2008年秋季観戦記

2008年10月31日(金)亜細亜大3回戦 4連覇達成。上野完封
今季5勝目でMVP。松永2ラン、3打点、林崎ダメ押しソロで快勝。

東洋大
亜細亜大

【投手陣】
東洋大:○上野
亜細亜大:●岩見、北原

【本塁打】
東洋大:松永1号(5回2ラン・岩見) 林崎1号(7回ソロ・岩見)

【試合展開】
【3回表】2番瀧本が四球で出塁、3番松永のタイムリー2ベースで1点先制。
【5回表】3番松永の2ランホームランで2点追加。
【7回表】1番林崎のソロホームランで1点追加。

【所感〜神宮球場〜】
試合前は上野の連投、相手が岩見ということもあり、苦しい試合展開を予想していた。上野が獅子奮迅の踏ん張り。3回までは得点圏に走者を背負う苦しい投球も絶え凌ぎ、8回9回のピンチもしのいで見事完封。最上級生最後のマウンドで見事エース、胴上げ投手になった。
打線は松永。高校時代からのライバル岩見に対し、四球で出塁した瀧本をおいて3回にタイムリー3塁打、5回は試合の流れを大きく引き寄せる2ランホームラン。見事やってくれた。
1回戦は完封した岩見もこの日はボール先行の苦しい投球。松永、林崎が見事に捉えた。

今季、序盤戦は乾の不調もあり、2カード目、日大から勝ち点を落とした。以降、藤岡が先発にまわり、上野が抑えと2回戦の先発にまわった。星勘定からしても立正2回戦14回を投げ切った上野がエースとなり後半戦の快進撃を支えた。
打線ではシーズン半ばからレギュラー瀧本の活躍が光ったと思う。勝ち点を落とした後の中大1回戦での出塁が得点を呼び、亜大2回戦での貴重なタイムリーなどチャンスメーカー、ポイントゲッターとして働きを見せた。これからの活躍が大変楽しみである。
坂井も今季2ホーマー、1番打者として安定した働きを見せた。林崎も不調ではあったが日大1回戦での勝ち越しスリーベースや亜大3回戦でのソロなど勝負強い打撃はやはり魅力だ。ルーキーながらサードに定着
そして投手陣。春先に期待していた藤岡が先発にまわり1勝をあげた。鹿沼も中継ぎで3勝と結果を出した。
投手陣も今季不調でいま一つ結果が出せなかった乾、体調不良だった内山の両名も復活が待たれる。
投打ともに層の厚さを感じる。新チームもまだまだ期待大だ!

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .268 二ゴ 一ゴ 四球
中 林崎 東洋大姫路 2年 .133 左本 捕犠
【中】右 瀧本 静岡商業 2年 .400 三振 四球 投ゴ 左二
【指】松永 九州学院 4年 .222 四球 左三 左本 三振 死球
走 江原 日大三 3年 .000
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .208 右安 中飛 右安 左飛 投ゴ
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .211 左飛 左飛 三ゴ 二内安
【左】中倉 PL学園 4年 .171 四球 三ゴ 四球 右飛
【二】小島 桐生第一 2年 .205 一ゴ 二飛 二ゴ 一ゴ
【遊】鈴木 啓 愛工大名電 4年 .167 一犠 三ゴ
遊 柘植 明秀日立 4年 .091 二併 右飛
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .214 二ゴ 二ゴ 二ゴ 左安
合計 32 .206

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 0.78

2008年10月30日(木)亜細亜大2回戦 上野1失点完投勝利。中倉先制ホームラン、瀧本のタイムリーで接戦を制しタイへ

亜細亜大
東洋大 ×

【投手陣】
亜細亜大:緑間、金村、●大山、北原
東洋大:○上野

【本塁打】
東洋大:中倉1号(2回ソロ・緑間)

【試合展開】
【2回表】6番中倉のソロホームランで1点。
【4回表】5番岩本の二塁打、続く6番引本の犠打、7番石井の犠飛で1点。
【6回裏】8番柘植がエラーで出塁、2番瀧本のタイムリーで1点追加。

【所感〜神宮球場〜】
上野が4回こそ先頭の岩本に2塁打を許し、犠打、犠飛で1点を失ったが、ほかは走者を許しながらも粘り切った。まさにエースだ、タイに戻してくれた。
課題の打線、初回1死2塁3塁のチャンスを十九浦、大野が凡退し嫌な流れ。払拭したのは中倉。トーナメントに強い男が後のない試合で貴重な一発を放ってくれた。そして1回戦は先発を外れた瀧本が勝ち越しタイムリー。今季成長著しい瀧本が貴重なタイムリーを放った。
さあ、決着は3回戦。再び岩見との対戦。東洋大は上野の連投か。なかなか火を吹かない打線。上野連投となれば継投もポイントになりそう。ただ、限りなく失点がゼロでなければ岩見相手に苦しく、厳しい試合になりそうだ。
4番十九浦のバットにやはり期待がかかる。4番の一打が優勝を導く。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .282 ニゴ 四球 投犠
中 林崎 東洋大姫路 2年 .133 三振
【中】右 瀧本 静岡商業 2年 .434 四球 四球 二ゴ 右安
【指】松永 九州学院 4年 .182 左二 遊ゴ 四球 投ゴ
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .186 一ゴ 四球 一飛 左飛
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .206 二ゴ 投犠 左二 三ゴ
【左】中倉 PL学園 4年 .179 右本 四球 投ゴ 遊飛
【二】小島 桐生第一 2年 .229 左飛
打 都築 浦和学院 3年 .000 一飛
二 佐々木 如水館 3年 .000 三振 三ゴ
【遊】鈴木 啓 愛工大名電 4年 .179 三振
打 佐藤 春日部共栄 2年 .167 捕飛
遊 柘植 明秀日立 4年 .111 三失 遊ゴ
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .208 右安 左安 遊ゴ 一飛
合計 28 .202

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 0.92


2008年10月29日(水)亜細亜大1回戦 雪辱に燃える岩見に完封負け。

東洋大
亜細亜大 ×

【投手陣】
東洋大:●藤岡、鹿沼、乾、内山
亜細亜大:○岩見

【試合展開】
【1回裏】1アウトから、2番小野が四球で出塁し、3番中田のタイムリー2ベースヒットで1点先制。
【5回裏】2アウトから、2番小野が2ベースヒットで出塁、続く3番中田の打球をショートが悪送球し1点追加。
【6回裏】5番岩本が2ベースヒットで出塁し、6番引本が犠打で送り、7番石井のスクイズで1点追加。
【7回裏】9番今村がヒットで出塁、1番工藤(崇)が犠打と暴投で進塁、2番小野の内野安打で1点追加。

【所感〜神宮球場〜】
亜大先発は予想通り岩見。本人談は制球に苦しんだとのことだが、3安打1四球に抑えられ完敗だ。唯一のチャンス(得点圏)は初回2死から松永が2塁打、4番十九浦の場面だけだった。4回2死からだったが十九浦に四球、大野に0-3となったろころとこの2回が崩せそうなシーンではあったが、見事に岩見にやられてしまった。
先発は藤岡。リードして最後は抑えで上野につかぐ作戦だったか。
初回は中田にタイムリーは打たれたが、下平、岩本を抑え3回まで0に抑えてくれた。4回ピンチを招き鹿沼と交代。鹿沼も蒸し2塁3塁からのピンチも見事に乗り切るなど投手陣は前半まずまずの踏ん張りを見せたが、5回以降、失点を重ねてしまった。
5回はまさかの柘植の悪送球も絡み失点、6回は先頭岩本の2塁打が起点となり、7回と連続でスクイズを決められ突き放された。
初回の攻防も明暗をわけた感がする。当たっていなかった中田に先制タイムリー、岩本が2安打と亜大打線キーマンが打ち出したのが怖い。
しかしながらあと1勝しなければ亜大も優勝できない。最後の試合にはまだ1試合早い。2回戦はエース上野が先発か。上野に託すとともに打線の援護が不可欠だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .289 遊ゴ ニゴ 三振 右安
走 瀧本 静岡商業 2年 .429
【遊】柘植 明秀日立 4年 .143 左飛 遊ゴ 一飛 三振
【指】松永 九州学院 4年 .167 右二 一飛 右飛 二飛
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .200 二ゴ 四球 中安 二ゴ
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .193 三振 三飛 左飛
【左】中倉 PL学園 4年 .167 二ゴ 遊ゴ
打左 都築 浦和学院 3年 .000 遊ゴ
【中】 林崎 東洋大姫路 2年 .138 右飛 三振 左飛
【二】小島 桐生第一 2年 .235 二ゴ 中飛
打三 氏家 拓大広陵 4年 .167 三振
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .150 一ゴ 中飛
打 佐藤 春日部共栄 2年 .167 中飛
遊 鈴木啓 愛工大名電 4年 .179
合計 30 .201

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 1年 3 0/3 0.62
鹿沼 桐生第一 2年 3  1.99
東洋大姫路 2年 1 2/3 4.85
内山 浦和学院 1年 1/3 0.00

2008年10月17日(金)立正大2回戦 延長14回上野が投げ抜く。エースだ上野
今季3勝目

10 11 12 13 14
立正大
東洋大 1×

【投手陣】
立正大:南、小石、●津田、木田
東洋大:○上野

【本塁打】
立正大:赤堀(2回ソロ・上野)

【試合展開】
【2回表】5番赤堀のソロホームランで1点先制。
【5回裏】6番林崎が四球で出塁、7番小島が犠打で送り、8番中倉のヒットで1点。
【13回裏】中倉がヒット、坂井が死球、柘植がヒットで1アウト満塁。押し出しで1点。

【所感】
エースになった上野。延長14回を投げ抜き、昨日の抑えに続き連勝での勝ち点、亜大との直接対決を呼び込んだ。
亜大戦も上野に大いに期待したい、期待できる。
打線の状態がいま一つも鹿沼、藤岡も踏ん張りここまで勝ち点を積み重ねててきた。
さあ、最終カードの亜大戦。持っている力を出し切って雪辱に燃える亜大を撃破、4連覇だ。
4年生にとっては最後の試合、エース上野、主将大野、一年から活躍してきた中倉、4番復活を期す十九浦の勇士を焼き付けたい。最高の結果とともに。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .294
【遊】 鈴木啓 愛工大名電 4年 .179
打 佐藤 春日部共栄 2年 .200
遊 柘植 明秀日立 4年 .333
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .214
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .189
【左】都築 浦和学院 3年 .000
打左 瀧本 静岡商業 2年 .429
【中】 林崎 東洋大姫路 2年 .154
【二】小島 桐生第一 2年 .250
【右】中倉 PL学園 4年 .176
走 福田 浦和学院 4年 .000
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .167
合計 43 .211

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 14 12 0.90

2008年10月16日(木)立正大1回戦 十九浦2打点 上野が要所を締め先勝。
鹿沼3勝目。

東洋大
立正大

【投手陣】
東洋大:藤岡、○鹿沼、乾、上野
立正大:菅井、小石、津田、和田、中川

【本塁打】
東洋大:坂井2号(9回2ラン・和田)

【試合展開】
【1回表】坂井がヒット、鈴木(啓)のゴロの間にランナー2塁へ進み、十九浦のタイムリーで1点。
【3回表】坂井が内野安打で出塁し、十九浦のタイムリーで1点。
【5回裏】岡部がヒット、山中のタイムリー2ベースで1点。
【9回表】瀧本が2ベースヒット、ピッチャーの悪送球で1点。坂井の2ランホームランでさらに2点追加。

【所感〜神宮球場より〜】
今季8試合目にして初の2ケタ安打、十九浦が2打点、4番復活が心強い。なにより上野。1点差のしのぎ合いの中、8回裏1死一二塁からリリーフ。三飛、三振でピンチを乗り切り9回のダメ押し点につなげた。
先発藤岡、中継ぎの鹿沼も好投。しびれる試合展開の中、投手陣の踏ん張りが大きい。
4番にも復活のきざし。2回戦をとって亜大との直接対決に持ち込みたい。
負傷退場となってしまった松永の無念の思いも乗せて4連覇に向かって欲しい。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .276 右安 三内安 三振 三振 右本
【遊】二遊 鈴木啓 愛工大名電 4年 .192 投犠 投ゴ 左安 二直 三振
【左】松永 九州学院 4年 .154 遊直 中飛
中 林崎 東洋大姫路 2年 .143 右飛 左飛 中飛
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .226 左安 左安 投直 左飛 右安
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .250 投ゴ 四球 中飛 左二安 四球
【右】左 中倉 PL学園 4年 .143 遊ゴ 遊ゴ 遊飛
打 都築 浦和学院 3年 .000 四球
遊 柘植 明秀日立 4年 .000
打 田坂 斉美 4年 .500 三振
二 佐々木 如水館 3年 .000
【二】小島 桐生第一 2年 .276 中安 左飛 遊ゴ
打 佐藤 春日部共栄 2年 .250 二ゴ
左 福田 浦和学院 4年 .000
【中】中曽根 東農大二 4年 .000
中右 瀧本 静岡商業 2年 .400 二ゴ 右安 一ゴ 二安
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .143 三振 投犠 三振 投失
合計 36 11 .211

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 1年 0.78
鹿沼 桐生第一 2年 3 1/3 1.59
東洋大姫路 2年 4.78
上野 帝京 4年 1 2/3 1.04


2008年10月1日(水)中央大2回戦 上野完封で今季2勝目 連勝で勝ち点2

中央大
東洋大 ×

【投手陣】
中央大:●山崎、澤村
東洋大:○上野

【試合展開】
【2回裏】十九浦が2ベースヒットを放ち、小島の犠牲フライで1点。
【5回裏】瀧本が2ベースヒットを放ち、エラーで1点。

【所感】
上野が完封勝利。昨日の藤岡、鹿沼の完封リレーに続いた。2回戦も瀧本、小島が起点となり得点。この2試合、瀧本のスタメン起用、初戦藤岡の先発と監督采配も冴えた。上野も2戦目の先発となり奮起したのだろう。
中大の元気のなさ、初戦は5回に集中した四球、2回戦はエラーで追加点と助けられた面はあったものの、優勝争いに生き残る勝ち点2。
まずは次なる対戦相手は立正。今季も立正投手陣は好調そうだ。やはり中軸を担う4年生打線に期待したい。最終カード亜大戦へ4連覇への夢をつなぐ試合になる。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .208
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .182
【左】松永 九州学院 4年 .167
左 福田 浦和学院 4年 .000
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .154
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .238
【右】中倉 PL学園 4年 .160
【二】小島 桐生第一 2年 .269
【中】瀧本 静岡商業 2年 .333
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .167
合計 27 .196

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 1.11

2008年9月30日(火)中央大1回戦 藤岡-鹿沼で完封リレー
小島3安打3打点と活躍。

東洋大
中央大

【投手陣】
東洋大:○藤岡、鹿沼
中央大:●渡邊、入江、上松、豊田

【試合展開】
【5回表】8番瀧本がヒットで出塁。1番坂井、2番鈴木(啓)の連続四死球で満塁とすると、3番松永の犠飛で1点先制。4番十九浦、5番大野、6番中倉が連続で四球を選び、押し出しで2点追加。7番小島がタイムリーヒットを放ち、さらに2点追加。
【8回表】7番小島がヒットで出塁。8番瀧本の犠打でランナー二塁。9番鈴木(大)のゴロの間に三塁に進塁。エラーの間に1点が入る。
【9回表】3番十九浦が四球で出塁。6番代打都築が四球で一・二塁。7番小島が放ったヒットを外野手が悪送球し、1点が入る。

【所感】
日大戦からの悪い流れを5回にたちきった。
松永の犠牲フライもあったが五回は四球五個、押し出しで2点を頂く、打撃不調の中ありがたい追加点だった。
瀧本が口火となった5回、先発起用もあたった。小島もダメを押す3安打3打点。
そして藤岡が6回途中までゼロに抑え、初勝利。前半、援護がない中、よく耐えてくれたと思う。春先のオープン戦から好投を見せ期待が高かっただけに、ついにやってきたチャンスを見事にものにした。そして鹿沼も好リリーフ。継投での勝ちパターンにはまった。
さて、藤岡先発という思い切った策が当たった1回戦。2回戦の先発は誰か。上野か乾か。読みにくさもまた戦力の厚さをかんじさせている。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .200
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .158
打 田坂 斉美 4年 .667
遊 柘植 明秀日立 4年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .200
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .136
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .222
【右】中倉 PL学園 4年 .174
打 都築 浦和学院 3年 .000
右 福田 浦和学院 4年 .000
【二】小島 桐生第一 2年 .292
【中】瀧本 静岡商業 2年 .333
打中 林崎 東洋大姫路 2年 .167
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .100
合計 33 .192

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
藤岡 桐生第一 1年 5 1/3 0.00
鹿沼 桐生第一 2年 3 2/3 2.25

2008年9月26日(金)日本大3回戦 3連投野田に完封負け。
19カード連続勝ち点でストップ。

東洋大
日本大 ×

【投手陣】
東洋大:●乾、鹿沼、藤岡
日本大:○野田

【試合展開】
【1回裏】1番赤嶺が右中間への3ベースヒットを放ち出塁し、3番島影が死球でランナー1・3塁とし、続く4番村田のタイムリー2ベースヒットにより2点を先制。
【3回裏】1番赤嶺が死球で出塁し、1番縞田の犠打で進塁、続く森岡のタイムリーで1点追加。
【6回裏】2アウトから8番冨田が四球、9番石原がヒット、1番赤嶺が四球で3者連続出塁でランナー満塁とし、続く2番縞田の死球で押し出し1点。更に代打大東の四球で押し出し1点を追加した。尚も攻撃は続き4番村田のタイムリーで2点。この回合計一挙4点追加。

【所感〜神宮球場より〜】
3連投の日大・野田を相手によもやの完封負け。
粘り負けの差が出た。気になった場面は3つ。
1)初回、日大は乾から先頭赤嶺が2−2追い込まれてから3球粘りフルカウントに持ち込み3塁打。
三振、死球を挟み東洋戦好調の4番村田が2点タイムリー2塁打。
2)6回の日大。鹿沼が2死から8番に四球、9番に詰まりながらもヒット、1番赤嶺に警戒気味の四球で2死満塁。2番縞田が2−2から3球粘って死球押し出し。
3)4回の東洋に2死一三塁となって小島の場面。0−3になりましたが、その後に3球で三振。日大の粘った2人と比較してしまうと淡泊、今日の試合の象徴した場面でした。

2カードを終え3勝2敗、勝ち点1.まずまずのスタートとはいえ、低調な打線、先発乾に勝ちがつかない。鹿沼も厳しいですが日大戦1回戦3回戦と踏ん張りきれなかった。
チーム状態が底の中、中3日で迎える中大戦。ここまで勝ち点2、4連勝の中大は1週空いての試合。勢いが続くのか中大。優勝争いへの生き残りをかけた対戦となる。
ついに途切れた連続勝ち点。まさに夢のような19カード連続勝ち点だったが、また新たな夢へドラマへ走り出す負けにしてほしい。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .188 二ゴ 三振 左安 投ゴ 中飛
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .188 左二安 中飛 遊ゴ
打 江原 日大三 3年 .000 一ゴ
遊 柘植 明秀日立 4年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .222 二ゴ 左安 投ゴ 打妨害
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .158 右飛 遊ゴ 三振 右飛
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .214 三振 中飛 遊直 中安
【右】中倉 PL学園 4年 .200 二ゴ 左安 四球 中飛
【二】小島 桐生第一 2年 .211 左安 三振 二ゴ 中安
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .176 三振 三振
中 堀越 浦和学院 2年 .000 二ゴ 遊ゴ
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .000 遊飛 二ゴ
打 田坂 斉美 4年 .500 右安
三 氏家 拓大広陵 4年 .200
打 佐藤 春日部共栄 2年 .333 三振
合計 35 .182

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 2 2/3 4.78
鹿沼 桐生第一 2年 2.93
藤岡 桐生第一 1年 2 2/3 0.00



2008年9月25日(木)日本大2回戦 8回に追いつくも、勝ち越しを許しタイへ。
公式戦17連勝でストップ

日本大
東洋大

【投手陣】
日本大:○野田
東洋大:●上野

【本塁打】
日本大:村田(2回ソロ・上野)
東洋大:坂井(4回ソロ・野田)

【試合展開】
【2回表】村田のソロホームランで1点。
【3回表】石原が四球、縞田がヒットで、代打大東のタイムリー2ベースヒットで1点。
【4回裏】坂井のソロホームランで1点。
【8回裏】松永が内野安打、十九浦のタイムリー3ベースヒットで1点。
【9回表】森岡が死球、泉田のタイムリー2ベースヒットで1点。

【所感】
連勝はいつかは止まる。確かにその日はやってきた。惜しまれるのは4回に坂井のソロが飛び出し、無死満塁と攻め立てながら大野、中倉、林崎が倒れ、連投の野田を攻略しきれなかった。悔しい!!
8回に十九浦にタイムリーが出て同点に追いついただけに上野にもうひと踏ん張りして欲しかったが、残念。
開幕の青学戦以来の負け。この負けを3回戦に生かすのみだ。
ここまで4試合、打線がいま一つ機能しきれていない、つながりを欠いてしまっている。が1番坂井と4番十九浦に打点がつきこれでふっきれバットが振れてくることを願いたい。
3回戦、ここまでのウヤムヤをふっぱらって欲しいものだ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .182
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .154
打 田坂 斉美 4年 .000
遊 柘植 明秀日立 4年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .200
走右 瀧本 静岡商業 2年 .000
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .200
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .200
【右】左 中倉 PL学園 4年 .176
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .200
【二】小島 桐生第一 3年 .133
【三】江原 日大三 3年 .000
三 鈴木大 桐蔭学園 1年 .000
打 堀越 浦和学院 2年 .000
三 氏家 拓大広陵 4年 .200
合計 32 .169

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 1.76


2008年9月24日(水)日本大1回戦 最終回に林崎の逆転打。
開幕3連勝!!

東洋大
日本大

【投手陣】
東洋大:乾、○鹿沼、上野
日本大:野田、●服部

【本塁打】
日本大:村田(1回3ラン・乾)

【試合展開】
【1回裏】1アウトから、2番縞田、3番島影が四球で出塁。4番村田の3ランホームランで3点入る。
【5回表】9番小島がヒット、1番坂井が四球で出塁し、2番鈴木(啓)のショートゴロで進塁。3番松永のタイムリーで1点。フィルダースチョイス、6番中倉のタイムリーでさらに2点追加。この回同点とする。
【6回裏】4番村田がヒット、6番田中のヒットーエラーで1点追加。
【9回表】2番柘植、3番松永、5番大野が四球で出塁。7番の林崎のタイムリー3ベースで3点追加。

【所感〜神宮球場〜】
いやいややりますね!!林崎が最後の打席で勝負強さを見せた逆転打(4打数ノーヒット3三振)。敗色濃厚な試合だったが勝ちを呼び込んだ。
ただ、試合内容は決して芳しくなかった。先発乾は立ち上がりボール先行、2四球を許し3ランを被弾。
打線は8回を除き毎回出塁も試合を決めきれない。リリーフ鹿沼も最終回すんなりいけずにピンチを招く。。。
4連覇に向かって厳しいが内容も問われる序盤戦だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .125 二ゴ 四球 四球 四球 遊飛
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .100 三振 中安 遊ゴ 二直
遊 柘植 明秀日立 4年 .000 四球
【左】松永 九州学院 4年 .167 三失 右飛 遊内安 遊ゴ 四球
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .167 二ゴ 三振 二失 遊内安
走 瀧本 静岡商業 2年 .000
一 田坂 斉美 4年 .000
打 都築 浦和学院 3年 .000 二ゴ
右 福田 浦和学院 4年 .000
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .333 死球 四球 右飛 四球 四球
【右】一 中倉 PL学園 4年 .231 三振 二ゴ 中安 捕邪飛 三振
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .182 右飛 三振 三振 三振 右三安
【三】氏家 拓大広陵 4年 .200 三振
打三 鈴木大 桐蔭学園 1年 .000 中飛 三振
打 佐藤 春日部共栄 2年 .500 二ゴ
三 佐々木 如水館 3年 .000 三ゴ
【二】小島 桐生第一 3年 .091 遊ゴ 左安 四球 三振
合計 34 .163

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 5 2/3 3.14
鹿沼 桐生第一 2年 2 1/3 0.00
上野 帝京 4年 0.00



2008年9月7日(日)青学大2回戦 上野-内山で完封リレー
連勝で勝ち点スタート。19カード連続勝ち点、公式戦16連勝に。

青学大
東洋大 ×

完封リレーの上野と内山

 

【投手陣】
青学大:●久古
東洋大:○上野、内山

【試合展開】
【2回裏】大野が四球、中倉が2ベースヒット。小島のゴロの間にランナー生還し1点。

【所感〜神宮球場より〜】
1−0のゲーム。上野が試合中盤まで持ちこたえ、内山へリレー。5回はエラーも絡み、ピンチを迎えるも、1死2塁からのセンター前安打を林崎が、ライトフライを中倉が好返球で犠牲フライを阻止と守備陣も踏ん張った。
6回1死連続四球で上野から内山への継投となったが、暑く接戦の中、上野もよく耐え、踏ん張ってくれた。
ブルペンで鹿沼、内山が並んで投げているのを見て、6回から2人に託してもいいかなと思えてしまうほど、鹿沼、内山への信頼度は高いと思う。1点差では厳しいかなとの思いもあったが、内山ならやってくれるのではないかと期待感が現実となった。充実した頼もしい投手陣だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .167 一飛 遊ゴ 投直
打 佐藤貴  春日部共栄 2年 1.000 右安
走 福田 浦和学院 4年 .000
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .000 四球 二ゴ 投ゴ
打 都築 浦和学院 3年 .000 三振
遊 柘植 明秀日立 4年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .125 一飛 三振 二ゴ 遊直
右 瀧本 静岡商業 2年 .000
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .125 投ゴ 中安 二飛 三振
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .400 死球 四球 左飛 左安
【右】左 中倉 PL学園 4年 .250 右二安 遊飛 三邪飛 右二安
【二】小島 桐生第一 3年 .000 二ゴ 一邪飛 投ゴ 投ゴ
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .167 三ゴ 左安 三振
【三】氏家 拓大広陵 4年 .250 四球 三振 投ゴ
合計 30 .156

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 5 1/3 0.00
内山 浦和学院 1年 3 2/3 0.00

2008年9月6日(土)青学大1回戦 乾降板も鹿沼好リリーフ。
延長、敵失により勝ちを拾う

10
東洋大
青学大

【投手陣】
東洋大:乾、○鹿沼
青学大:井上、垣ケ原、●久古

【本塁打】
東洋大:大野1号(2回ソロ・井上)

【試合展開】
【2回表】大野のソロホームランで1点。
【3回表】鈴木(大)が四球で出塁し、坂井がヒット。パスボールで1点。松永のタイムリーで1点。
【3回裏】加守田がヒットで、下水流のタイムリーで1点。
【4回裏】丸木がヒット、広滝のタイムリーで1点。セカンドのエラーで1点。
【10回表】3者連続四球で出塁し、柘植遊ゴロがフィルダースチョイスとなり、この間に1点。


【所感】
勝ってしまったかというのが、まずは第一。言ってしまおう、春季2戦目から10連勝、全日本選手権4連勝を含めこれで公式戦15連勝となった。乾が崩れても鹿沼がいる。心強い投手陣だ。ディフェンディングチャンピオン、日本一のチームとして迎えた秋。まずは1勝。粘って勝つ。やるじゃないか。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .333
打 都築 浦和学院 3年 .000
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .000
打 佐藤貴  春日部共栄 2年 .000
走右 瀧本 静岡商業 2年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .250
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .000
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .333
【右】中倉 PL学園 4年 .000
二 伊藤哲 成田 3年 .000
【二】小島 桐生第一 3年 .000
打遊 柘植 明秀日立 4年 .000
【中】 林崎 東洋大姫路 2年 .000
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .000
打三 氏家 拓大広陵 4年 .500
合計 34 .118

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 3.00
鹿沼 桐生第一 2年 0.00