30万ヒット記念特別企画
独り言〜総集編〜
パートU
温泉や
スパに行った時に
ヘアトニックを使ってしまうのは何でだろう
普段はヘアトニックなんて
絶対に使わないどころか
その存在意義さえ疑問を抱き
自宅風呂に入った時はリンスさえしない状態なのに
いざ目の前にあるヘアトニックを見ると
使わずにはいられない
衝動に駆られるのである
調子が良い時なんかは
フェースローションまで塗り始めたりして
目も当てられない程の低落ぶり
小市民、貧乏性を恨むべし
もしも、温泉などに行った時、
体重計に乗るようになったら
貴方も小市民予備軍だ
ちなみに無料のマッサージチェアがあったら
迷わず行こう
飲み会などで話をしている時に
話の流れでメールアドレスの交換を
することになったりするよね
自分のメールアドレスを
他人に教えてる時って
少し照れるのは何故だろう?
自分の名前と誕生日を組み合わせた
シンプルなアドレスならば
スムーズなメール交換になる訳だが
「このアドレスの意味は何?」
なんて聞かれた時に
話題が広がった事を喜ぶのか
もしくは、アドレスの意味を
言うのが恥ずかしくて
言葉を濁らし誤魔化すかは
貴方のアドレスのみぞ知る
「この LOVE_LOVE_MAICHAN_0623@の
マイちゃんって彼女?
6月23日生まれなんだ〜」
なんて全てを見透かされた時には
自分をもう一度
見つめ直した方がbetter@
以前から心に抱き続けてきた疑問
準備運動の時
怪我する事ってないの?
怪我をしないために
準備運動している事は
周知の事実なんだけど
たとえば、屈伸の時に
膝を痛めたとか、
アキレス腱を伸ばしている時に
アキレス腱が切れたなんてこと
絶対に無いのかな〜?
もしも準備運動で
怪我をするようなことがあれば
準備運動の為の準備運動を
しなくてはならなくなり
また、その準備運動の前の準備運動で
怪我をすることがあれば
準備運動の前の前の・・・
体操不審の悪循環に陥いるよ
もう運動なんて辞めちゃえ
電車の中で
目の前に座っているおばちゃんが
寝てもないのに目を瞑ってるのは
何でなんだろう?
椅子に座っている彼女の背筋は
真っ直ぐと伸び
首や頭も地面と垂直をキープ
椅子に座る時には
こうやって座るんだっていう
見本のような正しい姿勢
絶対に寝ていない
でも目は瞑っている・・・
もしかして本当に寝てるんじゃない?
と疑う気持ちがあるならば
じっとおばちゃんを見てご覧なさい
ほ〜ら
自分の降車駅に着く
5秒前に
席を立ったでしょ?
この世界で一番
未知なる生き物は
おばちゃん
なのではないかと思う
今日この頃である
お風呂に浸かっている時
オナラをしてしまって
上がって来る泡ブクに
惹かれるように
顔を近づけてしまうのは何でだろう?
絶対に臭い
それは重々承知している
だって何十年もの
古い付き合いなんだもの
自分のオナラの事は
自分が一番良く知ってる
でも、出来が悪い子ほど
可愛いと言いうか
どれだけ臭いか
気になって気になって仕方がない
そして匂いを嗅いだ後
毎回毎度、
後悔の念に晒されるのだ
あぁ、我が屁よ
貴方は何故そんなに臭いのか
でも
そんな貴方が大好きです
鼻毛が出ている人を
注意できないのは何故だろう?
本来、鼻毛が出ている状態とは
非常事態と言っても過言ではなく
早急に注意する義務があるのに
何故か躊躇している自分がいる
注意する瞬間に心の中で
二人の自分が葛藤している
自分@
「今日は若くて可愛い
女の子もいるんだ。
みんなも気にしているに違いない。
早く注意してやらないと
手遅れになっちまうぞ!」
自分A
「あれ?みんな普通に
笑顔で話をしているぞ?!
気づいてないのか?
もしくは気になる程の
はみ出し具合ではないのか?
何だか気になって仕方がない俺が
一番ちっぽけじゃないか。
みんなが気づいてなければ
それでいい。
わざわざ注意して
みんなに気づかれる方が最悪だ。」
自分の中の別人二人が
重要会議で激論を交わしている。
しかし、結果としては
波風を立たせない為に
何も言わないケースが
ほとんどなのではないだろうか
ちなみに注意出来る出来ないは
その人との親密度も
大いに関係してくる訳だが
とりあえず、日常で起こりうる
注意できるハプニングと
注意出来ないものを挙げてみよう
鼻毛=躊躇
鼻くそ=躊躇のち個人指導
食べかす=放置(トイレ時に期待)
汚れ=遠回し(何か付いてるよ?)
ご飯粒=速攻撃退
傷=サプライズ風(どうした!?)
ファスナー=酔った勢い
衣服の穴=軽量タイプだね!
チャック=即レッドカード退場
さあ、貴方はいくつ
注意出来たかな?
ただし、たくさん注意
出来たからと言って
それが正しい訳でもない
大切なのは思いやりのある方法で
慎重にアプローチしてあげる事
そうしないと
逆に友人を減らす事になるので
ご注意下さい
体育の時間での話
準備運動のために
グラウンドをランニングしている時
ラスト50メートルで
必ず2,3人が
真剣に走り出す
準備運動で先頭にたっても
誰にも褒められないし
何の表彰・賞賛もないし
どちらかと言うと
誰も見てない
そんな無償のステージで
何故彼らはそんなに
熱くなっているんだろう
男のプライド
それは時に
不必要なモノだったり
自らを追い込む場合さえあり
扱い方を間違えると
大やけどを負う
とても厄介な代物なのだ
準備運動で一位になった少年は
初恋のマドンナに
カッコ良い所を見せようと
思っただけかもしれない
でもよ〜くご覧なさい
貴方のマドンナは
そっぽを向いたまま
大人のランニング中ですぞ
そして隣を走る友人が
「泉川君って、いつも必死じゃない?」
と言われたマドンナが
横目でチラ見すると
激しく崩れた苦顔の
泉川君が
大きく肩で息をして
地べたに座り込んでいる
その姿を
見下した視線のまま
ゆっくりと通り過ぎてゆく
澄まし顔マドンナ
たかが一周差
されどその一周には
人間性という
とてつもなく大きな溝があり
ひとたびその穴に落ちると
脱出は困難を極めるのである
ちなみに
男のプライド合戦で
惜しくも敗れた少年達には
更に悲惨な運命が待っており
たとえ僅差であろうとも
その後の学校生活における
女性からの接し方には
雲泥の差があり
そこで失ったモノは
計り知れない
小さなプライドを堅持したが為に
より大きなモノを失くすという
最悪の状況に嵌ってしまうのだ
ご経験がある貴方
思い当たる節のある方
今夜はとりあえず
潰れるまでお呑みなさい
ちなみにその少年が
小競り合いに勝利した日の
体育の種目は
「マラソン」であった
少年がどうなったかは言うまでもない
次回作
「城主の独り言〜総集編〜パートV」
も近日(?)公開予定
お楽しみに
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