久二男さんの木尽くし日記 その106



ワレモコウ
08/7/13

ワレモコウ(バラ科)花弁なし、秋の高原に咲く。吾木香、我木香、吾紅、我毛香、割木香、吾亦(同じ物事がもう一つあったり、おこったりすることをあらわすことばとあります)紅。中国名は地楡で、根を止血剤とする。

バラ科では、花弁をなくした異端者。虫媒花から風媒花への途中としてとらえられるとあります。

この歌(大嫌い)を歌っている方は、果たして植物に対して「謝りたくはないのかな」、吾亦紅は、きっと怒っているよ。子ども達に何故「私たちを見せてくれないの」と。この歌を歌う方がもっとワレモコウの心が解ったらなと、思う久二男です。



注)一説に、この歌は「マザコンの歌」という。親孝行なんて生前にできる範囲でやればいいので、亡くなってから大げさに「俺は親孝行をしてあげた」というのもおかしいし、大げさに謝るのもおかしいし、「親の事など気使う日より、あとで恥じない自分を生きろ」と言われたというのも、言い訳がましいと思うね。この歌を「大嫌い」と言い切る久ニ男さんはセンスがいいなぁ。いつだったか、ワレモコウの花束をプレゼントしてくれた友人もセンスがいいんだなぁ。(りっちゃん)





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