職業奉仕と社会奉仕

今回は、ロータリーの基本的な問題を取り上げます。  ロータリークラブの目的は

@ 会員相互の親睦
A 職業奉仕
B 社会奉仕
C 国際奉仕
の四つです。

@ は説明するまでもありません。また、国際奉仕は社会奉仕の延長上にあるとい うことですから、残るのは、職業奉仕と社会奉仕です。
 このうち、職業奉仕こそロータリーの真骨頂を表しております。  私達、職業人は自らの職業を天職として誠実に遂行することにより、世のため、人のために役立つことを身上にしています。
 大丸を創立した下村彦右ヱ門は「商業道において、先ず志すべきは、富の集積にあらず、利権の獲得にあらず、唯、取引の誠実と顧客への奉仕である」を旗印にしていました。これは、ロータリーでいう職業奉仕の考え方を示しているといってもいいと思います。
 しかしながら、職業奉仕ということは、私達職業人が身を以って実践することが中心になりますので、外部からはなかなか窺い知ることが難しいといえます。
 そこで、ロータリーがその活動を世の中の人たちに知ってもらうためには、いわゆる社会奉仕にも目を向けることが必要となります。
 ロータリーは1905年に発足し、既に98年が経過しておりますが、この間、ロータリーの中でも職業奉仕を重視するか、社会奉仕を重視するかで激しい論争が展開されてきました。現在、この点については、職業奉仕を基本としつつも、社会奉仕を活発に展開するということで意見の一致を見ているところです。
 しかし、社会奉仕といっても、単に物、金の寄付というだけでなく、ロータリアンが額に汗を流して働く奉仕活動であることが必要です。本当のところ、この辺が難しいところです。
 私達も、この点に留意しつつ社会奉仕に目を向けていきたいと考えています。   

2003年3月5

 


Copyright (C) 2005 Tokyo Minato Rotary Club All Rights Reserved.