雑木林(エッセイ他)

このページは、自分の思ってること、興味のあることを
かって気ままに綴って行きたいと思います。




時は、めぐり。 (13.7.15)
 昨日、NHKで平安時代の古今和歌集?について放送していた。
密閉された、桐箱に収められ、その中に麻布に包まれて、保存されている。キラ刷りの色紙に書かれたり、薄墨を水に流して、色紙に写したり。その中で興味を惹いたのは、染料を、塗り重ねて染めた色紙であった。茶色く変色してしまった、紫の染料。当時、紫草の根、紫根を砕いて、それを水で溶いて使ったらしい。その色をもとに、コンピューターで画像を復元すると、そこには、大胆で鮮やかな色紙が、再現された。今で云う、新進気鋭のデザイナーか、はたまた、伝統的な職人だったのかは、今となっては、想像に難し。

しかし、500年前、1000年前の人たちも今と変わらず、人間らしく生きていたのだろうし、500年後、1000年後の人たちも、例えば、21世紀初めのOSを再現しながら、CGの世界に浸るかもしれないし、今や日常的な化学染料を、いちから、化学合成しているかもしれない。


物が捨てられない (13.5.19)
近頃、物を捨てられない女性が増えてる。
そんなTVタイトルを目にする。
でも、往々にして、捨てられないのは男の方が多いような気がする。
個人差は、大きいと思うが。

ところで、溜まってしまったガラクタと、コレクションの違いは、どこだと思いますか。
他人から見て、きちんと整理されているか、どうか?
その点では、ないでしょうか。
本人にとって、価値が有っても周りの人間から見ると
ただのゴミにしか見えなかったり、
でも、それでは寂しい気がします。

所有欲なのか、なくなったら怖いと云う感覚なのか?
日々物は増えて行きます。
PCのソフトも、HDDの中もファイルが、
うかうかしているとPC自体も増殖してしまいそう。
もっと、シンプルに!スリムにしなくては。

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