ガシャポンHGコレクション館
特別展示場

もうこれは「食玩」じゃない
       〜超可変ファイズマシン
 先月発売された「超可変ファイズマシン」を買いましたか?
もうこれは「食玩」ではありませんね。本シリーズはオートバ
ジンとサイドバッシャーがラインナップされているのですが、
ビークルモードからバトルモードに変形ができるのです。


ビークルモード形態 ※画像拡大


バトルモード形態 ※画像拡大

 変形の凄さは上の写真の通りなのですが、実際にやって
みて感じたのは、オートバジンよりもサイドバッシャーの
方が意外と変形が単純だったということですね。「55
5」本編を見てる人はお分かりだと思いますが、両方とも
変形シーンはCGを使用している(サイドバッシャーのバ
トルモードはすべてCG)ので、玩具化を前提にしている
とはいえ、複雑な変形が可能だし、実際に見ていても複雑
に変形しているように見えます。オートバジンはそれなり
に手間がかかるのですが(もっとも、慣れればそうでもな
い)‥‥‥。

 私くらいの年齢、すなわち30歳代なら変形バイクの元祖
は「電人ザボーガー」(74年〜75年放映)を思い浮かべる
と思いますが、30年経つと変形も進化しましたね。ザボー
ガーは構造的に無理がありますが、オートバジンもサイド
バッシャーも無理のない変形プロセスになっているように
思えます(ついでに言えば、サイドバッシャーのバイク部
分とサイド部分上下で合体させる、というアイデアは秀
逸)。まぁ、ザボーガーもリアルタイムで見ていたときは
構造的な矛盾をぜんぜん感じなかったことを考えれば、そ
れだけ変形バイクという発想は当時としては斬新だったと
いうことだったのですが‥‥。

 最後に欲を言えば、同スケールのファイズ&カイザのフ
ィギュアでもあればいいのですが、オートバジンはやはり
食玩の「DX仮面ライダーファイズ」のファイズとほぼ同
じスケールのようなので、一緒に並べても違和感はありま
せん。持っている方は是非とも並べてみてください。

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