5月28日(水)対日本大学 2回戦
終盤、守乱で追い上げられるも逃げ切り。入替戦回避。7勝6敗4位で全日程終了
東洋大
日本大
【投手】
東洋大:愛甲、山脇、○佐々木、上野
日本大:●丸山、松野、那須野、大年
【所感】
入替戦回避、直接対決となった苦しい最終カードだったが連勝で勝ち点をあげ入替戦を回避。全チームから白星を奪い、優勝した亜細亜大からは勝ち点を奪った。延長戦2敗、3回戦を3度落とすなど正念場でことごとく勝てずに入替戦がちらつく厳しいシーズンとなってしまった。
誤算はプロを目指す、岩館、早川の不振。投手陣では春季オープン戦時はエースとして期待された山脇が開幕・駒大戦での1勝のみ。好調時の粘って抑えきる場面があまり見られなかった。オープン戦時は期待された上岡も2ホーマーを放つも2割3分、私が大いに注目していた大槻も開幕の駒大戦でホームランを放つも、その後は快音が聞かれず、終盤はスタメンを外れることも多かった。
大きな誤算の中、収穫も大いにあった。3年生野手の荘野、瀧の台頭がまず上げられる。4番大広も随所にタイムリーが飛び出し、打率3割4分と4番として頼もしくなりつつある。亜細亜大2回戦での同点ソロ、勝ち越し2塁打は圧巻だった。
ルーキー田爪もレギュラーをがっちりつかんで好守に活気あるプレーを見せてくれ、同じくルーキー山本も粘り強さを見せた。
4年生では野手の遠藤がタイムリーを放ったり、投手では佐々木が青学2回戦、日大2回戦で好リリーフを見せた。
秋は今春4勝をあげた上野を軸に、山脇の復活、愛甲、佐々木を初めとした投手陣はまずまずの布陣。春は誤算だった野手陣が奮起してくれれば、戦国東都を勝ち抜く力は十二分にある。一方で今春見せた粘りのなさを露呈するようなことがあれば最下位もありうるまさに油断ならぬ秋になりそうだ。

【試合経過】 東都大学野球連盟ホームページより
【2回表】先頭打者大廣が四球で出塁、上岡が左中間へ二塁打で1点、続く瀧がセーフティバントで一・三塁。荘野がレフト前タイムリーで2点目。
【3回表】2アウトから大廣がレフト前ヒット、上岡がライト前ヒット、上岡が二塁へ向かうが挟まれる。その間に大廣が本塁へ。
【3回裏】先頭打者山本が内野安打で出塁、上田が犠打、堀が遊ゴロ、伊藤がレフト前ヒットで一・三塁、桑原がセンター前タイムリーで1点。
【4回表】1アウトから田爪がセンター前ヒット、田川がレフト線へヒット、早川が右中間へ二塁打を放ち、2点追加。
【7回表】1アウトから岩舘が左中間へ二塁打、続く大廣が犠飛、山本がセカンドフライ、瀧が四球、荘野の打席中にワイルドピッチで二・三塁、荘野が内野安打で1点追加。
【7回裏】1アウトから山本がレフト前ヒット、上田がライト線へ二塁打、堀が四球で満塁となり、投手交代。伊藤の打席中にパスボールで1点、伊藤をファーストライナーに打ち取るも、飛び出した二塁走者を刺そうと一塁手が送球したのがそれ、三塁走者が本塁へ。なおも走者二塁、桑原がライト前ヒットを放つも、本塁タッチアウト。
【8回表】2アウトから浜田(政)がレフトスタンドへ本塁打。
【9回裏】先頭打者代打内村がセンター前ヒット、代打石田がライト前ヒット、堀が四球で満塁。伊藤の打球が二塁手エラーで1点。桑原が遊ゴロで2点目、二塁ランナーアウトで走者一塁。箸尾谷はセンターフライで試合終了。

【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .239
【二】 浜田 政 京都西 .167
大槻 徳島商 .167
【遊】 岩館 成田 .220
【三】 大広 桐生第一 .346
【指】 上岡 太田商 .237
打指 山本 PL学園 .222
【左】 桐蔭学園 .355
【右】 手塚 浦和学院 .000
荘野 PL学園 .417
【一】 田爪 浦和学院 .271
【捕】 田川 日大豊山 .231
合計
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
愛甲 東洋大姫路 2・2/3 2.50
山脇 東洋大姫路 2/3 2.81
佐々木 仙台育英 2.17
上野 帝京 2・2/3 2.11
5月27日(火)対日本大学 1回戦
苦しみながらも上野完封勝利、今季4勝目。虎の子の1点を守りきる。
日本大
東洋大
【投手】
日本大:●那須野、丸山
東洋大:○上野
【所感・神宮球場より】
辛勝。入替戦回避へ向け、半歩踏み出した。勝ち点2へ4度目の挑戦だ。
上野が序盤、微妙なコントロールに苦しんだ。8回を除きスコアリングポジションにランナーを背負いながらも、なんとか抑えきり完封。
打線は8安打を放つもチャンスを押し切れない。3回に2死満塁から押し出しで1点をもらったのみで音なし。最後の試合こそ、打線爆発、投打のかみあった試合で秋へのスタートとしてもらいたい。スタメンに5番にルーキー山本を抜擢も固さからか3打数ノーヒットに終わったが、これからも期待したい。
【試合経過】
★3回裏:先頭早川レフト前ヒット。2番浜田送りバントで1死2塁。3番岩館ライト前ヒットで1死1塁3塁、大広死球で1死満塁。5番山本センターフライに倒れるも6番瀧が押し出しの四球を選び1対0。
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .238 遊ゴ 左安 三直安 三ゴ
【二】 浜田 政 京都西 .160 二ゴ 投犠 死球 遊ゴ
【遊】 岩館 成田 .200 右安 右安 三ゴ 左ニ安
【三】 大広 桐生第一 .333 右安 死球 中安 左飛
【指】 山本 PL学園 .286 中飛 中飛 三直併
大槻 徳島商 .167 二ゴ
【右】 桐蔭学園 .357 左安 四球 三邪飛 三振
【一】 田爪 浦和学院 .267 投犠 一ゴ 三振 一ゴ
【左】 岡田 浦和学院 .273 三振 遊ゴ 三ゴ
荘野 PL学園 .400
【捕】 田川 日大豊山 .267 三振 中飛 遊ゴ
合計
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
上野 帝京 2.05
5月16日(金)対青山学院大学 3回戦
四球、エラーが失点につながる。山岸の前に打線沈黙。今季2度目の完封負け。
青学大
東洋大
【投手】
青学大:○山岸
東洋大:●山脇、愛甲、佐々木
【所感・神宮球場より】
3度目の3回戦負けとなる。山脇は2回2死から四球2つ出し1番矢尾に2点タイムリー、5回はショート岩館からの送球を取りきれなかった1塁田爪のエラーの後、金子に本塁打を浴びるなど点の取られ方が痛すぎた。
打線も初回、先頭早川の3塁打が点につながらず勢いをつけられなかった。4回、5回も先頭バッターにヒットが出るも後続続かず。6回は2死から早川、荘野と連続ヒットが出るも岩館が凡退。岩館は4打数ノーヒット。ここにきて岩館の不振がもたらす影響が大きくなってきている感が否めない。
しかし、まだ自力で入替戦を回避できる状況にある。最終の日大戦にすべてをかけるしかない。
【試合経過】
★2回表:2死後、7番田仲、8番円谷と四球。9番大崎センターオーバー2塁打で2対0
★4回表:1死後、4番山内がショート岩館からの送球を取りきれなかった1塁田爪のエラーで出塁。2死となるも6番金子が2ランホームランで4対0。
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .211
【右】 荘野 PL学園 .400
浜田 光 京都西 .000
【遊】 岩館 成田 .146
浜田 政 京都西 .000
【三】 大広 桐生第一 .311
【一】 田爪 浦和学院 .286
【指】 上岡 太田商 .200
【二】 大槻 徳島商 .174
【左】 桐蔭学園 .360
名田 東洋大姫路 .000
岡田 浦和学院 .000
【捕】 田川 日大豊山 .219
山本 PL学園 .500
田中 如水館 .000
合計 31
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
山脇 東洋大姫路 2.88
愛甲 東洋大姫路 3・1/3 2.37
佐々木 仙台育英 2・2/3 4.19
5月14日(水)対青山学院大学 2回戦
投手陣が踏ん張り3回戦に持ち込む。1年山本が貴重なタイムリーを放つ。
東洋大
青学大
【投手】
東洋大:愛甲、山脇、○上野、佐々木
青学大:●村上、上津原、清水
【所感・神宮球場より】
苦しい展開も愛甲がゲームを作ってくれた。山脇、上野とつなぎ最終回は2死2塁3塁の大ピンチも佐々木が締めた。1年山本が2試合連続ヒット、タイムリーにランナー3塁からの内野ゴロで3点目を奪うなど大活躍。田爪とならんで山本も期待大の選手だ。
さあ、3回戦。3度目の正直となる。入替戦回避、優勝という夢をつなぐための試合となる。

【試合経過】
☆5回裏:先頭6番杉浦四球。7番金子レフト前ヒットで無死1塁2塁。8番円谷送りバント成功で1死2塁3塁。9番大崎を三振に討ち取り山脇へスイッチ。1番矢尾にレフト前ヒットを浴び1対0に。
★7回表:先頭5番田爪がセカンドゴロエラーで出塁。7番瀧送りバント成功で1死2塁。7番金谷は三振に倒れるも代打山本がライト前タイムリーで1対1同点。
★8回表:先頭1番早川が死球。2番荘野送りバント成功で1死2塁。3番岩館のショートゴロがエラーを誘い早川が生還2対1。
★9回表:6番瀧がレフト線2塁打。代打大槻送りバント成功で1死3塁。8番山本のショートゴロの間に3対1へ。
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .176
【右】 荘野 PL学園 .353
【遊】 岩館 成田 .162
【三】 大広 桐生第一 .317
【一】 田爪 浦和学院 .316
【左】 浜田光 京都西 .000
桐蔭学園 .391
【指】 金谷 東洋大姫路 .000
大槻 徳島商 .200
【二】 浜田政 京都西 .174
打二 山本 PL学園 .667
【捕】 田川 日大豊山 .233
合計 32
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
愛甲 東洋大姫路 4・2/3 2.31
山脇 東洋大姫路 2.54
上野 帝京 2.48
佐々木 仙台育英 1/3 11.25


5月13日(火)対青山学院大学 1回戦
今季2度目の延長戦も競り負け
10
青学大
東洋大
【投手】
青学大:山岸、○村上、上津原
東洋大:上野、●山脇、愛甲、佐々木、田中、浦部

【試合経過】
【3回表】1アウトから沓澤がヒットで出塁すると、続く中尾のライトオーバーの2塁打がタイムリーとなり1点先制。山内がアウトになり2アウトから加藤のライト線へのヒットが2点タイムリーとなり3点目。
【3回裏】先頭打者岩舘のセンター前ヒットから早川の3塁打で1点を返す。
【5回裏】先頭打者上岡の打球はファーストエラーとなり、大広のレフトフェンス直撃の2塁打で1点を返し1点差に詰め寄る。
【7回裏】上岡が四球で出塁すると、大広の内野ゴロで1アウト1塁。大広が盗塁しキャッチャーエラーで3塁へ進塁。続く田爪のライト線へのあたりが2塁打となり同点。
【10回表】中尾がヒットで出塁するが2アウト1塁となる。杉浦のヒットで1・3塁から盗塁で2・3塁。金子のライト前ヒットがタイムリーとなり2点追加し逆転。更に円谷がレフト前ヒット、大崎が四球を選び満塁。続く矢尾はライト前ヒットで2点タイムリー。この回4点を追加する。
【10回裏】先頭打者岡田が2塁打、瀧もセンター前ヒットでノーアウト1・3塁。ワイルドピッチで1点追加。山本のレフト前ヒット、岩舘のゴロの間にさらに1点。
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【遊】 岩館 成田 .182
【中】 早川 東海大相模 .200
【指】 上岡 太田商 .219
【三】 大広 桐生第一 .324
【一】 田爪 浦和学院 .314
【二】 大槻 徳島商 .200
走二 浜田 京都西 .182
【右】 荘野 PL学園 .308
遠藤 仙台育英 .222
岡田 浦和学院 .375
【左】 松田 東亜学園 .000
打右 桐蔭学園 .300
【捕】 田川 日大豊山 .231
田中 如水館 .000
山本 PL学園 1.000
合計 32 13
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点
上野 帝京 2・2/3
山脇 東洋大姫路
愛甲 東洋大姫路 0/3
佐々木 仙台育英 0/3
田中 飛翔館 0/3
浦部 九州学院 1/3
5月9日(金)対中央大学 3回戦
上野力投も一発に泣く。打線もチャンスにタイムリーが出ず完封負け。
東洋大
中央大
【投手】
東洋大:●上野、山脇
中央大:○江波戸
【本塁打】
中央大:駒崎(3回ソロ・上野)
【所感・神宮球場より】
苦戦が予想されたが、上野が意地を見せてくれた。しかし、打線が再三のチャンスをものにできず完封負け。が、まだリーグ戦は終わっていない。残り2カードは入替戦という現実を見据えながらの戦いであるが、混戦模様の今季は勝っていけばまだ優勝のチャンスさえある。打倒青学。青学を叩けば一転して優勝の可能性さえでてくるのだから。ここでへこたれてはいられない。山脇も1回1/3を乗り切った。青学・山岸、日大・那須野と好投手が続くが今度こそ強力打線が打ち崩す。
【試合経過】
☆3回裏:先頭8番駒崎にレフト最前列に飛び込むソロホームラン
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .160
【右】 荘野 PL学園 .300
【遊】 岩館 成田 .176
【三】 大広 桐生第一 .313
【二】 遠藤 仙台育英 .250
山崎 浦和学院 .000
【指】 上岡 太田商 .259
【一】 田爪 浦和学院 .300
【左】 桐蔭学園 .278
【捕】 田川 日大豊山 .217
大槻 徳島商 .188
大山 常総学院 .000
合計 32
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
上野 帝京 6・2/3 2.13
山脇 東洋大姫路 1・1/3 3.10


5月7日(水)対中央大学 2回戦
終盤追い上げられるも辛くも逃げ切る。大広3戦連続タイムリー、上岡2号本塁打。
中央大
東洋大 ×
【投手】
中央大:●山中、政木、会田、中澤
東洋大:上野、○愛甲、山脇
【本塁打】
中央大:石川3号(8回ソロ・山脇)
東洋大:上岡2号(6回ソロ・政木)
【所感・神宮球場より】
遠藤、瀧が今季初スタメン。2人にタイムリーも飛び出した。見事起用に応えた。
楽には勝たせてくれない。連投となった上野も早々に降板し、好リリーフを見せていた愛甲も連打にエラーが絡んで7回に2失点。8回からリリーフにたった山脇も石川に本塁打を浴びるなど終盤猛追された。
打線は4回に5安打の集中打が飛び出し見事逆転。大広が3試合連続タイムリーと心強い。上岡も本塁打とタイムリー。田爪も8回に貴重な追加点を確実に犠牲フライを打ち上げる勝負強さを見せてくれた。
上野、山脇、愛甲は1回戦に続き連投。対する中央大は1回戦完投の江波戸を温存。投手事情は確かに厳しいが優勝、入替戦回避に向けて乗り切っていかなかえればいけない3回戦となる。
【試合経過】
☆3回表 先頭7番加藤がレフト前ヒット。パスボールで2塁へ進塁。8番駒崎センター前ヒットで無死1塁3塁。9番梶岡のサードゴロの間に1点を先制される。2死後、2番山口はサードゴロエラーで2対0とされる。
★4回裏 先頭1番早川四球。2番荘野送りバント成功で1死2塁。3番岩館ライト前ヒット、3塁を回った早川を刺そうとした捕手からの送球がそれ1点を返す。4番大広は内野安打で1死1塁2塁。5番遠藤レフト前、6番上岡ライト前とそれぞれタイムリーで3対2と逆転、7番田爪倒れるも8番瀧がレフト前タイムリーで4対2となる。
★5回裏 先頭一番早川がセンター前ヒット。2番荘野送りバント成功で1死2塁。3番岩館倒れるも4番大広がタイムリーセンター前ヒットで5対2。
★6回裏 6番上岡ライトオーバーのソロホームラン、6対2
☆7回表 3回より東洋大投手は愛甲。先頭6番城下がレフト前ヒット。7番加藤はサードゴロで1死1塁。8番駒崎はセカンドゴロも併殺をあせったか悪送球で1死1塁2塁となる。代打久保田サードゴロで2死1塁3塁となる。1番新田レフト前ヒット、2番山口レフト線2塁打でこの回2点を返し6対4の2点差に。
☆8回表 この回より登板の山脇が4番石川にレフトオーバーの本塁打を浴びる6対5の1点差に。
★8回裏 4番大広四球。守備固めで入った浜田が送りバント成功で1死2塁。6番上岡はサードゴロエラーで1死1塁3塁。7番田爪がレフトへ犠牲フライで7対5へ。
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .182
【右】 荘野 PL学園 .143
【遊】 岩館 成田 .208
【三】 大広 桐生第一 .357
【二】 遠藤 仙台育英 .400
浜田 政 京都西 .000
【指】 上岡 太田商 .261
浜田 光 京都西 .000
【一】 田爪 浦和学院 .308
【左】 桐蔭学園 .267
【捕】 田川 日大豊山 .238
合計 27
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
上野 帝京 2.30
愛甲 東洋大姫路 0.82
山脇 東洋大姫路 3.31


5月6日(火)対中央大学 1回戦
初回に集中打を浴びる。打線も援護できずに、痛い星を落とす。
東洋大
中央大
【投手】
東洋大:●上野、山脇、愛甲、
中央大:○江波戸
【所感】
私自身にもチームにも油断があったかもしれない。調子を落としている中央大相手ということで、ここで確実に抑えて乗っていきたかったところだが出鼻をくじかれた。
上野に対し、相性がいい石川の前に出塁を許さないことがポイントと見ていたが、悪い予想が的中してしまった。
唯一の救いは大広に2試合連続でタイムリーが出たことか。大広を挟む岩館、上岡らの奮起を待ちたい。
過去は変えられない。入替戦回避、優勝に向かって明日の2回戦は負けられない1戦だ。
【試合経過】
【1回裏】山口のセンター前ヒット、亀井の二塁打で1アウト2・3塁から、続く石川の2点タイムリー。その後も高尾、城下の連続ヒットでさらに1点、加藤の打球はセカンドエラーとなり、4点目。
【6回表】2アウトから4番大廣のセンター前二塁打で1点。
中大は江波戸が好投、打線も1回に集中し投打のかみ合った試合となった。

【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .143
【二】 浜田 政 京都西 .190
【遊】 岩館 成田 .200
【三】 大広 桐生第一 .333
【指】 上岡 太田商 .211
【左】 大槻 徳島商 .200
桐蔭学園 .273
【一】 田爪 浦和学院 .348
【右】 荘野 PL学園 .200
【捕】 田川 日大豊山 .222
名田 東洋大姫路 .000
大山 常総学院 .000
遠藤 仙台育英 .500
合計 30
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点
上野 帝京 4・1/3
山脇 東洋大姫路 0/3
愛甲 東洋大姫路 3・2/3
4月23日(水)対亜細亜大学 2回戦
大広、同点ホームラン、勝ち越し2塁打。上野好リリーフで2勝目。連勝で勝ち点1
東洋大
亜細亜大
【投手】
東洋大:愛甲、山脇、○上野
亜細亜大:濱田、反頭、●高橋、片山
【本塁打】
東洋大:大広
【所感・神宮球場より】
王者・亜細亜大から連勝で勝ち点奪取。大きな意味を持つ連勝になりそうだ。愛甲先発という奇襲で序盤2回を乗り切り、途中は山脇が苦しみながらも亜細亜大の打ち損じにも助けられ最小失点で乗り切った。そしてついに大広が4番バッターになった。中継ぎ反頭に完全に押さえ込まれていたが、見事なバックスクリーンへの同点ホームランに9回の勝ち越し2塁打。
そして上野が2回2/3をパーフェクトリリーフ。見事な勝利だった。
開幕週を連勝でスタートした駒大、亜細亜大を相手に上野の好投、打線の援護で3勝2敗勝ち点1はまずまずのスタートと言えそうだ。
不調気味の早川、そして山脇の復活なくして優勝の文字は見えてこない。
【試合経過】
★6回裏:1死後、4番三沢がセンターオーバーの2塁打。2死となるも6番松浦が左中間を破る2塁打で1点先制される。
☆7回表:大広がバックスクリーンに飛び込む同点ソロホームラン。
☆9回表:先頭3番岩館が死球で出塁。4番大広は左中間を破る2塁打で2対1となる。ここで高橋から片山へスイッチ。代打遠藤も右中間を破るタイムリー2塁打で3対1。6番荘野送りバント失敗も7番瀧のセンター前ヒットで1死1塁3塁に。8番田爪が前進守備の頭を抜くセンター前ヒットで4対1
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .158
【二】 浜田 政 京都西 .222
【遊】 岩館 成田 .235
【三】 大広 桐生第一 .300
【指】 上岡 太田商 .235
遠藤 仙台育英 1.000
【左】 大槻 徳島商 .231
荘野 PL学園 .000
【右】 筒井 PL学園 .000
右左 桐蔭学園 .333
【一】 田爪 浦和学院 .368
【捕】 田川 日大豊山 .250
合計 33
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
愛甲 東洋大姫路 2・2/3 0.00
山脇 東洋大姫路 3・2/3 3.18
上野 帝京 2・2/3 1.50
4月22日(火)対亜細亜大学 1回戦
上野完投勝利。打線も集中打が出て王者亜細亜大から先勝。
亜細亜大
東洋大
【投手】
亜細亜大:●片山、反頭、高橋
東洋大:○上野
【試合経過】
東洋大は1点を追う五回、敵失に乗じて同点。なおも1死二、三塁から岩館の右前打などで4点を加えた。先発の上野貴は5四死球と制球に苦しみながら要所を抑えて2失点で今季初勝利。亜大は片山が五回に突如乱れ、打線も終盤走者を出しながらあと一本が出なかった。
(スポニチアメックスより)
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .143
【二】 浜田 政 京都西 .286
【遊】 岩館 成田 .250
【三】 大広 桐生第一 .250
【指】 上岡 太田商 .286
【左】 大槻 徳島商 .300
右左 桐蔭学園 .400
【右】左 岡田 浦和学院 .286
荘野 PL学園 .000
【一】 田爪 浦和学院 .267
【捕】 田川 日大豊山 .231
合計 31 10
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点
上野 帝京

4月18日(金)対駒澤大学 3回戦
粘って同点に追いつくも、追撃の援護できず、3年生投手陣も踏ん張れず勝ち点を落とす。
10
東洋大
駒澤大 1×
【投手】
東洋大:山脇、愛甲、●上野
駒澤大:古谷、山田、○服部
【本塁打】
駒澤大:新井
【試合経過】
駒大は3−3で迎えた延長10回1死満塁から代打高橋一の右犠飛でサヨナラ勝ち。先発古谷から山田龍とつないで、6回途中から3番手服部が打者13人を完全に抑えて今季初勝利を挙げた。
東洋大は打線が6回に追いついたが、7回以降は打線が沈黙。力投の上野が最後に力尽きた。(スポニチより)
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .100
【二】 浜田 政 京都西 .400
【遊】 岩館 成田 .167
【三】 大広 桐生第一 .250
【指】 上岡 太田商 .273
【左】 大槻 徳島商 .300
雨宮 浦和学院 .000
【右】 岡田 浦和学院 .400
打右 松田 東亜学園 .000
打左 桐蔭学園 .000
【一】 田爪 浦和学院 .182
【捕】 田川 日大豊山 .200
合計 33

【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
山脇 東洋大姫路 4・1/3
愛甲 東洋大姫路 0/3
上野 帝京 5・1/3
4月17日(木)対駒澤大学 2回戦
終盤投手陣が崩れ、上位打線が援護できず。
駒澤大
東洋大
【投手】
駒澤大:古谷、○山田
東洋大:●上野、佐々木、愛甲
【本塁打】
上岡(9回ソロ)
【試合経過】
駒大は1点を追う六回、敵失で同点にすると、八回は無死一、三塁から平田の左前打で勝ち越し。さらに新井の左前適時打と犠打で2点を追加した。投げては2番手・山田龍が5回2安打無四球1失点の好投。東洋大は四回に先制したものの、後が続かず、九回の上岡の右越えソロも遅すぎた。
(スポニチアメックスより)
【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .167
【二】 浜田 政 京都西 .333
【遊】 岩館 成田 .125
【三】 大広 桐生第一 .250
【指】 上岡 太田商 .250
【左】 大槻 徳島商 .429
【右】 岡田 浦和学院 .500
雨宮 浦和学院 .000
【一】 田爪 浦和学院 .143
【捕】 田川 日大豊山 .286
合計 31
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 自責点 防御率
上野 帝京 7・0/3 1.29
佐々木 仙台育英 1・1/3 6.92
愛甲 東洋大姫路 2/3 0.00

4月16日(火)対駒澤大学 1回戦
駒澤大のミスに付け込み快勝。山脇完投勝利。
東洋大 11
駒澤大
【投手】
東洋大:○山脇
駒澤大:●坂上、服部、小森
【本塁打】
大槻(2回・2ラン)、岩館(9回・3ラン)

【所感・神宮球場より】
3季連続の開幕戦白星スタート。駒大の自滅に大いに助けられたゲームだったが、期待の大槻、岩館にホームランが飛び出した。大広もタイムリーを含む2安打。欲を言えばルーキー田爪がノーヒットに終わってしまったのが残念だったが打線爆発の好スタート。
先制されるも、大広の二塁打と大槻のタイムリーですぐに追いついたのが大きかった。
山脇も立ち上がり2失点、駒大の拙攻(4回四死球2つで無死1塁2塁も送りバントが小フライで併殺に)に助けられた感もあるが粘って完投勝利。昨春以来のこの勝ち星はエース復活への序章に過ぎない。

【試合経過】
☆1回裏:1番秦センター前ヒット。送りバント成功で1死2塁。3番北道センターオーバー2塁打で1対0。4番新井センター前ヒットで2対0。
★2回表:4番大広左中間を破る2塁打。1死後、大槻ライトオーバー2ランホームランで2対2同点。
★3回表:1死後、1番早川ライト線二塁打。2番浜田死球、3番岩館セカンドゴロ併殺と思われたが、セカンド坂田のファーストへの送球がそれ3対2。
★5回表:1死後、早川四球、2番浜田レフト前ヒットで1死1塁2塁。3番岩館倒れるも4番大広の打席でワイルドピッチ。セカンドから俊足早川が一気にホームインで4対2。大広は三遊間を破るタイムリーで5対2。ここで服部へ駒大はスイッチ。6番上岡はセンター前ヒットで2死1塁2塁。6番大槻はこの日3本目となるレフト前ヒットでセカンドから大広が生還。1塁ランナー上岡が3塁を狙う間に、レフトからの返球をカットしたサードの三塁への送球がそれ、レフト線を転々とする間になんとバッターランナー大槻もホームイン。この回5点のビックイニングで8対2に。
★9回表:2死後、1番早川死球、2番浜田レフト前ヒット、3番岩館がレフトオーバーの3ランホームラン

【打撃成績】
位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 四死球 打点 打率
【中】 早川 東海大相模 .333 右飛 右安 四球 三振 死球
【二】 浜田 政 京都西 .667 投ゴ 死球 左安 死球 左安
【遊】 岩館 成田 .250 右飛 二失 右飛 二併殺 左本
【三】 大広 桐生第一 .500 左中ニ 三ゴ 左安 三振 右飛
【指】 上岡 太田商 .250 二ゴ 遊飛 中安 右飛
【左】 大槻 徳島商 .750 右本 左ニ 左安 右飛
【右】 岡田 浦和学院 .000 三振
打右 雨宮 浦和学院 .000 三邪飛 三振 二ゴ
【一】 田爪 浦和学院 .000 中飛 左邪飛 二ゴ 二ゴ
【捕】 田川 日大豊山 .000 三振 三振 中飛 二飛
合計 34 10 .294
【投手成績】
氏名 学年 出身校 回数 被安打 四死球 三振 自責点 防御率
山脇 東洋大姫路 2.00


開幕前予想
管理人予想 昨年は3位、4位に終わった東洋大。春秋ともに開幕戦で勝ち点を奪取するも中盤から後半に息切れし紙一重で入替戦を回避した。
まずは投手陣。経験豊富な3年生。山脇、上野の先発2本柱は健在。昨秋は0勝に終わった山脇が復活を期す。リリーフには愛甲そして4年生の浦部、佐々木が控える。昨年神宮デビューした杉浦、松沼も忘れてはいけない。2年の宮本もオープン戦で好投を見せ、今春は出番がありそうだ。
ただ、数こそ豊富だが、山脇、上野、愛甲以外は不安が残るのも事実。この3人が実力を発揮できれば充分対抗できる。
飯田卒業で課題の捕手。4年田川を軸に1年田中の抜擢もありえそうだ。
看板なはずの打線。昨年は春秋ともに2割5分を切ってしまった。タレントは豊富なだけにもっとやれるはずだ。
昨春首位打者の早川。昨年1年生ながら活躍した上岡、大槻。甲子園でのプレーぶりが光ったルーキー田爪に期待が集まる。が何より中軸の岩館、大廣が爆発しないとつながりを欠いてしまう。ドラフト候補でもある岩館は今年の活躍次第で秋の話題ぶりも大きく変わってくるだけに、自身の進路も含めて主将として優勝に向かってチームを牽引してもらいたい。

以下、カード別に予想してみた。
開幕の相手は駒大。昨春、勝ち点2ながら入替戦、2部降格、そして1シーズンにて1部復帰という激動の1年だった。エース坂上、服部、山田ら神宮経験のある布陣が並ぶが安定感はどうか?野手は中軸を打つ北道ら強力。永遠のライバルにまずは1部の厳しさを見せ付けたいところだ。開幕週、駒大が日大相手にどんな試合を見せ東洋大戦に挑んでくるかも注目しいる。
2カード目は亜細亜大。エース木佐貫、永川、捕手小山ら中心選手は卒業するも野手は昨年連続日本一を経験した布陣が並ぶ。投手も故障がちな2本柱を支えた高橋がエース。高橋に続く存在が確立すれば今年も優勝候補だろう。
3カード目は中央大。芦川、古岡の2枚が抜け、投手力は厳しそう。昨年1年ながら活躍した江波戸と神宮マウンド経験がある山中がどのくらい力が発揮できるのか。一方、野手は亀井、石川が健在。長打力のある2人の前後がつながれば怖い打線だ。
4カード目は青山学院大。投手力は山岸、清水、豊島ら昨年と変わらず東都NO1だろう。野手も昨年のメンバーが多く残り、昨秋優勝決定戦で敗れた雪辱を期す。この青学戦が優勝を左右する1戦になるかもしれない。
最終カードは苦手日本大。苦手も苦手。なぜか勝てないが今年こその思いは募る。館山、堤内の両先発、村田、大野、林ら中心選手がごっそり卒業も投手では那須野、吉原ら投手は豊富。大崩はしないチームと言えそうだ。
注目選手 オープン戦で好打を放った大槻。俊足を生かした打撃が光る早川。早川も岩館同様に今年の活躍次第ではプロ入りも見えてくるだけに期待大だ。
ルーキー田爪。田爪の活躍もチームのムードを変える起爆剤になることは間違いない。
投手では山脇。昨秋0勝に終わった悔しさをこの春に必ずやぶつけてくれるはずだ。
高橋監督の豊富 他校は九州だ、沖縄だ、と暖かいところでやっているのに、ウチは神栖キャンプと言ったって、気分転換みたいなものです。でも2月に入ってから意外に暖かい日が続いて、おかげで早め早めの調整ができました。神様もまだ見捨ててないってことですね。
今年は近年になく戦力が充実しています。前回の優勝(2000年秋)の後、4シーズンかけて作ってきましたからね。でも、よく二部落ちしなかったと思います。去年だって、順位はともかく、春も秋も勝ち点2。もう一歩頑張っていれば優勝できたんです。では、何が足りなかったといえば、監督のさい配かな。もうちょっと上手くやっていれば・・・。
ただ正直言って、今季の優勝の確率は10%ってところでしょうか。奇跡が起こらなければ優勝はできない。その奇跡を起こすのが若い未知数な力。だから冒険ですが新人をどんどん使っていきます。田爪、田中を筆頭に、面白そうなのが何人もいますからね。
ベンチ入り選手
ポジション 背番号 氏名 学年 出身校
投手 18 浦部 一徳 九州学院
投手 11 山脇 大輔 東洋大姫路
投手 14 上野 貴久 帝京
投手 17 愛甲 浩士 東洋大姫路
投手 19 杉浦 太一 愛工大名電
投手 28 松沼 達也 川越商
投手 13 宮本 博文 帝京
投手 20 阿竹 弘樹 徳島商
捕手 25 田川 耕一 日大豊山
捕手 30 大山 悟志 常総学院
捕手 22 田中 大輔 如水館
内野手 岩館 学 成田
内野手 山崎 嘉紀 浦和学院
内野手 浜田 政宣 京都西
内野手 16 伊原 佑樹 芝浦工業大附
内野手 大廣 翔治 桐生第一
内野手 12 金谷 晋吾 東洋大姫路
内野手 23 大河原 悠之 浦和学院
内野手 名田 陽介 東洋大姫路
内野手 10 上岡 正慎 太田商
内野手 山本 真也 PL学園
内野手 田爪 晃司 浦和学院
外野手 早川 辰徳 東海大相模
外野手 13 雨宮 孝弘 浦和学院
外野手 29 松田 実 東亜学園
外野手 26 荘野 龍仁 PL学園
外野手 21 瀧 貴史 桐蔭学園
外野手 大槻 悦史 外野手
外野手 24 岡田 学 浦和学院