04.01.09(FRI) 二度上峠 上信国境

 今回は番外編、足の指を痛めて思うように動けず、山へも、フォークダンスに行ってお喋りも出来ず、ストレスがたまり気味の妻と二度上峠に車で浅間山を見に行った。

二度上峠の浅間山

 浅間は何処からでも見えるし何処から見ても美しい山である。二度上峠は車で簡単に行くことができてその広大なスケールを充分味わえる場所である。特に空気の澄んだ冬がいい。
 二度上峠へは軽井沢から行ったのでは浅間山に出会う感激が薄められてしまう。やはり高崎から国道406号で倉渕村に向かい、権田の三叉路から県道長野原・倉渕線で二度上峠を越えるのが良い。この時期交通量は少ないから、峠を越えた途端に眼前に広がる雄大な浅間山を独り占めに出来る。浅間に出会ったら外に出ていちばん見晴らしのいい所から五感を総動員して浅間を味わいつくす。双眼鏡でそのデテールを精査するのも良い。この日は条件が良くて浅間山と四阿山の間に北アルプスもはっきり見る事が出来た。
 

 帰りは軽井沢に下って、日帰り温泉でゆっくりして帰る。途中、峰の茶屋から中軽へ下る国道146号から見える浅間山も迫力がある。雪の表面が黒く汚れているのは噴気に砂が含まれているためだろうか。かすかに見える浅間山の噴煙だが秘められたエネルギーの大きさを感じる。
国道146号、軽井沢・峰の茶屋付近から見た浅間山

 二度上峠の尾根続きに浅間隠し山が見えたので紹介しておきましょう。ご覧のように山頂はカヤトの、360度大展望の山です。峠のすぐ手前の沢が登山口で、山頂までのコースタイムが1時間半位、天候さえ選べば雪山ハイク向きの山です。駐車場は峠までの間に3箇所ほど用意されていますが、除雪はされていません。トイレもありません。
二度上峠から浅間隠し山





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