開幕前の予想・注目選手です。
シーズン前予想 今シーズンは開幕は春に1勝を挙げた日大戦、2カード目は春に唯一の勝ち点を挙げた中央戦、しかも阿部をオリンピックで欠いています。対戦カードには恵まれたとみています。
この2戦で勝ち点を確保し1部残留の足元を固めて上位進出、優勝争いに食い込んでもらいたい。逆にこの2戦で勝ち点を落とすようなことがあるとまたもや入れ替え戦を覚悟せねばならないにでしょう。
注目選手 春2勝、通算6勝を挙げている主将でエースの三浦(4年)に注目しています。1年生時からリーグ戦に登板し将来を嘱望されていました。1年秋の入れ替え戦・第3戦にリリーフ登板もチームは敗れ2部へ降格。2年生の1年間はチームの2部降格で遠回りしてしまった悲劇のエース。
春は打線の援護に恵まれず2勝に終わってしまいましたが、最後のシーズンでの大活躍を期待しています。プロを目指せ!!
観戦記で〜す
日程 対戦校 試合結果 勝利校 観戦記
9月6日(水) 日大 6対2 東 洋 (新聞記事より)春の貧打線がうそのように早くも6点をとってしまった。三浦(4年)も6回まで好投の様子。3イニングをリリーフした松村(4年)に白星がついている。通算で2勝目。若い力にも台頭してきてもらいたいところ。
9月7日(金) 日 大 3対1 日 大 (新聞記事より)1点を先制するものの8回に日大・衣川の3ランが飛び出し逆転負け。雨で順延となりエース三浦が中1日となり有利と見えたが、いかんせん1点では厳しい。春のような貧打線はごめんだ〜。打線の奮起を期待します。
最大のポイントとみていた日大戦が1勝1敗。今シーズンも苦しい戦いを強いられそうだ。3回戦は事実上の入れ替え戦をかけた戦い。必ず勝利するようただただ祈るのみ。
春に最下位を争った駒大は春の覇者・日本一の亜細亜から連勝で勝ち点を奪取。まさしく戦国東都ですね。
9月12日(火) 中央 5対3 東 洋 今シーズン初の神宮観戦。
初回2アウト満塁から6番DH飯田がセンター前へ詰まりながらも2点タイムリーヒットで先制。2回にも押し出しで1点を追加し3対0でまずまずの展開。
しかし、毎回のように相手エース古岡が四球を連発するも追加点に結びつかない。
そして7回、それまで好投していたエース三浦が中央打線につかまってしまう。1アウト後、5番榊原がヒットで出塁。続く内山田は四球で1アウト1塁2塁。7番広畑にレフトオーバーのツーベースを浴び1点を献上。なお2、3塁で代打三浦を三振に打ち取り2アウトとなるがホットしたのか阿部の代役9番佐藤に初球を左中間を破るツーベースを打たれ3対3の同点になってしまう。
がすかさず反撃に転じ8回裏に代打耳道が四球で出塁。
送りバントでスコアリングポジションへ。ここで中央はピッチャーを古岡の後をついだ新井から芦川に交代。2アウトになるが、9番川原がライトオーバーの勝ち越し2ランを放つ。打った瞬間「のびろのびろ〜」と思わず絶叫。
最終回、8回から三浦をリリーフした松村が1アウト後ヒットを許すが後続を断ち5対3で先勝を果す。松村が2勝目を挙げる。

駒沢が亜細亜に連勝で勝ち点を挙げ、日大戦を1勝1敗としている東洋にとってこの中央戦は非常に重要な1戦。にもかかわらず相手から四球をもらいながら追加点が取れない打線にもどかさしを感じた。しかも命取りになりかねない許されないボーンヘッドもあった。
3対3の同点の8回表、1アウト後セカンドへ内野安打気味の打球が飛んだ。ファーストへ必死の送球。しかし悪送球となり内野安打。悪送球は結果論でたしかたないが、許されないボーンヘッドが発生する。ベースカバーに入ったはずの小川が後ろへそらしてしまいランナーはセカンドへ。顔で止めるくらいの気迫をみせてもらいたかった。なんのためのベースカバーなんだ!!1部残留のためにはこの中央戦はなにがなんでも勝ち点をしかも連勝でとらなければならないはず。非常に重要ないや重要すぎる1戦でのボーンヘッド。結果的には後続を断ち事無きを得たが・・・。声を大にしていう。この中央戦で勝ち点をしかも連勝でとらないと1部残留に向け苦しくなるのはわかっているはず。明日は何がなんでも勝つという気迫を全面に出して戦ってもらいたい。本気で1部に残りたいのであれば!
9月13日(水) 中央 9対6 中央 (新聞記事より)
2回に3点を先制するも、先発長谷川がエラーもからみ踏ん張れず逆転を許す。
終盤追い上げるも及ばず。
小板に初ホームランが飛び出すなど春に比べれば打線は好調か?来年に向けて三浦に続く若い投手陣に出現が待たれる。
9月14日(木) 中央 4対1 東洋 (知人・観戦談より)
勝ち点がかかった第3戦に無事勝利し。この1勝、勝ち点は大きい。
エース三浦が8回までノーヒットノーランの好投。打線は相手投手の制球難につけこみ2回までに4点を奪取するもその後追加点は奪えず。
エース三浦は9回に3連打浴び1点を失うも後続を断ち完投。今シーズン初勝利を挙げる。日大との第3戦もこの勢いでとって1部残留を確実にしたいところだ。
9月26日(火) 亜細亜 6対5 東 洋 神宮球場より
いよいよ亜細亜大、青学大と続く上位校との対戦。ここまで3勝2敗の勝ち点1。まずまずのスタートを切った打線とエース三浦を中心に亜細亜、青学にも一泡ふかせ1部残留を一気に決めてしまいたいところだ。
初回、亜細亜先発の木佐貫を攻めいきなり4点を先制。
好調岩館の2点タイムリー2ベース、ワイルドピッチで1点を追加し高谷がレフトへ犠牲フライと効率のよい攻めをみせる。
3回にも代わった山本から川原のタイムリー3ベースとパスボールで2点を追加し6対0に。春の覇者らしからぬミスにつけこみリードを奪う。
しかし、まずまずの立ち上がりを見せていたエース三浦が4回につかまる。不運な内野安打もあったが3安打1四球で2点を失い6対2となる。
その後、山本に押さえられ追加点が奪えない。8回まで1安打に押さえられてしまう。
三浦は4、5回とも四球でランナーを出すが点を与えない。しかし7回、突然の通り雨が悪夢を呼ぶ。2アウトから内野安打、四球を許し、続く4番藤谷の一打は快音をのこしレフトスタンドへ3ランホームランで6対5の1点差に詰め寄られてしまう。
5番柴田に2ベースを打たれ三浦から柴田へスイッチ。柴田は6番小山(横浜高校で松坂とバッテリーを組む)をセカンドゴロに討ち取りチェンジ。8回からは松村が2イニングをパーフェクトリリーフをみせ6対5の1点差で辛くも亜細亜を振り切った。
春の覇者亜細亜から1勝をもぎ取る大健闘。しかし終盤に追い上げをみせるあたりはさすがだ。明日以降も苦戦が予想されるが、亜細亜から勝ち点を奪えれば目標が1部残留から優勝へ切り替わる
明日以降ますます楽しみになってきた。
9月27日(水) 亜細亜 2対1 東洋 (新聞記事より)
亜細亜に連勝し、1部残留をほぼ確定させた。
初回にエ−ス三浦がソロホームランを浴びるものの、2回、3回に1点ずつ奪取し2対1となる。2回以降、エース三浦が2安打に押さえる好投をみせた。昨日に続く連投だったが見事、三浦がエースの主将の責任を果してくれた。これで5勝3敗の勝ち点2。22日(金)の日大3回戦に勝利すれば勝ち点3となり優勝争いへ参戦となる。新聞記事によると高橋監督もエース三浦の奮闘を称え、1部残留から優勝へ目標を切り替えたようだ。
9月22日(金) 日大 2対0 日大 (新聞記事より)
8回2アウト満塁から、エース三浦が2点タイムリーを浴び惜敗。打線も日大の堤内、加藤康に完封されてしまった。
またしても日大から勝ち点を挙げることはできなかった。97年秋入れ替え戦も含めると、1部昇格以来5シーズン連続して勝ち点を落としている。2部降格の屈辱を味い、打倒吉野の思いで声援を送った99シーズンは忘れられない。またしても日大に雪辱できなかった。無念。
しかし、まだまだ優勝の可能性が残っている。青学を叩いて旋風を巻き起こしてもらいたい。
10月3日(火) 青学大 2対2 引分け (新聞記事より)
9回にDH飯田の犠牲フライで追いつき引き分けに持ち込んだ。青学はオリンピック帰りの石川が先発。対する三浦も7回まで力投。
投手層の厚さを考えると、エース三浦で初戦を引き分けたのは痛かった。
10月4日(水) 青学大 3対1 東洋 (神宮より)
やった青学から先勝だ。エース三浦が昨日に続いて連投。対する青学は2枚看板の一人、亀谷。投手層の厚さの違いを感じる。
先取点は東洋。3回1アウト後、1番佐藤が四球で出塁し2塁盗塁成功。3番岩館がレフト前へタイムリーで1点を先制。4回も高谷、耳道、依光の3連打で1点を追加し2対0とする。しかし、5回に三浦が四球で出塁を許し、送りバントを決められ1アウト2塁。2アウトまでこぎつけたが2番本多にタイムリーを許し2対1となる。
6回、7回、8回と三浦は毎回先頭バッターにヒットを許し送りバントを決められスコアリングポジションにランナーを背負が、かろうじて後続を討ち取りリードを守る。
8回にようやく依光が4回に続きタイムリーを放ち3対1の2点差で9回へ。
9回、三浦は青学打線を3者凡退に討ち取りゲームセット。
エース三浦が中央戦と同様に連投となったが、亀谷との投げ合いを制し4勝目を挙げた。今シーズンは接戦を制する粘り強さが目立つ。
この勝利で優勝への夢をつないだが、三浦に続く下級生投手がなかなか出てこないのが来季以降を考えると気がかりだ。
10月5日(木) 青学大 1対0 青学大 (神宮より)
東洋の先発は4年生松村。対する青学はエース石川で試合は始まった。
東洋打線は4回まで4安打を放つがつながりを欠き得点を奪えない。松村も踏ん張り0対0で終盤へ。
5回以降、東洋打線は四球で出塁するもののノーヒットに押さえられ0行進が続く。松村は、6回7回のピンチを併殺で乗り切り0対0のまま延長戦に突入した。
延長10回裏、松村は先頭バッターにレフトオーバーのツーベースを打たれる。続いてショート岩館のエラーでノーアウト1塁3塁の大ピンチ。ここで東洋ベンチはエース三浦にスイッチ。三浦は、敬遠で満塁策を取る。ショートライナーで1アウトをとるものの、ツーツーからスクイズを決められサヨナラ負け。
何度かチャンスがあったもものの石川から好機に1本が奪えず力投の松村を見殺しにしてしまった残念な結果に終わってしまった。
さあ負けをひきずっていても仕方がない。明日の4回戦に勝てば勝ち点で1部残留決定、優勝争いへの参戦となる。
10月6日(金) 青学大 5対1 東洋 (東都大学リーグHPより)
やった勝ち点だ。エース石川を打ち崩した。やっぱり昨日10回まで投げさせたのが効いたんだ。小板も2号ホームランを放ち、三浦も完投で5勝目。投打の歯車がかみ合っている。昨日の松村の好投も駒沢戦に向け心強い。青学の残りゲームの結果次第ではあるが、駒沢との決戦で優勝が決まる。春とは一転し夢のようだ。HPを開設して最初のシーズンでの優勝争い。嬉しい限りだ。駒沢から勝ち点を挙げれば優勝へ近づく。それより駒沢での目前での胴上げはなにがなんでも阻止したいものだ。
10月18日
(水)
駒澤 2対1 東洋 詳細は2000秋・駒澤決戦へどうぞ。
10月19日
(木)
駒澤 10対4 東洋 詳細は2000秋・駒澤決戦へどうぞ。
第31回明治神宮大会
11月19日 対愛知学院戦
2対0 三浦の完封勝利でベスト4へ進出。準決勝では東海大と対戦。

11月20日 準決勝 対東海大戦
2対1で惜敗。

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