1/2ドラえもんの製作

自作1/2ドラえもんの製作について紹介します。後から書いていますので製作途中の画像がありませんが、いつかまた作る機会がありましたら詳しくUPしたいと思います。        

 

本体の主な材料 ・デコパネ(ホームセンター等で売っている飾り用ボード。青と白を使用)
・1mm厚航空ベニヤ少々(モーターマウントと動翼のホーンに使用)
・15×15位のバルサ棒(モーターマウントに使用)
・15mm厚バルサ(鼻に使用 デコパネを重ねてもいいかも..)
・プラ板
・ベルクロテープ
・カッティングシート(白)
・ビニールテープ(赤) ...等
1.テンプレートの切り出し デコパネをニクロム線で抜くのに必要です。キャラクター商品等からモデルを必要な大きさにコピーして、ベニヤ板または集合材に張り付けて糸のこ等で切り出します。手と足は本体とは別に作ります。周辺部はニクロム線が引っかからない様にヤスリをかけて滑らかにしておきます。これが一番面倒かもしれません。私は3mm厚の集合材を使いました。手と足はそれぞれ一枚あれば良いですし、私の場合、本体は丸々切り出しましたが、左右どちらか半分を切り出して片側ずつ裏返して使った方が、効率的ですし左右の対称も間違いなくできると思います。(足は動翼になりますので若干大きめに切り出します。)
2.胴体と手、足の切り出し 1項で作ったテンプレートを使用してニクロム線でデコパネを抜いていきます。市販のスチロールカッターでも充分と思いますが、直角に抜くためにピアノ線と余った木片を使って、カッターを作ってみました。切り出し作業はニクロム線の温度とスライドさせる力を上手く調整して下さい。結構簡単です。3分ほどで完了すると思います。
3.垂直安定板の切り出し 安定飛行のためには垂直安定板がポイントです。おしりの部分だけでなく、胴体側面積の意味合いと機体強度確保のため頭の部分までの長さにします。材料はやっぱりデコパネ、形状は適当です。1mm厚のプラ板をエポキシで付け足して、しっぽも付けましょう。
4.モーターマウントの製作 1mmベニヤの上に15×15mm位のバルサ棒2本を接着して、マブチ純正の取付金具でモーターを固定します。バルサ棒の内側はモーターのRに合わせてヤスリで削ります。単二型乾電池に紙ヤスリを巻き付けて削ると丁度いいRになりました。同時にダウンスラストもバルサを削って調整します。ダウンスラストは7〜8度位必要です。取付金具の爪はニッパーで切り取ります。(もっといいモーター取り付け方法もあるかもしれません。)
5.バッテリートレーの製作 1mm厚の軽量発砲プラ板があったので、これをバッテリーの形状に合わせて加工してトレーとします。バッテリー自体はベルクロテープで固定することとします。中にカー用品店等で売っているすべり止め用のゴムシートを敷きました。
6.動翼(足)の加工・取付 切り出した足は動翼になりますので、動作角を確保するためテープヒンジ取り付け側のエッジは斜めにカッターで切り取ります。同様に胴体側も少し斜め加工します。ホーンは1mmベニヤから切り出し、動翼の取り付け部分にカッターで幅1mm、適当な深さの切り込みをいれてエポキシで接着します。
胴体への取付はテープヒンジを両面から貼ります。私の場合18mm幅の3Mクリアーテープ(セロテープ)を使用しています。これは接着面が大きく剥がれにくい(と思う)ためです。
7.手の取付 手と胴体側の接着面を紙ヤスリで均一にしてエポキシで接着します。効果の程は分かりませんが、安定性確保のため2mm位斜めに取り付けています。(ねじり下げ効果??)
8.機材配置の確認 各部品の接着前に一度全ての機材を仮搭載して、重心位置の確認を行います。サーボやスピコンのコード長にも注意して配置を決めます。重心位置は最終的に頭の先から足の先の長さの28%位に落ち着きました。重心を見ながらバッテリーの取付位置を胴体にマーキングし、バッテリーの取付位置に合わせて垂直安定板の前部をカッターで詰めていきます。受信機とサーボは垂直安定板に固定しますので該当箇所に切り抜きを入れておきます。
9.垂直安定板他の接着 垂直安定板、モーターマウント、バッテリートレーを接着します。垂直安定板は当然ながら胴体と直角になるよう気を付けてエポキシで接着します。モーターマウントはサイドスラストを付けて接着した方がいいと思います。バッテリートレーもエポキシで接着したのですが、硬化後パコッと外れてしまいました。エポキシの効かない材質だったようです。エポキシとの間に瞬間接着剤を付けて接着し直しました。
10.鼻の製作 鼻は手投げの際に持ちますので、強度と厚みが必要です。15mm厚のバルサを丸く切り出し面取りして赤く塗りました。
11.仕上げ 顔とおなか部分は白いオラカバ等の被覆フィルム(透けないもの)を貼ってもいいのですが、アイロン付けに気を使いますので、私はカッティングシートを使いました。顔の輪郭等はキャラクター商品から写し取って、油性ペンで好きな表情をつけるといいと思います。ここでも厚紙で作ったテンプレートを使うときれいに仕上がります。胴体等の青いデコパネを切り取った縁は青のマーカーで着色します。首には赤いビニールテープを貼っています。鈴も付けましょう。鼻は取付部分のフィルム(シート)を剥がしてエポキシでしっかりと接着します。
12.機材搭載 モーターユニット、スピコン、受信機、サーボ等を搭載してリンケージを行います。余ったコードはセロテープ等で留めておきます。リンケージはたわまない様にします。(0.8mmピアノ線では強度不足でした。)
13.完成 以上で完成です。エレボンミキシングにより舵角はエレベータ、エルロン共にそれぞれ25mm位に設定しました。重心位置とダウンスラスト量は、飛ばし方により変化しますし、もっといい値があるかもしれません。

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