2008年5月30日(金)亜細亜大2回戦 上野好投 十九浦、坂井の4号で快勝。
史上初の3季連続完全優勝達成

亜細亜大
東洋大 ×

【投手陣】
亜細亜大:鶴川、●白倉、大山、北原、岩本
東洋大:○上野、内山

【本塁打】
東洋大:坂井4号(ソロ・白倉)、十九浦4号(2ラン・白倉)

【試合展開】
【3回裏】9番鈴木(啓)がヒット、1番坂井、2番鈴木(大)、3番松永が四球で出塁し押し出しで1点先制。
【5回表】8番藤本がヒットで出塁し9番石井の犠打で進塁。ショートエラーの間に藤本が生還し1点を返す。
【5回裏】1番坂井のソロホームランと4番十九浦の2ランホームランで3点追加。
【8回裏】9番柘植がヒットで出塁し、1番坂井のタイムリー2ベースで1点追加。さらに2者連続四死球で満塁とすると、4番十九浦のタイムリーにより2点。この回3点を追加。

【所感】
連勝で勝ち点、史上初の3季連続完全優勝を達成。一昨年秋からの連続勝ち点を18へ伸ばした。
上野も今季2勝目。選手権へ秋季リーグへとつながる1勝だ。上野の好投が打線の援護を引き出し、快勝。
十九浦、坂井ともに今季4ホーマー。打線の層も厚い。
投打充実10連勝で全日本選手権へ殴りこみだ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .356
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .357
【指】松永 九州学院 4年 .194
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .333
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .278
【左】中倉 PL学園 4年 .231
【二】小島 桐生第一 3年 .133
打 氏家 拓大広陵 4年 .000
二 伊藤 成田 3年 .000
【中】福田 浦和学院 4年 .000
打中 林崎 東洋大姫路 2年 .137
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .323
打 都築 浦和学院 3年 .250
遊 柘植 明秀日立 4年 .500
合計 32 10 .241

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 2.52
内山 浦和学院 1年 0.00

2008年5月28日(水)亜細亜大1回戦 9回2死からの逆転劇
劇的勝利で3連覇達成。


【投手陣】
東洋大:乾、鹿沼、○内山
亜細亜大:●岩見、北原

【本塁打】
東洋大:十九浦3号(9回2ラン・岩見)
     大野1号(9回ソロ・岩見)
【試合展開】
【7回裏】岩本が2ベースヒットを放ち、工藤のスクイズで1点。
【9回表】都築が四球で出塁し、松永のタイムリー2ベースで1点。十九浦の2ランホームランで2点。大野のソロホームランで1点。









【所感〜神宮球場〜】
亜大エース岩見と東洋大エース乾の投げ合い。優勝をかけた1戦で、相手エースに見事立ち向かった乾、すばらしい。
乾も絶え凌ぎ、味方の援護を待つが7回先頭の岩本に2ベース、犠打成功1死3塁で鹿沼へ交代。
1球目からスクイズ成功。初球からやってくるかとの思いもあっただけに悔やまれる配球ではあった。
8回、鹿沼が先頭に安打を許し犠打成功が1死2塁のピンチもルーキー内山が追加点を許さない。この粘りが逆転劇を生んだ。
迎えた9回の攻撃。2連続三振で勢いに乗る岩見。あと1アウトまで追い込まれる。代打都築が追い込まれながらも粘って四球で出塁。
勝ちを意識したか岩見がカウントを崩しノースリーに。今季不調だった松永のバットが火を噴きライトオーバーのタイムリー同点2塁打。ついに追いついた。やったぞの思い。さあ続け4番十九浦。
これまたノーツーから十九浦が振り切った打球はライトスタンドで吸い込まれる。ええー!!逆転2ランだ。
「すごいぞ。おまえら最高だ。」
そして大野も続いた。今季初ホームラン。4対1だ。頼むぞ内山。思わぬ回ってきた胴上げ投手だ。
3番中田三振、4番岩本センターフライ、5番今村を追い込み最後はセカンドゴロ、3人締めで優勝を決めた。

9回の攻撃に入り、1-0からの同点劇、かつての上岡や横川の同点ホームランを思い出し、信じてはいたものの連続三振で2アウトまで追い込まれる。うーん、今年は優勝の場面は見られないのかの思いがこみ上げる中、都築が粘って四球で出塁から松永、十九浦、大野がドラマを演出してくれた。

こんな勝ち方で優勝を決めてしまうなんて、強さを通り越している、神がかり的な優勝決定。
だが、投手陣、乾、鹿沼の成長、内山の台頭、4番十九浦の勝負どころで飛び出したホームラン、坂井の高打率と打線もかみ合った力強い優勝だった。投手陣の性格、特徴をつかもうと努力した大野を称える優勝記事も目立った。
層の厚さを感じさせる優勝だった。大場という傑出した存在に引っ張られた昨年の優勝とは違った総合力の優勝、また感動もひとしおだ。
【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .341 三振 三振 三振 三振
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .310 三ゴ 三振 一ゴ
打 都築 浦和学院 3年 .333 四球
走二 伊藤 成田 3年 .000
【指】松永 九州学院 4年 .212 二ゴ 中飛 二ゴ 右二安
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .324 二ゴ 遊直 中安 右本
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .313 三振 三振 遊ゴ 左本
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .148 一飛 三振 右飛 三振
【左】中倉 PL学園 4年 .194 右飛 二ゴ 三振
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000 中飛 三邪飛 左飛
【二】小島 桐生第一 4年 .143 四球 二ゴ
打 佐藤 春日部共栄 2年 .000 三振
遊 柘植 明秀日立 4年 .333
合計 31 .234

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 6 1/3 1.49
鹿沼 桐生第一 2年 0.76
内山 浦和学院 1年 1 2/3 0.00

2008年5月16日(金)駒澤大2回戦 サヨナラで8連勝、勝ち点4.
亜大と優勝をかけ直接対決、あと1勝で3連覇達成へ。

駒澤大
東洋大 2×

【投手陣】
駒澤大:坂口、河村、●加茂
東洋大:上野、鹿沼、内山、○乾

【本塁打】
駒澤大:上村(5回ソロ・上野)
東洋大:坂井3号(6回ソロ・坂口)

【試合展開】
【3回表】1アウトから8番上村がヒット出塁し、9番増田のバントヒットと1番林の2ベースタイムリーヒットにより1点を先制。
【5回表】8番上村のソロホームランにより1点を追加する。
【6回裏】坂井のソロホームランで1点。
【7回表】1アウトから1番林がヒットで出塁し、2番赤木のバントと3番高山のタイムリーで1点を追加する。
【7回裏】5番大野が2ベースヒットで出塁し、指名打者松永のヒットと7番小島の犠飛の間に1点を追加する。
【9回裏】4番瀧本が死球で出塁し、指名打者松永のヒットと7番都築の死球で満塁となり、8番林崎のタイムリーで2点を追加し、逆転サヨナラ。

【所感】
今季不調で苦しんでいた林崎の逆転サヨナラ打で8連勝、勝ち点4。一昨年秋シーズンからこれで17カード連続勝ち点と大快進撃だ。
終盤までリードを許す苦しい展開も投手陣が絶え凌ぎ、サヨナラを呼び込んだ。接戦を勝ち抜ける強さがある。
今季開幕戦はエースと目されていた上野で落とす苦しいスタートも、乾、内山、鹿沼ら下級生投手陣の活躍、中盤からは打線もつながりだし、好循環で快進撃を続けた。
さあ、いよいよ優勝をかけ亜細亜大との最終決戦。あと1勝で優勝(亜大は連勝で逆転優勝)だが、初戦で一気に決めたい。
日大3回戦、立正1回戦連続完封で調子をあげている亜大・岩見を打ち崩すことができるか。乾が絶えしのげるか否か。
4連勝と調子をあげ優勝争いに生き残ってきた亜細亜大との直接対決。相手にとって不足なしだ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .378
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .346
打 木村 愛工大名電 2年 .000
二 鮫島 浦和学院 4年 .200
【左】中倉 PL学園 4年 .212
二 伊藤 成田 3年 .000
遊 柘植 明秀日立 4年 .333
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .303
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .321
【指】松永 九州学院 4年 .207
走 福田 浦和学院 4年 .000
【二】小島 桐生第一 3年 .148
打左 都築 浦和学院 3年 .333
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .174
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .250
三 氏家 拓大広陵 4年 .000
合計 31 .246

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 5 0/3 11 3.50
鹿沼 桐生第一 2年 1 2/3 0.85
内山 浦和学院 1年 0.00
東洋大姫路 2年 1 1/3 1.50


2008年5月15日(木)駒澤大1回戦 相手エラーにタイムリーが絡み加点。
乾‐鹿沼のリレーで最終回の反撃をかわし先勝。7連勝、乾3勝目

東洋大
駒澤大

【投手】
東洋大:○乾、鹿沼
駒澤大:加茂、●河村、梅澤、海田

【試合展開】
【1回裏】1番林が打者妨害で出塁、2番赤木が犠打、3番上田のタイムリー3ベースにより1点先制。
【3回表】8番林崎が失策で出塁、9番鈴木(大)が犠打、1番坂井のタイムリーヒットにより1点、同点に追い付く。
【7回表】7番小島が失策で出塁、ゴロの間に進塁すると、1番坂井の3ベースヒットで1点。2番鈴木(啓)の2ベースヒットで1点。3番中倉の内野安打で1点。4番十九浦のヒットで1点。この回4点追加。
【9回裏】4番前原が四球で出塁、5番高山の2ベースヒット、6番山下のタイムリーヒットにより2点。

【所感】
乾が最終回途中まで好投し後をつないだ鹿沼がタイムリーを浴びるもきっちり締める。理想的な試合展開。
7回、接戦にしびれをきらしたのは駒大だったか。東洋大もこの試合3失策だったが、駒大は5失策。エラーとタイムリーが重なり、勝負あり。まるでユニフォームが逆になってしまったのではないかと思ってしまう試合展開だ。
今まではともすれば接戦に弱く、駒大につけもまれてきた東洋大。相手ミスつけこめる、強さを感じる1勝だ。
さらに優勝に突き進むため、さあ一気に連勝だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .394
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .333
打 都築 浦和学院 3年 .333
遊 柘植 明秀日立 4年 .500
【左】中倉 PL学園 4年 .233
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .333
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .292
【指】松永 九州学院 4年 .160
打 渡部 浦和学院 3年 .000
【二】小島 桐生第一 3年 .160
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .158
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .273
合計 34 10 .248

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 8 1/3 1.56
鹿沼 桐生第一 2年   2/3 0.00


2008年4月30日(水)日本大2回戦 上野完封で今季初勝利。6連勝で勝ち点3


【投手】
日本大:●曽根、十亀、菅間、小鹿、服部、滝澤
東洋大:○上野












【試合展開】
【1回裏】1番坂井がヒットで出塁、2番鈴木(啓)の犠打で進塁、4番十九浦から2者連続死球、6番松永が四球を選び1点先制。
【5回裏】9番鈴木(大)が3ベースヒットで出塁、1番坂井のタイムリーにより1点を追加。3番中倉の犠飛により1点。この回2点を追加。
【6回裏】5番大野と6番松永が2者連続ヒットにより出塁し、7番林崎の犠飛打と8番林崎の死球により満塁となり、9番鈴木(大)のタイムリーで2点。更にワイルドピッチの間に1点を追加し、この回一挙3点を追加した。
【7回裏】3番中倉が死球、4番十九浦が2ベースヒットを放ち2者連続出塁。5番大野が死球でランナーは満塁となる。続く7番福田の死球で押し出しの1点。更に8番小島の犠飛の間にランナーが還り1点。この回合計2点を追加した。


【所感〜神宮球場〜】
上野が試合中盤までよく粘り、援護を呼び込んだ。大きい1勝、完封だ。鬼門だった5回は先頭に四球を与え1死2塁のピンチをバント見送りセカンドランナーを大野の牽制によりアウトを取り凌いだ。このプレーが効いた。
坂井、鈴木大にタイムリーが飛び出し、この日も下級生が大活躍。
試合中盤まで接戦も終わってみれば完勝。一昨年秋シーズンからこれで16カード連続勝ち点。
相手投手陣の乱れもあったが、エースが完封、投打がかみあっての連勝、勝ち点。3連覇へ向けさらに視界良好だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .379 二内安 右安 左安 二ゴ 右安
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .333 犠打 遊併 二ゴ
打 都築 浦和学院 3年 .000 中飛
遊 柘植 明秀日立 4年 .500 三振
【左】中倉 PL学園 4年 .240 二ゴ 三ゴ 犠飛 死球
打 鮫島 浦和学院 1年 .200 左飛
左 瀧本 静岡商業 2年 .000
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .320 死球 中飛 二ゴ 右二安 中飛
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .318 死球 三振 遊内安 死球
【指】松永 九州学院 4年 .136 四球 三振
打 田坂 斉美 4年 .500 右安 左飛
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .133 中飛 一飛
打中 福田 浦和学院 4年 .000 右飛 死球
【二】小島 桐生第一 3年 .136 四球 一ゴ 死球 犠飛
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .375 犠打 右三安 中安 中飛
合計 28 .241

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 3.46

2008年4月29日(火)日本大1回戦 3点ビハインドを4番十九浦4打点でひっくり返す。乾-鹿沼のナイスリリーフで先勝

東洋大
日本大

【投手】
東洋大:乾、○鹿沼
日本大:松本、●曽根、佐々木、吉田、十亀、久保出

【本塁打】
東洋大:十九浦2号(7回ソロ・松本)

【試合展開】
【3回裏】1アウトから、1番赤嶺が四球、2番縞田がヒットを放ち連続出塁し、ランナーは2、3塁。続く3番島影の打球がサードのエラーとなり2点を先制した。
【5回裏】1番赤嶺が四球で出塁し、2番縞田が犠打でランナーを送り、3番島影のタイムリーで1点を追加。
【7回表】4番十九浦のソロホームランで1点を返す。
【8回表】9番氏家が四球で出塁、1番坂井がヒット、3番中倉が四球により2アウト満塁。4番十九浦のタイムリーヒットにより2点を追加。同点とする。続く5番大野がタイムリー2ベースヒットを放ちさらに1点。続く6番伊藤、7番林崎の2者連続四球により1点。この回一挙4点を獲得。
【9回表】2番柘植がヒットで出塁、3番中倉が四球、4番十九浦のタイムリー2ベースヒットにより1点。

【所感〜神宮球場〜】
今日の乾は制球が定まらず苦しい投球。3点ビハインドの苦しい展開を4番を中心に見事跳ね返した。「やるな」が率直な感想。鹿沼がパーフェクトリリーフということなし。立正戦に続き好投。鹿沼の存在も心強い。
苦しい試合も終わってみれば完勝。さあ、二回戦の先発は上野か。絡んできてほしい。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【右】坂井 春日部共栄 2年 .292 三振 三振 投ゴ 右安 遊直併
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .368 二ゴ 二直 左安
打 都築 浦和学院 3年 .000 三振
遊 柘植 明秀日立 4年 1.000 右安
【左】中倉 PL学園 4年 .261 右飛 一ゴ 右飛 四球 死球
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .333 四球 右安 右本 左安 左二安
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .300 遊併 遊飛 四球 左安 死球
【指】松永 九州学院 4年 .143 中飛 三振 三ゴ
走指 伊藤 成田 3年 .000 死球 一ゴ
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .154 三振 左二安 三振 四球
【二】小島 桐生第一 3年 .143 三振 三振 遊ゴ 遊ゴ
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000 三振
三 鈴木大 桐蔭学園 1年 .200 一ゴ 四球 右安
合計 34 10 .229

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 4 1/3 1.03
鹿沼 桐生第一 2年 4 2/3 0.00


2008年4月25日(金)青学大3回戦 乾完封で2勝目!!
大野3打点、投打がかみ合い、勝ち点2.単独トップへ。

東洋大
青学大

【投手】
東洋大:○乾
青学大:●井上、垣ケ原、石井

【試合経過】
【6回表】3番中倉が2ベースヒットで出塁、ゴロの間に進塁すると、5番大野のタイムリーヒットにより1点を先制する。
【7回表】9番瀧本が四球で出塁し盗塁を決める。9番坂井がヒットを放ち1アウト1、3塁とすると、2番鈴木(啓)の犠飛打で1点を追加。
【8回表】4番十九浦がヒットで出塁、ゴロの間に進塁すると、暴投により1点を追加。
【9回表】2番鈴木(啓)がヒットで出塁、3番中倉がヒット、ゴロの間に進塁すると5番大野のタイムリー3ベースによりさらに2点を追加。

【所感】
前半は投手戦。開幕戦で黒星を喫した井上を見事に中盤から攻略。してやったりだ。3試合ノーヒットだった大野が3打点と奮起してくれた。
なにより乾。投手戦を耐え抜きそして完封勝利。新エース誕生だ。
打線も井上を攻略し、今季5試合目にして投打がかみ合ったナイスゲームだ。
亜大から勝ち点を挙げ、勢いづくかに見えた青学を止めたこの1勝は大きい。
3連覇へ向け連続勝ち点の好スタート。最大のライバル亜細亜大戦に向け、日大戦、駒大戦と一戦必勝、一つずつ山を越えていくのみだ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .316
【遊】鈴木啓 愛工大名電 4年 .375
【右】中倉 PL学園 4年 .300
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .176
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .294
【二】小島 桐生第一 3年 .176
【左】松永 九州学院 4年 .167
走 伊藤 成田 3年 .000
【三】鈴木大 桐蔭学園 1年 .000
【中】瀧本 静岡商業 2年 .000
合計 36 10 .215

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 0.82


2008年4月23日(水)立正大2回戦 坂井2試合連続ホームラン
鹿沼好リリーフ、内山2勝目、盤石の抑え。勝ちパターン確立だ。

【投手】
立正大:菅井、●小石、中川
東洋大:上野、鹿沼、○内山

【本塁打】
立正大:越前(5回表ソロ・上野)
東洋大:坂井(3回表ソロ・菅井)






【試合経過】
【1回裏】2番鈴木がヒットで出塁、4番十九浦がセンターのエラーを誘い1点先制。
【3回裏】1番坂井のソロホームランで1点を追加。
【5回表】6番越前のソロホームランで1点を返す。続く7番近藤(亮)がヒットで出塁、8番岡部が犠打、9番黒葛原が四球で出塁すると、1番近藤(龍)のタイムリー2ベースによりさらに1点追加。同点とする。
【8回裏】十九浦が死球、松永内野安打、代打都築死球で満塁、ワイルドピッチで1点。

【所感〜神宮球場〜】
勝ち越し点は8回のワイルドピッチと苦しい試合だった。期待の上野は今季2度目の先発。2回のピンチをしのぎ、さあこれからという5回にソロホーマーを浴びリズムを崩し降板。5回の壁を越えられなかった。残念。
しかしながら、後をつないだ鹿沼が耐え、内山が好リリーフを見せ勝ち越し点を導いた。
期待の先発上野。5回先頭打者にソロを浴び、安打、四球の場面での交代。1点リードしていただけにもう一人チャンスを与えて欲しかったかなというのが率直な感想。エース上野のの復活なくして、先は見えてこない。
シーズン当初思い描いていた打線が投手陣をサポートする展開にはなっていませんが、内山をはじめこれで鹿沼も輪に入り1.2年の投手陣が健闘しチームを支えてくれている。
内山という守護神の存在。新たな勝ちパターンだ。
25日(金)の青学3回戦、早くもリーグ戦の行方を左右する1戦になりそうだ。亜大から勝ち点をあげた青学。青学が東洋から勝ち点をあげると一気に突っ走りそうな感もある。ストップザ青学。前半戦の山場だ。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .286 一ゴ 右本 四球 投飛
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .417 左安 左安 遊安 遊飛
【右】中倉 PL学園 4年 .200 三振 投併 三振 二ゴ
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .154 中失 中飛 遊飛 死球
走 伊藤 成田 3年 .000
一 田坂 斉美 4年 .000
【左】松永 九州学院 4年 .214 左安 右飛 三振 内安打
【二】小島 桐生第一 3年 .167 一ゴ 二ゴ 二ゴ
打 都築 浦和学院 3年 .000 死球
走二 柘植 明秀日立 4年 .000
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .214 遊ゴ 中飛 三振 右飛
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .100 中飛 四球 三振
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000 三振 二ゴ 三振
合計 30 .196

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 4 1/3 8.18
鹿沼 桐生第一 2年 3 1/3 .000
内山 浦和学院 1年 1 1/3 .000


2008年4月22日(火)立正大1回戦 坂井先制ホーマー、
乾ー内山のリレーで接戦をしのぎ先勝 

東洋大
立正大 ×

【投手】
東洋大:乾、○内山
青学大:●津田、小石、中川、片田、菅井

【本塁打】
東洋大:坂井1号(3回ソロ・津田)

【試合経過】
【3回表】1番坂井のソロホームランで1点先制した。
【4回表】4番十九浦が2ベースヒットで出塁し、6番大野と7番松永の2者連続四球により満塁となり、9番氏家の死球で押し出しで1点追加する。
【4回裏】3番越前が2ベースヒットで出塁し、5番赤堀のタイムリー2べースヒットにより1点。
【5回表】2番鈴木(啓)が死球で出塁し、続く3番中倉の死球と6番小島の四球により満塁となり、7番松永のタイムリーにより1点。
【5回裏】8番岡部の打球がファーストのエラーとなり出塁、9番黒葛原がバントで送り、1番近藤(龍)と2番早見が連続四球で出塁し満塁となる。続く3番越前のタイムリーにより1点を追加した。
【9回表】2番鈴木(啓)が四球により出塁し、続く4番十九浦と5番大野の連続四球により満塁となり、6番小島の打球がエラーとなり1点を追加した。

【所感】
相手投手陣が13四死球と乱調。リズムがつかみきれなかったか。押し出しや相手エラーもあったが、今日も乾そして内山のロングリリーフでしのいでの勝利。新たな勝ちパターンの確立か。
2回戦先発予想の上野。復調が待たれる。上野なしではこの先の戦いは見えてこない。
ここまで3試合、なかなか打線が投手陣を援護できていない。2回戦は打線の援護と上野の好投で絞めて欲しい。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【指】坂井 春日部共栄 2年 .273
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .250
【右】中倉 PL学園 4年 .273
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .200
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .300
【二】小島 桐生第一 3年 .222
【左】松永 九州学院 4年 .100
走 伊藤 成田 3年 .000
【中】瀧本 静岡商業 2年 .000
打左 林崎 東洋大姫路 2年 .125
打中 福田 浦和学院 4年 .000
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000
打 宇野 福井商業 1年 .000
三 柘植 明秀日立 4年 .000
合計 29 .196

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 4 1/3 1.38
内山 浦和学院 1年 4 2/3 .000


2008年4月11日(金)青学大2回戦 乾ー内山のリレー 十九浦の逆転3ランでタイ

青学大
東洋大 ×

【投手】
青学大:●井上、
東洋大:○乾、内山

【本塁打】
東洋大:十九浦1号(6回3ラン・井上)

【試合経過】
【2回表】1アウトから5番小池がヒットを放ち、続く6番政野と7番丸木も連続四球にて出塁をし、9番今村の打球が相手のエラーを誘い2点を先制した。
【6回裏】この回先頭の鈴木が内野安打で出塁し、代打鮫島のヒットでランナー3塁へ進む。代打福田の犠牲フライで1点を返す。さらに十九浦がスリーランホームランを放ち、東洋大学この回一挙4点!
【8回表】広滝が四球で出塁し、高島のタイムリーで1点を返す。

【所感】
乾、内山の好リレー、十九浦の3ラン、副将である福田の犠飛と投打がかみあっての今季初勝利。連敗を免れひと安心
といえばひと安心。何より乾そして1回戦に引き続き好リリーフを見せたルーキー内山の存在が心強い。
青学大・井上に苦戦したが、6回に鈴木そしてルーキー鮫島がつなぎ、福田が犠牲フライそしてとどめは十九浦の3ラン、すばらしいつなぎ野球を見せてくれた。
次戦にむけ、上野の復調そして2試合ノーヒットに終わってしまった松永を始めさらなる打線のつながりで勝ち進んで欲しい。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【左】松永 九州学院 4年 .000
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .167
打中 福田 浦和学院 4年 .000
【右】中倉 PL学園 4年 .286
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .125
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .500
【二】小島 桐生第一 3年 .286
【指】坂井 春日部共栄 2年 .167
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .333
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000
打三 鮫島 浦和学院 1年 .250
三 柘植 明秀日立 4年 .000
合計 28 .206

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
東洋大姫路 2年 7 2/3 1.05
内山 浦和学院 1年 1 1/3 0.00


2008年4月9日(水)青学大1回戦 打線が援護できず、開幕戦を落とす。

東洋大
青学大 ×

【投手】
東洋大:●上野、内山、藤岡、鎌田、乾
青学大:○井上

【試合経過】
【1回裏】1番廣滝がヒットで出塁し2番木野がバントで送り、3番高島のヒットと4番長島のタイムリーヒットにより1点、続く5番小池の2ベースヒットにより1点、更に6番政野のもヒットを放ち1点を追加し、この回合計3点を先制する。
【3回裏】3番高島が2ベースヒットにより出塁し、続く4番長島の3ベースヒットにより1点追加。
【9回表】5番大野が2ベースヒットを放ち、代走瀧本。6番小島のタイムリーで東洋1点を返す!


【所感】
野手は昨年の経験者が多く残り期待のできる布陣。ゆえに、先に上野を援護してあげたかった。
援護があるまで耐えるというよりは先に援護をしてあげたかった感が強い。上野が3回途中で早々に降板と非常に厳しい開幕戦になってしまった。
後をつないだ内山、藤岡、鎌田ら1年生投手陣と2年乾が見せた無失点リレーは明日の東洋への光明といえるが。。。
今季は打線が早い回に援護して経験浅い投手陣を楽にしてあげられる展開に持ち込まないと、苦しいシーズンになる。

【打撃成績】

打数 安打 打点 打率
【左】松永 九州学院 4年 .000
【中】林崎 東洋大姫路 2年 .250
【右】中倉 PL学園 4年 .250
【一】十九浦 八千代松陰 4年 .000
一 板橋 京都学園 3年 .000
【捕】大野 岐阜総合学園 4年 .750
走 瀧本 静岡商業 2年 .000
【二】小島 桐生第一 3年 .250
【指】坂井 春日部共栄 2年 .333
走 柘植 明秀日立 4年 .000
【三】氏家 拓大広陵 4年 .000
打三 鮫島 浦和学院 1年 .000
【遊】鈴木 愛工大名電 4年 .333
打 小柴 東農大二 1年 .000
合計 35 .228

【投手成績】

出身校 学年 回数 被安打 四死球 奪三振 自責点 防御率
上野 帝京 4年 2 1/3 15.65
内山 浦和学院 1年 2 2/3 0.00
藤岡 桐生第一 1年 1 2/3 0.00
鎌田 浦和学院 1年   1/3 0.00
東洋大姫路 2年 0.00