
98年夏に台湾、2000年には韓国と夏休みにアジアのプロ野球を見に行ってきました。
2001年も韓国プロ野球と韓国プロサッカー(Kリーグ)を観戦。
ここでは、台湾、韓国のプロ野球、Kリーグの観戦記をお伝えしていきます。近年、台湾プロ野球にチャレンジする選手が増えてきましたが、やっぱり一度見に行くと親近感がわきます。
Kリーグ応援風景
雰囲気は日本のJ2のような感じといえばいいだろうか。全体の観客数は恐らく2〜3千人といったところだろうか。サポータークラブのようなものが存在するらしくアウェイの水原でも20名程度が固まっていた。ホーム釜山でも50〜60名のサポーターがゴール裏から立ち上がって熱心に応援していた。
観客の多くはバックスタンド中央で見守っていた。チアガールも交えスピーカーから大音量で応援をあおりほとんどの観客が風船バットを激しく大きな声で叫ぶプロ野球とは対象的であった。
日本とは逆ですよね。
Kリーグ観戦記
2001年9月19日 釜山アイコンズ対水原三星(スオンサムソン)@九徳競技場
1対0 水原三星勝利
現地のスポーツ新聞を見る限りでは地元・釜山アイコンズ首位、水原三星が勝ち点差1で追いかける首位攻防戦となった。水原三星はジュビロ磐田とアジアカップを争ったチームである。
地元釜山アイコンズが再三相手ゴールに迫るもなかなかゴールを奪えない。
ああこれはゴールシーンが見られないかなと思いきや終了間際に水原三星がサイドを割り込みセンタリングにドンピシャのヘディングシュートが決まりタイムアップ。地元釜山ファン大きなため息の中、水原三星が首位に立った。試合自体はパスミスも目立ち(ときにはからぶりという珍プレーも)ありJリーグのほうがレベル自体は上なんじゃないかなという印象を持った。釜山のハリーという選手がキープ力、突破力があり目立っていた。
韓国プロ野球観戦記
2001年9月16日 LGツインズ対斗山(トゥサン)ベアーズ@チャムシル球場
2対1 斗山(トゥサン)ベアーズ勝利
斗山が2回に4番キムドンジュのソロホームランで先制。
3回にも1点を追加。
LGは6回に犠牲フライで1点を返すにとどまる。5回、7回、8回とスコアリングポジションにランナーを進めながらも小刻みな投手リレーの前に押し切れなかった。
2001年9月15日 LGツインズ対斗山(トゥサン)ベアーズ@チャムシル球場
12対5 斗山(トゥサン)ベアーズ勝利
中盤まで斗山が1点リードの好ゲームだった。しかし斗山が見せてくれた。足のある1番チョンスグンが3番ウジュ(ホームラン王経験者)の前で3盗を決め。ウジュのショートゴロの間に1点を奪ってしまった。
ホームランバッターの前でも果敢に3塁盗塁を奪ってしまう足がすごさや思い切った采配には驚いた。
2000年8月16日 LGツインズ対斗山(トゥサン)ベアーズ@チャムシル球場
11対10 LGツインズ サヨナラ勝ち
1回、斗山が1点を先制するがLGツインズが逆転し3回まで6対1とリード。しかし斗山も反撃をみせ4回に3点5回2点を入れ同点に追いつく。6回にLGが相手のダブルエラーもあり1点を入れ突き放すも7回に斗山3番98年韓国プロ野球ホームラン王・タイロンウジュの同点ソロホームランで斗山が追いつく。そして9回、またまた斗山
3番のタイロンウジュが2ランホームランを放ち、さらに1点を追加し10対7とし9回裏を迎える。
ここで登場は斗山リリーフエースチンピルジョン。(シドニーオリンピック出場)ここまで34セーブをあげ、韓国球界屈指のリリーフエース。3点差ということもあり勝負ありかと思われた。
しかし、ここからドラマが始まる。3番イヒョンギュ(シドニーオリンピック出場)がファースト内野安打で出場。4番ヤンジョンヨクがライト前ヒットで続く。6番スミスの犠牲フライでイヒョンギュが生還10対8に。連続ワイルドピッチと6番キムジェヒョンが四球で出塁。7番ソンヨンビンがツーベースを放ち3番イヒョンギュが生還し10対9の1点差につめよる。8番キムジョンミンはサードゴロ。3塁ランナーソンジマンがホームをつくもフォースアウトで2アウト3塁1塁で9番アンジェマンを迎える。アンジェマンはライト前ヒットを放ち、3塁ランナーソンヨンビンがホームインし同点、ファーストランナーキムジョンミンもサヨナラのホームイン。!!スタンドはアンジェマンコールであふれかえった。ナンバーワンリリーフエースから4点を奪い見事なサヨナラ勝ちであった。
2000年8月17日 LGツインズ対斗山(トゥサン)ベアーズ@チャムシル球場
3対2 斗山ベアーズ勝利
前日の熱戦に誘われ2日連続で駆けつけてしまった。
この試合も斗山ベアーズが先制。3回4番キムドンジュ(シドニーオリンピック出場)の左中間ツーベースで1点を先制。5回にLGが前日3安打、サヨナラヒットで乗り7番に打順があがったアンジェマンと8番パクヨンスの連続ヒット、9番キムジョンミンの送りバントでランナー2塁、3塁。1番ユジヒョンの犠牲フライで同点に追いつく。
終盤の8回、先制タイムリーに続き斗山4番キムドンジュがツーランホームランを放ち3対1とする。
しかし、試合はまたまた熱戦となる。
斗山2点リードで9回の裏LGの攻撃を迎える。前日、打たれているチンピルジュンではなく8回2アウトからリリーフしたイヘチョンが9回のマウンドに立つ。先頭4番ヤンジョンヨクがピッチャー強襲ヒットで出塁。5番スミスもセンター前ヒットで続きノーアウト1塁2塁に。6番キムジェヒョンの送りバントで1アウト2塁3塁に。ここで斗山はリリーフエースチンピルジュン送り込む。1打同点の厳しい場面。迎えるバッターは前日サヨナラタイムリーを放った7番アンジェマン。ここはショートゴロに討ち取るが3塁ランナーが生還し3対2の1点差になる。8番ソンヨンビンも前日ツーベースを打たれている嫌な相手。ソンヨンビンは敬遠し1塁3塁に。勝負は9番代打チェドンス。力強いピッティングで3振に討ち取りゲームセット。力強いガッツポーズを見せ35セーブポイントを挙げた。見事、前日のサヨナラ負けのリベンジを果した。
2日連続の1点差ゲーム大熱戦に大満足であった。
韓国プロ野球応援風景
私が見に行った試合は両チームともソウルを本拠地とするダービーマッチだったので1万人を超す観衆で盛り上がっていた。中日ドラゴンズのスタンドにみられるような風船のメガホンを激しく叩くスタイル。1人の男性リーダーと4人のチアガールが盛り上げている。スピーカーで音楽を流し、華やかな応援風景であった。日本でいえば都市対抗野球の応援風景に似ている感じがした。
入場料は内野席で800円程度である。
2000年、2001年と同一カードを4試合みたわけですが、斗山の1番チョンスグンの足と3番ウジュと4番キムドンジュの長打力は脅威です。スピード感があり、なによりあの大声援。できればソウル以外の地方球場にも機会があれば足を伸ばしてみたいと思っています。
台湾プロ野球
98年8月 味全対三商@台湾棒球場
日本の川崎球場のような雰囲気。2000年には取り壊しになってしまったようです。観衆は100人いっていたかどうか。正直、わびしいものがありました。応援風景は日本のように各選手ごとに応援歌があるわけではなく、
リーダーが太鼓をたたきリズムは全部同じなんです。ハリセンのようなものが日本でいうメガホンがわりです。
試合結果は忘れてしまいましたが終盤まで接戦の好ゲームでした。試合後は外国人選手をスタンドから若いお姉さんが逆ナンしていたのが笑えてしまいました。
でもスタンドとグランドが近くて古き日本のプロ野球ってきっとこんな雰囲気だったんじゃないかなと思いました。