■ウインカー移設■
レイド実験室をお読みになられている、親愛なるレイド乗りの方々は気が付いていると思われますが、実はウインカーを移設しております。
ヤマハのオフ車は、なぜかストップランプの前の離れたところにウインカーを付けると言う、デザイン上の癖が有って荷物を満載すると後方からウインカーが極めて見辛くなります。
その上、転倒するとかなりの確率でレンズが外れ飛んでしまいます、困ったもんだ。
で、ウインカーの移設となりました。
実は、ウインカーを取りつけ部分から移設した方が良さそうに思えますが問題が有ります。
ボルトのサイズが違うのでウインカー側か車体側を加工しなければ付きません、ボール盤とか高速カッターなどの道具があればさほど難しくは有りませし勤めている会社で使う事が出来ますが、当レイド実験室はカスタム屋では無いのでそう言う道具を使わない方向で模索して行きます。
移設して足りなくハーネスは市販のカー用品の店で売っている電線で延長。
ステ―はアースを取る為に金属製としてフレームの金属部分に取りつけます。
なお延長ハーネスは両端の端子をギボシにしておくとバイクのハーネスを切ったりハンダ付けする手間が省け良いです。
□製作
そしてウインカー自体は、一度分解して防振ホルダーと本体を分離します。
この時アルミ製のカラーが出てきますが絶対に無くさないで下さい!アースが取れなくなる可能性が有ります。
この時点で仮組をして取りつけ位置を決めておきます。
そして下の画像のステ―の穴にカラーを入れますが、残念ながらそのままではカラーは入りません。
材質がステンレスで硬いのでリーマーで穴を広げるのは大変でした。
カラーを入れウインカー本体を組んでナンバー灯のブラケットのボルトと共締めにします。
そしてハーネスを仮組して延長部分の長さを決めハーネスを製作します。
ワレンズなどの樹脂製ウインカーを使う場合、延長部分からアースを分岐させてフレームに接地させると良いでしょう。
バイクのメインキーを入れ電源ONにしてウインカーが点滅すれば完成です。
実は私の場合点滅しませんでしたが、CRCなどのスプレーを吹いてあげると通電します。