感じる黎明(レオン・ライ)

東京に23区があるように香港にも18地区があるという。
その18地区をもっとよく知ってもらおうということで、
香港特別行政区政府が2001年4月から2年間の予定で行っている「感じる香港」というプロモーション。
そのセレモニーの一環として、黎明(レオン・ライ)とミシェル・リーが来日。
そして時期を同じくして渋谷で開催されている@東京国際ファンタスティック映画祭。
こちらでも黎明(レオン・ライ)とミシェル・リーの主演作が上映された。

27日にフジテレビで行われた@香港観光協会のイベント、レオンライファンクラブ主催のイベント、
28日の舞台挨拶(映画 @バレット・オブ・ラブ)いずれも運良く行くことが出来、
2001年10月27日(土)10月28日(日)という秋の2日間は私にとってまさしく@りよーん祭りであった。
まだ1日しか経っていないのに、記憶は鮮明であるはずなのに、
時系列ではなにも思い出せない。総て断片的な記憶のみ・・・・
しかし驚きの気持ちだけでも記録に残しておきたい。


血液型、星座的考察  黎明(レオン・ライ) 12月11日生まれ いて座 AB型

黎明(レオンライ)の誕生日が12月11日ということは知っていたのだが、
血液型は自分があまり興味がないせいもあり気にしたこともなかった。
しかし今回ファンクラブのイベント中、後ろの席に座ったファンの方が口にした言葉
「やっぱりAB型だよね・・・・」という言葉にいたく触発される。
実は私もいて座で血液型がAB型なのだ。
自分と同じ血液型で同じ星座なら、そこを手がかりになにかレオンについて
語れるかも・・・
これも何かの縁かもしれない。
今回のイベントでレオンの口から発せられた数々の言葉を、血液型、そして星座から考えたら
どんな風になるんだろう。
俄然興味が沸いてきたというのが正直なところだ。
ちなみに私は占いもあまり興味がなく、雑誌の占いコーナーも開かずにいることがしばしばだ。
ただ統計として考えるなら、膨大な数のデータを集めた上で語られる数々の規則性や方向性
などはかなりな確率で信じられると思っている。

AB型を表する言葉に
@クール@人と距離をおきたがる@喜怒哀楽が控えめ(何を考えているか解らない)
などがある。(ちなみに愛については積極性に欠けるらしい・・・)
仕事に関してはまじめであり、また金銭面では合理的で無謀なことはしないとも言われているようだ。

またAB型の人は時間を有効に使うことに喜びを感じる人が多いと思う。
たとえば用事Aと用事Bの間にぽっかりあいた時間に丁度あうような用事を見つけ、
その用事を無事済ませらることを気持ちいいと感じたりするのだ。
(他人から観ると
せっかちと思われる行動であろう)
これが総てというわけではないが傾向としてはかなりあたっていると思う。

そしていて座は
@正直@ストレート@束縛されることを嫌う@恋愛は自由恋愛を好む
@冷静@悲観的
@向いている職業は、集団に属さない職業か奉仕的なもの

こんな風に書いてあるところが多いようだ。

今回のイベントでレオンの口から発せられた数々の言葉そして行動を、当てはめてみると・・・
(ちなみに私も冷静といわれるいて座の為 かなり辛口コメント炸裂かも・・・)

AB型→クール  いて座→正直、ストレート、冷静
「観たい人は観にいけばいいし、観たくない人は観にいかなくていいと思う」
(ファンクラブのイベントで新作@バレット・オブ・ラブについて聞かれて)

いくら気心のしれているファンの前とはいえ、素晴らしい物言いである。
また12月に行われるコンサートについても本人の口から宣伝らしい言葉は
一切出てこなかった

確かに映画@バレッド・オブ・ラブ 友人・知人に素直にお薦めできる映画とは言いがたい。
実際瀬戸朝香ちゃん演じる女性の「愛するが故の苦しみ」がちっとも伝わってこないのである。
(朝香ちゃんの責任というより脚本の責任であろう)
この映画はそこが大きなポイントだし、それが総ての映画なのにそれが伝わってこないのだから、
辛いの一言だ。一緒に映画を観た友人Mさんは
「ランタオ島が舞台でよかった。そうじゃなかったらもっと辛かった」と評していたが私も同感だ。
またレオン一人日に焼けておらず、のっぺりしているのも寂しかった。
宣伝されているパリの場面はほんの少しで、物語の多くの部分は大仏のあるランタオ島で展開される。
香港映画好きとしてはランタオ島の漁村風景に心洗われるものがあった。


AB型→仕事は真面目にやる。 
「僕の中に苦労という言葉はありません」
(舞台挨拶の際 映画の中で苦労した場面はありましたかの問いに・・・)

仕事を長い間一生懸命やっているので、苦労を苦労と思わなくなりましたということらしいが・・・
あまりのあっけない答えに司会者も言葉に詰まる。レオンもこれはまずいと思ったらしい。
苦労していないわけではないなどとフォローしていたが、時すでに遅し。
前日のイベントでは本当に血色もよく、通訳の人が辟易するほど話に熱の入ったレオンだったが
(ミシェル・リーへの質問にもかかわらず話を横取りし、またその話のオチがないという、
明石家さんまがいたら「しゃべらんでええ」とつっこまれること間違いなしのトークを展開)
日曜日28日のイベントでは前日はしゃぎすぎた反動がでたらしい。
「多謝 多謝」を繰り返すだけで殆どしゃべらなかった。
翌日 芸能ニュースで流された瀬戸朝香への気持ちを行動で表すというハグのシーンも
舞台挨拶を全体の流れから見ると、話すの疲れたからハグしちゃえ。といった印象だった。
残念ながら28日の彼の中に@サービス精神という言葉はなかったようだ。


AB型→愛については積極性に欠ける
(ファンクラブのイベントで瀬戸朝香ちゃんとの仲について聞かれて)
「瀬戸さんとは言葉の問題もあり、あまりコミュニケーションが取れませんでした。
瀬戸さんに話したくて通訳の人に話したのですが、通訳の人が訳してくれず、結局
通訳の人と話すだけで終わってしまいました。言葉は本当に大変で、瀬戸さんは
随分英語が上手になったようです」

コミュニケーションをとる方法は言葉だけではないとおもうのだが、残念ながらそこまでの
盛り上がりは感じなかったようだ。


AB型→せっかち
ファンクラブイベントでの卓球大会にて 
自分で嬉々としてボールを拾うなど
同じくファンクラブイベントにて 自分で仕切ろうとする行動が多々見られた。
ボールを拾いにいったほかに、
ゲームの小道具を自分でセットする
マイクを引っ張るなどちょっとした行動にせっかちな感じが見られた。


いて座→悲観的  AB型→金銭面では合理的で無計画な借金をすることはない
(ファンクラブのイベントの質問コーナーで衝動買いをしてしまった経験をたずねられて。)
「買い物で失敗したものは車です。一番最初は○○でそれは(延々とその車がだめだった話がつづく)
その後買った車は(このあとも延々とその車がだめだった話が続く)
その間に体脂肪率を量ったりして話が中断し、話題が他のことに変わるかと思われたのだが
また話の続きを話し出す・・・
ちなみに一番高い買い物は革のジャケットだったらしいが、そちらは仕事でも何度も使用し、元はとったらしい。
革のジャケットについては一回着用の単価まで話していた。これに関してはかなり合理的といえる。

AB型→クール
(ファンクラブのイベントで レオンへのサプライズということでパラパラを披露するも・・・)
彼の曲にあわせパラパラを踊るファン約500人を観ても、微動だにせず。

この歳でパラパラを踊るとは、本当にいい経験をさせてもらいました。

ここまでは
いて座の正直、ストレートという特徴を活かして、辛口トークを書いてきたが、
本当はイベントではレオンの肉声を聞け、ファンクラブのイベントは前から5列目ということで、
日焼けしたレオンを目の当たりにし、と楽しい2日間だったのだ。ファンでよかったと思うし、
あの数々本音トークを聞いたあとではファンは止められないというのが正直な感想だ。
(クールに見えてもAB型はなかなか献身的らしい)
特に
@ウソからはじまる恋の話(仮題)は、本当に馬鹿馬鹿しく、そして愛すべき映画だというのが、
観ているみんなの笑い声から感じられてうれしかった。眼鏡が似合わないのは一目瞭然なのに
、劇中でいくつも眼鏡スタイルを披露するのも人の意見を聴かないレオンらしいかんじだし、
また数々のコメディシーンに対してはよくここまでやったと拍手したい。
中途半端なアクションシーンを並べた映画より、こんな感じのコメディをもっと取って欲しいと思う。



黎明(レオン・ライ)への道
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