囲碁同好会と国際奉仕

 当クラブには、囲碁同好会があり、毎月第1金曜日に例会を開いています。例会には、隔月で日本棋院の長原芳明6段をお招きし指導して頂いています。例会後に一杯やりながら囲碁談義を交わすのも楽しみの一つです。長原6段は、囲碁の海外普及に長年携わってこられた先生で、ヨーロッパを始め、北アメリカ、南アメリカ、その他世界中の各地に出かけられて囲碁の指導をされています。1月の例会ではその苦労話を種々聞かせていただきました。

 囲碁を嗜む方には説明するまでもなくご存じのことですが、現在の囲碁先進国は、日本、韓国、中国、台湾といったところで、ここのところ韓国のプロ棋士の活躍が特に注目されているようです。しかし、海外普及となるとやはり長年にわたって活動してきた日本のプロ棋士の方が圧倒的に多く、一番実績があるのではないでしょうか。

 以後発祥の歴史については、インド或いは中国といった諸説があるようですが、なんと言っても大きな進化を遂げたのは日本でのことであり、その後中国における国家のバックアップによる英才教育、韓国の子供への英才教育によって著しい発展を遂げつつあると言えるのではないでしょうか。

 囲碁の良い所は、互いに言葉が通じない相手であっても、囲碁を「手談」ともいうように一局打てばたちまち心も通じ合うということでしょう。このような日本(東洋)の文化を世界に広めることは大変意義深いものと思われます。 海外で囲碁の指導をする時に不便を感じる問題の一つは、碁盤と碁石の確保がなかなか出来ないことだそうです。高価なものである必要は全くないので、 碁盤はベニヤ板に印刷したもので充分だし、碁石はプラスチックでボタンを作っているプラスチックの会社などで黒と白の碁石を作ってもらうのが一番安上がりということですが、それすら個人の力ではなかなか出来ないのが実情と伺いました。
  話は大きくなりますが、囲碁を世界に普及させるためにロータリーとしても国際奉仕の一環として何らかのお手伝いが出来ないか、当クラブの囲碁同好会として今後真剣に取り組んでいこうと正月早々夢を膨らませています。

2004年1月19日

 

 


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