うなぎやさんのお薦め・湯呑・壷を展示します


うなぎと茶碗
なぜうなぎ?・南千住 尾花

 やきものに次ぐ趣味は、おいしい鰻重を食することです。
キャリアは10年ちょっと駆け出しです。妻に連れられ、南千住の尾花に行って開眼しました。
妻は子供の頃から名古屋以ば昇、難波いずもやに連れられていたようです。
 尾花蒲焼は文字通りきつね色で、焦げ目はありません。小ぶりのうなきを川の字に並べ
いかだ(時価)は感激ものです。一人で食するのは無理ですが、余ればに詰めてもらえま
す。いまや、こずかいの大半は鰻重うつわ購入に費やしています。
 本日(08.7.24)は土用の丑の日ですが、毎年同じ由来文句には食傷ぎみです。
下田の小川家さんはこの土用丑日のみお休みと聞きました。さすが・・・
写真はうな勝の蒲焼を炊きたてご飯に乗せて、会津一と食しているところです。
このうなぎと茶碗欄の冒頭メッセージは、同じ文句が3頁分共通になっています。

〜うなぎやの紹介と画像に茶碗・湯のみを展示していきます〜
大阪のうなぎ / 画像は美山(桂木陶芸)で作陶させてもらった黒薩摩です。
大阪の勤め先が高麗橋だったことから、元淀屋橋柴籐まむしは食していました。
柴籐にお客さんを連れていこうと、大阪でタクシーに乗ったら、運転手は柴籐を知らず竹葉亭なら知っていると言われ、ちょっと驚きました。竹葉亭は関西の財界人が銀座のうなぎを大阪でも食いたいという要望から大阪にも招聘したと、おばに聞きました。おばは昔、中之島の屋形船を店にしていた柴藤に行ったことがあると言っていました。北浜ニ丁目の阿み彦はカウンターに座ると、地焼きしているのが見えます。曽根崎のお初天神を歩いていて、良いにおいにつられて歩いていくと、大巳の裏でした。500-からうな丼が食せます。
仕事で堺東に行ったときは、鰻の丸藤さんによります。お昼に行ったときうなすき(要予約)と書いてあるのが気になっていました。夜に機会を作って、昼電話を入れると、仕入れの関係で前日まで予約の必要があるとのことでした。でも当日うなぎなべを作ってもらいました。
大船・藤沢・辻堂のうなぎやさん  画像は美山で作陶させてもらった黒薩摩湯のみ
藤沢にはよく行きます。駅近くのはま吉さんはていねいな仕事で満足します。土日は売りきれることもあります。05.9最近お休みのことが多く、ご無沙汰でしばらく振りに行きましたら、若い方に代替りされていました。ていねな仕事は変わりません。再開店の記念品をもらいました。
藤沢本町の「うなぎや」さんは、先日偶然仙台の県庁近くで入った店がうなぎや仙台支店でした。
善行に評判のうなぎやさんがあると聞いており、中々行かなかったのですが、05.9.26お昼に、うな善(ぜん)さん、店の脇に桶が積んで井戸水が流してあり、中の丼(きも吸い付)いただき大満足でした。
藤沢が藤の名所だと知り、急遽でかけることにしました。10.5 もちろん、善行のうな善さんに行きました。カウターで目の前で裂かれた、蒲焼・取り出したキモを焼いてもらえました。大満足です。
下の藤棚の写真です。

辻堂東海岸うな平さんは予約しておくとすぐ食べられます、予約なしだと売りきれになります。味は確か上品なうなぎです。うな菊は大船の商店街の市場の中のカウンターで気軽に食せます。すぐ近くに鎌倉のつるやさんの大船店があります。本店で待って食した時の方がおいしく感じました。

鎌倉に行くと、茅木屋さんに通っていました。ホームペイジ開設前です。重もありますがが好みでした。最近は行っていません。鶴ヶ丘八幡の右手の方に江戸っ子があります。ここもうなぎ問屋さんの店です。横浜大口商店街の駐車場横の小屋で蒲焼を売っているのはここの娘さん夫婦とおかみさんに聞きました。おかみさんは、平塚のうなぎやのこともよく知っていて、話好きです。私の平塚ベスト1大政を紹介しましたが行かれたでしょうか?

 猛暑(07.8.14)の中、鎌倉小町通りを散策のあと、吉兆庵美術館で備前の特別展と廬山人を見て、クラーでしのぎ、7年ぶりに位になりますか、茅木屋さんに行きました。12時にしか開かないので、11:50に行きましたところ開店していて、イス席になった2階にあげてもらいました。
やらかい焦げ目がついた辛口のうな丼の味は全く変わらずですが、味はあっさり目です。一機に食せますが年のせいか少し物足りなさを感じてしまいます。・・・追記07.8.15
千葉・成田川豊さん、湯河原・以世一さん  画像ははじめて作った土鍋です。
佐倉市美術館の「さびしさと向き合って」石田徹也さんの絵が見たくなり、青春18キップで佐倉の川魚和食玉家さんへ行きました。07.12.24追い込みの座敷は予約があり、趣のある二階のはなれに通してもらいました。蒸さない地焼きのボリュームのある蒲焼です。銀座のひょうたんさんをもう少し香ばしくした様子です。
川豊別館さん4年振りに伺いました。上重、味・値段変わりがありません。12時ちょっと前に行きましたが、10分少々で出てきました。前回と同じくイッキにいだきました。06.11.14
成田山川豊別館さん1700-の上重、満足してイッキにいただきました。02.12.17蒲焼の厚み・ご飯ともに大満足でした。別館に行ったら、中庭に池があり、水面がざわざわしていたので、うなぎよ飼っているのかと、思いましたが、鑑賞鯉でした。
歳が明けて、初詣ついでに川豊本店に行きました。03.1うなぎを裂いている横の小上がりで1800-の上重をいただきました。10分程度で出てくるのに、さすが評判どおりこの味は大したものです。
私は先に食した別館の方が感激しましたが・・
2002.3.2.幕山へ梅を見に行く前に、湯河原以世さんへ行きました。小奇麗な・感じ良いお店です。希望でとろろを重に敷いてもらえます。私にはうなぎが少し、やわらかめでした。その後03年ごろに湯河原に行ったとき通りますが、なくなってしまいました。残念です。
小倉・博多・唐津・柳川 /画像飛び青磁小壷
門司に旅行したとき(実は田舎庵うなぎのついでに門司に行ったのですが)、小倉鍛治町田舎庵でせいろ梅,うまき,きもやきをいただきました。どれも完璧ですが、ここのきも焼はにがくなく、甘辛が丁度良く、絶品・極上です。いける口ではありませんが、冷酒とやりたくなり、おみやげを注文してしまいました。セイロ蒸しを食している方が多いようです勿論一級品ですが、うな丼のご飯がやけどするくらいなこと、かば焼は外は香ばしく、中はやわらかです。瀬戸焼うなぎ尾花の蒲焼を同時に楽しめる感じです。いただいたすぐ後にまた来たくなりました。本店は八幡とのことです。また近くの売店の方で柚子胡椒の効いた辛子めんたいこもいけます。八幡田舎庵本店に行きました。03.12.12萩の帰りというより、こちらが旅の目的でした。事前に電話すると、午後5時までとの事で枝光からタクシーで4時ごろに行くと、畳の座敷椅子席に案内されました。肝焼きは売りきれとのことで、うざく・うまき・丼をたのみました。はおわんですが、ボリュームがあり、かしら付です。小倉店よりは、ダイブン甘辛目でした。九州はだいたいそうですが・・翌13日、小倉店にお昼に行って確かめましたから、この件間違いはありません。
博多中州では、ガイドブックに出ている吉塚うなぎ屋本にいきました。関西式のしかっりとした上丼です。うまき600-もいただきました。博多リバレインの中にある柳川屋さんせいろもいけますが、私はここのうなぎすしに目がありません。
唐津やききものを物色に行ったときは、レンタサイクルで竹屋さんに乗り付けました。なかなか趣のある日本家屋の二階のお座敷で特2200-をいただきました。
柳川は、川下りのあと、元祖本吉屋さんで、特せいろむ2,500-はやはりうなぎ好きは一生に一度は食してください。
大分県日田では、小鹿田のかえりに千屋で、ひたまぶしをいただきました。
久留米・熊本・宮崎・鹿児島 画像は青磁ひょうたん壷
JR久留米駅に高速バスで向かう途中、電柱に赤い色のうなぎという文字を見つけました。バスを降り、さっそく行きました。創業文化元年老舗の田中鰻屋さんです。
       
ここのせいろ(写真上右)は、あの柳川からも食べにこられるとか?感激の嵐です。田主丸の若竹酒造さんがやっているわくら野さんへお昼を頂に行く途中見つけてしまいせいろを食してしまいました。大満足です。
熊本では、水前寺公園近くの老舗、東濱屋につれて行ってもらいました。関西式甘辛です。こちらでは、重というと蒲焼とご飯が二段重になっています。その後行ったときは、せいろをいただきました。
03.7熊本市佐土原かわ専ひつまびし2,300-をいただきました。鹿児島産のうなぎとのことです。
宮崎では、かねしんにつれて行ってもらいました。大豆のつぶした味噌汁ずんだ汁といっしょにでてきました。有名な焼きの名人がやっておられると聞く入船さんには行ってみたい。
美山沈寿官陶苑を尋ねたときは、鹿児島天文館末吉に行きました。甘めてりの良い丼です。
同じく鹿児島元祖炭火焼きうなぎのやまげんは、お店が小奇麗なので期待せずに入りましたが、せいろむし、いけました。ここもまた行きたいところです。
豊橋は、丸よさんへ行きました。/画像は丸よさんの丼です。
    豊橋は始めて訪れましたが、変わったメニューがあります。今度うなぎとんかつ・とんかつうなぎ、に挑戦しようと思います。老舗の丸よさんに行きました。02.12.29ここは丼・蒲焼とも皮側が上向きで出てきます。途中でひっくり返して食べました。
四国・・高知はかいだ屋さんに!高松/刷毛目織部湯のみ
高知,春野,運動公園近く、かね春さんに行きました。
 ラーメン屋さんなどと共用の広い駐車場の書面に店はあります。うなぎの入った茶碗蒸しもいけると聞いていたので、蒲焼と茶碗蒸しがついた定食にしました。串を使わず網に1本なりを乗せて焼いています。待つこと20分で出てきました。蒲焼は大阪のまむしのように頭を落として、小ぶりの短冊状で甘すぎず、皮はパリッと、松本のまつかさんのような上品でパンチがあります。蒲焼ご飯にしたのが正解とうなりたい!あつあつでお米がそろってたっています。ランク高いです。また行きます。09.6

高知では、黒潮ライン沿いかいだ屋さん入り口で30分はかかります。と言われますが、香ばしい肉厚の蒲焼です。最初に行ってからは、もう12年くらいになります。3・4年前に店が広くなり表に飛行機がかざってあるので直ぐ判ります。
実は、仁淀川の支流で、天然で有名な大正軒さんには、13〜5年くらい前、2回行っていたのですが・・知らなかったので、いつも藁焼のかつおのたたきをいただいていました。
高松では、御坊川沿い多賀町の魚竹さんで蒲焼のほかう巻きうざくがついたうなぎ定食1400-と1ヶ月後に定食上2,200-をいただきました。甘辛い良い味の蒲焼上は3枚です。帰りは松島二丁目から琴電で宿に帰りました。08.01

松山で、土用の丑の日銀天街を歩いていると良いにおいがしてきました。角から右手を見ると、2階にうな一さんの看板が見えましたが、明かりが漏れていません。女性二人が階段を降りてきましたので、駄目もとで除いてみましたところ、1時間待ちならOKとのこと、ビールを飲んで待ちました。端袋に関東風と書いてあるので、蒸した柔らかな蒲焼かと思いきや!出てきたのはプリプリの裂きたて地焼きうなぎです。(食感はイカ焼きまではいきませんが)女性ばかりで焼いておられます。ちなみに私達が丑の日最後のお客でした。08.7.24
横浜ではやっぱり、 
関内の「わかな」さんです。ごはんがあつあつのうな丼は最高です。お客さんの顔を見てからごはんを炊いているようです。30分以内で出でくるうなぎやさんはもぐりだと思います。
 
しばらくぶりにわかなさんでうな丼をいただきました。08.7.11肉厚のやわらかな蒲焼がどんぶりに一杯、その丼は熱くて持てません。
写真は甥の俊介君が2002.4.7にわかなさんのうな丼2,200-を食しているところです。やはりがいいです。

同じく関内の「八十八」さんもからめのおいしい丼です。土曜日1時で閉まるので、なかなか行けません。02.10しばらく振りに近くに行きましたが、ビルがなく見付かりません。
 以前、八十八さんがあった場所近く(中区相生町)に川昌さんが今年02.4にできました。本店は埼玉にあり、息子さんがこの激戦区に乗り込んできました。鰻重梅2300-とひれ串焼きをいただきました。焦げ目がついた荒々しい焼き、肉厚なかはとろとろ、なかなかいけます。
 
近くビルの地下にに徳川さんがあります。こちらは格式があって、味は確かですが接待向きでしょうか?値段も高め、接待向けと言えば、ハマボールの先にできた麻布の「野田岩横浜店」は天然に挑戦しました。当日は山口産と天然とのことでした。あっさりと肉厚でした。
 2002.8.11.横浜ダイヤモンド地下街で、うなぎやを見付けました。まるだいさんです。大正13年創業で川崎の駅前で長くやっていたそうで、竹重2,200-(当日は1900-にサービス)はなかなかいけましたが、小骨がのどにつかえてしまいました。肝焼きもなかなかのもんです。横浜駅地下街ポルタにあったやはり川崎のうなぎや大沼さん(限定でうなぎすしもあった)が撤退し、横浜駅で急に食べたくなったとき不自由してました。うれしいかぎりです。02.102回目行きましたが、地下街の何周年記念とかで、竹重を今度は1600-にしていました。チョットうなぎが小さかったかな!味お茶のサービスは良かった。お昼の特重1300-もいけます。03.9まことに、残念ながら、まるだいさんも横浜の地下から撤退してしまいました。最近は晩酌セット(ミニうな丼かうな茶がセレクトできる)のファンだったのに!


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