小口径でガンバル
(小口径+横浜の空=何処まで写る?)掲示板に載せようと思いましたが、画像が粗くなってしまうようなので、
HPの中で載せたいと思います。
★国際宇宙ステーションの拡大撮影にチャレンジ
ネット上には国際宇宙ステーションの拡大画像が多くあがっています。是非自分でも撮影してみたいと思い
早速チャレンジすることにしました。
最初は、
OLYMPUSのZUIKO DIGITAL 50-200 mmでチャレンジしていましたが、焦点距離不足やピントずれなどで、まともな写真が撮れていませんでした。
そこで、焦点距離を稼げてピントのずれもおきにくい望遠鏡の直焦点撮影で、再チャレンジすることにしま
した。撮影日は、東京地方のほぼ天頂を通過する
2017年4月15日です。撮影データ:
2017年4月15日19:09〜19:11使用レンズ:ビクセン
ED70SS +コマコレクター3(400 mm:35 mm換算800 mm)F5.7使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1露出時間 :
1/800秒ISO
感度 :800国際宇宙ステーションまでの距離が近かったこともあり、形がはっきり写りました。
撮影した画像を時系列で並べてみました。
状態の良い画像を
8コマコンポジットして、画像を滑らかにしてみました。欲が出て、もう少し焦点距離の長いレンズが欲しくなりますね…
また撮影にチャレンジしたいと思います!
★散光星雲の撮影は難しい
使用するカメラはノーマルな
E-M1なので、なんとなく散光星雲の撮影は難しい(写らない)と思っていました。だからこれまで撮影対象としていませんでしたが、ふとデネブ周辺(北アメリカ星雲)ならばどうだろうと
思い、チャレンジしてみました。
撮影データ:
2016年9月9日21:53〜22:44使用レンズ:
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50-200 mm(76 mm:35 mm換算152 mm)絞りF3.2+ケンコー
ASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1使用赤道儀:アイベル
CD-1CM+露出時間 :
1分×22コマ(露出22分相当)ISO
感度 :1600画像処理 :フリーソフト「
YIMG」と「ImageFilter」にてコンポジット・画像処理を実施(
50%縮小)+周辺減光が酷かったのでトリミング赤い星雲を強調(出す)ような画像処理を強引にしたのですが、この程度しか写っていませんでした。
やはり無改造のカメラは、赤い星雲に対する感度が低いですね(だからフィルタカット改造や感度を
高めたモデルが存在する訳で…)。
そうそうネット上で、フォーサーズ機の
E-1は、赤い光への感度が比較的あると書いてあったのですがどうなのでしょう。チャンスがあったら試してみようかと思います。
★ポタ赤の実力はいかに…
この夏長野で撮影の機会を得られることになったので、ちょっと無理をしてポタ赤を導入
しました。アイベル製の
CD-1CM+です。あわせて、極軸望遠鏡と微動マウントを購入。アングルプレートは自作しました。結局長野は天候に恵まれず、その後も撮影できずじまいで
9
月を迎える頃合になってしまいましたが、ようやく8/26に追尾精度を確認する撮影ができました。撮影対象は、
M27あれい状星雲です。撮影データ:
2016年8月26日21:50〜使用レンズ:
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50-200 mm(200 mm:35 mm換算400 mm)絞りF3.5+ケンコー
ASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1使用赤道儀:アイベル
CD-1CM+露出時間 :
1分×20コマ(露出20分相当)ISO
感度 :1600画像処理 :フリーソフト「
YIMG」と「ImageFilter」にてコンポジット・画像処理を実施(
50%縮小トリミング)撮影しながら合間に画像の確認をしていましたが、星像の流れは確認できませんでした。
きちんと極軸のセットをできれば、追尾精度は高そうな印象です。
システムは、トランクに一式入れて持ち運びできるので、タカハシ
90Sを出すほどではないけれど撮影をしたい際に重宝しそうです。
★おおぐま座
M101(難攻不落の被写体…)昨年撮影出来なかった
M101の撮影にチャレンジしてみました。正確には被写体が淡すぎて、目盛環の導入でもカメラの視野内に入っているのかも確認
出来ない状態という表現が合っていると思います。
今回も当初
400 mmで撮影に挑戦していましたが、さっぱりだったのでレデューサーを装着して、
280 mmで挑戦。するとあっさり導入に成功。どうやら赤緯軸を動かしすぎていたようです(反省)。
撮影データ:
2016年5月14日22:20〜11:27使用望遠鏡:ビクセン
ED70SS+×0.7レデューサー+ケンコーASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1直焦点使用赤道儀:タカハシ
90S露出時間 :
1分×27コマ(露出27分相当:雲が広がったため中途半端な時間…)ISO
感度 :1600画像処理 :フリーソフト「
YIMG」と「ImageFilter」にてコンポジット・画像処理を実施(
30%縮小トリミング)今までの経緯から、淡いだろうなとは思っていましたが、渦巻きが殆ど写らない状態でした…
やはり光害の影響が大きすぎますね。ネット上で、撮影しにくい被写体と言われるのも
分かります。銀河周辺の星の配列は分かったので、次は
400 mmで撮影に挑戦してみたいです。
★アンドロメダ座
M31M33
と同様に機会に恵まれなかったM31を撮影してみました。夕方18:00の時点で天頂付近を過ぎてしまい、早々に建物の影に隠れてしまうため時間との勝負でした(自宅で撮影)。
今回は、被写体が大きいためレデューサーを使用し、
280 mm相当で撮影に望みましたがF
値が1強明るくなったため、いつもの感度設定では露出オーバーを起こしてしまいました。それに伴い、カラーバランスの崩れたが発生、画像の処理は大変でした。条件を整えるのは
難しいですね。でも自宅でここまで写れば御の字でしょう。
撮影データ:
2016年1月10日17:49〜使用望遠鏡:ビクセン
ED70SS+×0.7レデューサー+ケンコーASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1直焦点使用赤道儀:タカハシ
90S露出時間 :
1分×34コマ(露出34分相当)ISO
感度 :3200画像処理 :フリーソフト「
YIMG」と「ImageFilter」にてコンポジット・画像処理を実施(
22%縮小トリミング)
★さんかく座M33
秋口から撮影をしたいと思っていた
M33。過去望遠レンズで挑戦するも、写りが良くなかったので再挑戦を待っていたのです。正月休みの
3日にようやく撮影できましたが、銀河の全体像を捉えるには厳しかったようです。「光害」カットフィルタをいくら使っても、暗い空にはかない
ません。
撮影データ:
2016年1月3日20:21〜使用望遠鏡:ビクセン
ED70SS+コマコレクター3+ケンコーASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1直焦点使用赤道儀:タカハシ
90S露出時間 :
1分×19コマ(露出19分相当)ISO
感度 :3200画像処理 :フリーソフト「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施(50%縮小トリミング)腕の部分が姿をあらわしてくれません。空の状態に限界を感じます…(ちょっと画像処理追加しました)
★カタリナ彗星を撮影してみた
カタリナ彗星が、明け方の空で見やすくなっているということで、本日(
12/19)4時起きで出かけてきました。彗星は
6等星台との情報があり、とりあえずカメラと三脚の軽装備です。おとめ付近の彗星をガイドに従って双眼鏡で探すこと暫し、ようやく星雲状の天体を見つけました。
やはり
6等星台ということもあり、あまりぱっとしない印象です。持って行ったレンズでは、点にしか写らないなと思いつつ撮影し、家で画像処理するもやはり残念な
画像でした。
撮影データ:
2015年12月19日05:23〜24使用レンズ:
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-54 mm(50 mm:35 mm換算100 mm)絞りF4.0使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1撮影方法 :固定撮影
露出時間 :
2.5秒×24コマ(露出60秒相当)ISO
感度 :3200画像処理 :フリーソフト「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施(50%縮小トリミング)短い露出時間のコマをたくさんコンポジットしたので、作業が大変でした。ノイズリダクションが
効いてない?ようで、画像が荒かったのも辛いところです。
★アンドロメダ座β星界隈
ふと、簡易赤道儀を使って写真を撮りたくなったので、近くの公園へ持ち出してきました。
長時間露出は出来ませんが、ちょっとした撮影ならこれで十分です。
M31は言うに及ばず、M33の存在も何とか確認出来ました。ただし、カメラのアングル調整は自由度が低くてつらい場面も…
撮影データ:
2015年10月8日21:16〜使用レンズ:
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-54 mm(25 mm:35 mm換算50 mm)絞りF5使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1使用赤道儀:自作簡易赤道儀
露出時間 :
5秒×18コマ(露出100秒相当)ISO
感度 :1600画像処理 :フリーソフト「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施(トリミングあり)
★こと座M57リング星雲(久しぶりの更新)
今年の夏は、お盆休みのころから天候不順が続き、まともに撮影ができませんでした。
とりあえず休み中に撮影したのが、この
M57です。夏場は画像のノイズが酷くなり、ノイズリダクションをかけても使える感度は
1600どまりでした。撮影データ:
2015年8月15日21:45〜使用望遠鏡:ビクセン
ED70SS+コマコレクター3+ケンコーASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1直焦点使用赤道儀:タカハシ
90S露出時間 :
1分×6コマ(露出6分相当)ISO
感度 :1600画像処理 :フリーソフト「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施
ちょっと拡大…図鑑などでおなじみの色が見えています
この日は星像が流れている画像が多く、まともな画像は6コマしかありませんでした…
★ケンタウルス座ω星団(確認が難しい…失敗でした)
南中前後のω星団を見たいと思い何度か挑戦しているのですが、空の状態が良くなかったり地上の
明かりが強かったりで、双眼鏡でも確認出来なかったりします。周囲の目標になる星も見えにくいのも
影響しています。
とりあえずω星団をカメラで撮影してみました。
いた範囲よりもっと低い位置でした。明るい空で星を探すのは難しいです。
他の画像を確認すると、黄色の四角で囲ったあたりにω星団があるようなのですが、撮影したデータを
確認してもそれらしい像は確認できませんでした。残念ながら地元では見えないようです。
撮影データ:
2015年5月13日 20:30使用レンズ:
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-54 mm(54mm)絞りF4使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1撮影方法 :固定撮影
露出時間 :
2.5秒露出×15コマ(37.5秒相当)ISO
感度 :3200画像処理 :「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施※画像は
M66と同様のリサイズ・トリミングで統一しています。
★しし座M65ほか(1回目は掲示板に載せた内容の転載です)
しし座のM65,M66,NGC 3628の撮影に挑戦してみました。
横浜の空は非常に「光害」が強いので、光害カットフィルタが必須になります。それでも
ISO感度3200
では1分露出が限界です・・・望遠鏡(視眼)では銀河の存在が確認出来ないため、短時間撮影で画像を確認しながらフレーミングを
調整しています。画像は
30%リサイズし、1024×768のトリミングを実施。画像処理も含めて、天体の撮影は難しいですね。
20分相当の露出でもNGC 3628が淡くしか出てくません。処理方法が悪いのかな?
撮影データ:
2015年3月11日使用望遠鏡:ビクセン
ED70SS+コマコレクター3+ケンコーASTRO LPR Type2使用カメラ:
OLYMPUS OM-D E-M1直焦点使用赤道儀:タカハシ
90S露出時間 :
1分×20コマ(露出20分相当)ISO
感度 :3200画像処理 :フリーソフト「
YIMG」にてコンポジット・画像処理を実施
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