Report No.5　メンテナンスの違いにおける２台のバイクの比較実験とその考察

　　　　　実験日　　　　２００１．１１．０４

　　　　　実験場所　 　大井松田・コマツ試験場　特設コース

　　　　　天　候　　 　　晴れ時々曇り 　最高気温　１９度　　湿度　５５％

　　　　　実験者　　　　隊長・班長　　

実験機材の検証

　　　
TT-R250　班長

前回、ラウンド４で痛恨のマシントラブル・リタイアに伴い、今回は完璧なメンテナンス・対策を施しての出走。
目立った所では重たいエイジュウのマフラーから、軽量のソニック（HOT-1に転がってた）に変更。
音に不満は有るものの、抜けの良さは格段に向上。
シリーズ・ランキングTOP１０入りに僅かな望みを掛けてます。

　　　　
DT１２５R　隊長

前回、ラウンド４で発生した「下が付いて来ない」という症状が直らないにもかかわらず、
上さえ回ればなんとかなるという前走の経験から、今回も騙し騙しの走行予定。

でしたが

当日,さらに症状が悪化してしまいました

そこで

前日の作業で、エアーインテークをチョット塞ぐと若干持ちこたえてくれてたんで

ガムテープで塞いでみました。コレでなんとか走ってもらうしかありません。

実験直前

♯１９隊長・♯２０班長　実験開始直前の画像です。
まだ車両もウェアも本人もキレイですね。

実験開始

さて、いよいよ実験開始です。
班長は良いスタートを切れたようです。

ココで問題発生！

隊長のDT１２５R、下どころか上も全然回らなくなってしまいました。
まだ１周目、最初の上り坂なのに全然前に進んでくれません・・・
実験は最後まで遣り遂げられるんでしょうか？本人、カナリ心配です。　

実験結果

　　　　　　　班長　総合７位　クラス別２位　シリーズランキング１２位　　おめでとうございます
　　　　　　　　　　　非常に惜しかったですね、総合６位で１ポイント獲得してればシリーズランキング１０位で
　　　　　　　　　　　念願の「赤ゼッケン」だったのに
　　　　　　　　　　　バッキーさんがもう少し「気」を使ってくれてれば・・・　　　　　　

　　　　　　　隊長　６週　３８分２９秒リタイア　シリーズランキング２０位　

考　　察

　　　　　　今回の実験において、途中リタイアもしくは、調子が悪くなりツーリングを余儀なくされた車両が多発しました。
　　　　　　みなさんイロイロと原因を究明しているようですが、
　　　　　　今回、これだけの車両をリタイア・ペースダウンに落とし入れた最大の原因として考えられるものとして
　　　　
　　　　　　元々、車両の調子が悪かった（それは私だけ）
　　　　
　　　　　　コースの至る所に出現した大きく深い水溜り
　　　　　　

　　　　　　この写真を良〜〜〜く見て下さい

　　　　　
　　　　　　どうも、この背油がいけなかったのではないかと考えられます。
　　　　　　ちなみに、この現象を最初に発見したのは「チームふにゃ○○」のＩ氏です。
　　　　　　彼の論文ＨＰにおいて、「ＥＤライダーたるもの、コースに着いたらマズＲＱをチェックしろ」
　　　　　　との研究報告を記載してあるだけに、
　　　　　　真っ先にツーリングモードに突入してしまったようです。　
　　　　　　私の場合はどうやら、無意識のウチに見てしまっていた為、撃沈してしまったようです。
　　　　　　
　　　　　　ナゼ班長は無事だったのか？
　　　　　　その答えは簡単に説明できます。
　　　　　　上の写真にも解説してますが、守護霊様に見守られてた見張られていた為、
　　　　　　見る事が出来なかったおかげです。

　　　　　主催者様、是非次回は「コース固め、水少なめ、油抜き」でお願いします