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2001/6/20開通と2002/1/16開通『ADSL』レポートのページ


2001/6/20開通『東京電話フレッツADSL』レポート

4/27日わが春日部市にもフレッツADSL開始のメールが契約しているプロバイダーの東京電話さんから届く。早速NTT東日本のサイトへ家の電話番号が対応しているのか確認しに行く。とりあえずOKらしいので早速その場で申し込む。プロバイダーがNTT系じゃないのでADSL開通はNTT系より遅くなると私は予想。

4/28日NTT東日本から申し込みの確認のメールが届く。

  1.お客様→弊社  ホームページにてお申込を頂戴いたしました

  2.弊社→お客様  フレッツ・ADSLご提供のための設備を確認致します

  3.弊社 →お客様 電話等でご連絡を差し上げ、ご提供の時期をご案内致します (直ちにご提供ができる場合は、工事日を決定いたします)

  4.お客様→プロバイダ 本サービス対応プランをご契約頂きます

  5.弊社 →お客様 ご利用案内を郵送致します(工事日の前日まで)

  6.弊社 →お客様 工事実施

    ADSLモデム・スプリッタにつきましては弊社からのレンタル/お買取りをお選びいただけます。また、取り付工事につきましても(1)弊社で取り付け工事を実施/(2)お客様ご自身でのお取り付けをお選びいただけます。

上記(1)をご希望の場合はお客様宅にお伺いし、工事させて頂きます。上記(2)をご希望の場合は、弊社より機器をお届け致します。

  7.お客様 ご利用案内に従い、パソコンの設定をしていただきます

ここでADSLモデムが品不足のため作業が大変遅れている趣旨の説明がある。(モデムを入手すれば早急に開設可能と理解)

でここから一ヶ月以上何の連絡も無し。(40日)

6/2日秋葉原で同型と思われるモデム(スプリッター付き)を入手。24,800円税抜き(これはヨドバシカメラで買えばポイント分だけ得だった)。とりあえず開通までにモデムの動作試験。あまり時間がかかると故障の場合クレームをいれずらいので試験。スプリッター等の設置も完了。

6/4日NTTの116番へADSLモデムレンタルのキャンセルを連絡。同時に現在の進行状況を聞く。現在は4/26日申し込み分の対応で追われているとの説明。

6/7日NTTの工事担当者からTEL有り。18日の17時には開通する予定だそうです。ADSLモデムのレンタルキャンセルの再度確認したら連絡が入っていないとのこと。その場でADSLモデムキャンセルの件の念押し。

6/14日NTTからキャンセルしたはずのモデムが送られてくる。セットアップのCDはありがたく使わせていただきました。

6/19日15時40分頃30分以内に開通するという、連絡先を携帯電話にしたにも関わらず当該電話に電話有り。予定より一日遅れ

50分くらいにはモデムに信号が来る。ADSL回線開通。申し込みから53日目

LANカードやADSLモデム・パソコン・プロバイダー等のマニュアルに従い接続ソフトをインストール、パソコンの設定をして接続試験。 つながらない。

同じLANカードを二枚差しがいけないのか?PPPoEプロトコルがLANカードを誤認しているのか?自作パソコンだからどこか設定が特殊なのか?色々といじっているうちにNTTのテストページにはつながるようになった。ここでダウンロードの速度測定、1,123kbit/s早い。数回測定して平均は大体1,150kbit/s位、ISDNの18倍。ISDNで18分かかるダウンロードが1分で終わるわけではない。しかも近所でも使う人が増えると遅くなる可能性有り。でも十分速い。

今度は東京電話に接続。エラーが出て止まる。設定を確かめるが原因は不明しかしユーザー認証でエラーが出ているらしい事をメッセージで通知される、数回トライした後あきらめて東京電話に電話をかける。

オペレーターのお姉ちゃんに一つ一つOSやモデムの設定を確かめてもらう。おかしいところは無し。これではもっと見つけにくい所とか周辺パーツとの相性、マザーボードの設定等が原因として浮かび上がるので目の前真っ暗。

そのうち、料金プランについて質問されて1,750円のつなぎ放題のやつと答えたら、それはADSL対応ではないとのこと。同じ値段でフレッツADSLの料金に変更するようにとの説明。同じ値段なのであまり気にもしていなかったが変更が必要だったのね。で他のパソコンの56kモデムで東京電話インターネットのサイトに行って変更手続きをして10分後くらいには接続OK。今回のパソコンの56kモデムは外してしまったのでもう一台のパソコンがなかったらまたモデムを積み替えて1回のためにまたダイアルアップの設定をしなくてはならないところだったです。インターネットエクスプローラの設定をしてみる。アウトルックもダイアルアップからLAN接続に設定。FTPソフトの接続はどう設定するんだ?と悩んだあげくADSLで繋いだ状態で更新で問題なく作動。まだまだ設定が変なところは有るはずだがとりあえずはOK。

早速マイクロソフトのサイトに行ってウィン2000アップデートをダウンロード。時間は30秒位かな。速。

今回NTTのおかげで準備期間は腐るほどあったので結構情報は事前に集めていたのですが足りなかったですね。今後の展望としてはとりあえずLANのインターネット接続の共有で他パソコンからの接続を可能にするか。ADSLルーターを付けて複数台同時接続出来るようにするか。所詮は光ファイバーが普及するまでのリリーフなのであまりお金をかけずに光ファイバーのインフラの普及を待とうと思います。NTTに頼らない有線ブロードネットなんかにも期待しています。スピードネットはあまり速くないので・・・。

あとADSLについては他の会社がNTTの施設を借りて春日部でサービスを開始する場合も乗り換えをまじめに検討します。私は東京めたりっくなんかの会社への方がNTTより気持ち良くお金を払えると思う。

 

私が上記の考えに至るバックボーンを説明します。

NTTはもとは電電公社と言い国営企業だった訳です。ですから日本国内に於いては競争原理が働かず電話回線だけに7万円程の債権が必要で実際に電話を引くには10万円以上の金額が必要だったわけです。ところが第二電電や民営化なんかで形ばかりとはいえ競争が生まれ利益を出すために携帯電話をより魅力的な物にして行ったら、いつしか世の中の大半の人は固定電話が無くても不自由が無い事に気づいてしまい携帯電話の普及に加速が付いて、ますます固定電話がつまらない物になってしまったわけです。そこで当時携帯電話の不得意分野である高速データ通信の分野に生き残りをかけてインフラの整備をしたが、親方日の丸感覚が抜けずNTT自身が整備の遅れている分野に於いて他の通信事業者へのインフラの貸し出し等に公平さを欠き、他業者も結局自前でインフラを整備する必要に迫られ多額の出費を余儀なくされ。これにより日本の通信事業は韓国に抜かれるわけです。NTTも民間企業なのだから会社の持ち物をライバル会社に貸さなくてはならない義務は無いと言う人もいますが、いまだに半国営ですからね、全国の電話網は税金で整備された物であって民間企業が私物化して良い物ではないのです。

ISDNって必要な人ってどのくらいいます?アナログがデジタルになっただけ、一回線で二回線分使えるとかでデータ容量が増えたわけでもないし、新たに多額の設備投資が必要な割には恩恵が少ない、本当に必要な人ってそうはいないんじゃない。

現在のアナログ回線の次に整備するのは光ファイバーこれは間違っていなさそう、近い将来、電話はパソコンと融合してしまうでしょう。

光ファイバー網整備には時間が掛かりすぎるので、間に中継ぎのインフラが必要になったのでデジタル(ISDN)ですか?現在のインフラを改修するだけで使えるアナログの10倍のメリットが有るADSLに行かないのは先見性が無かったですね。

以上の理由からNTTは日本の通信事業及びインターネットの発展を阻害した張本人だと思うからです。

 

おまけ

私が東京電話(TTnet)を選んだ理由、1999年末そろそろ私もパソコンをインターネットにつなぐ話が現実味を帯びてきて情報収集をしているとき東京電話の電話勧誘だったかなが来て話を聞いてみるとまず料金的な安さ(うちはそんなに電話をかけないのでそう差は出ないが)と。独自の光ファイバー網を持っているという将来性で電話をまず東京電話に変えた。この時点で候補はNTTの回線を使うプロバイダーと東京電話・有線放送で予定のインターネット事業・春日部には来ていないがケーブルテレビ系・CS放送の5種類のインフラ候補で、プロバイダーがどうのというのは次の話。この時点で当時春日部で利用できたのはNTT系と東京電話の二つ、NTTには当時一押しのISDNがあって危うく乗ってしまいそうだったがTAや回線変更など初期投資が掛かるのでISDNは見送り。で56kモデムのプロバイダーから候補を上げてみるとまず市外局番を使うプロバイダーは電話代が高くなるので消去。残った物からコストが安い物を選んだら東京電話だったわけです。東京電話の加入電話からなら3分8円固定、未加入電話からかけることはまず無いと思いました。結果的にそこそこの安さとつながりやすさを入手できました。月の通信費は30時間ほどつないでも5千円くらい接続料は1750円固定ホームページ開設費は5MBで250円。トータルでは満足です。

今回ADSLに変更に伴い従来の通信費分をNTTに払う形になるのがとても残念です。東京電話さんもADSL事業を始めません?NTTのモデムが流用できるのなら喜んで乗り換えます。でももう光ファイバーも始まっちゃうのかな?

 

2002/1/16開通『東京電話eアクセスADSL』レポート

6/20日ヤフーがADSL事業受付開始。NTTの5倍の速度8Mbit/sで2280円(NTTの半額以下)bit/sあたり1/10の値段ISDNとはbit/sあたり1/100の値段かな。初日で20万件の申し込みが有ったらしいNTT回線でこれまでに普及したのが15万回線(5月まで)らしいので一日で受注は越えた計算。仕事の遅いNTTが2年近くかけてやっとここまでなのにヤフーは速い。これでまたADSLの値段が下がった。でも今回私はヤフーに乗り換えの見直しは慎重に行います。今から申し込んでも実際の工事は20万番目だものヤフーのインフラの状態がよく判らないけど実際に現場で作業するスタッフがそんなに多いとは思えないしモデムが十分に供給されるか不安が有ります。申し込んで半年待たされるようなら光ファイバーまでの期間が短いかも知れない。でもADSLなんてモデムを配達しちゃえば大半の人は自分で取り付けられるからね。こんなに普及が遅れたのはNTTが社内の機器の変更をさっさとやらないからです。もっとまじめにやれば今回ヤフーに申し込んだ顧客もNTTで取り込めたはずです。しかも料金の高いうちにね。

モデムと言えばUSB接続のADSLモデムがメルコから出るらしいね1万7千円位

ところでNTTの計画中の光ファイバーって10Mbit/sじゃなっかったっけ?今回ヤフーで8Mbit/sを体験した人が10Mbit/sに乗り換えることはないでしょう。だって一部地域とは言え有線ブロードネットワークが光ファイバーを100Mbit/sで運用中だものしかも整備済みの同軸ケーブルに光ファイバーを付けていくだけで地域拡大が出来るメリットは強い。インターネットネットが速くて安ければみんながネットを電話の様に使うから、高い電話を使う必要が無くなるはずNTTの光ファイバーや固定電話の存在自体が危ないんじゃない?1.5Mbit/sで試験中のソフトバンクのスピードネットは死んだ?

8/2日ADSL初回請求分の支払い日割りされているのと明細がないので個々の金額は不明。

10/10日東京電話さんも速度8Mbit/sのADSLが12月から始まる。早速仮申し込みをしました。モデムは又入手しないといけないかな。ADSLルーターが先日故障した。ルーターの故障は保証期間内なので無料だったけど。不具合が見つかったので交換となりました。交換なら40日もかけるなっちゅうの。まあ覚悟はしていたので安いルーターを購入してしまった。NTTの接続ソフトはとても不便。

12/4日東京電話ADSLの先行本予約申し込みをする。

12/5日NTTのADSLを10日付で解約を申し込む。モデムとスプリッターはレンタル扱いにはなっていないらしい。工事の都合上11日に廃止になるとのこと。

12/11日NTTのADSLが停止となる。夕方、佐川急便の営業ドライバーが機器の引き取りに来ました。そんな話は聞いていないので丁重にお帰りいただく。あとはモデムを郵送していただいて、工事が済んだらADSL開通だと思う。現在は56Kのナローバンドで従量課金制なのでとても不自由。

12/26日やっとイー・アクセスから開通手続き開始のメールが来る。こんなに手続きが遅れるのならフレッツADSLを解約するのは2001/1/10日位で良かったんじゃないか?とりあえず東京電話に文句のメールを送る。

12/28日NTTの回線適合の通知あり。2002/1/16日開通予定だそうです。(申し込みから37日で開通。東京電話のアナウンスの20〜30日程度も軽くオーバーだね)全然早くないジャン。これで速度も遅かったら暴れちゃうよ。

 

 

2002/1/28