2000年J2リーグより駒場スタジアムへ通い始めました。
1999年11月27日、レッズサポーターにとって忘れられない1日。そしてその日から続く長い戦いも残すところ2試合。どんな最終結末が待っているのだろうか。
99年のカップ戦で始めて駒場に行きました。J2リーグでも変わらないサポーターの熱い声援にすっかり魅せられてしまいました。

最終戦・VゴールでのJ1進出決定。ドラマチックな結末。誰にも書けない筋書きのないドラマだった。1人少ない劣勢もサポーターの声援が後押しとなり昇格へ導いた。

2000年10月29日 山形戦 駒場
前節での大分戦に勝利しこの山形戦に勝てば勝ち点差が4となり俄然有利になってくる。勝ちたい試合であったが、前節からのモチベーションが続かず先制を許す苦しい戦い。福永のFKで追いつくものの延長Vゴール負け。雨中での声援も届かず。ここで勝っておけば後が楽になっただけに悔やまれる敗戦。どこまでもドラマッチクな演出をしてくれる浦和レッズ。これも魅力の一つなのだろう。そう「いつももREDS・いつまでもREDS」なのだから。

2000年11月12日 湘南戦 駒場
前節は大分が山形に2点を先制しながらも結局はロスタイムで追いつかれ2対2の引き分け。レッズは水戸に1対0の辛勝。これで勝ち点差が3となった。まだ運はレッズに味方しているのか。

大分は今節は一足早く試合を消化し水戸に3対0と快勝。この段階でレッズと勝ち点で並び得失点差は0となった。

加藤監督の交代、前園の移籍とモチベーションは明らかに下がっていると思われた湘南。しかし、フタを開けてみるとそんなことはなかった。GK伊藤のあいつぐ好セーブの前にゴールが奪えない。しばしばカウンター攻撃にあいピンチにさらされるレッズ。試合は90分で決着がつかず延長戦へ。

延長に入って攻めまくるもののゴールが奪えない。それどころか2度までもGK西部と1対1の場面のピンチ。湘南にも決定力がなく救われる。そして後半8分。小野からのFK、パスを受けた阿部がディフェンダーにボールが当たるものの見事にシュートを決めVゴール。

形なんてどうでもいい。シーズン終盤、J1昇格をかけた戦いが続く中とにかく勝った。勝ち点差はひと縮まったか2。3のままだttら、最終戦に負けても得失点でという環境だっただけにもったいなかったが・・・。

次節レッズ90分勝ち、大分負けで昇格が決まる可能性がでてきた。いまはただつまらない星勘定はせず19日の試合も勝つことに集中してもらいたい。とにかく勝たないことにはなにも始まらないのだから。敗戦その時は終焉を意味するのだから。

それにしても湘南の伊東GKはすばらしかった。以前、確か彼はグランパスエイトでプレイしていたはず。楢崎の加入により湘南へ移籍したんだろう。グランパスも私の地元ということもあり応援している。伊藤といえば、グランパス天皇杯初優勝時のGKであった。ベテランの彼にとっては天皇杯は日本リーグ時代から続く大イベント。当時の新聞に「元旦を国立の芝で迎えることが夢だった」と言っていたのを今でもよく覚えている。

2000年11月19日 鳥栖戦 駒場
40試合目、ついに今日最終戦を迎えた。この試合に勝てば昇格。レッズが敗れて大分が勝つと大分の昇格となる。
最終の40試合目ですべてが決まってしまう惨さ、残酷な日を迎えた。

今日は2万人を超すサポーターが集まった。自由席には隙間がない。試合前から自由席のサポーターから声援が飛ぶ。拡声器から「2万人の声はこんなもんではないだろう」というゲキに呼応し指定席からも大きな声援が飛んだ。サポーターがレッズ選手を勇気づける。

選手がピッチに現れる。自由席には3枚の「12」の横断幕と紙ふぶきが舞う。ものすごい声援。サポーターも共に戦っている。

前半は攻め込むものの点数を奪えない。逆に前半終了間際は攻め込まれてしまう場面が目立つ。

後半立ち上がり早々、アジエルが相手DFのミスにつけ込み先制点を奪った。しかし、GK西部とDF西野が激突してしまいゴールを許し同点に追いつかれてしまう。

室井の反則で、PKを許す絶体絶命のピンチ。しかも室井はレッドカードで一発退場。PKはゴールポストにあたる。1人少ないレッズは攻め込まれるが耐えしのぎタイムアップ。延長戦へなだれこむ。

延長戦、岡野投入。ピッチせましとウオーミングアップで岡野が走りまくる。サポーターからもなお大きな声援が飛ぶ。この時点で大分が勝ったため引き分けでは大分が昇格(得失点は最終戦の時点で全く同じ為)となってしまう。スタンド、選手が一体となり1人少ないハンディを乗り越えることができるのか。

延長戦開始早々から小野、岡野がシュートを放ち攻めまくるレッズ。ゴール前でアジエルが倒れフリーキックのチャンス。壁に当たったルーズボールがDF・土橋の前へ。土橋のミドルシュートがゴール左隅に突き刺さり
Vゴール。長い長いJ2での戦いが終焉を迎えた。

358日ぶりに1999年11月27日の悪夢を乗り越えた。でもこれはレッズのはじまりなのだ。

2000年12月3日 天皇杯2回戦 ホンダロック戦 駒場
2000.11.19の筋書きのないドラマが完結後の初めての駒場でのレッズの試合。観衆も6千人ほどでのんびりムード。
試合は盛田の4ゴールなどで9対0で快勝。いよいよ3回戦からJ1チームとの対戦となる。まずは川崎フロンターレ戦。降格チームと昇格チームの対戦。春のナビスコカップではJ1の差を見せつけられてしまった相手だけに、仕返ししたいところだ。

2000年12月10日 天皇杯2回戦
川崎フロンターレ戦
等々力

初めてきました等々力。2階席がぐるっとバックスタンドを覆い、駒場より恵まれている環境のような気がしました。しかし、ここは来年ヴェルディが去りフロンターレもJ2へ降格してしまうので来年はJ1の舞台ではありません。

さて試合ですが、MFに起用された岡野が大活躍。前半16分に自らドリブルであがり、快足を生かしマンツーでボールをもらい先制ゴールを奪う。

2点目もスペースへ岡野がDFをかわす快走。センタリングを小野があわせ一旦はキーパーにはじかれるもののリバウンドを押し込んで2点目。

3点目も奪えそうな決定的な場面もあったがさらなる追加点は奪えず・・・。
残念。90分で勝ったのも久しぶりである。降格するフロンターレへ引導を渡す快勝だった。完封に押え込んだ。4回戦のセレッソ戦が楽しみである。この勢いがどこまで続くか今後に期待大である。

2000年12月17日 天皇杯3回戦
セレッソ大阪戦
駒場

1対4 敗戦 J1との差なのか。
今年最後、今世紀最後の駒場での1戦。今シーズン初めて自由席での観戦である。2回戦のフロンターレ戦快勝の勢いにのりどこまで上昇していけるのか。スポーツ紙にもGK洋平のJ1戦に懸ける意気込みも載っており楽しみな1戦。サポーター席は準々決勝が行われる熊本の宿の話題で盛り上がっている人もいた。自由席はほぼ満席。観衆は1万2千だった。

しかし、そんなに甘くはなかった。立ち上がりはレッズペースかと思われたが先制はセレッソ。しかし、阿部のFKで同点においつき沸き上がるスタンド。でも見せ場はここまでだった。

GK洋平とDF陣との連携ミスで失点を重ねていく。2点目は洋平が思い切って前にでるも相手選手、室井と交錯し失点。
後半に入り3点目は相手FKがゴロ気味(ミスキックか?)で壁の横を摺り抜けDFがからぶり。不意をつかれた洋平がそのまま見送って失点。
4点目は洋平とDFが重なり、DFがクリアしたつもりのボールが転々とゴールマウスの中へ。オウンゴールとなる。
オウンゴールに思わず伸二も座り込んでしまった。

結局そのままタイムアップ。4点目以降はサポーターの声も抗議なのか諦めなのか途絶えてしまった。フロンターレ戦の流れがあまりによかっただけに落胆も大きかった。これがJ1の壁なのか?来季に向け戦力補強もささやかれているが前途多難を思わせる今シーズン最終戦となってしまった。
洋平を責める声もちらほら聞こえたが、これを糧にさらに成長してもらいたいものである。


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