2009年秋季観戦記

2009年10月22日(木)青山学院大3回戦 
入替戦戦回避へ希望の灯が広がる勝ち点2 
10月28日青学大が未消化立正大戦で勝ち点を落とし最下位・入替戦へ。※青学大勝ち点の場合は「2」で並ぶも勝率で及ばず最下位だった。


【投手陣】
東洋大:○乾、鹿沼
青学大:●石井、垣が原、新沼、川角、福島

【本塁打】
東洋大:雑賀(2回ソロ・石井)、林崎(3回2ラン・垣が原)、
坂井(5回ソロ・新沼)

【試合経過】
【1回表】1番小島が2ベースヒット、2番木村が内野安打で出塁すると、4番は林崎の犠飛で1点先制する。
【2回表】7番雑賀のソロホームランで1点追加する。
【3回表】2番木村が2ベースヒットで出塁、4番林崎の2ランホームランで2点追加する。
【5回表】3番坂井のソロホームランで1点追加。
【9回裏】4番小池が2ベースヒットで出塁、5番木野のゴロで進塁すると、2アウトから7番政野のタイムリーヒットで1点返す。さらに、盗塁と8番代打内藤のタイムリー2ベースで1点追加する。


【所感〜神宮球場より〜】
苦しかった今季も終わった。初回から小島が出塁し得点につながる、雑賀、林崎、坂井にホームランが飛び出し、チーム本塁打ゼロから最終2カードで5ホーマーが飛び出し勝ち点を奪取した。昨日初回KOだった乾が先発し、見事9回途中まで青学大戦を抑え勝利を呼び込み来季へつなげた。
9回2死1点を失った乾からリリーフした鹿沼がタイムリー、四球と苦しい投球、最終打者もフルカウントから三振という点差以上にしびれた試合だった。投打がかみあって勝てる試合はこんな風に勝てるんだという思い。主力選手が多く残る来年、捕手の強化が最重要課題だが、この7連敗、5連覇を経験したチームに負けが込むことの怖さを嫌というほど染み込ませてくれたと思う。油断大敵、1戦1戦の大切さ、負け試合からいかに立ち直っていくのかなど多くを学んで来年へつなげて欲しい気持ちでいっぱいだ。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】小島 桐生第一 .098 左二安 三振 投ゴ 遊ゴ 三振
【指】木村 愛工大名電 .194 内安打 左二安 三ゴ 死球
打 上原 帝京 .273 二ゴ
【右】 坂井 春日部共栄 .244 投ゴ 犠打 右本 三振 中飛
【遊】  林崎 東洋大姫路 .212 犠飛 左本 三ゴ 四球 四球
【左】伊藤 成田 .000
打左 堀越 浦和学院 .250 左飛
打 都築 浦和学院 .143 左飛
中 小田 九州学院 .125 三振 犠打
打中 緒方 PL学園 .182 三振
【三】鈴木 桐蔭学園 .243 二ゴ 四球 左安 投ゴ
【一】 雑賀 PL学園 .250 左本 四球 三振 遊ゴ
【捕】森(智) 愛工大名電 .143 三振 三振 四球 三振
【左】 瀧本 静岡商業 .214 中安 一ゴ 犠打 一ゴ
合計 31 .185

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
東洋大姫路 8 2/3 13 4.18
鹿沼 桐生第一 2/3 2.34


2009年10月21日(水)青山学院大2回戦 鈴木同点弾 上原サヨナラ弾!!
入替戦戦回避へ希望の灯 7連敗でストップ!!

10 11
青学大
東洋大 1×

【投手陣】
青学大:垣が原、新沼、●石井
東洋大:乾、鹿沼、○藤岡

【本塁打】
青学大:下水流(9回ソロ・鹿沼)
東洋大:鈴木(9回ソロ・石井)、上原(11回ソロ・石井)

【試合経過】
【1回表】1番長島が2ベースヒットで出塁し、2番篠塚の犠打で進塁すると、3番加守田のタイムリーヒットで1点先制する。
【1回裏】2番橋本が四球、3番坂井がヒットで出塁し、1・3塁とすると4番林崎の犠飛で1点を返す。
【4回裏】5番都築が四球で出塁し、6番雑賀のヒット、7番鈴木の犠打で進塁し、8番森のゴロの間に1点追加。
【6回表】4番小池が2ベースヒットで出塁し、5番木野のタイムリーヒットで1点。
【9回表】6番下水流のソロホームランで1点。
【9回裏】7番鈴木のソロホームランで1点。
【11回裏】5番上原のソロホームランで1点。

【所感〜神宮球場より〜】
8回のチャンス(1死後、代打小島の3塁打)を生かしきれず、嫌な感を抱いた最終回、下水流に一発を浴び負け試合覚悟の展開の中、起死回生の鈴木の今季チーム初ホームラン、そして上原の延長サヨナラホームラン。苦しみの中か得られたこの1勝に喜びとともにほっとした。2−3のまま敗戦、入れ替え戦を9回1死になり覚悟した。この1勝はたとえ入れ替え戦になってしまったとしても、鹿沼、藤岡の復活劇もあり、つながる試合になる。
生き残った東洋大。3回戦、勝ち点奪取で入れ替え戦回避に希望をつなげたい。
正真正銘、リーグ最終戦となる。
敗戦=最下位・入れ替え戦の状況に変わりはないが、這い上がった者、悪あがきを見せる3回戦だ。
青学投手陣も苦しい状況と映る。東洋大先発は藤岡か?リードして内山、鹿沼へつなぐ理想の展開に持ち込めたら。。。
負けられない試合が2回戦で、勝ちたい試合に変わったのが3回戦とも言えるような気がする。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率 10 11
【左】木村 愛工大名電 .143 遊ゴ 三振 左安
左 瀧本 静岡商業 .182 二ゴ 遊ゴ
【二】橋本 広島商業 .500 四球 中安 一飛
打二 小島 桐生第一 .083 中三安 一ゴ
【右】 坂井 春日部共栄 .243 中安 左飛 二飛 四球 四球
【遊】  林崎 東洋大姫路 .193 犠飛 左飛 三振
打 鮫島 浦和学院 .125 三振
遊 藤井(史) 東洋大姫路 .000 一ゴ
【指】都築 浦和学院 .150 二ゴ 四球 中飛
打指 上原 帝京 .300 三振 右本
【一】 雑賀 PL学園 .240 二ゴ 中安 三振 三振
【三】鈴木 桐蔭学園 .235 二飛 犠打 二ゴ 右本
【捕】森(智) 愛工大名電 .250 中安 一ゴ 三ゴ 三振
【遊】佐々木 如水館 .000 三振
打中 小田 九州学院 .143 左飛 三振 遊ゴ
合計 35 .178

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
東洋大姫路 1/3 5.13
鹿沼 桐生第一 7 2/3 2.36
藤岡 桐生第一 2.25


2009年10月20日(火)青山学院大1回戦 止まらぬ7連敗。。。厳しい戦いが続く。

東洋大
青山学院大 ×

【投手陣】
東洋大:●鹿沼、乾、内山、松本、藤田、藤岡
青学大:○石井

【試合経過】
【1回裏】1番長島がヒットで出塁、2番篠塚でフォースアウトとなり、1アウト1塁となる。3番加守田の犠打で進塁すると、4番小池の内野安打で1・3塁とし、5番木野のタイムリーツーベースで2点先制。
【6回裏】5番木野がツーベースヒットで出塁し、6番下水流・7番政野のヒットで1点追加すると、8番井関の犠打で進塁し、1番長島の犠飛でさらに1点追加。

【所感】
エース鹿沼が早々に降板。継投でつなぐも6回は内山が被3連打で失点を重ねてしまう。そしてなにより「ゼロ」行進では勝てない。多くを語れない完敗だ。自力での入れ替え戦回避がなくなり、青学戦に勝ち点をあげても、次週青学が立正大から勝ち点をあげた場合は、東洋大が最下位、入れ替え戦となる。まさにがけっぷちに立たされた青学2回戦だ。
ここまできたら、投手陣は1イニング、1人1人に立ち向かうこと、打線はとにかく振り切ることだ。ここまでチーム本塁打も「ゼロ」、勢いづくためにも思い切った打撃、豪快な攻撃野球を見たい。
先のことは何も考えずただ目の前の相手打者、相手投手にくらいついていってほしいと願うばかりだ。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .059
二 上原 帝京 .250
【左】木村 愛工大名電 .120
打 小田 九州学院 .250
【右】 坂井 春日部共栄 .235
【遊】中  林崎 東洋大姫路 .207
【指】都築 浦和学院 .167
打指 堀越 浦和学院 .273
【三】鈴木 桐蔭学園 .226
【一】 雑賀 PL学園 .238
打 江原 日大三 .077
捕 岡(良) 東洋大姫路 .000
【捕】 佐藤 春日部共栄 .118
打 鮫島 浦和学院 .143
一 北野 高知中央 .000
【中】 瀧本 静岡商業 .222
遊 佐々木 如水館 .000
打 藤井(史) 東洋大姫路 .000
合計 27 .171

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
鹿沼 桐生第一 1 1/3 2.37
東洋大姫路 4.74
内山 浦和学院 5.12
松本(暁) 小山西 4.19
藤田   浜田 2/3 .000
藤岡 桐生第一 2.65


2009年10月14日(水)亜細亜大学2回戦 今季4度目完封負け 6連敗を喫す。入れ替え戦回避をかけ青学大と直接対決

亜細亜大
東洋大

【投手陣】
亜細亜大:○倉又、知花、東浜
東洋大:●鹿沼、乾、内山

【本塁打】
亜細亜大:加嶋(4回ソロ・鹿沼)

【試合経過】
【4回表】1番加嶋のソロホームランで1点先制。2番小野がヒットで出塁、暴投、3番中田のヒットで3塁まで進塁すると野選で1点追加。
【6回表】ツーアウトから、5番工藤がヒットで出塁、盗塁で進塁し、6番ブルーノのタイムリーツーベースで1点。続く7番高田の内野安打の間にブルーノが3塁へ進むと、1塁送球間に生還し1点。
【9回表】ツーアウトから、1番加嶋が四球で出塁、2番小野がヒットで出塁すると、3番中田のタイムリーツーベースで2点追加。

【所感〜神宮球場より〜】
1安打、3塁を踏めず、今季4度目の完封負け。完敗だ。3回までパーフェクトだった鹿沼も中大戦に続き1発を被弾、連打から失点につながり、6回も2死から2失点と踏ん張れなかった。最終回、2死から2失点を喫した乾もピリッとして欲しかったところだ。
この試合、雑賀の守備のまずさもあり、6回からマスクを佐藤へ。6回2死から失点につながっている。今季、捕手を固定できないところがチームの不調をまた物語っているような気がする。
勝ち点1、2勝6敗で最終の青学戦となった。勝ち点1で並ぶ青学との直接対決。勝ち点を落とせば最下位、入れ替え戦が確定、連勝勝ち点ならば入れ替え戦回避、2勝1敗での勝ち点の場合は、次週青学対立正戦の結果待ちとなる。
6連敗、打線の低調、投手陣踏ん張りきれない戦いが続く。対する青学も5連敗と苦しい状況だが、垣が原というエースが存在するだけに厳しい戦いになることは間違いない。
報道によれば8月初旬にチーム内に流行したインフルエンザの影響での練習中止期間が痛かったと高橋監督のコメントがあった。
シーズン最終盤にきて、もう四の五の言ってはいられない。最後の戦い、王者の誇りを持って、連覇の呪縛を解かれた、来季へつながる試合を4年生が引っ張り、下級生が応えるそんな試合を見たいと願うばかりだ。
亜大戦は崩れてしまったが、頼みはやはり鹿沼だろう。鹿沼を先発で使うのかリリーフで複数試合を投げさせるのか。そしてなにより打線の援護が不可欠だ。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .032 遊失 左飛 一ゴ 遊ゴ
【左】木村 愛工大名電 .130 犠打 三ゴ
打左 堀越 浦和学院 .333 三振 遊ゴ
【右】 坂井 春日部共栄 .267 左邪飛 三振 一ゴ 三振
【遊】 林崎 東洋大姫路 .231 右飛 遊飛 左安
【指】都築 浦和学院 .176 三ゴ 中飛 四球
【三】鈴木 桐蔭学園 .241 三振 二直 左飛
【捕】一 雑賀 PL学園 .250 三振 三振
打 上原 帝京 .286 二ゴ
一 北野 高知中央 .000
【一】捕 佐藤 春日部共栄 .133 中飛 中飛
打 江原 日大三 .083 一ゴ
捕 岡 日大三 .000
【中】 瀧本 静岡商業 .286 左飛 遊ゴ 二ゴ
合計 26 .182

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
鹿沼 桐生第一 1.78
東洋大姫路 2 2/3 5.63
内山 浦和学院 1/3 3.98


2009年10月13日(火)亜細亜大学1回戦 東浜KOも及ばず5連敗。。。
亜大中田に通算100安打を本塁打で献上

東洋大
亜細亜大 ×

【投手陣】
東洋大:●藤岡、内山、佐藤、乾
亜細亜大:○東浜、知花

【本塁打】
亜細亜大:地神(3回ソロ・藤岡)中田(7回ソロ・内山)

【試合経過】

【1回表】2番滝本の二塁打で出塁し、5番林崎のタイムリーで1点。
【3回裏】9番地神のソロホームランで1点。続く1番加嶋が四球、4番中原が死球で出塁すると、5番工藤のタイムリーヒットで1点の2点追加。
【4回裏】7番高田がエラーで出塁し、盗塁すると、8番青柳のタイムリーで1点追加。
【5回裏】2番小野がエラーで2塁まで進塁すると、3番中田のタイムリー3ベースで1点、さらに4番中原のタイムリーヒットで1点追加。
【7回表】5番林崎がヒットで出塁、6番鈴木のゴロで1アウト1塁とすると、8番上原のタイムリー2ベースで1点。
【7回裏】3番中田のソロホームランで1点。
【8回表】9番鮫島がヒットで出塁し代走小田、2番滝本が四球で出塁すると、4番坂井のタイムリー2ベースで2点追加。

【所感〜神宮球場〜】
終盤、追い上げましたが残念な結果になった。
厳しい当たりはあったがエラー2つ(林崎、途中出場佐々木と)が失点につながってしまった。
初回、林崎タイムリー後に鈴木にも連打がでましたが3塁コーチのストップの指示が遅かったためか、続く走者だった林崎が封殺される形でのチェンシ、5回先頭の雑賀の安打後、恐らくエンドランのサインミスで雑賀が盗塁死と攻撃、走塁面でもくやまれる場面があった。投手陣もエラーは絡みましたが6失点、厳しい試合になった。
厳しい戦いが続くが、2回戦をどう戦い取り戻すのかだ。課題の打線は東浜君から4点を奪い、8回ではありましたが彼をマウンドから引きずりおろした。
やはり2回戦、期待、頼みは鹿沼か。厳しい状況に追い込まれましたが、まだリーグ戦は残っている。星が同じの青学をにらみながらといった状況になってきたが、2回戦をとって負の連鎖を断ち切りたい。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .037 三振 三振 一ゴ
遊 佐々木 如水館 .000
打左 堀越 浦和学院 .429 左飛
【左】中 瀧本 静岡商業 .500 左二安 遊ゴ 左安 四球
【指】木村 愛工大名電 .136 二飛 遊ゴ
打指 江原 日大三 .091 遊併 右飛
【右】 坂井 春日部共栄 .308

四球

遊飛 左飛 左中二安
【遊】中遊 林崎 東洋大姫路 .217 左安 右飛 左安 右飛
【三】鈴木 桐蔭学園 .269 左安 左飛 一ゴ 三振
【一】捕 雑賀 PL学園 .278 三ゴ 左安 補邪飛 左飛
【中】 緒方 PL学園 .200 一ゴ 一ゴ
打 上原 帝京 .333 右二安 中飛
【捕】佐藤 春日部共栄 .154 三振
打一 鮫島 浦和学院 .167 四球 中安
走 小田 九州学院 .000
一 北野 高知中央 .000
合計 33 .198

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 3 1/3 2.81
内山 浦和学院 3 2/3 4.09
佐藤 東洋大姫路 1/3 0.00
東洋大姫路 2/3 5.41


2009年9月30日(水)中央大学2回戦 3戦連続完封負け 鹿沼一発に泣く。

中央大
東洋大

【投手陣】
中央大:○山崎、澤村
東洋大:●鹿沼

【試合展開】
【7回表】5番美馬のソロホームランで1点。

【所感】
先発は春季MVPの鹿沼。厳しすぎるが、打撃不振の中、先に点を取られては苦しい。エースなればこそ、負けない投球が求められる。
がしかし3戦連続の0封負けでは光は全く差し込まない。打線組み替えも、苦し紛れの感は否めない。春季首位打者の主将小島、4番に君臨した林崎の復活なくしてチーム浮上は考えられない。
残り2カード。残念ながら下位を気にしながらの戦いになる。4年生はこういう状況からこそ、チームを引っ張り、来年に向け良いものを残して欲しい。鹿沼を中心に投手陣が踏ん張り、いや踏ん張ってくれるはず。そしてなにより打線の援護がなければ。。。ここまできたら1戦1戦、思い切って振りきって欲しい。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【左】木村 愛工大名電 .150
【二】 小島 桐生第一 .042
【中】右 坂井 春日部共栄 .304
【指】江原 日大三 .111
打 都築 浦和学院 .200
【右】堀越 浦和学院 .500
走中 小田 九州学院 .000
【三】鈴木 桐蔭学園 .273
【捕】 雑賀 PL学園 .286
【一】小柴 東農大二 .250
【遊】林崎 東洋大姫路 .158
合計 27 .191

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
鹿沼 桐生第一 0.47

2009年9月29日(火)中央大学1回戦 連続完封負け

東洋大
中央大 ×

【投手陣】
東洋大:●乾、内山、松本
中央大:澤村

【試合展開】
【2回裏】4番井上が四球で出塁、5番美馬の犠打で進塁、6番村山(雄)が死球で出塁、8番板井のタイムリーツーベースで2点先制。
【6回裏】4番井上がツーベースヒットで出塁、5番美馬の犠打で進塁、6番村山(雄)のタイムリーヒットで1点追加。8番板井が死球で出塁し1・2塁とすると、9番遠藤のタイムリーツーベースで2点追加し5対0とする。
【7回裏】2番杉沼がヒットで出塁、3番鮫島のゴロと盗塁で進塁し、ピッチャーの暴投で1点追加。

【所感】
厳しい、3連敗、連続完封負け。春季同様、中央大・澤村に完封を食らってしまった。打線不調のチーム状態の中、やはり先制されると苦しい。先発乾が早々に降板、後をつないだ内山も打線の援護なく力尽きる。。。苦しい。。。
戦国東都、6連覇のチームも非常に厳しい状況に追い込まれた。まだまだリーグ戦は終わっていない。中央大2回戦、踏ん張れるか。先発が予想される藤岡、そしてリリーフ鹿沼、限りなく0に抑え、勝ちを呼び込んで欲しい。2戦連続完封負けの打線。チャンスに硬くなっているのか?勇気づけるホームランが欲しい。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .050
【左】木村 愛工大名電 .176
打 上原 帝京 .250
左 小田 九州学院 .000
【右】中 坂井 春日部共栄 .316
【遊】林崎 東洋大姫路 .176
【指】都築 浦和学院 .214
打 江原 日大三 .143
【三】鈴木 桐蔭学園 .316
【一】捕 雑賀 PL学園 .333
【捕】佐藤 春日部共栄 .167
捕 森(智) 愛工大名電 .000
一 小柴 東農大二 1.000
【中】 緒方 PL学園 .250
右 瀧本 静岡商業 .000
打右 堀越 浦和学院 .667
合計 32 .210

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2 2/3 5.71
内山 浦和学院 3  3.70
松本 小山西 2 1/3 5.45

2009年9月23日(水)立正大学2回戦 守乱もあり、連敗を喫す。

【投手陣】
立正大:○小石、菅井、大村
東洋大:●藤岡、鹿沼、乾、内山

【本塁打】
立正大:神野(4回ソロ・藤岡)

【試合展開】
【4回表】2番神野のソロホームランで1点を先制。3番赤堀のヒットを4番近藤、5番越前がバントで繋ぎ、6番荒木のヒットで1点を追加。さらに三振振り逃げの間にパスボールで1点、9番早見のヒットで1点を追加し4-0。

【所感〜神宮球場より〜】
苦手左腕の小石相手だけに攻略までに時間を要すと思い、藤岡がどこまで粘れるかと見ていた
試合前。
序盤3回まではきっちり抑えてくれたが。。。

昨日の1回に続き、魔の4回になってしまった。3回まで好投していた藤岡だったが、神野に一
発を浴び、続く赤堀に安打、近藤の犠打処理を藤岡がエラーと浮足立ってしまった。鹿沼も耐え
きれず、しぶとくスクイズ、タイムリーと浴び失点を重ねてしまった。

打線は今季初の2ケタ安打も4点を追いかける展開もあり、打っていく 【4回ソロを浴びた藤岡】
しかなく、7回から9回まで3塁までランナーを進めるも、タイムリーが出ず、完封負け。
今日は9番、1番がノーヒットで打線が切れてしまった。春季はチームを引っ張った首位打者小島が打率1割をきる不振が痛い。

2カードを終え2勝2敗の勝ち点1。次カードの中大戦が上位争い行きか下位争い行きかを決める戦いになる。
投手陣は内山が戻り、1回戦乱調だった乾も2回戦は中継ぎで抑えてくれた。まずまずだと思う。小島の復調、チャンスでの一打が飛び出せばこの重たい雰囲気も払拭できるはずだ。







【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .062 二ゴ 一ゴ 遊ゴ 三振 遊飛
【指】木村 愛工大名電 .200 遊ゴ 三ゴ 中安 左飛 四球
【右】中右 坂井 春日部共栄 .267 中安 遊飛 一直併 中安 遊飛
【遊】林崎 東洋大姫路 .231 三振 中安 死球
遊 佐々木 如水館 .000
打二 上原 帝京 .333 右飛
【左】都築 浦和学院 .250 中安 三振 二飛 右安
【三】鈴木 桐蔭学園 .400 投犠 右飛 遊内安 二飛
【一】捕 雑賀 PL学園 .444 中飛 中安 左二安 中安
【捕】佐藤 春日部共栄 .200 四球
捕 岡 日大三 .000 捕邪飛
打一 北野 高知中央 .000 投ゴ
打 堀越 浦和学院 .000 右二安
【中】瀧本 静岡商業 .000 投ゴ
打中 山口 PL学園 .000 三振
打 江原 日大三 .000 三振
中 小田 九州学院 .000 三振
合計 35 11 .222

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 3 1/3 2.20
鹿沼 桐生第一 3 1/3 0.00
東洋大姫路 1 1/3 5.40
内山 浦和学院 0.00

2009年9月22日(火)立正大学1回戦 乾乱調、追撃ならず

東洋大
立正大 ×

【投手陣】
東洋大:●乾、内山、松本
立正大:○南

【試合展開】
【1回裏】1番黒葛原がヒット、3番赤堀が四球、4番近藤がヒットで出塁し満塁とすると、5番越前のタイムリーツーベースで2点先制。7番荒木が死球で出塁、8番椎名のタイムリーヒットで1点追加。9番早見のタイムリーヒットで1点追加し、この回6点先制。
【3回表】8番佐藤がヒットで出塁、1番坂井、2番木村が四球で出塁し満塁とすると、3番小島の四球で1点を返す。4番林崎の犠飛で1点追加。
【8回裏】5番越前がヒットで出塁、6番中嶋の犠打で進塁すると、7番中井のタイムリーヒットで1点追加。

【所感】
うーん、完敗。好不調の波がある乾。安定して試合を作れる存在になっていって欲しい。
3回満塁のチャンス、林崎の打球もあと一歩だったようだが、一気に攻めきれず、大量点に守られた南に完投を許してしまった。
光を見いだせば、国学戦に出番のなかった内山の好投、新戦力松本も1失点ながら1イニングを投げきったことか。瀧本も復帰してきた。
投打ともに完敗。完敗からいかに立ち直りやり返せるのか。乾の力は不可欠。次の出番で出直しだ。なにより打線の奮起。開幕して3戦で2ケタ安打なしはさみしい。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 .200
中 瀧本 静岡商業 .000
【指】木村 愛工大名電 .182
【二】 小島 桐生第一 .091
【遊】林崎 東洋大姫路 .182
【左】都築 浦和学院 .125
左打 江原 日大三 .000
【三】鈴木 桐蔭学園 .417
【一】伊藤 哲 成田 .000
一 鮫島 浦和学院 .000
一 上原 帝京 .500
【捕】佐藤 春日部共栄 .200
打 小田 九州学院 .000
【中】緒方 PL学園 .333
右 堀越 浦和学院 .000
合計 30 .190

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
東洋大姫路 3 2/3 6.28
内山 浦和学院 3 1/3 0.00
松本 小山西 9.00


2009年9月6日(日)国学院大学2回戦 藤岡完投勝利 またも敵失に助けられ連勝、勝ち点

国学大
東洋大 ×

【投手陣】
国学大:●村松、埜口、細川
東洋大:○藤岡

【試合展開】
【1回裏】1番小島が四球で出塁し、盗塁と2番木村の犠打で3塁まで進塁すると、3番坂井の犠飛で1点先制。
【4回表】4番山崎がヒットで出塁し、5番渡邉の犠打で進塁すると、6番谷内のタイムリー2ベースヒットで1点を返し、同点とする。
【5回裏】9番緒方が内野安打で出塁すると、1番小島のヒットとエラーの間に1点追加。さらに2番木村のタイムリーヒットで1点を追加し、この回2点。
【6回裏】3番坂井がヒット、4番林崎が四球で出塁し、5番都築の犠打で進塁すると、6番鈴木の内野ゴロの間に1点。

【所感〜神宮球場〜】
村松の立ち上がりをノーヒットながら1点を奪いまずまずのスタート。打線はなかなか村松を攻略できず、8回2死一塁、小島センター前安打をセンターがジャッグルする間に得点、またも敵失に助けられた。その後、木村のタイムリーと6回は鈴木の内野ゴロの間に1点と効率よく攻めたといったところか。打線がさらにつながり、爆発となれば言うことなしだったが、連勝スタートに欲張りすぎか。
また目立ったのは積極的に盗塁を試みる姿勢。初回、得点につながった小島、また2死一塁から2度ほど失敗に終わったが盗塁を試みている。足にスランプはないだけに、これからも積極的に動いて欲しい。
投げては藤岡が初完投勝利。15奪三振の数字ほど凄みは感じなかったが、4回の失点も1点に食いとめたのは大きい。先勝そしてやや打線が細い国学相手ということもあっての完投指令か。しかし、いずれにせよ9回を一人で投げきっての勝利にますます中心投手として磨きをかけていって欲しい。
次々週の対戦相手は亜大から勝ち点をあげた春季最下位の立正。東浜を攻略した上位打線は経験も豊富でやはり驚異だ。安定した投手力も持ち合わせ今季の台風の目になるかもしれない。
やや打線低調に終わった開幕カード、次々週にむけ立て直しを期待したい。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .125
【左】木村 愛工大名電 .222
【右】坂井 春日部共栄 .250
【遊】林崎 東洋大姫路 .125
【指】都築 浦和学院 .000
打 江原 日大三 .000
【三】鈴木 桐蔭学園 .500
【一】森 東亜学園 .000
一 鮫島 浦和学院 .000
【捕】佐藤 春日部共栄 .143
【中】緒方 PL学園 .500
合計 26 .214

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 15 1.00


2009年9月5日(土)国学院大学1回戦 延長にもつれこむも敵失に助けられ、鹿沼粘って先勝

10 11 12
東洋大
国学大

【投手陣】
東洋大:乾、○鹿沼
国学大:高木、●村松、埜口

【試合展開】
【2回表】6番雑賀がヒットで出塁し、7番鈴木のタイムリースリーベースヒットで1点先制。
【8回裏】4番清水がショートのエラーで出塁し、代走鶴見が盗塁。6番渡邉のタイムリーツーベースで同点。
【12回表】7番鈴木、9番小田、1番小島が四球で出塁すると、3番坂井のゴロがファーストエラーとなり2点追加。

【所感】
連覇中のチームの開幕はやはり難しい。相手校は、この夏のすべてを東洋戦にぶつけてくる気持ちできっと練習しているだろう。打倒小島、林崎、坂井を想定して国学院・高木投手は夏の練習に取り組んでいたのではないだろうか。
報道にもあったが、インフルエンザの影響で7月下旬から8月上旬まで練習ができなかったらしい。投げ込み不足が懸念される中、乾、鹿沼と踏ん張っての先勝にまずはひと安心。苦しい試合になったが、先勝にほっとしたというのが本音だ。

【打撃成績】

出身 学年 打数 安打 打点 打率
【二】 小島 桐生第一 .000
【左】木村 愛工大名電 .000
【右】坂井 春日部共栄 .200
【遊】林崎 東洋大姫路 .200
【指】都築 浦和学院 .200
打 江原 日大三 .000
【一】雑賀 PL学園 .200
【三】鈴木 桐蔭学園 1.000
【捕】佐藤 春日部共栄 .250
【中】緒方 PL学園 .000
打 山口 PL学園 .000
中 小田 九州学院 .000
合計 44 .205

【投手成績】

氏名 出身 学年 回数 安打 四死球 三振 自責点 防御率
東洋大姫路 0.00
鹿沼 桐生第一 0.00