〜ケイオウ 秋のパンツズボン祭〜

   高村和宏・鈴木貴昭講演会

日時:2010−11−21(13:00〜14:30)

場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎501教室

主催:慶應義塾大学ストライクウィッチーズ同好会

 上記講演会に参戦してきました。詳しいレポは、2ちゃんのスレに既に上がって

いますが、自分なりにまとめてみたいと思います(内容追えなくて大分はしょって

いますが…)。

○開場までの様子は…

 12時過ぎに会場に到着。それらしい人がパラパラ。12時30分には

 スタッフにより、二列に整列。その後5名ずつ区切って受付を行った。

○開演までの様子は…

 ・女性もパラパラ来ている(見回すと数名はいました)

 ・ツイッターで書き込みをしながら、周りを見回す人多数

 ・顔なじみが多いようだ(集まっている集団そこかしこ)

 ・サーニャコスのスタッフが奮闘(ガンバレ!!サーニャ?)

 ・サーニャのズボンずり下げ隊Tシャツ,Kサプジャケット着用など自己主張する

  方が多数!(目の前の席にはエイラーニャTシャツを着た紳士も)

 おっさんの私は、入り込める余地はなさそうな感じ。ちょっと肩身が狭い…

 照明が落ちて、司会から注意事項が読み上げられる。「会場内ではスースーしないで

 ください」に会場爆笑

 会場の様子は、こんな感じ(汚い絵ですみません!!)

1.登場・紹介

 その後、主役二人が壇上袖から登場(会場からは割れんばかりの拍手が!)

 ・二人の自己紹介

  高村さん(以下:高)→京大の講演会の時は声が良く聞こえないと言われたので

             今日は気をつけます。

  鈴木さん(以下:鈴)→高村さんが余計なことを言わないようにお目付け役で

             来ました!とはいえ自分が余計なこと言いそう。

 ・映画化について

  →角川の雑誌を見て!映画化が決定したのは、2期終了後。()

   グアムで音録り(MG42など数百発発射)したデータと画像を音響担当に

   渡したら、戦争でもするの?と言われた。(鈴)

  (2本立てではなく)ストライクだけで上映したい。(鈴)

2.ぼくのわたしの愛して会いたいコーナー

 講演会申し込み時に回答したアンケート結果の発表です。

 ○好きなウィッチランキング

           1位:エイラ

           2位:バルクホルン

           3位:エーリカ

           4位:リーネ

 ちなみに宮藤は、8位でした。

 ここで設定画を監督が見せようとするものの、PCの操作に手間取る!!

 リハしておけば良かった…(高)

 監督引き受け後1ヶ月は、キャラ作り(掘り下げ)を行った。(鈴)

 その後キャラ設定画が無事写る。

 エイラはイケメン!でも中身は中学生!(鈴)

 ○ぼくのわたしのもみたいおっぱいランキング

           1位:リーネ

           2位:バルクホルン

           3位:シャーリー

 ・監督がもみたいおっぱいは?→やっぱりリーネちゃん。(高)

 ・こだわりは?→ありえないゆれ方はしないようにする。(高)

        人間好きなものに一生懸命になれる!!形よりも乳首!(高)

        昔のセルでは、100色しか使えず、苦労した。デジタル万歳!!(高)

 ○好きなキャラ組み合わせランキング

           1位:エイラ・サーニャ

           2位:エーリカ・バルクホルン

           3位:シャーリー・バルクホルン

           4位:宮藤・リーネ

  監督PCをごそごそ操作。せっかくの機会ということで、全員すっぽんぽんの

  設定画が大写しに!!→会場どよめきと大きな拍手!!

  秘密のファイル!!(鈴)

 ・してみたい組み合わせは?→全員のからみ!!みんなもそうでしょう?(鈴)

              サーニャはだれかと絡ませるのは難しい(鈴)(高)

 ○ ○○なウィッチーズが見たい!!

  アンケートで書かれた内容をくじ引きで決定し、話をしてもらう。

  (高)引く「ハルトマンネウロイに誘拐・拉致される!それを何とかしてバルク

       ホルンが助ける!」

       →坂本,いらんこで既にやっちゃいましたからねぇ。もっと早く

        言ってもらえれば!(鈴)(高)

  (鈴)引く「宮藤がどこかの航空団に行って、治療などでサポートする話」

       →宮藤は何処に行っても大丈夫!おっぱいの大きい子は何処にでも

        居る!(鈴)

        コメント難しい!(高)

  (高)引く「偽伯爵とロスマン先生がただひたすらイチャイチャする話!」

        →ダレ?(高) 島田さんが書いたキャラ(鈴)

  監督は本当に知らないよう。11人でも名前を覚えるの大変なのにと申していま

  した。製作に集中していたんですね。本当にお疲れ様です。

 ○質疑応答

  アンケートの内容から幾つかピックアップして、二人に回答をもらう

 ・アニメを製作する中で、周りから止められたこと,やり残したこと

  →やり残したことはいっぱいある。(高)(鈴)

   宮藤が戦う理由を入れたかった。(高)

   ローマにロケハンに行った時、お墓しかない島があると聞いた。物語のなかで

   ネウロイに殺された人々のお墓として、それを見た宮藤が戦う決意をするシーン

   として入れたかった。(高)

   実際その島に行ってみたが、日本のお墓と違う意味で怖いというか生々しかった。(鈴)

   3軍合同の戦闘をやりたい。(鈴)作画が死ぬのでダメ!(高)

   劇場版では入れたい??(高)会場からおおっと期待する声が。

   大和がネウロイを撃破する話を入れたかった。(高)

 ・2期での苦労・力を入れたこと

  →苦労はしっぱなしだった。(高)(鈴)

   一期と比べられて、面白くないと思われない内容にするのに苦労した(ハードルが

   上がったので)。(高)

   シナリオ作成は、一期より時間が掛かった。(鈴)

   坂本の部屋も見せることが出来た。あの畳は二式大艇で運んだ。(鈴)

 ・時間があると股間をかいていたらしいが、股間へのこだわりは?

  →設問が間違い。書きすぎて時間が無かった。書きたいものを書く。みんなも

   見たいでしょ?(高)

 ・2期7話の虫ネウロイはなぜお尻に?

  →それは、尻ません!キリッ(鈴)

   司会にそこは、「あ、そうですか」で返して!!と突っ込む(鈴)会場大爆笑!!

 ・2期5話のマリアのあれはズボン?

  →ズボンです!!キリッ(鈴)(高)即答でした。

  マリアの設定画を見せながら、スカートはない、上着のスソです。(高)(鈴)

  他のウィッチのように前を開けて…マリアのデザイン失敗したかなぁ…(高)

  恥ずかしければパンツ、そうでなければズボン!(鈴)

  監督がリーネの設定画を参考にしながら、ズボンの線(クロッチ)は重要!!と

  力説していました。ルッキーニは縞々に隠れてしまうので、作画が難しいのだとか。

  これには会場納得の爆笑でした。

 ・上がりを迎えたウィッチはどれ位居るの?

  →時代的に(ストライカーユニットに乗るようになってから)そんなに経っていない

   ので、退役したウィッチはそれほど多くない。

   ガラント少将は、特別。上がりを迎えたウィッチが軍に残っても、なれるのは隊長まで。

   坂本、ミーナ、バルクホルンは軍に残りそう。(鈴)

 ・2期のまとめ方について(製作陣の意見は?)

  →最初に決まっていた。(高)(鈴)

   なぜ宮藤をあんなこと(魔力の消滅)にしたのかと、お叱りの声を多数頂いた。

   宮藤に感情移入している人が多いことの裏返し。(高)

   宮藤は軍人ではなく、戦うことを望んでいなかった。どんな形であれ診療所で人々を

   治療しているのが幸せであるからあのような形にした旨、お話をされていました。

・今後書いてみたい可愛さは?

 →絵的なものだけではなく、行動・性格なども含めた総合力ではないかと思う。(高)(鈴)

   ストーリが進んでいないとお叱りを受けた。可愛さ、ストーリどちらを取るか

   と言われたら、可愛さをとる。ストーリの都合に合わせて、キャラの性格などを

   変えることはしたくなかった。(高)(鈴)

 ・ズボンをパンツに見えるという友人にどう言い返せばよい?

  →パンツと言う様になったのは、ここ100年位しか経っていない。今の考え方

   に留まって、物事を言ってはいけないと説得してください。

   我々の考え方は、進化または退化(100年より前に)しているのかもしれない。(鈴)

 ・宮藤の視線がおっぱいに行くのは仕様?

  →仕様です!キリッ(高)(鈴)

   会場一同納得+爆笑

 ・宮藤以外のキャラを主人公にしたら、監督をしないって本当?

  →そんなこと言ったかなぁ…?(高)(鈴)

   他のキャラを一から開発するのは大変だけれど、やらない訳ではない。(高)(鈴)

○会場からの質問

 ・2期10話でマルセイユを何で登場させたの?

  →2期はストライクウィッチーズの世界の掘り下げがテーマ。501以外の

   ウィッチが活躍していることも紹介したかった。

   501のエースは、エーリカ・ハルトマン。そのハルトマンに対抗できる

   のは、マルセイユしかいないということで選んだ。(鈴)(高)

 ・周りの友人から2期9話のペリーヌの話はいらないと言われる

  →元は10話だった。個人的には好き。(高)

   作画は…(鈴)(高)

   BDDVD版では、リテイクがかなり入りそうな予感…

   2期は1期に比べて、最終話へ繋がるストーリが分かりにくかった

   ところがあったと思う。(鈴)

 ・ウィッチ世界の未来(又は過去)の物語を見たい

  →角川さんに言ってください。(鈴)

   戦国…で、お約束の掛け合いが。

   ストライカーユニットが発明される前は、箒+エンジンの

   乗り物で戦う。(鈴)→へぇ〜(高)

   でも魔力も(ストライカーユニットで)増幅できないから今のように防御も

   出来ない。あんまり面白くないと思う。(鈴)

3.プレゼント

 高村さん、鈴木さん書下ろしの色紙(両方宮藤)が抽選のうえプレゼントされた。

304,259両氏おめでとうございます。

4.最後に感想

 面白い(講演会)と思っていただいたか不安。劇場版がんばります。(高)

 ファンの人との交流はなかなか出来ない(少ない)ので、このような機会があれば、

 参加して皆さんの意見を聞きたい。皆さんが喜んでくれるような作品を作っていきたい。(鈴)

 会場の割れんばかりの拍手に送られ、両氏が退場。あっという間の1時間半であった。

5.所感などなど

 一般的にアニメの作り手と視聴者の間は、超えられない壁があり、容易に近寄れないと

自分は思っている。だからこのような機会を作っていただき、直接作り手の最前線で活躍

する方々の生の声を聞き、そして視聴者の生の声を作り手側に届けるということは、とても

素晴らしいことだと思います。

今回高村・鈴木両氏の話を聞いて、この人達(島田さんも重要です)が居たからストライク

ウィッチーズが出来たんだと再認識するとともに、その愚直な態度を見て安心した次第です。

きっと色々な制約はあると思うが、この人たちなら劇場版など私達の期待に出来る範囲で応えて

くれるんではないかと。あと、この作品は愛されているなぁという気持ちも十二分に伝わって

きました(作り手視聴者両方から)。

もし、またこのような講演会が開かれる機会があれば、是非また参加したい。

最後に講演会を企画していただいた、慶応義塾大学ストライクウィッチーズ同好会ならびに高村・

鈴木両氏への感謝の言葉で、レポートを締めくくりたいと思います。

どうもありがとうございました。

 以上レポートは、席番284だった横浜006でした!

 

 

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