日本にロータリークラブが設立されたのは、1920年10月20日で、24名の人たちによって、東京ロータリークラブの設立総会が開催され、国際ロータリーとして承認されたのは、翌1921年の4月でその登録番号は855号でした。
  日本にロータリーを誕生させた方は、三井銀行の米山梅吉氏で、1918年に「財政調査団」加わって渡米され、その際アメリカにおけるロータリー活動に心を動かされたことに始まります。帰国後銀行のクラブなどに人々を集めてロータリーの説明をし、その結果が設立総会になったのです。
東京クラブに続いて、1922年に大阪ロータリークラブが設立され、その後に東京クラブがスポンサークラブとして設立したのは、名古屋、京都、横浜、札幌、仙台、大阪クラブがスポンサーとなって設立したのは神戸、広島、福岡でした。言わば日本の代表的な都市にロータリークラブが誕生し、仙台の設立は1937年でした。そして、1940年6月宇和島クラブの創立に至ります。恐らくこれが戦前における最後の設立と思われますのは、ロータリーの活動が1940年に戦時下ということでその活動が中断されたからで、戦後これらのクラブの復帰が承認されたのは1949年でした。
  東京都内には現在(2002年1月)161のクラブがありますが、復帰後の1950年に東京北クラブと東京南クラブが東京クラブの手によって設立され、それ以降に日本のロータリークラブは急速に発展してきました。いま日本全国には2309クラブがあり、その会員数は115.453名に達し、いまや国際ロータリーにおける日本の地位は不動なものになっております。
  一言付け加えたいことは、「米山奨学基金」で、詳しくは後述しますが、これは日本のロータリーだけで実施されている唯一つの事業です。毎年約1000名の、主として東南アジアからの留学生がこの基金によって日本の大学で今勉強しています。


※米山梅吉氏(1866-1944)

 


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