久二男さんの木尽くし日記 その69



熊さんの昼寝を邪魔するな
04/10/14

今、熊さんは求めています。人との共生を。

ちょっと昔、マタギがいましたね。いや今もわずかにはおります。全国で、卑怯だけど鉄砲で射殺、捕獲していましたよ。私も知っていますが、ある意味でそれでバランスがとれていたのですね。ですのでマタギが減ったために、うんと「熊さん」は増えています。

しかし、それに対して数年置きにしか実をつけないブナの実が対応できないのですよ。毎年実をつける「ミズナラ林」も激減しています。やはり人が木を植えないからです。自業自得なのです。本当は都会に出てきて「小泉」に致命的な一撃を食らわせたいと熊さんは思っていると感じます。

大事な「熊の胆」だけは有効(絶対弱者)に使うことが供養になると思っています。間違ってもオリンピック選手に飲ませるな。ドーピングにはひっかからないけどね。ある有名なホテルに熊さんの剥製が何頭も陳列されていました。人って何を考えているのだろう。

怖いのです「熊さん」は、(トラもそうですけど)きっと猫のようにじゃれ付きたいのです。何度も遭遇しています私は、絶対威嚇してはいけません。じっと相手の目を見るのです。そして「こら熊」といってあげるのです。淋しそうに立ち去ります。冬眠を前にして「熊さん」は、本当に必死です。積雪の下、大きな木の根っこに出来た穴で冬ごもり春、ミズバショーが咲くころまでにこどもも生まなければなりません。

人も、前の回申し上げましたが心から寒さに、ミサイルで完全防備をやりましょうよ。





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