、それに至るステップ毎の作業を、システム開発の方と協同して、進捗するアドバイスを行います。 
(3) 条件
システム開発と会計処理の方法がバランスよく進捗していくことが重要です。
ルーティン業務の見直しを含めて考えることが必要となります。

8 その他会計・経理に係わる改善等

今、問題になっている会計、経理に係わる課題等があれば、お申し付けください。お役に立てるか検討のうえ、対応方法をご報告します。

チームマルイワは、岩倉単独ではなく、さまざまなプロフェッショナルな人達の智慧と経験と知識をお借りしながら、課題解決のお手伝いをしていきます。

但し、チームマルイワの最も主要なチームメイトは、御社の皆様方です。現場の事情を熟知されている皆様方と忌憚のない対話の中で、方向を決め、目標を設定し、改善を積み重ねていきたいと願っています。次の段階では御社の皆様方だけで、課題の解決策を考え、対応して頂くように、お役に立ちたいと思います。以上