7勝6敗4位で終わった春季リーグ。優勝の亜細亜大から連勝で勝ち点を奪うも終盤は入替戦の恐怖をさまよった。
さあ、秋季。全チームから勝利をあげたものの、ここ一番で勝負強さを発揮できなかった。この夏、粘り強いチームへ変身できるか?
この秋、神宮で生まれ変わった東洋大公式野球部に会いたい。
今回もご希望の方には私が見に行った試合の観戦レポートをメール送信します。事前に簡単に自己紹介のメールを頂けると幸いです。
1.日程表 ※印は観戦レポートあり。
日付 |
対戦相手 |
場所 |
時間 |
スコア |
結果 |
8月8日(金) |
日産自動車 |
川越グラウンド |
13:00 |
1回表降雨中止 |
8月9日(土) |
NTT東日本 |
川越グラウンド |
13:00 |
降雨中止 |
8月13日(水) |
JFE東日本 |
川越グラウンド |
13:00 |
降雨中止 |
8月16日(土) |
同志社大学 |
川越グラウンド |
13:00 |
降雨中止 |
8月17日(日) |
帝京大学※ |
川越グラウンド |
13:00 |
13−1 |
勝 |
8月19日(火) |
上武大学 |
川越グラウンド |
13:00 |
11−2 |
勝 |
8月20日(水) |
ホンダ |
川越グラウンド |
13:00 |
3−10 |
負 |
8月23日(土) |
横浜商科大学 |
川越グラウンド |
13:00 |
9−4 |
勝 |
8月24日(日) |
慶應大学 |
慶應大グラウンド |
13:00 |
2−3 |
負 |
8月25日(月) |
東都新人戦 駒澤大学※ |
駒澤大グラウンド |
13:00 |
3−1 |
勝 |
8月26日(火) |
東都新人戦 日本大学 |
川越グラウンド |
13:00 |
2−3 |
負 |
8月27日(水) |
東都交流戦 学習院大学 |
神宮 |
12:30 |
降雨中止 |
8月28日(木) |
法政大学 |
川越グラウンド |
13:00 |
3−4 |
負 |
8月29日(金) |
立教大学(一軍)※ |
川越グラウンド |
13:00 |
7−7 |
分 |
立教大学(二軍) |
立教グラウンド |
13:00 |
2−2 |
分 |
8月31日(日) |
東海大学※ |
川越グラウンド |
13:00 |
6−2 |
勝 |
9月3日(水) |
早稲田大学(一軍)※ |
早稲田大グラウンド |
13:00 |
0−8 |
負 |
早稲田大学(二軍) |
川越グラウンド |
13:00 |
6−0 |
勝 |
9月4日(木) |
明治大学(一軍)※ |
明治大グラウンド |
13:00 |
3−2 |
勝 |
明治大学(二軍) |
川越グラウンド |
13:00 |
3−0 |
勝 |
9月10日(水) |
上武大学※ |
川越グラウンド |
13:00 |
4−1 |
勝 |
上武大戦
最後のオープン戦に行ってきました。
4対1で勝利。
上武大:100 000 000
東洋大:000 111 01×
投手陣
先発 上野 回数4 被安打2 四死球1 奪三振2 自責点1
立ち上がりに2安打。ディレードスチールの間に1点を失いました。
その後、結果的には無失点。3回には四球1つをだし、投球フォーム
のチェックを試合中、監督から受けていました。
予定の3回ではなく、フォームチェックのため4回まで投げました。
立ち上がりに難ありの試合が続いただけに、本番でも立ち上がりをどう乗り切るか
でしょう。
2番手 永井 回数1 被安打0 四死球1 奪三振1 自責点0
今秋の隠し玉ルーキー。開幕2戦目での先発も予想されます。
四球を出しましたが、下位打線だったものの無難に併殺に討ち取りました。
3番手 愛甲 回数1 被安打1 四死球0 奪三振1 自責点0
ヒット1本浴びるも問題なく乗り切りました。やや左打者を相手に投げづらそうに
しています。今日も左打者を立たせてのブルペンでした。
4番手 松沼 回数1 被安打1 四死球0 奪三振3 自責点0
先頭バッターにヒットを浴びるもその後は3連続三振。
このオープン戦ではナイスピッチングを見せてくれました。神宮でも期待したいです。
5番手 佐々木 回数1 被安打0 四死球0 奪三振1 自責点0
4年生、ラストシーズン。必ず持っている力以上のものをを発揮してくれるでしょう。
6番手 山脇 回数1 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
ややボールも多かったものの、無難に乗り切りました。山脇の復活なくして優勝は
考えられません。
【オープン戦総括・投手編】
今日、登板した6投手と新人戦で登板した宮本で戦っていくことになるでしょう。
エース上野は東海大、早稲田、上武大戦に先発、明治戦リリーフ。先発登板時は立ち上がりに不安を
見せたり早稲田戦では崩れましたが総じて、まずまずの内容でした。
松沼そしてルーキーの永井の台頭と投手陣の層は厚くなってきました。
特に永井は先発2番手として活躍するかもしれません。
佐々木、山脇が力を発揮してくると必殺リレーで相手打線はきりきり舞いというシーンがきっと見られるでしょう。
束になって相手打線に立ち向かっていってくれることでしょう。
野手
打 安 点
〔中〕早川 3 1 1
〔右〕荘野 2 0 0
打 上岡
1 1 0
左 浜田 政 2 2 1
〔遊〕岩館 4 1 1
〔三〕大広 2 1 0
〔二〕山本 3 1 0
〔指〕大槻 2 0 0
打 岡田 0 0 0
走 浜田 光 0 0 0
打 山崎 1 0 0
〔三〕田爪 2 1 1
〔左〕右 瀧 4 0 0
〔捕〕田川 2 0 0
打 長谷部 1 0 0
捕 川中 0 0 0
もう少し点が欲しかった感もありましたが主力にヒットやいい当たりが見られ
充分、期待ができるような内容でした。
特に、途中出場の浜田が2安打1打点。ともに三遊間を鋭く抜く当たりでした。
すっかり、山本の台頭でベンチを暖めることが多くなってしまったオープン戦でしたが
レギュラー陣に続く層が厚いと心強いですね。
やや心配なのが、大槻、荘野。2打数ノーヒットで途中交代。力がある選手だけに
歯がゆいです。この2人が当たってくると打線も一気につながるのですが。
【オープン戦総括・野手編】
ルーキー山本の充実が目を引きました。不調の上岡に代わって5番の重責を担いそうです。
岩館もオープン戦ではヒットが出ていますのできっとやってくれるでしょう。明らかに詰まった当たりが
多かった春季に比べればヒット性の当たりが飛ぶようになってきました。
監督さんのお話でもフリーでの調子もいいようですから、今季こそやってくれるでしょう。
大広も一発は見ることはできませんでしたが、力強い打球を随所に見せてくれました。春以上の
成績、特にホームランを期待したいです。
日大戦、エース那須野が立ちはだかりますが、確実に勝ち点をとって足場固めの手がかりとしたいですね。
そのためにも3番から5番の右打者が開幕戦で打てるかにかかってくると思います。
明治大戦
3対2で勝利
東洋大:100 002 000
明治大:002 000 000
投手陣
先発 山脇 回数6 被安打5 四死球1 三振2 自責点2
3回に死球、送りバントを挟んで3連打で自責点2。終盤は明大の早打ちに
助けられた感もありましたが、四球もなく結果がついてきたので一安心です。
3回はやや浮いたボールを1番から3番に痛打されました。
他は低めに決まり変化球も切れていたように思います。
2番手 上野 回数3 被安打1 四死球1 奪三振0 自責点0
昨日の補習登板といったところでしょうか。
代わり端は、ヒットと死球で1死一塁二塁のピンチを招き風向きが怪しかったですが、
8番9番を討ち取る。
8回9回(1エラー挟む)は上位打線相手に三者凡退でした。
死球1つで制球も安定していました。
早稲田より打線は大きく落ちるという評価の明治大ですが、山脇、上野で2失点
はまずまずでしょう。
野手
今日の明治大は、神宮経験が少ない投手を中心としたリレー。8回は牛田、9回は岡本と
プロ注目の4年生でした。投手力からして欲を言えばもう少し点を取りたかったところです。
打 安 点
〔中〕早川 4 1 0
〔左〕右 瀧 4 1 0
〔遊〕岩館 5 2 0
〔三〕大広 4 2 3
〔二〕山本 4 1 0
捕 大山 0 0 0
〔指〕大槻 3 0 0
〔一〕田爪 3 2 0
〔右〕荘野 1 0 0
打左 岡田 1 0 0
打 上岡 1 0 0
左 河本 0 0 0
〔捕〕田川 3 0 0
走二 浜田 0 0 0
不調の上岡がスタメンを外れています。恐らく、今日のメンバーが開幕スタメンが予想されます。
日大1回戦は左投手・那須野が予想されますので、大槻、荘野あたりは右打者になるかもしれませんが。
今日は大広が3打点。東海大戦は岩館が3打点。当たり前ですが中軸が打てば勝てるんです。
特に初回は、早川がヒットで出塁。送りバント、大広の力強いセンター返しのタイムリーでの先制でした。
岩館も充実してます。センター返しで巧くヒットにしている感じがします。
相変わらず山本も好調です。5番タイプではない感じもしますが勝負強い打撃には期待大です。
今日は負けじと田爪も2安打。早川はヒット1本、四球1つで5打席2出塁。
総じて野手もまずまずといったところでしょう
昨日の反省からかベンチは異常に盛り上がっていました。
今日は吹く風も秋の色が濃くさわやかな1日でした。
先日、テレビで星野監督が、島岡監督像に会いに行く様子がテレビで見たので帰りに寄りました。
島岡監督も、今日の吹く風にきっとシーズン開幕を感じ取っていらっしゃると思います。
早稲田大戦
0対8で完敗。
早稲田:041 000 030
東洋大:000 000 000
投手陣
先発 上野 回数2・2/3 被安打3 四死球4 三振2 自責点5
2回に入り2死2塁で9番バッターへのツーツーからの投球のハーフスイングがボールと
判定され、結局タイムリーヒットで失点。続く1番2番は連続四球、2死満塁とランナーを
ためて3番鳥谷に走者一掃のツーベースを打たれてしまいました。
3回は1死後に死球、送りバントを決められた場面で交代。
結果は散々。初回に武内から三振を奪った投球は圧巻だったのですが。
風格、力強さは感じるものはあります。シーズン直前での登板にもかかわらず、今日は乗り切れなかった
のは残念、不安もありますが、万全の状態で開幕を迎えてもらいたいです。
2番手 松沼 回数2・1/3 被安打2 四死球1 三振0 自責点0
代わり端のファーストストライクを痛打、タイムリー3塁打となるもその後、2イニングは無失点。
5番武内にはヒットを打たれましたが、早稲田の上位打線、一回りを抑えたのは収穫と言ってあげたいで
す。
3番手 愛甲 回数2 被安打0 四死球2 三振0 自責点1
愛甲も約一回り、早稲田打線を抑えました。四球2つがもったいないですね。
結果として失点にもつながっています。
4番手 佐々木 回数2/3 被安打2 四死球2 三振1 自責点2
無死1塁から登板。送りバントを決められ、タイムリーヒットを浴びる。
その後1番に死球、2番に四球で1死満塁で鳥谷を迎える。
ここでまたもや2点タイムリーヒットを浴びる。
4番、比嘉は三振に討ち取る。
もちろん、持っているボールは早く重たそうなんですが、
正直、ちょっとピンチを止めきれていないなというのが率直な思いです。
四死球2つでピンチを広げては火消しではなく火付け役になってしまいます。
5番手 永井 回数1 被安打2 四死球0 奪三振0 自責点0
内野安打、レフト前ヒットを浴びるも併殺、サードゴロで事なきを得る。
投手陣は鳥谷に5打点を献上。1番田中、2番青木に対し計6四死球。
早稲田1番、2番は強力ですが、2回、8回はポイントゲッターの前にランナーを溜めて痛打を浴びるという最悪
なパターンでした。
野手
早稲田先発は5回まで報徳学園出身ルーキー大谷。2番手佐竹、最終回は越智という完封リレー。
打 安 点
〔中〕早川 2 0 0
走中 荘野 1 0 0
打 長谷部 1 0 0
〔右〕瀧
4 1 0
〔遊〕岩館
3 1 0
〔三〕大広
3 1 0
〔二〕山本
3 1 0
〔指〕上岡
2 0 0
打指 大槻 2 1 0
〔一〕田爪
3 0 0
走 浜田
0 0 0
〔左〕岡田
3 0 0
打 山崎
1 0 0
〔捕〕田川
1 0 0
打 遠藤
1 0 0
捕 田中
0 0 0
捕 大山
0 0 0
打 大河原 0 0 0
岩館がかなりよくなってきているようです。雑談の中で監督さんが絶賛されてました。
一打席目はやや詰まりながらも巧くライト前へ運んでいます。ただ5回2死一二塁で打てなかったのが鳥谷君
との差といったところでしょうか。
山本、瀧にはヒットが見られました。なかなか好調です。山本の打球は鋭くセンターの左を抜けていく2塁打、
瀧は巧い右打ちを見せてくれました。2人ともレギュラー奪取も充分ありえそうです。
深刻なのは上岡。三振2つで途中交代。開幕の日大戦は右投手でもスタメン落ちかもしれません。
3試合ほど見てますが全く快音が聞かれません。
今日は5安打、完封負けですが四死球が7つあり、つながりがなかったのが痛かったです。
田爪がチャンスで2度凡退。山本の充実さが光る中、やや心配ではあります。
大谷君というビックネームだっただけに得点できれば自信にもつながっただけに残念です。
東海大戦
6対2で勝利
東海大:000 001 100
東洋大:000 023 01×
【投手陣】
先発 上野 回数6 被安打7 四死球3 奪三振8 自責点1
立ち上がり、先頭バッターに四球を与えるなど不安な立ち上がり。
回を追って徐々に低めへ制球が決まり変化球も効果的で打者を
討ち取っていく。
だが、ところどころカウントが悪くなってしまった場面では、カウントを取りに行った
ボールが痛打を浴び、5回は1四球と連打を浴びるも外野、内野の好連携で
本塁封殺もあった。6回はソロホームランで失点。
先発としてはゲームを作ったという点では評価できると思いますが、「エース」としては
ところどころ、制球に苦しんで痛打を浴びピンチを招いてしまったのは残念でした。
2番手 愛甲 回数1・2/3 被安打1 四死球2 奪三振0 自責点1
変わった直後、死球と2塁打で1点を失う。
8回は夕立の中、ショート岩館の2つのエラーの後に死球を出して降板。
中継ぎとしては失点は不満が残るところ。
左打者に対して死球2つ。降板後は、左打者を立たせての投球練習でした。
3番手 山脇 回数1/3 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
2死満塁で登板。リーグ戦でもこのようなピンチでのリリーフも考えられるでしょう。
ワンストライクの後、ボール2つの後、詰まったレフトフライに討ち取りました。
4番手 松沼 回数1 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
オープン戦でよく起用されているところを見ると期待も大きいのでしょう。
結果も出てますし楽しみです。
【野手】
打 安 点
〔中〕早川
4 1 1
〔右〕大槻
1 0 0
右 瀧
2 1 0
〔遊〕二 岩館 4 3 3
〔三〕大広
3 0 0
〔二〕遊 山本 4 0 0
〔指〕上岡
1 0 0
打指 山崎 2 0 0
〔一〕田爪 4 0 0
〔左〕右 荘野 4 2 0
〔捕〕田中 2 0 0
捕 田川
2 2 1
若干、気になるのが大広の2試合連続ノーヒット。9月に入っての早稲田、明治戦で持ち直して
もらいたいです。山本、田爪も今日はお休み状態でした。
そんな中、岩館が3安打3打点。今日はバットに巧くボールを乗せて弾き返していました。
ホンダ戦でのホームラン、法政、立教戦でもヒットが出ていますので、ラストシーズンでの爆発
東洋大への恩返しを期待したいです。
田川は途中出場でしたが、やや芯を外した感じでしたが2塁打2本。打つほうでは、田中よりも
上といえるでしょう。2割くらいは打つ力はあると思います。
今日は、3年生投手陣のリレーで勝ちにいった試合と言えそうです。
打線も岩館を中心につながって得点するなどまずまずの試合だったかと思います
立教大戦
7対7の引き分け。
今日は正直、投打ともに明るい材料は・・・です。
最終回の追い上げも5四死球が絡んだ自滅によるものです。
立教大:003 200 101
東洋大:010 200 013
【投手陣】
先発 佐々木 回数4 被安打6 四死球4 奪三振3 自責点4
立ち上がりは2安打1四球で1死満塁もなんとか乗り切る。
2回は下位打線を3者凡退でしたが、3回は四球1つと2本の2塁打
で3失点。4回もエラーが絡みましたが2四球被安打1で2失点。
3回の失点は1死後、やや辛い判定での四球からではありましたが
いいボールが長続きせず崩れていきました。
やっぱり長いイニング(先発での起用)は厳しそうです。
2番手 永井 回数3 被安打4 四死球2 奪三振0 自責点1
月曜日の新人戦での疲れか先頭をストレートの四球。
3イニング目に失点。1死後にセンター前ヒット、2死を取るも内野安打を挟んで
ライトオーバーの2塁打を浴びる。
まあ、3イニングで1失点ですからまずまずとしましょう。
3番手 愛甲 回数1回1/3 被安打3 四死球1 奪三振0 自責点1
結果からみて不満の残る内容でした。
捕手の要求に対しばらつきも多かったように思います。
4番手 松沼 回数2/3 被安打03 四死球01 奪三振0 自責点0
打者2人に対してでしたが、低めへよく制球されていたと思います。
【野手】
打 安 点
〔中〕早川 3 0 0
中 林 0 0 0
〔二〕大槻 4 1 0
二 浜田 0 0 0
〔遊〕岩館 4 1 0
〔三〕大広 4 0 0
三 手塚 1 1 2
走 長谷部 0 0 0
〔指〕山本 3 1 0
走 大河原 0 0 0
〔一〕田爪 4 1 0
〔左〕瀧 3 1 0
打 名田 1 1 0
左 河本 0 0 0
〔右〕荘野 4 2 3
〔捕〕田川 1 0 0
捕 田中 2 1 0
打 遠藤 1 0 0
打線では荘野3打点と目立ちました。2安打に内野ゴロの間の打点です。
瀧と同様に春季から確実に力をつけていると思います。
下位打線にこの2人が並ぶと怖いですね。
代打、途中出場で名田、手塚の2塁打も特筆したいと思います。
手塚は最終回、1死1塁2塁の場面で2打点。
スタメン組が不調であればこれらの選手が代打などで起用されるでしょうから
ベンチ選手の調子も気になるところです。
やっぱり、山本がいいですね。今日も1安打。岩舘君にも2塁打1本でました。
岩舘君に関しては本番でどうかですが・・・・。
早川君、大広君の無安打についてはこんな日もあるということにしたいと思います。
新人戦
対駒澤大戦 1回戦
3対1で勝利
宿敵駒大グラウンドで東洋大ユニフォームが踊りました。
東洋大:000 002 001
駒澤大:001 000 000
【投手陣】
先発 永井 回数8 被安打4 四死球3 奪三振14 自責点1
四球3つ、やや球数も多かった。3回まで三奪三振だったが、中盤からさらに勢いが増し、
6回7回はすべて三振に討ち取る。
新人戦ながら8回までに14奪三振とは圧巻。
駒大4番は新井でしたが4打数1安打2三振。新井にも逃げずに立ち向かう根性も
評価したいです。
3回の失点も2塁打後、内野ゴロの間に三進。高く弾んだファースト方向への
ゴロが連携ミスによる内野安打で失点したもの。
連打を許さず非常に安定していました。リーグ戦の隠し玉。東洋投手陣の大きな
柱の一人と期待してもよいでしょう。
2番手 宮本 回数1回 被安打1 四死球1 奪三振1 自責点1
春季オープン戦では期待されながらも、故障からはリーグ戦では出番がなかった。
先頭にレフト線を破る2塁打、続けて四球、三振で1死を取るもワイルドピッチで
1死2塁3塁のピンチ。しかし、続く打者を2つのサードゴロで討ち取り事なきを
得る。
春季オープン戦での実績があるだけに、新人戦という舞台で火だるまになって
自信を失うことが見ている側としては怖かったのですが、無失点で一安心です。
さらに今後のオープン戦で感覚を取り戻してくれることを期待したいです。
【野手】
メンバーから見てもっと打ってもらいたかったのが本音ですが・・・。
山本の逆転ホームランで気分爽快。帝京大戦に続いての本塁打。
秋の活躍が大変楽しみです。
スタメン
打安点
【左】河本 300
【三】手塚 410
【遊】山本 412
【指】難波 411
【二】石田 300
【一】長谷部 410
【中】筒井 300
打 池田 100
【捕】田中 310
【右】林 220
最終回、ライト落球により三進した走者を難波がタイムリー。
期待の河本、筒井がのーヒット。
もっと爆発してもらいたかったのは欲張りすぎですが・・・。
最終回はヒヤヒヤしましたが、永井の力投に山本のホームランと
まずまずの試合だったと思います。
8月17日 帝京大戦
ようやく、今夏初めてのオープン戦が行われました。
8回頃から雨が降り出しましたが、試合前から途中までなんとか天気が
持ちこたえた感じです。
13対1で勝利
帝京大:000 000 000
東洋大:003 400 42×
【投手陣】
先発 佐々木 回数2回1/3 被安打2 四死球1 奪三振2 自責点0
重い速球は春同様にそこそこ力強く感じました。4年生秋だけにいい方向に
向かってくれればと思います。
2番手 山脇 回数1回2/3 被安打1 四死球0 奪三振0 自責点0
安定感を感じさせる内容でした。2シーズン続けて不調だっただけに復活を
かける今季。彼の活躍なくして優勝はありえないだけに、さらに調子を上げて
いってもらいたいと思います。
3番手 松沼 回数1回 被安打2 四死球0 奪三振0 自責点0
春は出番なしに終わってしまっただけに、正念場の今季。
2安打こそ浴びましたが、球速が増してきている感あり。期待できそうです。
4番手 愛甲 回数1回 被安打1 四死球0 奪三振0 自責点0
厳しいコースに的確に決まって確実に討ち取っていった感じです。
5番手 永井 回数2回 被安打1 四死球0 奪三振3 自責点0
東農大二高出身のルーキー。MAX138KMの期待の新戦力です。
速球と変化球のコンビネーションもよく、楽しみな存在です。
これからも出番がありそうなので注目していきます。
6番手上野 回数1回 被安打1 四死球2 奪三振2 自責点1
完封リレーの締めくくりでの登板のはずのエースでしたが、代わり端、ワンボール
からの2球目をレフトオーバーのホームランを浴びてしまいました。
その後、2連続死球と1死後、ファーストゴロエラーで満塁のピンチを招きますが、
力強い投球で2三振。締めてくれました。春より一層球速も増した感じがしました。
秋もエースとしてチームを引っ張っていってもらいたいです。
チームとして死球3つとコントロールは総じて安定していたのも評価できると
思います。
【野手陣】 打 安 点
【中】早川 1 1 0
中 荘野 2 2 0
【三】大槻 3 1 0
打 松田 1 1 0
三 手塚 1 0 0
【遊】岩館 2 0 0
遊 山本 1 1 2
【指】大広 4 3 0
【右】上岡 2 0 2
右 筒井 2 0 0
【一】田爪 1 0 0
打 名田 1 0 0
一 大河原 1 0 0
【左】瀧 3 2 2
左 河本 1 1 2
【二】浜田 2 0 1
二 山崎 1 0 0
打二 遠藤 0 0 0
【捕】田川 1 0 0
捕 田中 1 0 0
打 長谷部 1 1 1
捕 赤坂 0 0 0
序盤4回までに相手投手陣が四死球13個という大味な試合でした。
大広の3安打が目を引きました。バットコントロールがよく、巧くはじき返して
いました。長打は見られなかったですが、打率を上げていけばおのずと甘い
ボールを長打にできるのではないでしょうか。
瀧も2安打1犠飛と安定した打撃を見せました。右打ちも巧く、春同様
成長してきている感があり、楽しみな存在です。
今日、唯一の本塁打は1年山本。真芯で捕らえレフトオーバー。あざやかでした。
不安点は岩館、上岡といったところです。
全くタイミングがあっていません。特に岩舘君は迷宮に入ってしまっているようです。
プロも視野に入るシーズンだけに使い方もある程度、起用していかざるを得ず
難しいようです。
また、守備面では故障から左投げに転向した上岡をライトに起用し、大広をDH
大槻を本来の内野であるサードに外野からコンバートしています。
上岡に打球が飛ぶと2塁手が相当、外野奥までカバーに入らざるを得ないため
ライト上岡へ飛んだ打球はランナー2塁の場合は、極論ですがサードへタッチアップされて
しまいそうです。(今回の試合では2回とも)
今日はありませんでしたが、ライト線へ飛んでも2塁打が三塁打になってしまうのではないか
という不安もあります。
大広の守備もリスクがありますが、ライト上岡のリスクも大きいです。
まあ、どちらのリスクを取るのかといったところでしょうが、今日の試合を見るところでは上岡の
送球は厳しいものを感じました。