電車を待っていて気になること
通勤のため、駅で電車を待っているとやることがないので、ボケーっと反対のホーム
に到着する電車を眺めたりしてしまいます。そんな時ふと目に留まったのが、屋根に
取付けられているエアコンの室外機です。同じ仕様で出来ていると思っていたのですが、
意識して眺めてみると、微妙な違いがあります。ここでは、113系(東海道線)に
搭載されているエアコンの話をします。
★製造メーカと外観の違い(特長)
外観の画像を以下に上げます。室外機側面にH,M,Sの文字が見えます。これは
製造メーカを示す略号と思われました(H:日立製作所,M:三菱電機,S:東芝)。
これはその後ネット等で調べて間違いないことを確認しています。東芝がなぜTでは
なく、Sなのか。113系のエアコンを製造していた当時東京芝浦電気であったこと,
鉄道関連の製造メーカで東洋電機があり、それと区別するため東京のTではなく、芝浦
のSとしたのではないかと思います。
目で見て分かる外観上の違い(特長)としては…
・カバー中央部の吊下げ金具の数
・放熱器部分のスリット形状の違いがあります。
その他として、カバーの色(ねずみ色,ステンレス剥き出し)等もあります。
エアコン室外機の画像と違い(特長)
・吊下げ金具の数:3個 ・放熱器部分スリット形状:外カバーと一体形状 三菱製と外観形状等が同一であり、略号がなければ判別が難しい |
・吊下げ金具の数:3個 ・放熱器部分スリット形状:外カバーと一体形状 日立製と外観形状等が同一であり、略号がなければ判別が難しい |
・吊下げ金具の数:2個 ・放熱器部分スリット形状:日立製等と違い一体形状でなく、網状になっている 上記2メーカと違い特長がある為判別しやすい |
211系の室外機にも型式+略号が記されているのを見かけますが、こちらは
解読できないため取り上げません。でも世の中私と同じようなことを考えている方は
いるようで、
こちらのHPでは略号を解読されています。興味のある方は、ネットで検索をかけてみて下さい。思いのほかエアコンを取上げた
ページがあることに驚かれると思います。諸性能を記載しているところもありますから
(みんなマニアック過ぎだってば…)。