開幕前予想・注目選手です。

開幕前予想 エース三浦、キャッチャー小川の優勝バッテリーがそろって抜け苦戦が予想された春。開幕の亜細亜戦で唯一の神宮経験者・3年生・長谷川が四球を連発しチームは崩壊、最下位へ転落。しかし苦しい戦いが続く中1年生の台頭が見られた。投手陣では1年生・上野(帝京高)が2勝。同じく1年生の山脇(東洋大姫路)、愛甲(東洋大姫路)、伊藤(桐生第一)が神宮のマウンドを経験した。打線では甲子園優勝時4番だった1年生・大広(桐生第一)が3ホーマーを放った。
若手メンバー主体で苦しい戦いを乗り越えた経験が楽しみな秋。合い言葉は昨年の再現だが春季最下位チームにとっては入れ替え戦回避が現実的な目標となる。
対戦カート別に展望してみた。
まず開幕の駒大。春季チーム7勝のうち6勝を挙げた4年・川岸(桐蔭学園)が健在。開幕戦で東洋大エース長谷川はどんなピッチングを見せるのか。
続く亜細亜大戦。春季4位だったがこちらも4年生投手コンビ百武(長崎日大)、山本(大府)が立ちはだかる。
3カード目は春季粘りを見せ優勝した日大。上野の好投と岩館のホームランで春季1勝をもぎ取った相手だが投手陣は3年・館山(日大藤沢)、堤内(宮崎日大)、4年・佐藤と投手陣の層の厚さはリーグNO1.打線も春季5割の3年林(長崎日大)、東都最強バッターの呼び声の高い3年村田(東福岡)を軸に連覇を狙う。97年入れ替え戦を含め7季連続して日大からは1勝2敗で勝ち点を落としている。
4カード目は青山学院大。最後のシーズンに春季8連勝で優勝を逃した雪辱に燃える。石川から2勝を挙げるのは至難の業か。
強いて互角に渡り合えるとしたら中央大か。しかし、ベンチの戦う姿勢が闘志を呼び1部にとどまりつづけもはや1部常連校だ。投手陣は3年芦川(二松学舎大付属)、松坂と夏の甲子園決勝で投げ合った古岡(京都成章)が存在する。
中央大以外チーム力での劣勢は否めない。中央戦までの4カードで1つでも勝ち点を挙げることができれば1部残留が大きく近づく。入れ替え戦回避のためにも4カードで1つでも勝ち点をなにがなんでも挙げておきたい。最終カードでの中央大戦が最下位決定戦にならないことを祈る日々が始まる。
オープン戦・新人戦のスコアを見る限り打線が投手陣をカバーできるかどうか疑問が残る。秋は投手陣の踏ん張りが入れ替え戦回避、上位進出には不可欠だ。その中で4番に座るであろう1年・大広に対し3年・小板、2年・岩館らがハイレベルな(春季のような低レベルではない)4番争いを見せるような展開になれば昨年の再現も夢ではない。
注目選手 4番抜擢が予想される1年・大広(桐生第一)。甲子園優勝時の4番バッター。春は早くも3本のホームランを放つなど不振の打撃陣の中では唯一気を吐いた。強力打線の中軸として中心となっていってもらいたい選手だ。秋にさらなる成長が期待される。
1番・2年・年早川(東海大相模)新人戦、オープン戦で粘り強く高い出塁を見せた。リーグ戦でも高い出塁率を期待したい。
エース長谷川。入れ替え戦での気迫あふれるピッチングをリーグ戦でもみせて欲しい。通算ではまだ1勝。上野の2勝に追いつけ追い越せ。上野、長谷川が勝ち星を競い合えば入れ替え戦なんて関係ない。
高橋監督の抱負 去年の春は最下位でした。しかし秋は優勝。まさに、地獄から天国への旅立ちでした。だが奢りが出たのか、この春は勝ち点0で再び地獄の釜へまっ逆さまに。これが「戦国東都」。
入れ替え戦という屈辱を味わったが、逆にそれは、チームが再度結果を図る、よいきっかけになりました。
1部残留の立役者は長谷川、上野の両輪。春は40近い四死球を気前よく配給した長谷川は、オープン戦では無四球試合も。打たれても開き直ってまっすぐを放るなど意欲充分。
新人ながら2勝を上げた上野は、東都の修羅場の洗礼を受け、一段と逞しい成長ぶりです。
1年生といえば、満塁本塁打を含む3ホーマーを記録した大広に四番の座を。春は期待外れに終わった岩館、小板には過ぎ去ったことは忘れて心機一転を望みたい。
これ以上、落ちることはない。それに「歴史は繰り返す」と言います。再びリーグの頂点を目指します。

中央大学戦
4回戦 11月1日(木)
入れ替え戦のキーマン・長谷川が5回途中降板5四死球も無失点

合計
中央大
東洋大

投手
中央大:山中、橋本
東洋大:長谷川、柏木、愛甲

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点
【遊】 岩舘 成田 三失 右飛 左安 中安
【左】 早川 東海大相模 投犠 遊飛 中飛
小西 桐生第一 三振
猪木 如水館
【指】 松田 東亜学園 二ゴ 三振 三振
田口 長崎日大 遊強安
【一】 浦崎 PL学園 三振 三振 振逃
走中 中田 浦和学院
伊原 芝浦工大 遊飛
【右】 松村 熊本工 右安 三振 三振 遊飛
【二】 山崎嘉 浦和学院 遊飛 三振 三振
遠藤 仙台育英 三振
【左】 薗田 前橋工 遊ゴ 中安 中飛
【中】 秋山 浦和学院 三振 三振
内藤 作新学院 三振
【捕】 福田 桐生第一 三振 中安 中安
32
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
長谷川 東洋大姫路 4・1/3 19
柏木 大阪桐蔭 1・2/3 12
愛甲 東洋大姫路

【経過・神宮球場より】
長谷川が5回1死から2つの四球を出し降板。変わった柏木はエラーを一つ挟んで1死満塁から3番榊原にタイムリーヒットを浴びる。6回は2死から8番広畑に四球、2盗を決められ9番佐藤にタイムリーを浴び2点を献上。
打線は5回7番薗田のセンター前ヒット、2盗成功、8番秋山が三振に倒れるも9番福田がセンター前へ運んだが、三塁をまわった薗田の足が一瞬止まりホームタッチアウト。
7回は2死後、福田、岩舘と連打をみせるも代打小西が三振に倒れ今季初の完封負け。
【所感】
入れ替え戦を中1日に控え今季初スタメンのメンバーが目立った。完封負けで3回戦の6回以降18イニング無失点となってしまった。長谷川は6四球と制球難はあいかわらずだが奪三振と力のあるボールを投げていた。入れ替え戦では制球難からしてリリーフでの起用には不安が残るが先発ならばという感はある。柏木も1死満塁から1点に抑え愛甲も無死1、2塁から登板し3イニングスを無失点に抑えたのが入れ替え戦を控え明るい材料だ。投手陣の駒はそろいつつある。

中央大学戦
3回戦 10月26日(金)

高谷2号3ランも中大の粘り強さにあい延長15回引き分け。

10 11 12 13 14 15 合計
中央大
東洋大

投手
中央大:芦川、山中、橋本
東洋大:山脇、上野、中島
本塁打
中央大:石川9回ソロ(上野)
東洋大:高谷5回2号3ラン(芦川)

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 10 11 12 13 14 15
【中】 吉田 堀越 右二安 二ゴ 右安 右安 三振 遊飛 二ゴ
【二】 浜田 京都西 犠打 三振 中飛 犠打 中飛 三ゴ
山崎 中失
【指】 高谷 土浦日大 遊内安 左飛 右越本 三振 三邪飛 三飛 二ゴ
【右】 小板 浦和学院 遊ゴ 二ゴ 中安 三失 一ゴ 四球 三振
【左】 松田 東亜学園 三邪飛 三振
早川 東海大相模 二ゴ 犠打 中飛 犠打
【遊】三 岩舘 成田 中飛 左二安 三振 死球 三ゴ 三振
【一】 耳道 浦和学院 三振 三振 投強安 三振 二飛 二飛
【捕】 飯田 愛工大名電 二内安 三ゴ 中飛 二飛 一飛 左飛
【三】 桐蔭学園 三振 右安 一ゴ 三振
松村 熊本工 三ゴ
山下 東洋大姫路 一邪飛
58 10
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 四死球 三振 失点 自責点
山脇 東洋大姫路 4・1/3 17
上野 帝京 29
中島 土浦日大 4・2/3 18

【経過・神宮球場より】
先制は東洋大。1回1番吉田のライト線2塁打。2番浜田送りバント、3番高谷のショート内野安打でまず1点を先制。
東洋大先発の山脇は3回までヒット1本に抑えるまずまずの立ち上がり。しかし、4回3番榊原センター前ヒット、4番申原に四球、5番亀井にセンター前2塁打を浴び1対1の同点に。
5回山脇は8番藤原の四球、8番内山田に送りバントを決められた場面で上野と交代。上野は後続に四球、安打を許し1死満塁のピンチを招くが2番小窪、3番榊原を討ち取り無失点で乗り切る。
追いつかれた東洋大は5回、9番滝のリーグ戦初安打、1番吉田がライト前ヒットで続き、2番浜田がセンターフライに倒れるも3番高谷がライトスタンドで3ランホームランを放ち4対1と3点をリードする。
しかし中大はすかさず反撃。6回4番申原ライト前ヒット、5番亀井が三振の間に2盗成功。6番増田はサード前イレギュラーバウンドのヒット、7番藤原にライト前ヒットを浴び4対2。8番内山田は三遊間の当りを岩舘が補球し、セカンドへの送球がわずかにそれセーフ、1塁へ転送されるもオールセーフで1死満塁へ。9番佐藤のショートゴロ併殺崩れの間に3塁ランナーが帰り4対3へ。1番本園をショートゴロに討ち取り1点差をキープ。
東洋大は7回、1死後、吉田のライト前ヒット、浜田送りバンで2死2塁も3番高谷が三振、8回は4番小板サードゴロエラー、5番早川の送りバント、6番岩舘が死球で続くも7番耳道が三振、8番飯田がセカンドフライに倒れ追加点が芦川から変わった山中、橋本のリレーの前に追加点が奪えない。
中央大は7回2死から4番申原、5番亀井の連続ヒットも6番増田がサードゴロ、8回は連続四死球で無死1、2塁も9番佐藤が送りバント失敗、併殺で、1番本園三振でチャンスをつぶす。
しかしドラマはまっていた。最終回、1点差で迎えた中央大の攻撃。途中出場の先頭の2番石川がワンエンドワンからの3球目を快音を発しレフトスタンドへ運ぶ同点ソロホームラン。ついに試合は振り出しに戻った。
9回東洋大は三者凡退に終わりゲームは延長戦へ。
中央大のチャンスはまず11回。先頭9番佐藤がレフト線へ2塁打も1番本園を三振、ここで中島へスイッチし、前の打席でホームランを打った石川をライトフライ、3番榊原を三振に斬ってとる。
12回は2死後、連続四球でピンチを招くも代打広畑の当りは快音を発しレフト線を襲うが早川が追いつく。15回は1死後、7番藤原にライト前ヒット、8番広畑はセカンドゴロでセカンドフォースアウトで2アウト。代走加藤が2盗に成功、9番佐藤は四球で歩くも1番本園をセンターフライに討ち取った。
東洋大は7回途中から登板した橋本にノーヒットに抑えられる。13回1死後、4番小板四球、5番早川送りバントで2死2塁も岩舘三振、15回は1死後、代打山崎のセンターフライを落球で出塁、3番高谷のセカンドゴロの間に2死2塁も4番小板が三振でゲームセット。
【所感・神宮球場より】
5回に高谷の3ランが飛び出したときは感激だった。しかし直後の6回にイレギュラーヒットやフィルダースチョイスとなる緩い当りの内野ゴロもあり不運にも2点を失ったのが痛かった。
山脇、上野とも厳しい場面を必死に抑えていたが9回まさかの被弾であった。
しかし延長戦に入って4年生中島が好投を見せ引き分けに持ち込んだ。
打線は6回以降0行進。7回途中登板の橋本からは15回までノーヒットに抑えられたが、スコアリングポジションにランナーをおいて13回は岩舘、15回は小板が期待に反し三振に倒れたのが痛かった。
またもや決戦は次週に持ち越し。あと一歩の引き分け。でも負けなかった。ここ2戦での粘り強い戦いは高く評価できる。

中央大学戦
2回戦 10月19日(金)

山脇好投で2勝目。崖っ縁からの奇跡に向かって貴重な白星。1勝1敗のタイへ。

合計
東洋大
中央大

投手
東洋大:山脇、上野
中央大:芦川、山中、仲野、新井
本塁打
東洋大:浜田政
中央大:申原

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点
【中】 吉田 堀越
【二】 浜田政 京都西
【指】 高谷 土浦日大
【右】 小板 浦和学院
【左】 松田 東亜学園
早川 東海大相模
松村 熊本工
走左 中田 浦和学院
【遊】 岩館 成田
【一】 耳道 浦和学院
【捕】 飯田 愛工大名電
【三】 桐蔭学園
33
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
山脇 東洋大姫路 7・0/3 28
上野 帝京

【経過・スポーツニッポン紙より】
東洋大は初回2死一、二塁から松田の中前打で先制。1−1の三回は1死から浜田政の左越えソロで勝ち越し。四回には無死二、三塁から飯田の中前打で2点を加えた。山脇は八回途中まで2失点に抑え2勝目。中大は1点を追う二回、申原の左越えソロで同点とするも、先発・芦川が4回1/3で4失点と誤算だった。

【所感】
負けたら即、入れ替え戦行き確定となる1戦で粘りをみせてくれた。1年生コンビでゲームを作り、好調浜田、松田が好打を放ち、奇跡へ向かって走り出した。負けられない崖っぷちから、這い上がったこの1勝はあまりにも貴重な価値のある連敗を5で止める1勝だ。



1回戦 10月16日(火)

悪夢の初回、最終回での12失点

合計
中央大 12
東洋大

投手
中央大:芦川、橋本
東洋大:長谷川、中島、上野、松沼、田中
本塁打
東洋大:高谷

位置 氏名 学年 学校 打数 安打 四死球 打点 三振 打率
【中】 吉田 堀越 中二塁打 四球 三邪飛 死球 三振 .264
【左】 早川 東海大相模 遊失 三ゴ 死球 .142
中田 浦和学院
打三 伊原 芝浦工大 四球
【遊】 岩館 成田 遊併 捕邪飛 遊失 三併 .235
【右】 小板 浦和学院 三ゴ 三ゴ 二ゴ 右安 .154
【指】 高谷 土浦日大 右本 中飛 四ゴ 一ゴ .133
【二】 浜田 京都西 遊直 三ゴ 死球 三振 .417
【一】 耳道 浦和学院 二ゴ 中飛 右安 一ゴ .267
【捕】 飯田
愛工大名電 二ゴ 中飛 .154
松村 熊本工業 三飛 .000
武内 東亜学園
浦崎 PL学園 三振 .222
【三】 桐蔭学園 二飛 遊ゴ
打左 松田 東亜学園 右中2塁打 三振 .286
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 四死球 三振 自責点
長谷川 東洋大姫路 1/3
中島 土浦日大 17
上野 帝京 3・1/3 17
松沼 川越商 1/3
田中 飛翔館 2/3

【経過】
日本通運との練習試合で結果を出した長谷川が先発。しかし、信じられないことが起こってしまう。1死後、際どいコースが外れ4連続四球、押し出しで1点を献上。6番増田、7番藤原に連続2塁打を浴びあっというまに5失点KO。後を継いだ中島もタイムリーを浴び初回に早くも6点を失ってしまう。
東洋大の反撃は初回、先頭の吉田がセンター前2塁打、早川はショートゴロ悪送球で出塁。しかし3番岩館がシュートゴロ併殺、4番小板はサードゴロで無得点。
2回には高谷の初本塁打で1点を返す。
3回、6回と四死球で出塁しスコアリングポジションまでランナーを進めるもタイムリーがでず。
中継ぎ陣が踏ん張りを見せる中、7回1死1、2塁から代打松田の2点タイムリー2塁打が飛び出し6対3と追いすがる。1番吉田が四球、2番早川は死球で続き1死満塁で3番岩館へ。しかし、岩館は最悪の三塁ゴロ併殺打
でこの回は2点止まり。
そして9回、ここまで打たれながらも粘り強く抑えていた上野が3連打で1点を献上し降板。ワイルドピッチありエラーありで無残な6失点で万字休す。

【神宮球場より所感】
大敗だ。しかし、もったいない試合だった。せっかく2回以降、無失点で抑えてきただけに、一気に追い上げきれない打線、9回の守乱など悲しくなってしまった。非常に残念である。
いよいよ後がなくなってきた。最後の最後の踏ん張りところである。

青山学院大戦
2回戦 10月5日
連敗で勝ち点落とす。

東洋大
青山学院大 ×

投手
東洋大:●上野、中島、長谷川、山脇、松沼
青山学院大:清水、菅原、○豊島

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点 通算今季打率
【左】 早川 東海大相模 .154
【中】 吉田 堀越 .258
【遊】 岩館 成田 .267
【右】 中野 柳ヶ浦 .000
打右 小板 浦和学院 .136
打右 小西 桐生第一 .333
【捕】 飯田 愛工大名電 .167
【指】 若林 前橋工 .167
打指 松田 東亜学園 .250
【二】 浜田政 京都西 .476
【一】 浦崎 PL学園 .250
荘野 PL学園 .500
【三】 大広 桐生第一 .136
桐陰学園 .000
28
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
上野 帝京 2/3
中島 土浦日大 2・1/3
長谷川 東洋大姫路 2・2/3 11
山脇 東洋大姫路 1・1/3
松沼 川越商

青山学院大戦
1回戦 10月4日
山脇が5回1失点、4年中島が好リリーフを見せるも及ばず。

青山学院大
東洋大

投手
青山学院大:○山岸
東洋大:山脇、上野、中島

【なつかしの東武練馬さんの書き込みより】
初戦残念ながら5−3で敗戦。東洋・山脇、青学・山岸の1年生同士の先発。
東洋は1回の2死2塁は小板三振、2回2死から浜田、浦崎の連打で1,2塁も大広三振と得点できず。山脇は毎回のようにランナーは出すがなんとかおさえましたが、5回表2死から四球をだし本日大当たり(3塁打1本、2塁打3本)の2番中尾(左)に先制の3塁打を浴びる。その裏、浜田ヒット、浦崎のバントが野選、大広送りバントの1死2、3塁で早川のヒットで2点取り逆転。上野にスイッチ。
 しかし6回表山脇が連打を浴び無死2、3塁で、上野にスィッチ。初球暴投で同点、一死後四球で1、3塁から2塁打を浴び2点目。2死後、四球で再度満塁から中尾に2塁打を打たれこの回4点目、ここで中島がリリーフ、以後9回まで10人を完全におさえる。8回裏、ヒットの小西を1塁におき、松田の右中間2塁打で1点かえすが、ここまで。山岸に完投を許す。
第2試合は亜細亜が6−0で中央を破る。ちょっと汗が・・・。明日は是非勝って欲しい。

@7 早川 二ゴ   一ゴ  ○右安:  四球   二ゴ   
A8 吉田 三振   一ゴ   四球   中飛」  ? 」   
B6 岩館 四球   三ゴ」  右飛」  二飛(ファール)   
C9 小板 三振」  三振
  打小西           一ゴ  ○中安
D2 飯田 二ゴ   二ゴ   右飛   二ゴ   
ED 若林 三振
  打松田      左飛」  四球  ○892・
  R中田
F4 浜田○左安  ○中安   三ゴ」  三振」
G3 浦崎○中安   投野選  四球   
  打荘野               ○中安
H5 大広 三振」  投犠   二直併
   滝(8回表守備より)        三振

  ○ーヒット  ・、:−打点  」ーイニング終了  89ー右中間

氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
山脇 東洋大姫路 23
上野 帝京 2/3
中島 土浦日大 3・1/3 10


日本大学戦
2回戦 9月26日

山脇力投もわずかに及ばず。連敗で勝ち点を落とす。

合計
東洋大
日本大 ×

投手
東洋大:●山脇
日本大:○佐藤、今井、小澤、川崎

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 三振 四死球 打点
【左】 早川 東海大相模 死球 二ゴ 投ゴ
打左 中田 浦和学院 四球 三振
【遊】 岩館 成田 二飛併 右安 三振 二ゴ
【中】 吉田 堀越 遊ゴ 右安 二ゴ 一ゴ
【右】 小板 浦和学院 三振 遊併 三ゴ
若林 前橋工業
松村 熊本工業
打・二 浜田 京都西 四球
【指】 松田 東亜学園 三振 二ゴ 左飛
武内 東亜学園 中安
【捕】 飯田 愛工大名電 遊ゴ 右安 死球 中飛
【二】 花井 北海 投ゴ 四球 二ゴ
田川 日大豊山 左飛
【三】 大広 桐生第一 遊ゴ 三振
打右 小西 桐生第一 中安 三振
【三】 浦崎 PL学園 遊飛 四球
打三 伊原 芝浦工大 二ゴ 四球
山下 東洋大姫路
29
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
山脇 東洋大姫路 30

【経過・神宮球場より】
山脇が8回2失点に抑えるも数あるチャンスの中から1点しか奪えず惜敗、勝ち点を落とし優勝争いから入れ替え戦争いの輪の中へ突入した。
悔やまれる山脇の失点は4回。3番衣川、4番村田に連続四球を与える。5番大野の投手前バントを山脇がサードへ送球。フォースアウトかと思われたがサード大広の足が離れ大広のエラーがつき無死満塁へ。6番堀がレフト線へ2点タイムリーを放つ。
東洋大のチャンスはまず4回。1死から2番・岩館、3番・吉田の連打で1塁3塁も4番小板の遊ゴロ併殺で無得点。5回は1死後、6番・飯田の一塁強襲ヒット、7番・花井の四球で続く。8番大広は三振に倒れる。9番・浦崎は四球を選び2死満塁とするも1番・早川はピッチャーゴロに倒れまたもや無得点。
7回にもチャンスが。1死後、6番・飯田が死球で出塁。7番花井はセカンドゴロで2アウトとなるも大広の代打・小西がセンター前ヒットで2死2塁へ。しかし9番浦崎の代打伊原はセカンドゴロで三度無得点。
ようやく1点を返したのは8回。先頭、1番早川の代打中田が四球で出塁。2番岩館のカンドゴロでランナーが入れ替わる。3番吉田はファーストゴロに倒れ2死2塁へ。4番小板にも代打が送られ代打の代打浜田は四球を選び岩館も3盗を決め2死1塁3塁。5番松田にも代打が送られ4年・武内がつまりながらもセンター前に落とし1点を返す。一気に攻勢をかけたかったが6番飯田はセンターフライに倒れ1点止まり。
9回も2死から伊原が四球で出塁するも1番中田が三振に倒れゲームセット。連敗で勝ち点を落とした。

【所感・神宮球場より】
97年秋入れ替え戦以来7シーズン連続で日大から勝ち点を落とした。先発山脇の粘り強いピッチングも残念ながら勝利には結びつかなかった。スコアリングポジションに4度ランナーを進めるも1点止まり。日大投手陣から7個の四死球を選ぶものの得点につなげることができず好投山脇を見殺しにしてしまった。
中盤から大広、早川、小板といった主力にも代打が送られ総力戦となったが1点届かなかった。
日大先発の佐藤は3勝目。1回戦に続いて小刻みな投手リレーの前に屈してしまった。
これで日大も勝ち点1で勝率は5割に。東洋が残すカードは青学と中央。次節のエース石川の復帰予想される青学戦に入れ替え戦回避の勝ち点2をかける。青学も初の勝ち点をかけ必死に立ち向かってくる。好調中央も駒澤相手に粘り強さを見せる。戦いの厳しさは度合いを増してきた。

日本大学戦
1回戦 9月25日

終盤追い上げるも追いつかず。

合計
日本大
東洋大

投手
日本大:○館山(1勝)、川崎、堤内、小澤、佐藤
東洋大:●上野(1勝1敗)、長谷川、中島、松沼

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 打点
【左】 早川 東海大相模
【遊】 岩館 成田
【中】 吉田 堀越
【右】 小板 浦和学院
【指】 松田 東亜学園
中野 柳ヶ浦
山下 東洋大姫路
【三】 大広 桐生第一
薗田 前橋工業
【一】 高谷 土浦日大
浦崎 PL学園
内藤 作新学院
中田 浦和学院
若林 前橋工業
【捕】 飯田 愛工大名電
【二】 浜田 京都西
松村 熊本工業
花井 北海
37
氏名 学年 出身校 回数 打者 安打 三振 四死球 失点 自責点
上野 帝京 22
長谷川 東洋大姫路 1・2/3
中島 土浦日大 2・1/3
松沼 川越商

【スポーツニッポン紙面より】
日大は二回1死満塁から林の一ゴロ野選で1点。さらに衣川の中前打などでこの回4点。四回には敵失で2点を追加。館山は七回途中降板低めにボールを集めて11奪三振2失点の力投で1勝目。東洋大は九回に2点差に迫ったが、先発・上野が6失点するなど序盤の失点が響いた。

【所感】
終盤追い上げるも及ばず日大に先勝を許した。岩館が3安打と復調気配、長谷川も3四球を許すも無安打リリーフを見せた。1年生松沼も1回無失点で神宮マウンドデビューだった。

亜細亜大学戦
2回戦 9月13日
上野(1年・帝京)が昨日の山脇に続いて連続完封。通算3勝目。連勝でついに勝ち点1を挙げた。

合計
東洋大
亜細亜大

投手
東洋大:上野
亜細亜大:反頭(5 2/3)、永川(3 1/3)

【経過・黄色の6番車さん・りーこさんより】ご協力ありがとうございます
一番 左 早 川 中安打 二ゴロ 三ゴロ
打 小 西    投ゴロ  
左 中 田   四 球
二番 遊 岩 舘 右安打 中安打 四 球   一失策   三 振        
三番 中 吉 田 三 振   三 振   三 振   三 振   左 飛
四番 右 小 板 三 振   遊ゴロ   右 飛   四 球
五番 指 高 谷 一ゴロ   二ゴロ
指 松 田 左二塁二ゴロ
六番 一 耳 道 二ゴロ   中 飛   捕邪飛   三 振
七番 三 大 廣    三 振   右安打   右安打   三 振 
八番 捕 飯 田    二内安   四 球   左 直   三 振
九番 二 浜田政    死 球   遊併殺   中安打@     遊ゴロ

1回 早川・岩館ヒットの後、ワイルドピッチで1点。
6回 松田ツーベース・大広ヒット・浜田センター前ヒットで2点目。

【所感】
やりました!!春季は勝ち点0だっただけに久々の勝ち点です。とにかくこれで一息です。亜細亜大の打線の元気のなさもあったのでしょうが1年生コンビでの連続完封とは快挙です。
岩館、大広がともに2安打、早川にもヒットが飛び出し中盤戦、後半戦に向け光が見えてきました。
これで長谷川君も加わってくれると最高なんですが。
9番浜田君は今日もタイムリーでこれで3試合連続打点です。脅威の9番ですね。
中央戦までに勝ち点1を目標と事前予想してましたが、中央も好調なだけに亜細亜戦に満足することなく早く勝ち点2を挙げ安全圏に駆け込みたいところです。

1回戦 9月12日
山脇(1年・東洋大姫路)リーグ戦初勝利・初完封で春からのリーグ戦の連敗を7連敗でストップ。
3番吉田(4年・堀越)4安打、9番浜田(2年・京都西)3安打2打点。

合計
亜細亜大
東洋大 ×

投手
亜細亜大:木佐貫、小沢
東洋大:山脇

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 四死球 三振 打点
【左】 早川 東海大相模
【遊】 岩館 成田
【中】 吉田 堀越
【右】 小板 浦和学院
【指】 高谷 東亜学園
松田 東亜学園
【一】 耳道 浦和学院
【三】 大広 桐生第一
【捕】 飯田 愛工大名電
【二】 浜田 京都西
33 10
氏名 学年 出身校 回数 安打 三振 四死球 自責点
山脇 東洋大姫路

【経過・神宮球場より】
先発は駒大2回戦でホームランを浴び打ち込まれるも1回戦は好投を見せた山脇だった。
立ち上がりは2死から四球を許しみずからの牽制悪送球で2死2塁とするも4番・佐々木(健)をレフトフライに討ち取る。
先制したのは東洋大。2回1死後、6番耳道が四球で出塁。7番大広がショートゴロに倒れランナーが入れ替わり2死1塁。8番飯田が詰まりながらもセンター前へ落とし2死1、2塁とする。9番浜田がライト線を破るタイムリー。2塁から大広が帰りまず1点、1塁ランナー飯田も本塁をつくがタッチアウトでこの回1点止まり。
5回は東洋大のビックイニングに。先頭9番浜田が高いバウンドのショート内野安打で出塁。
1番・早川の犠牲バントがきまり1死2塁。2番岩館へ。ワイルドピッチで1死3塁。岩館はサードゴロ。三塁ランナーが三本間に挟まれたかと思われたが、サード諏訪のホームへの悪送球で2点目をGET、1死2塁に。3番吉田がライト前ヒットでつばぎ、1死1、3塁。4番小板がセカンドゴロ、ホーム封殺に倒れ2死1、2塁。2死から東洋打線につながりが生まれる。5番高谷は1、2塁間を破るタイムリー、6番耳道はセンターフェンス金網直撃の2点タイムリー。7番大広は四球を選び2死1、2塁。8番飯田がピッチャーゴロに倒れチェンジと思われたその時、亜細亜のエースがまさかのプレー。アウトカウントを間違えゲッツーねらいでセカンドへ悪送球。この回5点目。打者一巡し再び9番浜田へ。浜田の打球はセカンド頭上をわずかにこえセカンド山下のグラブをはじきこの回6点目のタイムリーが生まれた。
8回には代打松田の犠牲フライで8対0
山脇は3回はみずからの牽制でピンチを乗り越え、5回を除き毎回ランナーを許すも粘り強く要所を締め連打を許さず、9回を完封で投げきった。

【所感】
4回まで毎回ランナーを許すも連打、四球を許さずまた3回は牽制死も見せるなど粘り強さを見せた。山脇の粘りが亜細亜のミスを招いたといえよう。完封での初勝利で十分先発でも通用することを見つけた。これにエース長谷川、上野が続けば快進撃も夢ではない。
打線も9番浜田が足を生かし5回のビックイニングのきっかけとなる出塁、計3安打で2打点と活躍をみせ今、最も輝いている選手といえよう。
吉田、耳道の4年生コンビも好調。ただ、1番早川、2番岩館、4番小板はノーヒット。明日の2回戦、今後の戦いは好調な浜田、吉田の前後がいかにつながってくるかにかかっている。

駒澤大学戦

2回戦 9月2日長谷川連投も序盤でKO。中継ぎ陣も崩れ打線も援護が遅く完敗。

東洋大
駒澤大 ×

投手
東洋大:長谷川、上野、山脇、愛甲、中島
駒澤大:三次、川岸

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 四死球 三振 打点
【左】 早川 東海大相模
打三 耳道 浦和学院
【遊】 岩館 成田
高谷 土浦日大
山下 東洋大姫路
【中】 吉田 堀越学園
【三】 大広 桐生第一
【右】 小板 浦和学院
【一】 武内 東亜学園
浦崎 PL学園
中田 浦和学院
【指】 小西 桐生第一
打指 若林 前橋工業
走指 秋山 浦和学院
【二】 浜田 京都西
【捕】 飯田 愛工大名電
福田 桐生第一
32
氏名 学年 学校 回数 安打 四球 三振 自責点
長谷川 東洋大姫路
上野 帝京 2・2/3
山脇 東洋大姫路 1・2/3
愛甲 東洋大姫路
柏木 大阪桐蔭 2/3

【経過・神宮球場より】
東洋大先発は昨日に続いての長谷川。立ち直りが期待されたものの3回に連打・4安打を浴びてしまう。ライト小板のエラーもあり3点を失い、4回先頭バッターを四球で出した段階で降板。後を継いだ上野も1死2塁から8番前田にライト前へ運ばれここでまたもや小板がカットマンへ悪送球で駒大に4点目が転がり込む。
対する東洋大は2回に1死後、小板、浦崎の連続ヒットも7番小西の併殺。3回も8番浜田がセンター前ヒットを放つが飯田がスリーバント失敗、1番早川はファースト悪送球で出塁するも期待の2番岩館が併殺に倒れ流れに乗れない。
東洋大は6回にも1点を追加され5対0。駒大先発・三次は2回、3回のピンチを併殺で乗り切ったあとは4・5・6回は三者凡退に斬ってとる。反撃はようやく7回。先頭3番吉田が四球、4番大広が三塁線を破るツーベースで無死2、3塁。5番小板のセンター前ヒットで2者生還。浦崎は三振に倒れるが若林がライト前ヒットで続く。8番浜田の打球はヒットエンドランが決まりショート左が抜くセンター前ヒットで3点目が入り1死・1、2塁。ここで駒大はエース川岸にスイッチ。福田の送りバントはピッチャーとファーストの間を抜け1死満塁に。さあ一気に行きたいところだったが昨日、川岸から2安打を打った代打耳道が三振、代打高谷も当たりはよかったかと思われたがピッチャーライナーでこの回3点止まり。
8回には山脇が2ラン、愛甲が3連打で1点を失い8対3で万事休す。厳しい開幕2連敗スタートとなった。

【所感】
中心になってくれないと困る長谷川が2回戦も登板。3回1死1・3塁から2番稲田をショートゴロに討ち取るも併殺崩れで1点を失い3番新垣に2塁打、小板のエラーも絡んだが4番北道にライト前へ運ばれ3失点。4回先頭バッターに簡単に四球を出した段階で降板とゲームを作ることはできなかった。球速も140kmを超えず走っていなかったようだ。
上野も四球が目立ち、1回戦は好投した山脇もホームランを浴び愛甲も3連打を浴びるなど投壊。
打線も序盤の2併殺、バント失敗で流れにのれず三次攻略が7回と時遅し。駒大エース川岸の好リリーフの前に沈黙。1回戦2安打の代打耳道、好打者高谷に期待は集まったが結果はでず。
唯一の救いは大広に初安打、小板に2安打が生まれたことか。しかし問題の人、岩館は2試合ノーヒットと深刻だ。連敗という最悪のスタートとなってしまったが中央戦も含め残るは4カード。
入れ替え戦では好投を見せ自信を取り戻したかに見えた長谷川だったがやはり1部、駒大の壁は厚かったのか。投手陣の奮起が望まれる。そしてやはりさらなる打線のつながり、爆発をただ信じるのみだ。

1回戦 9月1日 エース長谷川四死球で自滅。打線も川岸の前に散発6安打で完投を許す。

駒澤大
東洋大

投手
駒澤大:川岸
東洋大:長谷川、山脇、中島、愛甲

位置 氏名 学年 出身校 打数 安打 四死球 三振 打点
【左】 早川 東海大相模
【遊】 岩館 成田
山下 東洋大姫路
【中】 吉田 堀越
【三】 大広 桐生第一
【右】 小板 浦和学院
打右 小西 桐生第一
【指】 高谷 土浦日大
【三】 耳道 浦和学院
走四 浜田 京都西
【捕】 飯田 愛工大名電
中田 浦和学院
福田 桐生第一
【四】 花井 北海
秋山 浦和学院
浦崎 PL学園
33
氏名 学年 出身校 回数 安打 四死球 三振 自責点
長谷川 東洋大姫路 1・1/3
山脇 東洋大姫路 6・1/3
中島 土浦日大 2/3
愛甲 東洋大姫路 2/3

【経過・神宮球場より】
東洋大先発の長谷川は不安定な立ち上がり。2番稲田にレフト前ヒットを浴び、2盗、3盗を決められゆすぶられる。4番北道には四球を許し2死1、3塁も牽制死で乗り切る。
1回東洋大は3番吉田が粘りに粘って右中間を破る3塁打を放つが4番・大広がセカンドフライに倒れ先制ならず
しかし2回。いけない病気が再発。先頭5番・平田に粘られフルカウントから四球を許す。送りバントを決められ1死2塁。7番・寺内は死球で1、2塁。8番・前田にはストレートの四球で1死満塁に。9番御園生はノースリーからフルカントまで持ち込むも前進守備の間を抜ける力のないゴロがも一二塁間を破り2点タイムリー。続く1番・梵は詰まりながらもライト前ヒット、2番・稲田も詰まったように見えたがセンター前ヒットと3連打でこの回4点を先制。ここで早くも長谷川をKO。
あとを継いだ山脇は好投を見せるも打線が駒大エース・川岸をなかなか打ち崩せない。
ようやく一矢報いたのは8回。先頭の耳道が右中間を破る2塁打。2死3塁となり、1番・早川がのショート内野安打の間に1点を返すも2番岩館がサードゴロに倒れつなげることができない。
9回は山脇から変わった中島がワイルトピッチで1点、サード大広のエラーでこの回2点の追加点を許し万事休す。

【所感】
オープン戦好調が伝えられた長谷川も春季同様四球を連発し自滅。3連打も不運な当りだっただけに惜しまれる。長谷川が立ち直ってこないと今季も苦戦は必死なだけに今後に不安を残した。
期待の打線も春6勝の川岸の前に沈黙。2番岩館、4番大広はともに4打数ノーヒット。5番小板は2打席凡退で途中交代。山脇は好投を見せてくれたものの投打が全くかみ合わず完敗。前途多難な開幕戦となってしまった。今日はエラーと四球絡みで失点し全くいいところなし。

 リーグ戦の戦跡・観戦記へ戻る