Sunday Tennis Club

ITN

二つの表になっています。
第一表: 全般的な競技レベル、サーブ、リターン
第二表: ベースラインゲーム、アプローチ/ネットプレイ、ネットプレーヤーをパスする

ITN(International Tennis Number)ガイドライン  [第一表]
ITN ITN比較 全般的な競技レベル サーブ リターン
1 エリート ・ATP/WTAランキングの保持者、または可能性のある者
・国際水準のトーナメントに参加し、主たる収入がトーナメントの賞金であるワールドクラスのプレーヤー
・大規模なプロトーナメントの経験がある
 
2 上級者 ・相手の弱点を分析し、見抜くことができる
・戦略とプレースタイルを変化させ、プレッシャーのある状況下で自信を持ったショットが打てる
・通常、その国の上位ランキング者
・1stと2ndサーブがプレッシャーのある状況下で打て、いつでも攻撃的に打てる ・フォア、バック両サイドの予測力がついている
・相手の準備動作、トス、バックスイング、身体の位置から手がかりをつかめる
3 上級者 ・優れたショットの予測と優れたショットを有し、安定性、あるいはゲームの基本となる特質を持っている
・プレーヤーは'試合巧者'、つまりパーセンテージテニスをし、サービス・リターン・エースを必要なときに打て、あるいは、ショートボールでサービス・リターンのエラーを引き出せる
・サーブは、相手の弱点に打たれ、攻撃的な状況に展開するために効果的に打たれる
・信頼できるサーブの種類を持つ
・十分な深さ、スピン、プレースメントで弱いリターンを攻め、次のショットを組み立てるための2ndサービスを打つ
・攻撃的そして、オフペースなサービスリターンを、コントロールでき、深くスピンを混ぜて打てる
4 上級者 ・安定したプレーで、効果的に加速、スピンをかけ、ペース配分ができる
・優れた予測、正しいフットワークで、弱点をよくカバーできる
・ショットの強さをコントロールでき、相手に対してゲームプランを変化させられる
・難しいショットに対して、不確かであるが、1stサービスのパワーと正確性と2ndサービスのコースを打ち分けられる
・ダブルスにおいて、攻撃的なネットプレーができる
・攻撃的なサービスを持ち、ダブルフォールトが少ない
・特に1stサーブの時、攻撃的な組み立てをするために、強力なスピンサービスを効果的に使える
・2ndサーブをよい位置に深く打つことができる
・しばしば攻撃的なリターンができる
・ダブルスにおいて、普通にペースを変えることができる
・チップアンドドライブ、チップアンドチャージができる
5 中級者 ・優れた安定性(確かなグランドストローク)、普通のショットでフォアハンド、バックハンド、両サイドの方向と距離のコントロールができるが、ラリーは我慢できなくてミスする
・ロブ、スマッシュ、アプローチショット、ボレーが使え、時々成功する
・コートカバリングを習得中で、経験を積み、戦術に注意を払うが、まだ優れたパーセンテージテニスをプレーできない
・時々、サーブの時サービスリターンのエラーを引き出せる
・ダブルスのチームワークが理解できる
・1stと2ndサーブのプレースメントがよい
・1stサーブがしばしばパワフルである
・スピンを時折使うことができる
・信頼できるサービスリターンができる
・シングルスで深いリターン、ダブルスでいろいろなリターンができる
6 中級者 ・普通のショットで、方向コントロールの安定性を持った改良されたストロークを習得中だが、深さと変化がまだコントロールできない
・コートカバーが上達しているが、前に出る時まだためらいがある
・ダブルスのチームワークを習得中
・コントロールされ、いくらかパワーのあるサーブを打ち始める
・スピンを習得中
・中程度のペースで、方向性のコントロールができた安定したサービスリターンができる
7 中級者 ・普通のペースのショットはかなり安定しているが、全てのショットをうまくプレーできず、方向性、深さ、パワーのコントロールに欠ける
・シングルスの試合は、ベースラインを主体に行い、最も一般的なダブルスのフォーメーションは、一人が前衛、他の一人が後衛
・リズムを習得中だが、パワーサーブのとき不安定
・2ndサーブは1stサーブよりもかなり遅い
・かなりの安定性を持って、大部分をコートの中央にリターンできる
8 レクリエーショナルプレーヤー ・ボールがどこに飛ぶか判断することを学ぶが、コートカバリングは、まだかなり習熟する必要がある
・同じレベルのプレーヤーとプレーするとき、このプレーヤーは、かなりの安定性を持って、スローペースのショートラリーができる
・ダブルスのとき、初歩的なダブルスのポジションを維持できる
・フルスイングを試みる
・1stと2ndサーブのペースに違いがほとんどない
・スローペースでボールをインプレイできる
・安定したトスが必要
・スローペースのサーブに対しリターンできる
・短いフォロースローが多い
9 レクリエーショナルプレーヤー ・コート上での経験が必要
・ストロークは、時々成功するが、ストローク力の弱さは明らか
・シングルス、ダブルスのプレーで、基本的ポジションを取れるが、さらによいポジションを取る必要があり、まだベースラインでのプレーを好む
・このプレーヤーは、試合のプレーに没頭する
・基本的なルールとスコアのつけ方を学ぶ
・サービスの動作が滑らかでなく、更にコーディネーションが必要
・頻繁にダブルフォールトをする
・無駄なエラーを減らすために、安定したサービスリターンが必要
・フォアハンドストロークでリターンの大部分を行おうとする
10 レクリエーショナルプレーヤー ・このプレーヤーは、正式な大きさのコートでITF公認のボールを使用して、競技としてのプレー(サーブとリターン、ラリー)ができるようになる  
10.1 初心者 ・プレーヤーは、動き、コントロールしてラリーができる  
10.2 初心者 ・プレーヤーは、来たボールに対して、きちっと打球しながら、簡単なテニスのスキルを行えるが、動き、コントロールしてのラリーはまだできない  
10.3 初心者 ・プレーヤーは、テニススキルの育成の初期段階で、単純なテニスのコーディネーション/エクササイズを初めて学ぶ  

ITN(International Tennis Number)ガイドライン  [第二表]
ITN ITN比較 ベースラインゲーム アプローチ/ネットプレイ ネットプレーヤーをパスする
1 エリート  
2 上級者 ・プレッシャーのある状況下で自信のあるショットが打てる
・フォアハンド、バックハンドで攻撃、逆襲、防御を効果的にできる
・あらゆる種類のショットをプレーできる
・スライス、またはドライブのアプローチができる
・ネットでの予測がよく、コートセンスがよい
・効果的にアングルを使い、あるいは深くプレーできる
・攻撃的なボレーができる
・スマッシュは、必ずウィナーである
・バックハンドオーバヘッドスマッシュが強力
・両サイド、そしてサーブのリターンでその場に応じてうまくパスする
・2ndショット・パッシング・コンビネーションを効果的に使える
3 上級者 ・フォアハンドストロークは、コントロール、深さ、スピンを伴い強力
・攻撃的な状況を作り出すためにフォアハンドストロークを使う
・安定した攻撃ショットとしてバックハンドストロークを使う
・ほとんどのショットが十分な深さと方向性を持つ
・タッチショットを習得している
・スピンの種類がある
・アプローチショットは、ペースと高い有効性をもって放たれる
・ほとんどのボレーは、深さとペースト方向性をもって打たれる
・深い難しいボレーが打てる
・チャンスがあれば、ボレーはウイナーとして打たれる
・スマッシュはどこからでも打てる
・安定性のあるミッドコートボレーを打てる
・パッシングショットが安定し、ペースと高い有効性をもってパッシングショットを打てる
・攻撃的なロブが打てる
4 上級者 ・非常に安定した(自信のある)フォアハンドストロークを持っている
・スピードとスピンを効果的に使う
・深さのコントロールはあるが、慌てたりプレッシャーがかかるとオーバーヒットする
・中程度のショットでは攻撃的
・バックハンドは方向と深さをコントロールできるが、プレッシャーを受けると崩れる
・かなりスライスができる
・アプローチショットは、深くコントロールされて打たれる
・一連の混じったボレーを扱える
・バックハンドボレーは、深く方向のコントロールがよい
・ポイントを決めるために、ボレーとスマッシュを安定して打てる
・タッチショットを習得し、フットワークに優れるが、最も一般的なエラーはオーバーヒッティング
・防御的なロブと攻撃的なロブを打てる
・かなり高い確率でネットプレーヤーをパスできる
5 中級者 ・フォアハンドストロークは安定し、中程度のショットは深くコントロールできるが、プレッシャーのあるときコースの配分ができない
・バックハンドストロークは中程度のスピードで安定し、ボールの方向性がよい
・スピンを習得し、トップスピンとスライス両方を打てる
・ネットへ攻撃的なショットで前進する
・フォアハンドボレーの深さとコントロールがある
・バックハンドボレーの方向はよいが、一般的に深さを欠く
・両サイドのワイドのボレーと低いボレーを打てるように習得中
・簡単なスマッシュを処理できる
・ダブルスのポーチができる
・ポイントを決め始める
・相手の弱点に打ち込める
・難しいショットに対し、防御的なロブを打ち、攻撃的なポイントの組み立てを行う
6 中級者 ・フォアハンドストロークは極めて安定し、中程度のショットで変化をつけ、方向性がよくスピンも打てる
・バックハンドは中程度のショットで方向のコントロールをもって打たれるが、高くハードなショットに対して難があり、防御的な返球となる
・バックハンドドライブかスライスの一方を極端に嫌う
・アプローチショットを習得し、ネットに出るチャンスを探し始める
・より攻撃的なネットプレーができる
・フォアハンドボレーの方向性を持ち、バックハンドボレーのコントロールはできるが攻撃的ではない
・ボレーでポイントを決め、ハーフボレーをプレーすることは難しい
・パッシングショットは少しカバーでき、かなりのフットワークができる
・届く範囲の安定したスマッシュ
・遅いペースのショットでかなり安定したロブが打てる
・基本的なパッシングショット能力を習得するが、バックハンドのパスが難しい
7 中級者 ・フォアハンドは方向性に集中し、かなりの安定性を持つが、深さのコントロールが乏しい
・バックハンドは中程度のショットでかなり安定するが、ほとんどのボールがコートの中央に方向つけられる
・プレーが要求するときにネットにアプローチするが、それを実行するために習得が必要
・安定したフォアハンドボレーを打てるが、バックハンドボレーの安定性を欠く
・ローボレーやワイドボレーのショットを打つのが難しい
・時々ポジションから外れ、大きすぎるスイングをしてしまう
・中程度のショットでかなり安定したロブを打ち、ドライブの代わりにサービスリターンでロブを使う
8 レクリエーショナルプレーヤー ・フォアハンドのフォームが上達する
・プレイヤーは、中程度のペースのショットに対してポジション取りして構える
・バックハンドグリップと準備の問題が明らかで、プレイヤーはバックハンドよりもフォアハンドストロークを好んで選択する
・必要に迫られたときだけネットにアプローチする
・ある程度の自信を得るためにネット練習の時間が必要
・特にバックハンドサイドのネットでの自信がなく、バックハンドボレーをするときラケット面のフォアサイドを使ってしまう
・スマッシュのコンタクトができる
・ロブを習得し始めるが、コントロールに乏しい
・相手のバックサイドにだけロブを打つ傾向がある
9 レクリエーショナルプレーヤー ・フォアハンドは、より完璧なスイングとより方向性への集中を必要とする
・バックハンドでプレイすることを避け、バックハンドサイドの技術的な問題(グリップ、スイング、コンタクト)を経験する
・アプローチショットとネットプレイに慣れていない
・もっぱらフォアハンドボレーに専念し、スマッシュのコンタクトに問題がある
・初めてロブを打つのが難しい
・パスに慣れていなく、相手の正面に向かってボールを打ってしまう
10 レクリエーショナルプレーヤー  
10.1 初心者  
10.2 初心者  
10.3 初心者  

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