【得点経過】
☆1回表 2死後、3番大河原が四球で出塁。4番岡田、5番名田の連打でまず1点を先制
☆4回表 先頭6番瀧がレフト前ヒット。7番西岡の送りバントがサードフィルダースチョイスとなり無死1塁2塁に。8番池田が右中間を破るタイムリー2塁打で3対0に。
ここで亜細亜大は先発片山から山崎へスイッチ。
★4回裏 2死後、5番川本へ四球を与える。6番大河原にライト線を破る2塁打を浴び1点。続く7番松本にもフルカウントから粘られてレフト前タイムリーを浴び3対2。
★7回裏 1死後、9番弓達にライト前ヒット、1番荒川にレフト前ヒット、2番福田にレフト前タイムリーで同点、3番松田にはレフトオーバーの2塁打を浴び4連打で3失点、4対3と逆転を許し、網中と交代。網中は5番川本にもレフト前タイムリーを浴び、この回は計4失点で6対3と3点のリードを許す。
★8回裏 先頭7番松本で死球。2死まで追い込むも1番荒川を四球で歩かせ2番福田にセンターオーバーの3塁打、3番松田にレフトオーバーの2塁打を浴びこの回4失点、9対3へ。
【所感】
<投手>
スタメン6人をリーグ戦主力を並べてきた亜細亜大に力負け。先発杉浦も4回2死まではストレートも130km台と抑え気味で1安打1四球で課題の制球力を克服したかに見えたが、5番川本へMAX144kmのストレートが大きく外れ結果として四球、盗塁も許し失点につながってしまった。
7回にも4連打を浴びてしまい、やはり課題は制球力、スタミナか?アウトロー低めに140km台のストレートが決まればそうそう打たれないはず。主力相手の亜細亜大ではあったが、山脇に続く軸としての期待も大きかっただけに残念な結果であった。網中も8回に四死球でランナーを貯め、長打を許すという悪いパターンを作ってしまった。この借りはリーグ戦で返してもらいたい。
<野手>
岡田、名田が2安打を放った。名田は初回にタイムリー、岡田も7回2死2塁からライト前ヒット、惜しくも2塁ランナーはホームタッチアウトになってしまったが勝負強さを見せてくれた。
名田君の守備力はまだまだこれから猛練習が必要。エラーも2つ(ひとつは記録はヒット)現段階で守備で使うのは怖い!!
亜細亜大は確実に送り、エンドランも勝負どころで決めてくるなどソツのない野球を見せてきた。対する東洋大はバントミスが見られるなど相変わらずの大味。まあ、これも持ち味と言えば持ち味だが・・・。
<他校の注目選手>
【亜細亜大】 山崎投手1年 4回以降8回まで、東洋大を無失点に封じ込む。球速はないがスローカーブが曲者で9三振を奪う。秋、来年以降の秘密兵器か?
【専修大】 深澤投手1年 日大戦で被安打3四死球5奪三振11で完封。立ち上がりこそ2四球と被安打1不安定だったが、その後はコーナーに変化球が決まり日大は手も足も出ずといったところ。1部定着へ向けた大きな戦力となってきそうだ。
【日本大】 冨高投手2年 5回2/3を1失点、瀬田3回1/3を無失点。今後の主戦投手か?
9月1日 対慶応大戦
スコア 4対2で勝利
東洋大:101002000
慶応大:001100000
ちなみに東洋大のみDH制を採用してます。
【投手陣】
先発:山脇 回数5 被安打3 四死球2 奪三振3 自責点2
最終戦はエースが登板。
3回の失点は1死後に四球を与え送りバント後の初ヒットがタイムリー(1番湊川 まずまずの好選手らしい。)
4回の失点はサード内野安打後に4番早川に左中間を破る2塁打を浴びたもの。
そのほか、2回にはライト小板の落球で無死3塁、4回も失点後にフィルダースチョイス、四球でピンチを招くも三振、凡打でエースらしく乗り切ってくれました。
大量失点を許さなかったという点でさすがエース。コース、コースに厳しく配球されているように感じました。
5回2失点ですから及第点でしょうか?エースだけにもうちょっととは私が欲張りすぎなんでしょうね。
秋のリーグ戦も山脇とチームは心中。山脇が投げるゲームは落とせないですね。
2番手:上野 回数2 被安打1 四死球1 奪三振2 自責点0
被安打1もどん詰まりのポテンヒットと完璧な内容でした。ところどころ抜けてしまうボールもありましたが、持ち前の低めへの制球力を生かし、抑えこんでくれました。
上野も仕上がってきているなあという印象を受けました。ボールも低めへ伸びてきているように思いました。
3番手:長谷川 回数2 被安打0 四死球0 奪三振3 自責点0
先頭バッターこそいい当たりを許しましたが、もう言うことなし。9回は5番堤内野、代打勢を3者連続三振。最後のバッターを討ち取ったストレートは昨春の入れ替え戦を思わせるようなストレートでした。ラストシーズンこそオープン戦の結果を神宮で爆発させてもらいたいです。
※投手陣総括(私の観戦試合のみ)
「山脇」 日産戦、慶應戦と失点を許すものの大量得点は許さず粘る力をさらにつけたとみます。エースの風格もあり。2シーズン防御率1点台の安定感を今季も期待したいです。
「上野」 慶應戦、帝京戦に好投。東海大戦も打たれながらもゲームは作ってくれました。上野先発は継投は必至ですが、相手より先に点はやらない粘り強さを期待します。
数字的には1年春2勝以上!! 防御率3点台!!(昨秋は5点台、春は3点台)
「長谷川」 慶応大戦の結果を神宮で!!四球で崩れる場面がオープン戦では見られなかったのを評価したい。抑えか先発起用かはわかりませんが、春同様、序盤戦の登板で大崩れになるようなことがあるともうチャンスはないでしょう。逆に、長谷川が投げまくる展開になれば、力強い存在になります。
「愛甲」 左封じを中心にリリーフはもうお任せ。終盤の接戦の展開になれば、愛甲の左腕にすべてを託します。
「杉浦」 若干、制球に不安はあるもストレートの球威は魅力充分。アウトローへの制球力がつけば怖いものなしだが、神宮の本番でどうでるか?
「松沼」 東海大戦で崩壊。出番まちとなってしまうか?
「網中」 ところどころ痛打を浴びてしまう場面が目立った。短いイニングを集中して乗り切って、さらなる飛躍へ繋げてもらいたい。
【野手陣】
スタメン
【中】早川
【ニ】山崎
打遊大槻
打ニ浜田
【右】小板
【三】大広
【遊】ニ遊 岩館
【指】上岡
【左】小西
走左秋山
【捕】飯田
【一】田口
打一高谷
打一若林
エラーがらみで2得点でした。
タイムリーヒットは岩館と大槻に飛び出しました。
慶應先発は準エースの清見で、初回には早川がヒットで出塁、大広が2塁打、上岡のセカンドゴロエラーで1点。
3回は岩館のタイムリー三塁打、6回(投手・小林 神宮経験者とのこと)はワイルドピッチと大槻のタイムリーです。
最終打席の大広が当てに行くバッティングでライトフライに倒れたことを監督さんが注意されてました。当てにいっても本塁打にはならないと。
小板は今日は5打数ノーヒット。試合によってむらがあるのが気になります。小板の本質になってしまっているところもあるかもしれません。
他に山崎、田口以外のスタメンにおはヒットが出ました。
エラーがらみもあっての4得点ですが、9安打5四死球とまずまずの結果だったと思います。
※野手総括
「早川」 大絶賛。開幕の第一打席に注目したいです。早川が出塁して中軸が返して、先制、中押し、駄目押し、ともう想像は膨らむばかりです。
「大広、岩館、小西」この3人もまずまず打ってました。大広は特に振り切ることなんでしょうね。中軸に当たりが出るとやはり東洋大は強さが倍増します。
3人がそこそこつながれば相当、怖い打線になります。
「上岡」 はじめのころは心配されましたが、東海大戦でホームラン、慶応大戦では流し打ちと調子を上げてきているようなので期待したいです。
「小板」 ???です。東海大戦はなんだったのでしょうか。試合ごとに好不調の波があって難しい選手です。
「高谷」 個人的にはかなり期待している選手なのですが、どうも終盤戦よくありませんでした。
「中野・若林」 リーグ戦では左殺しできるかどうか?
野手はやはり4年生陣の奮起につきると思います。
監督さんも「長谷川はよくなってきた。投手もいい。後は野手だ。10点取れとは言わないが、ウチは5点は取っていかないと勝てない。」と優勝という単語を交えながらミーティングでおっしゃってました。
専修大・加納をやはり大変、意識されているようです。今週の練習は対加納対策だと思います。開幕戦で加納を打ち崩せるのか?勢いにのる相手だけに叩ければ逆に東洋大に勢いがつきます。
お天気が心配ですが、いよいよ開幕を待つばかり。オープン戦の結果は上々とみます。頂点を充分目指せる戦力です。
8月25日 対東海大戦
東海大:001010004:6
東洋大:60213000×:12
【投手陣】
先発 上野 回数 5回1/3 被安打6 四死球5 奪三振4 自責点1
内容としては不満足といえそうです。四死球も多く、毎回出塁を許すなど苦しい投球でした。3回の失点も四球と2塁打で1点を失っています。
ただピンチを背負うも要所を締めたとも言え、その点はさすがリーグ戦経験者とも言えそうです。
2番手 網中 回数 2回1/3 被安打2 四死球2 奪三振1 自責点0
まずまずと言ってよいのでしょう。何試合か登板場面を目にしていますが、パーウェクトリリーフではないものの、決して大崩れしない安定感は信頼がおけるような気がします。
1年生として経験を積むことを重視したいです。
3番手:愛甲 回数 1/3 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
2死1塁2塁 対4番左バッターのワンポイントとして登板。セカンドゴロに討ち取る。リーグ戦でも同様のケースでの登板が考えられますが、もはやもう「任せるしかない」存在になってます。
4番手:松沼 回数1 被安打5 四死球1 奪三振0 自責点4
先頭バッターを歩かせ3連打を含む、被安打5の4失点と火だるまに。試合後のミーティングで監督さんから正座を指示されるなど全くいいところなし。
山脇に続く投手がやはり課題となってきています。先発候補としては上野、杉浦、長谷川といったところでしょうか。
リリーフは特に愛甲が信頼できる存在といえるだけに山脇に続く先発の柱が優勝へ向けた課題ですね。
他に新人戦で新たな戦力が出てきてもらいたいところです。
【野手陣】
スタメン
【中】早川
【ニ】山崎
ニ 浜田
【遊】岩館
遊 山下
【三】大広
【左】小西
左 秋山
【右】小板
右 荘野
【指】上岡
打 中野
打 大槻
【捕】飯田
走捕 瀧
打 松田
捕 田川
【一】高谷
一 田口
打一 若林
一 花井
注目の東海大の久保は7回から2イニング登板。代打1年大槻がセンター前ヒットを打ちました。対久保の結果は安打1、四死球2、三振3、得点0でした。ストレートも重く早く、また変化球のキレもすばらしく完敗でした・・・。
さて、相手投手のレベルにまたもや?ですが、今日も2ケタ得点。
オープン戦序盤に不安視されていた小板がソロ、上岡に満塁ホームランがでました。
特に小板は5打数4安打3打点 あと2塁打が出ればサイクルヒットという大当たり。試合後、監督さんからも「今日の感じを忘れずに」とアドバイスが飛んでいました。
小板も6番に入ってますが、クリーンナップの後を打つ存在が大きいですから、小板が打ち出したらとんでもない強力打線になります。
相変わらず充実しているのが1番早川。今日は3安打、5打席すべてに出塁。初回もファーストゴロエラーを誘って出塁。先制の足がかりとなっています。
試合前の監督さんやコーチの方の話しでもこの夏に一番伸びた存在との評価です。いまやチーム内で「早川にチャンスで回せ」という雰囲気もあるとの事。まだまだ監督さんからの要望も多いですが、春季の首位打者と日ごろの努力でいまやもう、岩館以上の存在感かもとコーチの方がおっしゃってました。
大広、岩館とも2安打で打点がついています。恐らくリーグ戦も岩館、大広、小西のクリーンナップでいくことになるでしょう。
1番早川と中軸、そして6番小板と続いて下位も上岡、高谷、飯田が控えるといったメンバー。返す返すも恐ろしい打線になりつつあります。
左投手でも上岡、小西を使ってましたが2人とも左投手は打ちずらそうにしてましたね。
今日、残念なのはライン上の選手でした。
スタメン高谷も注意を受けていたにもかかわらず開いてしまってのファーストゴロで即交代。
4年の若林、中野とも途中出場も元気なく凡退。松田も代打でノーヒット。試合後も若林は監督さんから「あきらめたのか?」と詰問されてました。
昨年春季の入れ替え戦2回戦では貴重なタイムリーを放っているだけに個人的には期待している存在です。
これらのライン上の選手の底上げが層の厚さ、チーム力アップにつながってくるだけにライン上の選手に特に頑張ってもらいたいです。
8月20日 対横浜商科大戦
スコア 12対2で勝利
横浜:100000001
東洋:70041000×
【投手陣】
先発:杉浦 回数3 被安打3 四死球2 奪三振1 自責点1
立ち上がり先頭バッターにいきなり四球。牽制死を奪うも3番、4番に連打を浴びて先制を許す。
2回、3回は三者凡退に討ち取るも4回に3番へ2塁打を浴び4番に四球を与えて降板。
課題は長谷川同様に制球力でしょうか?今日の出来は残念ながら今ひとつ。山脇、上野に続く先発候補として期待が大きいだけに不安が残ります。
2番手:網中 回数3回1/3 被安打3 四死球0 奪三振2 自責点0
4回無死1塁2塁で登板。自らのバント処理ミスで無死満塁のピンチを招くも、サードゴロホームゲッツーとセカンドフライで無失点で乗り切る。
5回は2安打を浴びるも無失点。
所々で安打を許し、「完璧」とはいえず、結果として無得点ですので、まずまずといったところですが、1年生ということを鑑み、確実に経験を積んでいってもらいたい時期、存在でもあります。
3番手:愛甲 回数1回2/3 被安打1 四死球1 奪三振0 自責点0
7回1死1塁より登板。バントを決められ四球を許し2死1塁2塁となるも4番バッターをセンターフライに討ち取り無失点。8回は1安打を許すも無失点。
相変わらず安定感がありすばらしい内容。山脇、上野に続く投手陣の柱となりつつあります。
4番手:長谷川 回数1 被安打1 四死球0 奪三振0 自責点1
先頭バッターを討ち取ったかにみえましたが、強風にあをられレフトセンター間に落ち2塁打。続くバッターはセカンドゴロで1死3塁。犠牲フライを浴び1点を失う。
最後のバッターをセカンドゴロに討ち取る。
今日はボールに威力を感じました。1点は失ったものの、今日は力の差があるとはいえ無難に乗り切りました。四球も出さず、この後、調子を上げていけば充分に秋季の戦力として見込めるでしょう。9回の抑えとしてオープン戦登板が目立ちますのでリーグ戦でも好調であれば抑え役として期待したい存在です。
【野手陣】
スタメン
【中】 早川
右 松田
【ニ】 山崎
打ニ 浜田
【遊】 岩館
遊 大河原
【三】 大広
走三 山下
【左】 小西
左 秋山
【右】 小板
右中 荘野
【一】 高谷
一 田口
【捕】 飯田
捕 田川
打捕 中野
【指】 大槻
打 上岡
このスタメンをみて、ひいき目なしで東都NO1なのでは?と思ってしまいました。
リードオフマン早川、中軸の岩館、大広、4年の小西、小板、高谷、飯田・・・
やはり4年生野手陣が鍵をにぎってきそうな感もします。他校も好投手が多いですが、この強力打線がエースを打ちのめし勢いにのれば充分、頂点も狙えそうな戦力と確信します。
今日は3本のホームランが出ました。
初回、岩館が風に助けられた感もありましたがレフトオーバーの3ラン。飯田は力強く左中間へ満塁ホームラン
4回は大広がセンターオーバーの飛距離充分の3ランと主軸が豪快さを見せました。
1番の早川の足も大きいです。4回はノーアウト1塁で打席に入り、セカンドゴロに打ち取られるもランナーが入れ替わる形で出塁。盗塁を決め、2番山崎が四球でつなぎ、岩館のタイムリーそして大広の3ランで4回4点入りました。岩館も会心の当たりではなかったですが、うまくあわせたレフト前タイムリーでした。
岩館、大広とも今日2安打。小西も2安打。心配される上岡も代打で2塁打を放ちました。
小板は今日も2打数ノーヒット。私が見ている試合だけですが、10打数ノーヒット。快打がみられず心配です。4回3打席目凡退で交代となってしまいました。
力の差は否めませんが投手陣は2失点。打線も特に4回はいい攻撃を見せて2ケタ得点。
ここまでのオープン戦ではまずまず好調といえそうです。
次回観戦予定の25日の東海大戦、9月1日の慶應戦で相手校の登板ピッチャーにもよりますが、真価が問われます。
秋季に向け、楽しみはますばかりです。(オープン戦ですから当たり前ですかね?)
8月10日 対帝京大戦
スコア:5対4勝利
帝京大:020000002
東洋大:00002030×
【投手陣】
先発:上野 回数6 被安打4 四死球0 自責点1 奪三振6
4回以降はパーフェクトと安定感を見せてくれました。四死球0というのもさすがですね。
2回に連打され、スクイズとエラー絡みで2点を失いましたが、「安定感」を感じました。6三振コースよくボールが決まってました。
2番手:山脇: 1回1/3 被安打0 四死球0 自責点0 奪三振1
日産戦は打たれたものの、さすがエース。ショートゴロエラーを挟み、5番から代打までをパーフェクト。レベルの違いを見せつけたと言っては帝京大に失礼ですが、さすがエースです。
3番手:愛甲 2/3 被安打0 自責点0 四死球1 奪三振0
代わり端、四球を許すもその後2人を無事に討ち取る。代打構成で右打者を送られるも全く問題なし。春に続いて安定感を感じます。
4番手:長谷川 1回 被安打2 自責点1 四死球0 奪三振2
セカンドゴロエラーで出塁を許し、続くバッターにフルカウントから右中間を抜く3塁打を浴びてしまう。三振、セカンドゴロと2死まで追い詰めるも三遊間を破るタイムリーを許しこの回2点目。最後のバッターは三振に討ち取る。
日産戦、帝京大戦と最終回にリリーフ登板。2試合とも得点を許す厳しい内容。リーグ戦での抑え起用を考えてのオープン戦登板と思われますが、ここ2試合厳しい結果になっています。
四球は出さないのはいいのですが、置きに行ったボールを痛打されてしまってます。ただ今日は長谷川らしく2奪三振という強さも見せてくれました。
【野手陣】
スタメン
【中】早川
中:秋山
【ニ】浜田
打:松田
遊:山下
【左】小西
左:荘野
【三】大広
【右】小板
【一】高谷
一:田口
【捕】中野
捕:田川
打:上岡
捕:瀧
【指】大槻
打指:山崎
【遊】大河原
打二花井
【得点経過】
5回に相手ミスから1点を奪い2年・大河原(浦和学院)のタイムリーで同点。
7回は代打松田のタイムリーヒット、小西のタイムリー左中間三塁打、大広がタイミングをあわせたタイムリーレフト前ヒットでこの回3点、合計5点を奪う。
【所感】
早川が好調です。初回はセンター前ヒットで出塁。4打数1安打に終わるもライト線への鋭いライナーと常に転がし足を生かそうとする打撃をしており、一番バッターとして高く評価できるのではないでしょうか。
大広もうまくタイミングを合わせチャンスにタイムリー。小西も長打を放ち、代打の松田とあわせ7回に3連打とつながりました。
松田も春季は出番があまりありませんでしたが、昨秋同様、勝負強い打撃を期待したいです。
やはり不安な点は小板。今日も2打数ノーヒット、2四球。
残念ながら高谷も今日は2打数ノーヒットでした。
【新戦力】
2年・大河原(浦和学院) 見事、タイムリーヒットを放つ。高橋監督も昨年、守備力の高さを評価されてました。ベンチメンバー入りの可能性もあるかもしれません。
【まとめ】
首都大学の名門・帝京大を相手に、2年生投手陣が大健闘と言ってよいでしょう。
ロースコアで粘って相手ミスで同点、打線がつながり逆転と試合内容としては申し分なしといえそうです。
小板、長谷川といった不振の4年生は気になりつつも、秋季に向けて期待大といえそうです。
8月7日 対日産自動車戦
スコア:10対5で敗戦。最終回に突き放される。
日産:021101005
東洋:500000000
【投手陣】
先発:山脇 3回2/3 被安打5 四死球2 自責点4 奪三振1
強豪相手だけに、結果としてはいたし方なしでしょうか。
2回に8番バッターに2ランを浴び、3回、4回とタイムリーを浴び、4回途中降板となってしまいました。
1イニングごとで見れば大量失点を防いでいだことは評価すべきでしょうか。ただ、エースだけに強豪相手とはいえ、ゲームを作ってもらいたかったところです。
2番手:杉浦 4回1/3 被安打4 四死球2 自責点1 奪三振1
MAX147KMだったそうです。春と比べて一段と球威が増した感があります。変化球とストレートのバランスがよく、秋季は先発として期待できるかもそれません。長谷川に代わって18番を背負い、速球派のエースとなりうるでしょうか?今後のオープン戦でも機会があれば注目していきたいです。
4回は2死1塁2塁で登板し三番バッターをショートフライ。5回は内野安打とライト前ヒットで1死1塁2塁のピンチを7番ライトフライ8番ファーストゴロでピンチを乗り切る。
6回は1番に二塁打3番にタイムリーを許し1失点。7回は5番から7番を三者凡退。8回は2四球を許すもサードゴロ併殺で乗り切る。
3番手:愛甲 1/3 被安打0 1四球 自責点1
四球を許しましたがまずまずといったところです。中軸をセンターフライとショートゴロ(フィルダースチョイスで出塁を許す)に討ち取ってますので、中継ぎエースとして今季も頼りになる存在でしょう。
4番手:長谷川 2/3 被安打3 自責点1
最終回同点の場面で1死1塁2塁でリリーフ。コーチの方から「おいしい場面だ。」と声をかけられてマウンドへ。
残念ながら代わり端に2本の二塁打を浴びる。ともにカウントを取りに行ったストレートを痛打される。何かと批判が多い長谷川君ですが、昨年春季入れ替え戦での好投に大感動した私にとっては彼に対する期待が大きいだけに今日は残念な結果となりました。ただ四球で乱れず、勝負にいって打たれたことは評価したいです。
【野手陣】
スタメン
1番:中:早川
2番:二:花井
打:二:浜田
3番:左:小板
4番:三:大広
5番:一:高谷
6番:捕:飯田
7番:指:山崎
打:中野
打:大槻
8番:右:松田
打:若林
左:秋山
打:小西
走:田口
9番:遊:山下
打:名田
遊:福富
打:上岡
初回に相手のミスもありましたがいい攻めを見せてくれました。
先頭早川が足を生かして相手ショートのあせりを誘い、出塁。大広、高谷にもタイムリーがでました。高谷、大広とも今日2安打。昨日の東大戦でも高谷2安打。大広は代打でヒットと2人とも状態がよさそうなので、今後益々、期待したいです。
対して、小板が昨日の東大戦から5打数ノーヒットと元気のなさが気になります。上岡も昨日3打数1安打(ボテボテのファーストゴロ)、今日は代打で三振とこちらも不安材料です。
2回以降は相手投手も立ち直り残念ながら連打がでず得点できませんでした。
松田、途中出場の浜田、代打・中野、に1安打ずつ。いずれもクリーンヒットでした。
【その他】
特に杉浦には今後注目していきたいですね。大広の初回のタイムリーはライト前へ強烈な当たりでした。思わず圧巻。それだけに小板の元気のなさが気になります。
8月6日 対東京大戦
【投手陣】
先発「浦部」 九州学院出身3年 5回 自責点6 被安打9 四死球2 三振4
浦部を始めてしましたが、スピードはそれほどなく、ところどころコーナーに決まる変化球で討ち取るものの、カウントを取りに行くストレートを痛打される場面が目立ちました。秋季での登板はむつかしそうです。
2番手「網中」 波崎柳川出身1年 4回 自責点0 被安打4 四死球1 三振0
パーフェクトを期待していたのですが、そうは問屋がおろなさいといったところです。ただ、最後2イニングは締めてくれましたので、まずまずといったところでしょうか。春にすでに神宮デビューしているだけに秋はもっと飛躍しなければいけない人材です。
【野手】
早川が1回にヒットで出塁、3塁打、内野安打と3安打。春季に続いて期待できそうです。
気になるところでは4番に入った小板が2打数ノーヒット、上岡も3打数1安打(どんずまりのファーストゴロ)。上岡はフォームを乱しているらしくコーチから厳しく指導を受けてました。
ただ、大味な試合になってしまい、走塁ミスがちょくちょく見られたのが課題ですね。
コーチの方も「走塁ミスやエラーで試合の流れを逃さないこと。初戦で勝ってだらっとするのではなく、帰り支度をきびきびして帰ること。」とお話されてました。