久二男さんの木尽くし日記 その108



そろそろ夏も終わり、カラスウリ(ウリ科)
08/8/23

月2回、近くの大きな公園の一画にある雑木林の手入れをしている。私たち数人「みどりの会」で、そこにチャノキを植えている所がある。

8月13日(水)に、一人草刈りに行ってきたのだが7月以来あまり手を加えなかったために、カラスウリ、カナムグラなど蔓性植物に覆い被さられ、ほとんど光を得られずに光合成ができなく、僅かに10センチほどの枝が、枯れずに残っているといったような状態でした。

一週間後の20日、9時半から11時半まで、炎天下その植物群と敵わないまでもの闘いを展開してきました。周囲の木陰でちょっと一息と思うと、まるで草刈りを阻止するかのように「蚊」の大群が押し寄せます。ただ直射日光のあたる場所では、蚊もいたたまれないらしく全く刺されることはなかったな。
  大分片付けはできたものの、しかし敵?も然(さ)る者、もう幾度かの挑戦が必要となります。

カラスウリ(ウリ科)別名タマズサ

雌雄異株の多年生つる植物、別名は隆起した目立つ帯状のある種子を、結び文(真中をひねり結んだ手紙)に見立てて玉章(たまずさ)。

夏の夜道にどこからともなく漂ってくる、むせるような甘いにおいに出合った経験はないだろうか。芳香は、夜咲く花から漂ってくることが多い、夜に花蜜を求めて活動する蛾の仲間を、においと純白の花色で誘因すると植物百科にありました。筒の長い花冠も蛾の吸蜜に適した花形になっているんだと。

残念、故郷雪国魚沼ではその甘いにおいに出合ったことはなかった。

そろり、夜も長くなる。体調崩さないでね。





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