トミカコレクション館

トミカコレクション館・特別展示場

トミカ№11-3・スバルレガシィに裏版バリエーションを発見！

トミカ№11-3のスバルレガシィは2003年10月
に登場しましたが、その半年前にスバル特注
としてディーラーを通じて新型レガシィを試
乗した来場者に配布されている、という少し
珍しい経歴を持っています。そういった経緯
から、裏版のナンバーは刻印されておらず、
正式にトミカとしてラインナップに加わった
後もナンバーはタンポ印刷されていました。し
かし、最近になって、裏版のナンバーが刻印さ
れているバリエーションが確認されましたので、
今回はこれについて取り上げてみたいと思い
ます。

※左の写真は左側が「№11印刷バージョン」、右
側が「№11刻印バージョン」です

※画像拡大

これが証拠です。下が当初出ていた「№11印刷バージョン」、
上が今回確認された「№11刻印バージョン」です。

そもそも、私がこれを発見したのは「トミカクジⅥ」のレガ
シィをコレクションルームに飾ろうと、箱から出して何気な
しに裏を見たときでした。すぐさま、一般販売品を見比べて
みて、裏版のバリエーションを確認した次第です。

「販売版も裏版が刻印されているものになっているのでは」と
すぐに考えましたが、近くのショッピングセンターでレガシ
ィを購入し、確認したところ、案の定、刻印バージョンにな
っていました。

※画像拡大

ところで、「№11刻印バージョン」は塗装も修正されている
みたいです。当初発売された、いわゆる「印刷バージョン」
は「塗装が厚くなっている」と一部コレクターから不評が出
ましたが、現行のは適度な厚さになっているように見えます。
特に後部はその傾向がよく分かると思います。上の写真
では少々見づらいと思いますが、両方のブレーキランプの
隣にある銀色のラインの太さが違うのが確認できます。

裏版のバリエーションといえば、最近では３月に発売された№75
-7・スマートフォーツークーペが有名ですが、こちらについては
あまり知られていないみたいですね。