カイドウ(バラ科)「海棠(かいどう)睡(ねむ)り未だ足らず」とは、酒に酔って眠りについた楊貴妃の、寝覚めたあとも酔いの残ったなまめかしいさまを、玄宗皇帝が海棠の花にたとえた故事、とありました。
中国では海棠は古来より代表的な花木とされてきたそうです。
ホンカイドウ
中国ではこの種がカイドウの代表であるが、日本には自生せず、ほとんど栽培もされていないそうです。
ミカイドウ
日本には室町時代以前に渡来したが、長崎から伝わったとされたので「ナガサキリンゴ」の別名があるそうです。
ハナカイドウ
ミカイドウよりやや遅れて日本に 入った、とあります。
花弁は淡紅色、半八重で半開する。ミカイドウと異なりあまり果実はつけないのだそうです。
今日、日本で普通にカイドウといえばこの種で、庭木や鉢物としてよく見かけるよね。
八重桜が咲く4月ころに開花、蕾のころは濃い紅色、開くと淡紅色になるんだと。
そんな訳もあり、買ったのだけど、咲(わら)うのが楽しみです