3季連続の4位。中盤戦に負けが込み、今ひとつ盛り上がらないシーズンが続く。岩館という大きな柱が抜けた年。屈辱の2季連続入替戦を乗り越えた大広、上野、山脇らが最上級生に。充実の4年生投手陣が結束すれば、覇権奪取も決して夢ではないはずだ。
※印 レポートあり
日付 対戦相手 グラウンド スコア 勝負 3月2日(火) 国士舘大 川越グラウンド 6−2 勝 3月4日(木) 鷺宮製作所 川越グラウンド 7−13 負 3月7日(日)※ 流通経済大 川越グラウンド 11−3 勝 3月9日(火)※ 大阪産業大 川越グラウンド 8−1 勝 3月11日(木) 法政大 法政大グラウンド 7−11 負 3月12日(金) 帝京大 川越グラウンド 5−0 勝 3月14日(日) 立命館大 川越グラウンド 6−2 勝 3月16日(火) 横浜商科大 横浜商科大グラウンド 7−8 負 3月17日(水)※ JFE東日本 川越グラウンド 7−2 勝 3月18日(木) 慶應大 慶應大グラウンド 雨天中止 3月20日(土) ホンダ 川越グラウンド 雨天中止 3月21日(日) 立教大1軍 立教大グラウンド 2−5 負 立教大2軍 川越グラウンド 0−3 負 3月24日(水)※ 日本通運 川越グラウンド 1−4 負 3月25日(木) 明治大1軍 明治大グラウンド 6−4 勝 明治大2軍 川越グラウンド 4−3 勝 3月26日(金) 富士重工 川越グラウンド 雨天中止 3月28日(日) 上武大1軍 上武大グラウンド 1−2 負 上武大2軍 川越グラウンド 4−1
13−0勝
勝3月31日(水)※ 東芝 川越グラウンド 7−17 負 4月1日(木) 新日本石油 川越グラウンド 4−11 負 4月3日(土)※ NTT東日本 川越グラウンド 8−2 勝 4月5日(月) 立教大 川越グラウンド 6−1 勝
4月3日 対NTT東日本戦
明日も試合があるようですが、私からのレポートは今回が
最終回です。
8対2 勝利
NTT:100 010 000
東洋大:013 004 00×
投手陣
先発:上野 回数6 被安打4 四死球4 奪三振4 自責点1
立ち上がりレフト大河原のエラーと四球が絡み、犠牲フライで1点を
失う。その後、2〜4回は好投。5回は1死後、連続四球と内野安打
が絡んで1点を失う
立ち上がりにやはり課題ありですが、乗り越えたら試合は作れる力
は充分にありです。調子もだいぶあがってきたようです。
2番手:河原井 回数2/3 被安打0 四死球3 奪三振0 自責点0
併殺に救われました。今日はストライク、ボールがはっきりし3四球。
サイドから伸びがあっていいボールを投げるとは思うのですが、
まだまだ課題は多そうです。青学戦で使うつもりなのか?
3番手:愛甲 回数1.1/3 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
2死満塁から登板。課題の1人目をワンスリーとカウントを悪くしながらも
レフトフライに討ち取る。
8回は6番からを3者凡退。ややボール先行しましたが今日は好投でした。
4番手:鈴木 回数1 被安打0 四死球1 奪三振0 自責点0
一つ四球は出したものの、安定感のある投球でした。
投手陣まとめ
社会人相手に3試合先発する永井を見ました。かなり期待も高いと
思われます。2試合、本塁打で失点こそしましたが、総じて試合は
作れていたと思います。ある程度、力で三振も取れるピッチャーですので
先発2番手というよりはエースとして進化して欲しい1年になりそうです。
上野も不調と聞いていましたが、今日のように立ち上がりを乗り越えれば、
(昨秋は立ち上がりに崩れるケースが目立ちましたが)、13勝の実績が示す
ように最低2勝は計算できると思います。
上野だけでなく、永井も柱になると心強いです。
愛甲、山脇は代わり端に制球に苦しんでいる感はありますが、ピンチでの
登板が予想されるだけに、この2人の出来如何で、かなり違ってきそうです。
後は、大場、鈴木のルーキーコンビも出番があるかもしれません。ほか、清田
小沼、河原井らルーキーの起用が目立ったオープン戦でした。
ルーキーと上級生が相乗効果で盛り上がってくれればと思います。
上級生が崩れて、ルーキー頼みという展開はご容赦願いたいですが・・・・
野手
数 安 点
【右】荘野 5 2 1
【左】大河原 4 2 2
左 鎗田 0 0 0
【指】上岡 5 2 1
【三】大広 4 2 2
【一】田爪 4 1 1
【中】瀧 3 1 0
【遊】山本 4 0 0
遊 鈴木 0 0 0
【二】大槻 4 3 1
【捕】田中 1 0 0
打 名田 1 0 0
捕 大山 0 0 0
NTT先発は、今春卒業生の佐々木。相手投手の力もありましたが、見事8得点。
今日は大槻が3安打と気をはきました。スタメン落ちが目立ったオープン戦でしたが
結果を出しました。
大広も力強い打球で2安打。東芝戦、日石戦でもホームランを放ち好調です。
野手まとめ
オープン戦当初は上岡が1番でしたが、荘野が復帰したことで1番荘野、3番上岡
4番大広の布陣は固定されていくと思います。
課題は大広の前後を打つ3番5番6番といったところでしょうか?
当初は瀧がクリーンナップでしたが、山本、大河原、田爪、上岡らがどれだけ打てる
か?
終盤にかけて名前通りの強力打線となっているのか?
ここ2年ほど打線、打線といって名前倒れ、全員打てなくなってしまう展開が続いて
いる
だけに、クリーンアップはもちろん前後がどれだけつながるのか?過去2年のように
全員打てなくなってしまうのか?
?マークが多くなってしまいましたが、潜在能力が高いメンバーであることは間違い
ありません。全員とは言いませんが、何人かがつながれば必ずや優勝争う5月に
なっているはずです。
もちろん、前提として主将大広が最低3本はホームランを打って欲しい。
他校が恐れる、プロが注目する4番バッターになった時、優勝が見えてくるでしょ
う。
投打とも4年生中心のチーム。過去3年優勝がないだけに今年こそ優勝させてあげたい
年でもあります。
3月31日 対東芝戦
7対17敗戦
東芝:210 306 014
東洋:120 000 040
投手陣
先発:永井 回数3・2/3 被安打8 四死球2 奪三振4 自責点5
立ち上がりに2四球、被安打3で2失点。2回も制球に苦しみ被安打2と
痛打を浴びる。4回はショート大広のエラーも絡みましたが3ランホームラン
を浴び、今日は大量失点でした。
コントロールに苦しみ、甘く入ったところに痛打を浴びるという悪い流れでした。
2番手:愛甲 回数1・1/3 被安打4 四死球1 奪三振0 自責点0
代わり端はまずまずの内容だったものの、6回は自身のエラーとセカンドエラー
の被安打2、1死球から3失点。
ショートリリーフではなく、ロングリリーフを担わなければならない存在だけに
特に6回の先等バッターへの死球が痛かったです。
3番手:大場 回数3 被安打3 四死球3 奪三振4 自責点1
ワインドアップでは安定した投球を見せましたが、セットポジションでは
制球に苦しんだ感じです。
7回は2奪三振の3者凡退。鮮やかでした。
4番手:鈴木 回数2/3 被安打0 四死球2 奪三振1 自責点2
初めて見ました。風格を感じさせ、綺麗な、力強い投球だな〜と関心していて
3者凡退かと思いきや、ショート山本の悪送球(1塁に入っていた藤田に取って
もらいたかったですが)から、セットポジションに入って連続四球で降板。
連続四球、残念でした。
5番手:上野 回数1/3 被安打2 四死球0 奪三振0 自責点1
鈴木が作ってしまった2死満塁からの登板でしたが連続安打を浴び4失点。
エースとしては頂けない内容。ブルペンではなかなかのボールがきている
感じがするのですが、どうもマウンドでは甘く入ってしまうようです。
本番までに調子を上げてもらいたいところです。
今日は6つエラーが出ました。エラーが絡んでの大量失点。
特に大槻のエラーは即交代で罰走。私が見に行った7日の流通経済大戦でもトンネル
してしまっており、どうも今春の大槻は精彩を欠いています。
野手
数 安 点
【右】荘野
3 1 0
打一 藤田
2 1 0
【三】二 大槻
2 0 0
二 手塚
1 1 0
走 林
0 0 0
【指】上岡
5 1 0
【遊】三 大広
4 2 4
【二】左 大河原 3 0 0
走右 鎗田
0 0 0
【中】瀧
3 1 1
【一】田爪
4 1 1
捕 川名子
0 0 0
【左】岡田
0 0 1
遊 山本
3 1 0
【捕】田中
1 0 0
捕 大山
0 0 0
打左 玉川
2 0 0
正直、7回まではいいところなしだった展開でした。
7回から登板してきたアンに対し8回2死から手塚が四球を選び、上岡が一二塁間を破
り
大広が外角低めのボールをセンターオーバーの3ラン、1死球を挟んで瀧がセンター
オーバー
のタイムリー2塁打と打線がつながりました。
初回にも大広のタイムリーヒットがありましたが、ボテボテ、飛んだところがよかっ
た
センター前ヒットでした。
田爪は3三振でしたが、1安打、1打点。毎試合、まずまずの打撃を見せる力はやっ
ぱりある
選手だと思います。
次回は3日、NTT東日本戦に行く予定です。最後の試合。いい試合が見たいです。
3月24日 対日本通運戦
1対4 敗戦
日本通:001 200 010
東洋大:000 100 000
投手陣
先発:永井 回数4・1/3 被安打5 奪三振6 四死球2 自責点2
東洋大OB耳道に追い込みながら2ランホームランを浴びる。
やや球数は多いものの6奪三振が示すように力強く、変化球も決まって
押さえ込んでいました。
試合中盤まで3失点。ゲームも作って、まずまずの内容だったと思います。
先発2番手として活躍が期待できそうです。
2番手:愛甲 回数2 被安打2 奪三振0 四死球1 自責点0
1人目がいきなりストレートの四球。なんとか併殺で乗り切る。
7回1死後、ヒットを許し、1ボール後、降板
3番手:山脇 回数2・2/3 被安打5 奪三振3 四死球2 自責点1
山脇も、1人目、いきなりストレートの四球。被安打も5と多い。ところどころ
いいコースに決まるものの、合わされてしまう場面が目に付いた。
社会人相手に4失点ですが、愛甲、山脇の制球の乱れには不安ありです。
野手
数 安 点
【右】荘野(4年)
2 1 0
打 鈴木康(3年)
1 0 0
【遊】山本(2年)
3 1 0
打 名田(3年)
0 0 0
走 鈴木直(2年)
0 0 0
補 川中子(3年)
1 0 0
【指】上岡(3年)
4 1 0
【三】遊 大広(4年)
4 1 0
【中】瀧(4年)
3 0 0
打 難波(2年)
1 0 0
二 手塚(3年) 0 0 0
【二】三 大河原(4年) 3 3 0
【一】田爪(2年)
2 1 1
【左】岡田(3年)
2 0 0
左 林(3年)
0 0 0
打二左 大槻(3年)
0 0 0
【補】田中(2年)
1 0 0
補 大山(4年)
1 0 0
打 河本(2年)
1 1 0
走左中 鎗田(3年)
0 0 0
打 藤田(1年)
1 0 0
今日は1点しか取れず、つながりを欠きました。
大広も立教戦に続けて、調子を落としているようで、冴えませんでした。
瀧、上岡も今ひとつ。
唯一、大河原が3安打、4回は、田爪もセンター前に巧く返したタイムリーでした。
大河原が一歩、レギュラーに前進してますね。
守備では山本が2エラー、大広、瀧も1つずつエラーと社会人相手に厳しい試合でし
た。
次回は26日 富士重工戦に行く予定です。
3月17日 対JFE東日本戦
3月9日 対大阪産業大戦
3月7日 対流通経済大戦